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10月の渡航関連情報
(2021年10月1日~31日の発出情報)


I.「海外安全情報(危険情報)」
10月7日 パナマ ●ダリエン県、エンベラ自治区及びクナ・ヤラ自治区の各一部及びコロンビアとの国境地域 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) ●チリキ県ダビ市、西パナマ県ラ・チョレーラ市、同アライハン市、パナマ県パナマ市、同サン・ミゲリート市及びコロン県コロン市 レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●コロンビアとの国境地域では、犯罪組織のメンバーが麻薬の密輸等を行っており、治安当局と銃撃戦になるケースもありますので、不要不急の渡航は止めてください。 ●パナマ市内では、銃器を用いた殺人等の凶悪事件が発生しておりますので、十分注意してください。

10月11日 マリ 【危険度】 ●トンブクトゥ州、キダル州、ガオ州、モプチ州、セグー州、クリコロ州北部、カイ州北部、メナカ州及びタウデニ州  レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続) ●首都バマコを除く上記以外の地域  レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) ●首都バマコ  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) 【ポイント】 ●2020年12月18日、マリ暫定政権は、治安危機及び新型コロナウイルス感染拡大への対応として、マリ全土に非常事態宣言を発令しました。これにより、国防・治安・司法・行政当局の権限が強化されています。 ●2020年8月及び2021年5月、マリ国軍一部兵員による2度の武力政変が発生するなど、政治社会情勢が不安定です。 ●マリ全土において、テロ・誘拐事件等の不測の事態に巻き込まれる高い脅威があります。やむを得ずマリへ渡航する場合には、厳に首都バマコに留まるようにしてください。

10月21日 イラク 【危険度】 ●ニナワ県(以下に規定するニナワ平原経由幹線道路を除く。)、キルクーク県、サラーハッディーン県、アンバール県、バグダッド県(以下に規定するルート・アイリッシュ、バグダッド国際空港敷地内及びインターナショナル・ゾーン(以下「IZ」という。)を除く。)、ディヤーラ県、バービル県、ワーシト県、並びにクルディスタン地域(エルビル県、スレイマーニーヤ県及びドホーク県)のニナワ県、キルクーク県、サラーハッディーン県及びディヤーラ県との県境付近(以下に規定するニナワ平原経由幹線道路を除く。) レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続) ●エルビル県エルビル市とドホーク県ドホーク市間を移動する場合に通過するニナワ県のカラク、バーダラシュ、ルビア及びバーダラを経由する幹線道路並びにこれ以北のニナワ平原を通過する幹線道路(以下「ニナワ平原経由幹線道路」という。)、バグダッド国際空港とIZを結ぶ空港道路(以下「ルート・アイリッシュ」という。)並びにIZ レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続) (真にやむを得ない事情でこれらの道路を通過、又はIZに渡航・滞在する場合は、所属企業や団体等を通じて組織としての必要かつ十分な安全対策をとってください。) ●エルビル県(エルビル市並びにニナワ県、キルクーク県及びサラーハッディーン県との県境を除く。)並びにスレイマーニーヤ県及びドホーク県のトルコ、イラン又はシリアとの国境付近 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) ●中南部・南部7県(カルバラー県、ナジャフ県、ディワーニーヤ県、バスラ県(バスラ国際空港敷地内を除く。)、ムサンナー県、ズィーカール県及びミーサーン県) レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) (やむを得ない事情で現地に渡航・滞在する場合には、所属企業や団体等を通じて組織としての必要かつ十分な安全対策をとってください。) ●バグダッド国際空港敷地内(バグダッド国際空港敷地内のホテル及びイラク航空国際ビジネスセンターを含む。)並びにバスラ国際空港敷地内 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) (やむを得ない理由からこれら施設敷地内に立ち入る、又は滞在する方は、専門家のアドバイスを受け、空港敷地内での滞在期間を必要最小限にするなど、十分な安全対策を取ってください。) ●エルビル県エルビル市、並びにスレイマーニーヤ県及びドホーク県のうちトルコ、イラン又はシリアとの国境付近並びにニナワ県、キルクーク県、サラーハッディーン県及びディヤーラ県との県境付近を除く地域 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) 【ポイント】 ●イラクでは、2017年12月に政府によりイスラム過激派組織「イラクとレバントのイスラム国」(ISIL)からの全土解放が宣言されましたが、ISIL分子によるテロが引き続き発生していること等を踏まえ、レベル3以上の地域には、原則、どのような目的であれ渡航は止めてください。 ●武装グループとイラク政府との間で駐留米軍戦闘部隊のイラクからの撤退期限である2021年12月31日まで、米国権益に対する攻撃休止に合意したと発表されましたが、現在も武装グループの分派による米国駐留基地へのロケット弾や爆発物を搭載したドローンによる攻撃が散発しており、引き続き流れ弾等による誤爆に巻き込まれないよう警戒が必要です。 ●2021年1月21日、バグダッド中心部のタヤラーン広場付近の市場で、自爆ベストを用いた無差別テロが発生し、死者32名、負傷者110名にのぼる大事件となりました。また、この6か月後の7月19日、バグダッド東部のサドル・シティー地区にあるアルワヒーラート市場で、死者35名、負傷者57名の自爆テロが発生しました。いずれのテロ事件もISILが犯行声明を発出しており、人が多く集まる場所や米国が関係する祝祭日、宗教祭事期間中は特に警戒が必要です。 ●2021年9月5日、エルビル市内で複数のテロ攻撃を計画していたISILの工作員7名が治安当局に逮捕されました。捜査における供述によると、外国人が頻繁に訪れる場所や市内で最も人が集まる城塞付近の市場で、車両爆弾テロを企てていた模様です。これまで比較的治安が保たれていたエルビルにおいても、人が集まる場所へは近寄らない等注意が必要です。 ●2021年10月10日にイラク国民議会選挙が行われました。選挙結果に対する抗議デモなどの頻発や、治安部隊等との衝突も予想されます。政党事務所周辺や政府関係施設付近には近づかない等細心の注意が必要です。 ●新型コロナウイルス対策の一環で、 新型コロナウイルス非感染証明書の所持が義務化されています。イラクでは、新型コロナウイルスの感染者数は減少傾向にありますが、イラク国内の医療事情やイラク国民のワクチン接種率を踏まえれば、感染予防対策を含む健康への留意が極めて重要です。

10月27日 セネガル 【危険度】 ●カザマンス地方(ガンビア南部国境地域,ギニアビサウ及びギニア国境地域)  レベル3:渡航は止めてください。(継続) ●カザマンス地方(上記国境地域及びジガンショール市内を除く)  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) ●マリ国境地域  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) ●上記地域を除くセネガル全域(カザマンス地方ジガンショール市を含む)  レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●カザマンス地方においては、セネガル政府軍と反政府武装組織「カザマンス民主勢力運動」(MFDC)を巡る情勢は改善しつつあり、交戦も国境地帯に限定されていますが、セネガル政府軍がMFDCの制圧に力を入れており、今後MFDC側の反発・反撃も予想されます。 ●近年、マリ、ブルキナファソ、ニジェール等において、イスラム過激派組織によるテロ事件が頻繁に発生しており、イスラム過激派組織がフランス及びセネガルを含む同盟国を攻撃対象とすると明言しています。加えて、セネガル国内でも過激主義に傾倒する人物の存在が確認されていることから、今後、テロ等が発生する可能性は排除できません。

10月28日 ガンビア 【危険度】 ●全土  レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●2016年に発足したバロウ政権により、ガンビア国内は、平和的に情勢が推移しているものの、大統領選挙を前に政治的混乱も見られることから、危険レベル1を継続します。引き続き渡航は十分注意してください。




II.「海外安全情報(スポット情報、広域情報)」発出状況(6件)
10月8日 インド、インドネシア、大韓民国(韓国)、カンボジア、シンガポール、スリランカ、タイ、台湾、中華人民共和国(中国)、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、香港、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、ラオス、モルディブ、北朝鮮、マカオ、ブータン、アフガニスタン、アラブ首長国連邦、イエメン、イスラエル、イラク、イラン、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、シリア、トルコ、バーレーン、ヨルダン、レバノン、オーストラリア、ソロモン諸島、サモア、ニュージーランド、パプアニューギニア、フィジー、バヌアツ、タヒチ、アルジェリア、アンゴラ、ウガンダ、エジプト、エチオピア、ガーナ、ガボン、カメルーン、ギニア、ケニア、コートジボワール、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、ザンビア、シエラレオネ、ジンバブエ、スーダン、セーシェル、セネガル、ソマリア、タンザニア、中央アフリカ、チュニジア、トーゴ、ナイジェリア、ニジェール、ブルキナファソ、ベナン、マダガスカル、マラウイ、マリ、南アフリカ共和国、モザンビーク、モロッコ、リビア、リベリア、ブルンジ、レソト、ルワンダ、コモロ、チャド、エリトリア、ギニアビサウ、ジブチ、西サハラ地域、ナミビア、アイルランド、アゼルバイジャン、イタリア、英国、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、バチカン、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、セルビア、ルクセンブルク、ルーマニア、ロシア、モンテネグロ、コソボ、ウクライナ、ウズベキスタン、スロバキア、ベラルーシ、ラトビア、カザフスタン、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、リトアニア、キプロス、マルタ、アルバニア、ジブラルタル、モルドバ、アルメニア、ジョージア、タジキスタン、トルクメニスタン、北マケドニア共和国、アメリカ合衆国(米国)、カナダ、北マリアナ諸島、グアム、ハワイ、アルゼンチン、ウルグアイ、エクアドル、エルサルバドル、キューバ、グアテマラ、コスタリカ、コロンビア、ジャマイカ、スリナム、チリ、ドミニカ共和国、トリニダード・トバゴ、ニカラグア、ハイチ、パナマ、バハマ、パラグアイ、ブラジル、ベネズエラ、ペルー、ボリビア、ホンジュラス、メキシコ、キルギス、キリバス、マーシャル、ミクロネシア、ナウル、パラオ、トンガ、ツバル、カーボベルデ、赤道ギニア、ガンビア、モーリタニア、モーリシャス、サントメ・プリンシペ、エスワティニ王国、アイスランド、リヒテンシュタイン、モナコ、サンマリノ、アンティグア・バーブーダ、バルバドス、ベリーズ、ドミニカ、グレナダ、セントクリストファー・ネービス、セントルシア、セントビンセント、ガイアナ、東ティモール、ボツワナ、アンドラ、ニューカレドニア、クック諸島、南スーダン、ニウエ 新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置(ワクチン接種証明書保持者に対する入国後・帰国後の待機期間について)
10月11日 コンゴ民主共和国 コンゴ民主共和国北キブ州におけるエボラ出血熱の発生
10月20日 コンゴ民主共和国 コンゴ民主共和国北キブ州におけるエボラ出血熱の発生(その2)
10月23日 ハイチ ハイチの治安悪化に伴う注意喚起
10月25日 スーダン スーダン:軍による政府高官の拘束に関する注意喚起
10月29日 インド、インドネシア、大韓民国(韓国)、カンボジア、シンガポール、スリランカ、タイ、台湾、中華人民共和国(中国)、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、香港、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、ラオス、モルディブ、北朝鮮、マカオ、ブータン、アフガニスタン、アラブ首長国連邦、イエメン、イスラエル、イラク、イラン、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、シリア、トルコ、バーレーン、ヨルダン、レバノン、オーストラリア、ソロモン諸島、サモア、ニュージーランド、パプアニューギニア、フィジー、バヌアツ、タヒチ、アルジェリア、アンゴラ、ウガンダ、エジプト、エチオピア、ガーナ、ガボン、カメルーン、ギニア、ケニア、コートジボワール、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、ザンビア、シエラレオネ、ジンバブエ、スーダン、セーシェル、セネガル、ソマリア、タンザニア、中央アフリカ、チュニジア、トーゴ、ナイジェリア、ニジェール、ブルキナファソ、ベナン、マダガスカル、マラウイ、マリ、南アフリカ共和国、モザンビーク、モロッコ、リビア、リベリア、ブルンジ、レソト、ルワンダ、コモロ、チャド、エリトリア、ギニアビサウ、ジブチ、西サハラ地域、ナミビア、アイルランド、アゼルバイジャン、イタリア、英国、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、バチカン、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、セルビア、ルクセンブルク、ルーマニア、ロシア、モンテネグロ、コソボ、ウクライナ、ウズベキスタン、スロバキア、ベラルーシ、ラトビア、カザフスタン、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、リトアニア、キプロス、マルタ、アルバニア、ジブラルタル、モルドバ、アルメニア、ジョージア、タジキスタン、トルクメニスタン、北マケドニア共和国、アメリカ合衆国(米国)、カナダ、北マリアナ諸島、グアム、ハワイ、アルゼンチン、ウルグアイ、エクアドル、エルサルバドル、キューバ、グアテマラ、コスタリカ、コロンビア、ジャマイカ、スリナム、チリ、ドミニカ共和国、トリニダード・トバゴ、ニカラグア、ハイチ、パナマ、バハマ、パラグアイ、ブラジル、ベネズエラ、ペルー、ボリビア、ホンジュラス、メキシコ、キルギス、キリバス、マーシャル、ミクロネシア、ナウル、パラオ、トンガ、ツバル、カーボベルデ、赤道ギニア、ガンビア、モーリタニア、モーリシャス、サントメ・プリンシペ、エスワティニ王国、アイスランド、リヒテンシュタイン、モナコ、サンマリノ、アンティグア・バーブーダ、バルバドス、ベリーズ、ドミニカ、グレナダ、セントクリストファー・ネービス、セントルシア、セントビンセント、ガイアナ、東ティモール、ボツワナ、アンドラ、ニューカレドニア、クック諸島、南スーダン、ニウエ 新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置(日本入国時に有効と認められる新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種証明書発行国・地域の更新)