海外安全情報の検索



05月の渡航関連情報
(2024年05月1日~31日の発出情報)


I.「海外安全情報(危険情報)」
5月15日 トルコ 【危険レベル】 ●シリアとの国境地帯 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続) ●ディヤルバクル県及びイラクとの国境地帯 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) ●ハッカーリ県、シュルナク県、ハタイ県、キリス県、ガジアンテプ県、シャンルウルファ県、マルディン県の一部(シリア又はイラクとの国境地帯を除く) レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) ●イスタンブール県、東部11県(トゥンジェリ、エラズー、ビンギョル、ムシュ、ビトリス、ヴァン、ウードゥル、カルス、アール、エルズルム、エルジンジャン)及び南東部5県(バトマン、シールト、アドゥヤマンの全域(継続) ガジアンテプ、シャンルウルファの県都以北(引き下げ) レベル1:十分注意してください。 【ポイント】 ●シリア北東部において、トルコ軍とYPG(クルド人民防衛隊)等クルド系武装組織との衝突が散発的に発生しています。そのためシリアとの国境地帯では、テロ、誤爆、流弾等の危害が及ぶ可能性があることから、どのような目的であれこの地域への渡航は止めてください。既に滞在中の方は直ちに退避してください。 ●ディヤルバクル県及びイラクとの国境地帯では、治安当局を狙ったテロや治安当局とPKK(クルド労働者党)との衝突が発生しています。どのような目的であれ渡航は止めてください。 ●イスタンブールでは、2022年11月13日、イスタンブール市ベイオール区イスティクラル通り(タクシム広場付近)において、爆弾テロ事件が発生したほか、最近でもテロ事件が発生しています。今後も最新の治安関係情報の入手に努め、不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。

5月16日 イラン 【危険度】 ●パキスタンとの国境地帯 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続) ●ケルマンシャー州及びイーラーム州のイラクとの国境地帯 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続) ●イラク(上記を除く)及びアフガニスタンとの国境地帯 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) ●シスタン・バルチスタン州(チャーバハール市及び同市周辺の自由貿易地域並びにアフガニスタン及びパキスタンとの国境地帯を除く) レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) ●シスタン・バルチスタン州チャーバハール市、同市周辺の自由貿易地域及びケルマーン州 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き下げ) ●首都テヘラン他、上記地域を除く全地域 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き下げ) 【ポイント】 ●2024年4月1日にザーヘディ革命ガード・コッヅ部隊准将が殺害された事案は、シリアにおけるイラン外交関連施設にいたザーヘディ准将を含む革命ガード高官等を狙って同施設に対する空爆が行われたもので、イスラエルの関与が指摘されています。この攻撃を受け、4月14日には、イランによるドローンやミサイルを用いたイスラエルへの攻撃が行われたほか、4月19日にはイラン中部イスファハンで爆発事案が発生するなど、イラン・イスラエル双方による軍事的措置の応酬による対立の更なる激化が強く懸念される状況にありましたが、その後特段の事案の発生は確認されていません。また、イラン国内での外交・経済活動は平常どおり実施されていることなどから、シスタン・バルチスタン州チャーバハール市、同市周辺の自由貿易地域、ケルマーン州、及び首都テヘラン他の地域の危険レベルを2に引き下げます。 ●一方、引き続き不測の事態が発生するおそれは否定できないことから、これらの地域への不要不急の渡航は止めてください。 ●パキスタン、イラク及びアフガニスタン国境地帯等では、治安部隊と反政府組織との衝突等がみられます。どのような目的であっても同地域への渡航は止めてください(一部地域には退避勧告が発出されています)。

5月20日 ニューカレドニア 【危険レベル】 ● ニューカレドニア全土 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(新規) 【ポイント】 ● 2024年5月13日以降、独立派による抗議活動の激化により、道路の封鎖、略奪、建物・車両等に火を点ける行為等が発生しました。これを受け、5月15日(フランス時間)、マクロン・フランス共和国大統領は、ニューカレドニアの治安情勢の悪化に対処するため、ニューカレドニア全土に非常事態を宣言しました。 ● ニューカレドニアへの不要・不急の渡航は止めてください。また、滞在中の方は、報道等により最新の情報を入手するとともに、ご自身の安全確保に努めてください。

5月30日 北マケドニア共和国 【危険レベル】 ●北マケドニア共和国北部(首都スコピエ市を除く)、北西部及び西部 レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●北マケドニア北部(スコピエ市を除く)、北西部及び西部では、近年情勢は安定しているものの、アルバニア系とマケドニア系との間で衝突が発生する可能性が排除されないため、十分注意してください。




II.「海外安全情報(スポット情報、広域情報)」発出状況(4件)
5月13日 ジョージア ジョージアにおける抗議活動に関する注意喚起
5月17日 ニューカレドニア ニューカレドニアの治安情勢に関する注意喚起
5月29日 大韓民国(韓国)、台湾、中華人民共和国(中国)、フィリピン、ベトナム、香港、マカオ、北マリアナ諸島、グアム、ハワイ、ミクロネシア、パラオ 台風シーズンに際しての注意喚起
5月30日 アメリカ合衆国(米国)、カナダ、ハワイ、エルサルバドル、キューバ、グアテマラ、コスタリカ、コロンビア、ジャマイカ、ドミニカ共和国、トリニダード・トバゴ、ニカラグア、ハイチ、パナマ、バハマ、ベネズエラ、ホンジュラス、メキシコ、アンティグア・バーブーダ、バルバドス、ベリーズ、ドミニカ国、グレナダ、セントクリストファー・ネービス、セントルシア、セントビンセント ハリケーン・シーズンに際しての注意喚起