海外安全情報の検索



02月の渡航関連情報
(2020年02月1日~29日の発出情報)


I.「海外安全情報(危険情報)」
2月6日 シリア 【危険度】 ●全土:レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続) 【ポイント】 ●全土に危険レベル4(退避勧告)を発出しており,日本人渡航者・滞在者に深刻な危険が及ぶ可能性が極めて高い状況が継続しています。シリアへの渡航は,どのような目的であれ止めてください。既に滞在されている方は,直ちに退避してください。

2月6日 トルクメニスタン 【危険レベル】 ●アフガニスタンとの国境付近 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) ●その他の地域(首都アシガバットを含む) レベル1:十分注意してください(継続) 【ポイント】 ●隣国アフガニスタンでは,タリバーン等の過激派武装勢力によるテロ事件や外国人を狙った襲撃事件が多発しており,同国との国境付近では今後,治安情勢が悪化する可能性も否定できないことから,アフガニスタンとの国境付近への不要不急の渡航は止めてください。

2月10日 ミャンマー 【危険度】 ●ラカイン州マウンドー県(マウンドー地区,ブディタウン地区) レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(滞在中の方は,不測の事態に巻き込まれないよう退避を含め危険回避を常に心掛けてください。)(継続) ●ラカイン州シットウェ県(シットウェ地区(除く市街地),パウトー地区,ポンナチュン地区,ラテダウン地区),ミャウー県(ミャウー地区,チャウトー地区,ミンビャ地区,ミェボン地区),チン州パレワ地区  レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(滞在中の方は,不測の事態に巻き込まれないよう退避を含め危険回避を常に心掛けてください。)(引き上げ) ●シャン州コーカン自治地帯,カチン州ライザー周辺 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) ●カチン州(ライザー周辺を除く),シャン州北部(コーカン自治地帯及びラショー,地区,チャウメー地区,ティーボー地区の市街地を除く),ラカイン州シットウェ県シットウェ地区の市街地,チャオピュー県(チャオピュー地区,マンアウン地区,ラムリー地区,アン地区) レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) ●上記以外の地域  レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●ラカイン州マウンドー県では,2017年8月の「アラカン・ロヒンギャ救世軍(ARSA)」による治安拠点に対する襲撃事件及びバングラデシュへの避難民の流出以後,不安定な情勢が続いているため,同地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。 ●2019年1月,少数民族武装組織「アラカン軍(AA)」がラカイン州ブディダウン地区所在の国境警備警察4拠点を攻撃し,警察隊員22名が死傷しました。これをきっかけに,ラカイン州北部及びチン州パレワ地区では,国軍とAAの戦闘が激化しています。こうした緊迫した治安情勢を受けて,ミャンマー政府は,ラカイン州5地区及びチン州パレワ地区に夜間外出禁止令を発出しました。つきましては,ラカイン州シットウェ県(除くシットウェ地区市街地),ミャウー県,チン州パレワ地区の危険レベルを2から3に引き上げます。同地域への渡航は,どのような目的であれ止めてください。既に滞在中の方は不測の事態に巻き込まれないよう退避を含め危険回避を常に心掛けてください。 ●少数民族武装組織の活動地域では依然として不安定な情勢が続いており,当該地域にレベル3及び2を継続して発出しています。

2月12日 イラン 【危険度】 ●パキスタンとの国境地帯 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続) ●ケルマンシャー州及びイーラーム州のイラクとの国境地帯 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続) ●イラク及びアフガニスタンとの国境地帯(上記を除く) レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) ●シスタン・バルチスタン州(チャーバハール市及び同市周辺の自由貿易地域並びにアフガニスタン及びパキスタン国境地帯を除く) レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) ●シスタン・バルチスタン州チャーバハール市,同市周辺の自由貿易地域及びケルマーン州 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き下げ) ●首都テヘラン他,上記地域を除く全地域 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き下げ) 【ポイント】 ●1月3日,イラン革命ガード高官がイラク国内で米国に殺害され,8日,イラン革命ガードがイラク国内の米軍駐留基地に対しミサイル攻撃を行うなど,米・イラン間の緊張が高まっていますが,米国・イラン双方とも,これ以上のエスカレーションを回避したい意向を明確にしていることを踏まえ,シスタン・バルチスタン州チャーバハール市,同市周辺の自由貿易地域,ケルマーン州及び首都テヘラン他の地域については,危険レベルを3から2に引き下げます。一方,今後も一定の緊張状態は継続するとみられ,イラン国内で不測の事態が発生するおそれが否定できないことから,イランへの不要不急の渡航・滞在は止めてください。なお,やむを得ない事情により渡航・滞在する場合には,渡航期間に応じ,在留届又はたびレジの登録を行い,かつ出入国について在イラン大使館と緊密に連絡を取るようにしてください。また,複数の情報源から最新の情報を入手するなど特別な注意を払うとともに,十分な安全対策を講じてください。 ●パキスタン,イラク及びアフガニスタン国境地帯等では,治安部隊と反政府組織との衝突やISIL関係者等の摘発がみられます。目的如何を問わず,同地域への渡航は止めてください。

2月13日 イエメン 【危険度】 ●全土 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続) 【ポイント】 ●イエメン全土で,イエメン政府と反政府勢力との衝突,イスラム過激派組織によるテロ,誘拐事件が発生しています。イエメンへの渡航は,どのような目的であれ止めてください。また,既に滞在されている方は直ちに退避してください。 ●在イエメン日本国大使館は,治安悪化のため2015年2月15日をもって一時閉館し,在サウジアラビア日本国大使館内に臨時事務所を設けています。

2月14日 グアテマラ 【危険レベル】 ●全土 レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●首都グアテマラ市をはじめとする全土で,殺人,強盗,窃盗等の犯罪が頻発していますので,不測の事態に巻き込まれないよう,十分注意してください。 ●特に,青少年凶悪犯罪集団(マラス)等による犯罪や抗争には巻き込まれないよう,最新の情報の入手に努め十分注意してください。

2月14日 トリニダード・トバゴ 【危険レベル】 ●全土  レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●トリニダード・トバゴでは,2019年の殺人事件件数は2018年に引き続き高い発生件数を記録しています。また,従来は比較的安全とされていた地域でも凶悪犯罪が発生しているので,場所を問わず十分注意してください。 ●アジア系住民(特に中国人)を狙った銃器を使用した強盗,殺人等の凶悪犯罪が頻発しており,日本人が犯罪に巻き込まれる可能性も排除されませんので十分注意してください。

2月14日 中華人民共和国(中国) 【危険度】 ●中国湖北省全域 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) ●中国浙江省温州市 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き上げ) ●上記以外の中国 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) 感染がさらに拡大する可能性があるので,最新情報を入手し,感染予防に努めてください。 中国における感染例数等についての最新情報は,海外安全ホームページでご確認ください(https://www.anzen.mofa.go.jp/)

2月14日 香港 【危険度】 ●中国湖北省全域 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) ●中国浙江省温州市 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き上げ) ●上記以外の中国 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) 感染がさらに拡大する可能性があるので,最新情報を入手し,感染予防に努めてください。 中国における感染例数等についての最新情報は,海外安全ホームページでご確認ください(https://www.anzen.mofa.go.jp/)

2月14日 マカオ 【危険度】 ●中国湖北省全域 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) ●中国浙江省温州市 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き上げ) ●上記以外の中国 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) 感染がさらに拡大する可能性があるので,最新情報を入手し,感染予防に努めてください。 中国における感染例数等についての最新情報は,海外安全ホームページでご確認ください(https://www.anzen.mofa.go.jp/)

2月14日 コンゴ民主共和国 【危険度】 ●コンゴ民主共和国 レベル2:不要不急の渡航は止めてください(継続) ●アンゴラ,ウガンダ,コンゴ共和国,ザンビア,タンザニア,中央アフリカ,南スーダン,ブルンジ,ルワンダ  レベル1:十分注意してください(継続) 感染が拡大する可能性があるので,最新情報の入手に努めてください。 現地で十分な医療が受けられない恐れがありますので,症例が発生している場所には近づかないでください。 【ポイント】 ●2月12日,世界保健機関(WHO)は,コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生状況について緊急委員会を開催し,現在の状況が引き続き「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」に該当するとの認識を発表しましたので,感染症危険レベル2を継続します。 ●エボラ出血熱は,致死率が非常に高い極めて危険な感染症で,主として感染者の体液等(血液,分泌物,吐物・排泄物)に触れることにより感染します。コンゴ民主共和国及びその周辺国への渡航・滞在にあたっては,感染者が発生している地域には近づかないようにし,最新情報の入手に努めるよう,十分注意してください。

2月14日 アンゴラ 【危険度】 ●コンゴ民主共和国 レベル2:不要不急の渡航は止めてください(継続) ●アンゴラ,ウガンダ,コンゴ共和国,ザンビア,タンザニア,中央アフリカ,南スーダン,ブルンジ,ルワンダ  レベル1:十分注意してください(継続) 感染が拡大する可能性があるので,最新情報の入手に努めてください。 現地で十分な医療が受けられない恐れがありますので,症例が発生している場所には近づかないでください。 【ポイント】 ●2月12日,世界保健機関(WHO)は,コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生状況について緊急委員会を開催し,現在の状況が引き続き「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」に該当するとの認識を発表しましたので,感染症危険レベル2を継続します。 ●エボラ出血熱は,致死率が非常に高い極めて危険な感染症で,主として感染者の体液等(血液,分泌物,吐物・排泄物)に触れることにより感染します。コンゴ民主共和国及びその周辺国への渡航・滞在にあたっては,感染者が発生している地域には近づかないようにし,最新情報の入手に努めるよう,十分注意してください。

2月14日 ウガンダ 【危険度】 ●コンゴ民主共和国 レベル2:不要不急の渡航は止めてください(継続) ●アンゴラ,ウガンダ,コンゴ共和国,ザンビア,タンザニア,中央アフリカ,南スーダン,ブルンジ,ルワンダ  レベル1:十分注意してください(継続) 感染が拡大する可能性があるので,最新情報の入手に努めてください。 現地で十分な医療が受けられない恐れがありますので,症例が発生している場所には近づかないでください。 【ポイント】 ●2月12日,世界保健機関(WHO)は,コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生状況について緊急委員会を開催し,現在の状況が引き続き「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」に該当するとの認識を発表しましたので,感染症危険レベル2を継続します。 ●エボラ出血熱は,致死率が非常に高い極めて危険な感染症で,主として感染者の体液等(血液,分泌物,吐物・排泄物)に触れることにより感染します。コンゴ民主共和国及びその周辺国への渡航・滞在にあたっては,感染者が発生している地域には近づかないようにし,最新情報の入手に努めるよう,十分注意してください。

2月14日 コンゴ共和国 【危険度】 ●コンゴ民主共和国 レベル2:不要不急の渡航は止めてください(継続) ●アンゴラ,ウガンダ,コンゴ共和国,ザンビア,タンザニア,中央アフリカ,南スーダン,ブルンジ,ルワンダ  レベル1:十分注意してください(継続) 感染が拡大する可能性があるので,最新情報の入手に努めてください。 現地で十分な医療が受けられない恐れがありますので,症例が発生している場所には近づかないでください。 【ポイント】 ●2月12日,世界保健機関(WHO)は,コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生状況について緊急委員会を開催し,現在の状況が引き続き「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」に該当するとの認識を発表しましたので,感染症危険レベル2を継続します。 ●エボラ出血熱は,致死率が非常に高い極めて危険な感染症で,主として感染者の体液等(血液,分泌物,吐物・排泄物)に触れることにより感染します。コンゴ民主共和国及びその周辺国への渡航・滞在にあたっては,感染者が発生している地域には近づかないようにし,最新情報の入手に努めるよう,十分注意してください。

2月14日 ザンビア 【危険度】 ●コンゴ民主共和国 レベル2:不要不急の渡航は止めてください(継続) ●アンゴラ,ウガンダ,コンゴ共和国,ザンビア,タンザニア,中央アフリカ,南スーダン,ブルンジ,ルワンダ  レベル1:十分注意してください(継続) 感染が拡大する可能性があるので,最新情報の入手に努めてください。 現地で十分な医療が受けられない恐れがありますので,症例が発生している場所には近づかないでください。 【ポイント】 ●2月12日,世界保健機関(WHO)は,コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生状況について緊急委員会を開催し,現在の状況が引き続き「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」に該当するとの認識を発表しましたので,感染症危険レベル2を継続します。 ●エボラ出血熱は,致死率が非常に高い極めて危険な感染症で,主として感染者の体液等(血液,分泌物,吐物・排泄物)に触れることにより感染します。コンゴ民主共和国及びその周辺国への渡航・滞在にあたっては,感染者が発生している地域には近づかないようにし,最新情報の入手に努めるよう,十分注意してください。

2月14日 タンザニア 【危険度】 ●コンゴ民主共和国 レベル2:不要不急の渡航は止めてください(継続) ●アンゴラ,ウガンダ,コンゴ共和国,ザンビア,タンザニア,中央アフリカ,南スーダン,ブルンジ,ルワンダ  レベル1:十分注意してください(継続) 感染が拡大する可能性があるので,最新情報の入手に努めてください。 現地で十分な医療が受けられない恐れがありますので,症例が発生している場所には近づかないでください。 【ポイント】 ●2月12日,世界保健機関(WHO)は,コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生状況について緊急委員会を開催し,現在の状況が引き続き「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」に該当するとの認識を発表しましたので,感染症危険レベル2を継続します。 ●エボラ出血熱は,致死率が非常に高い極めて危険な感染症で,主として感染者の体液等(血液,分泌物,吐物・排泄物)に触れることにより感染します。コンゴ民主共和国及びその周辺国への渡航・滞在にあたっては,感染者が発生している地域には近づかないようにし,最新情報の入手に努めるよう,十分注意してください。

2月14日 中央アフリカ 【危険度】 ●コンゴ民主共和国 レベル2:不要不急の渡航は止めてください(継続) ●アンゴラ,ウガンダ,コンゴ共和国,ザンビア,タンザニア,中央アフリカ,南スーダン,ブルンジ,ルワンダ  レベル1:十分注意してください(継続) 感染が拡大する可能性があるので,最新情報の入手に努めてください。 現地で十分な医療が受けられない恐れがありますので,症例が発生している場所には近づかないでください。 【ポイント】 ●2月12日,世界保健機関(WHO)は,コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生状況について緊急委員会を開催し,現在の状況が引き続き「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」に該当するとの認識を発表しましたので,感染症危険レベル2を継続します。 ●エボラ出血熱は,致死率が非常に高い極めて危険な感染症で,主として感染者の体液等(血液,分泌物,吐物・排泄物)に触れることにより感染します。コンゴ民主共和国及びその周辺国への渡航・滞在にあたっては,感染者が発生している地域には近づかないようにし,最新情報の入手に努めるよう,十分注意してください。

2月14日 ブルンジ 【危険度】 ●コンゴ民主共和国 レベル2:不要不急の渡航は止めてください(継続) ●アンゴラ,ウガンダ,コンゴ共和国,ザンビア,タンザニア,中央アフリカ,南スーダン,ブルンジ,ルワンダ  レベル1:十分注意してください(継続) 感染が拡大する可能性があるので,最新情報の入手に努めてください。 現地で十分な医療が受けられない恐れがありますので,症例が発生している場所には近づかないでください。 【ポイント】 ●2月12日,世界保健機関(WHO)は,コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生状況について緊急委員会を開催し,現在の状況が引き続き「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」に該当するとの認識を発表しましたので,感染症危険レベル2を継続します。 ●エボラ出血熱は,致死率が非常に高い極めて危険な感染症で,主として感染者の体液等(血液,分泌物,吐物・排泄物)に触れることにより感染します。コンゴ民主共和国及びその周辺国への渡航・滞在にあたっては,感染者が発生している地域には近づかないようにし,最新情報の入手に努めるよう,十分注意してください。

2月14日 ルワンダ 【危険度】 ●コンゴ民主共和国 レベル2:不要不急の渡航は止めてください(継続) ●アンゴラ,ウガンダ,コンゴ共和国,ザンビア,タンザニア,中央アフリカ,南スーダン,ブルンジ,ルワンダ  レベル1:十分注意してください(継続) 感染が拡大する可能性があるので,最新情報の入手に努めてください。 現地で十分な医療が受けられない恐れがありますので,症例が発生している場所には近づかないでください。 【ポイント】 ●2月12日,世界保健機関(WHO)は,コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生状況について緊急委員会を開催し,現在の状況が引き続き「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」に該当するとの認識を発表しましたので,感染症危険レベル2を継続します。 ●エボラ出血熱は,致死率が非常に高い極めて危険な感染症で,主として感染者の体液等(血液,分泌物,吐物・排泄物)に触れることにより感染します。コンゴ民主共和国及びその周辺国への渡航・滞在にあたっては,感染者が発生している地域には近づかないようにし,最新情報の入手に努めるよう,十分注意してください。

2月14日 南スーダン 【危険度】 ●コンゴ民主共和国 レベル2:不要不急の渡航は止めてください(継続) ●アンゴラ,ウガンダ,コンゴ共和国,ザンビア,タンザニア,中央アフリカ,南スーダン,ブルンジ,ルワンダ  レベル1:十分注意してください(継続) 感染が拡大する可能性があるので,最新情報の入手に努めてください。 現地で十分な医療が受けられない恐れがありますので,症例が発生している場所には近づかないでください。 【ポイント】 ●2月12日,世界保健機関(WHO)は,コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生状況について緊急委員会を開催し,現在の状況が引き続き「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」に該当するとの認識を発表しましたので,感染症危険レベル2を継続します。 ●エボラ出血熱は,致死率が非常に高い極めて危険な感染症で,主として感染者の体液等(血液,分泌物,吐物・排泄物)に触れることにより感染します。コンゴ民主共和国及びその周辺国への渡航・滞在にあたっては,感染者が発生している地域には近づかないようにし,最新情報の入手に努めるよう,十分注意してください。

2月21日 イラク 【危険度】 ●ニナワ県(以下に規定するニナワ平原経由幹線道路を除く),キルクーク県,サラーハッディーン県,アンバール県,バグダッド県(以下に規定するバグダッド国際空港敷地内及びインターナショナル・ゾーン(以下「IZ」という)を除く),ディヤーラー県,バービル県,ワーシト県,並びにクルディスタン地域(エルビル県,スレイマーニーヤ県及びドホーク県)のうちニナワ県,キルクーク県,サラーハッディーン県及びディヤーラ県との県境付近(以下に規定するニナワ平原経由幹線道路を除く) レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続) ●エルビル県エルビル市とドホーク県ドホーク市間を移動する場合に通過するニナワ県のカラク,バーダラシュ,ルビア及びバーダラを経由する幹線道路及びこれ以北のニナワ平原を通過する幹線道路(以下「ニナワ平原経由幹線道路」という),バグダッド国際空港からIZへの空港道路(ルート・アイリッシュ)及びIZ レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続) (真にやむを得ない事情でこれらの地域を通過,またはIZに渡航・滞在する場合は,所属企業や団体等を通じて組織としての必要かつ十分な安全対策をとってください。) ●エルビル県(エルビル市並びにニナワ県,キルクーク県及びサラーハッディーン県との県境を除く),スレイマーニーヤ県及びドホーク県のうちトルコ,イラン又はシリアとの国境付近 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き下げ) ●中南部・南部7県(カルバラー県,ナジャフ県,ディワーニーヤ県,バスラ県(バスラ国際空港敷地内を除く),ムサンナー県,ズィーカール県及びミーサーン県) レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き下げ) (やむを得ない事情で現地に渡航・滞在する場合には,所属企業や団体等を通じて組織としての必要かつ十分な安全対策をとってください。) ●バグダッド国際空港敷地内(バグダッド国際空港敷地内のホテル及びイラク航空国際ビジネスセンターを含む),バスラ国際空港敷地内 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き下げ) (やむを得ない理由からこれら施設敷地内に立ち入る,または滞在する方は,専門家のアドバイスを受け,空港敷地内での滞在期間を必要最小限にする等,十分な安全対策を取ってください。) ●エルビル県エルビル市,スレイマーニーヤ県及びドホーク県のうちトルコ,イラン又はシリアとの国境付近並びにニナワ県,キルクーク県,サラーハッディーン県及びディヤーラ県との県境付近を除く地域 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き下げ) 【ポイント】 ●イラクでは,2017年12月に政府によりイスラム過激派組織ISIL(イラクとレバントのイスラム国)からの全土解放宣言が宣言されましたが,ISIL分子によるテロが引き続き発生していること等を踏まえ,レベル3以上の地域には,原則,どのような目的であれ渡航は止めてください。 ●2019年10月初旬から,バグダッド県や中南部・南部諸県を中心に,反汚職,公共サービスや高い失業率の改善等を求める抗議デモが発生しており,現在も継続しています。今後の情勢次第で抗議デモが更に激しくなる可能性もあるため,最大限の注意が必要です。 ●2019年12月27日には,イラク北部の軍事基地へのロケット弾等により米国民1名が死亡しました。また,同29日に,米軍はこれに対する報復でイラク及びシリア国内の人民動員部隊(PMU)の拠点5カ所を空爆しました。さらに,同31日は,この攻撃で死亡した兵士の葬儀参加者がバグダッドのIZ地区に侵入し,その一部が米国大使館施設の一部を占拠,放火する等の過激な行為を行いました。 ●2020年1月3日,イランのソレイマニ革命ガード・コッヅ部隊司令官及びムハンディス人民動員部隊(PMU)副司令官が米国の空爆により殺害されたことを受け,同8日にイラン側がイラク国内の米軍駐留基地に対してミサイル攻撃を行うなど,イラク国内の治安情勢が著しく緊迫したため,イラク全土の危険レベルを4に引き上げました。その後,米国による報復攻撃は行われず,米・イラン双方とも更なるエスカレーションを避けたい意向を明らかにしていますが,緊張が高い状態が継続しています。 今後の中東情勢がイラクに与える影響に十分な注意が必要です。 ●新型コロナウイルス対策の一環で,2月2日から1か月間の措置として,中国から直接または第三国を経由して来た外国人のイラク入国が禁止されています。

2月25日 アルゼンチン 【危険レベル】 ●首都ブエノスアイレス市及び周辺都市   レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●首都ブエノスアイレス市及び周辺都市では銃器を使用した強盗,殺人,誘拐などの凶悪犯罪が発生しているため,十分注意してください。

2月25日 ガーナ 【危険度】 ●ブルキナファソとの国境地域並びにトーゴ及びコートジボワールとの一部の国境地域  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き上げ) ●上記を除く地域  レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●ブルキナファソの治安悪化に伴い,ブルキナファソとの国境地域並びにトーゴ及びコートジボワールとの一部の国境地域にもテロの脅威が広がりつつあることから,危険度をレベル2に引き上げます。 ●ノーザン州とその周辺の州では,首長権を巡る対立や部族間・政党間の対立による銃器を使用した衝突で死傷者が発生しており,一部の地域では夜間外出禁止令が発出されています。 ●首都アクラやクマシ等の都市部では,外国人に対する強盗事件や窃盗事件などが頻繁に発生しているほか,外国人の誘拐事件も発生しています。また,夜間の幹線道路では,武装強盗が発生しています。

2月26日 クロアチア 【危険レベル】 ●スラボニア地方(一部)~中央クロアチア地方(一部)~ダルマチア地方(一部)にかけての地域及び東スラボニア地方の一部(いずれも地図上黄色線の部分) レベル1:十分注意してください。(継続) ●東スラボニア地方のオシエク市の北方 危険レベル解除 【ポイント】 ●スラボニア地方(一部)~中央クロアチア地方(一部)~ダルマチア地方(一部)にかけての地域及び東スラボニア地方の一部(いずれも地図上黄色線の部分)は旧紛争地域であり,紛争当時に埋設された地雷が脇道,山野等に依然として多数残存しているため,「危険レベル1:十分注意してください」を発出しています。詳しい地域については,地図を確認してください。 ●東スラボニア地方のオシエク市の北方については,埋没地雷の除去が完了しているため,危険レベルを解除します。

2月26日 イラン 【危険度】 ●全土 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(新規) 感染がさらに拡大する可能性があるので,最新情報を入手し,感染予防に努めてください。

2月26日 モルドバ 【危険レベル】 ●トランスニストリア地域及びドニエストル(ニストル)川の一部西岸地域 レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●トランスニストリア地域及びドニエストル(ニストル)川の一部西岸地域には,モルドバ政府の施政権が及んでおらず,仮に日本人渡航者が同地域での事件・事故等に巻き込まれた場合,モルドバ政府や在モルドバ日本国大使館が十分な救済措置を講じることができない状況にあります。  これらの地域に渡航する際は十分注意してください。

2月27日 中央アフリカ 【危険度】 ●全土  レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続) 【ポイント】 ●全土に「レベル4:退避勧告」を発出しています。国内全域で慢性的な襲撃・衝突事件等が横行しており,多数の死者が発生するなど,極めて不安定で混乱した状況が続いています。中央アフリカへの渡航は,どのような目的であれ止めてください。また,既に滞在されている方は直ちに退避してください。

2月27日 イタリア 【危険度】 ●ロンバルディア州,ヴェネト州,エミリア=ロマーニャ州 レベル1:十分注意してください(新規) 感染がさらに拡大する可能性があるので,最新情報を入手し,感染予防に努めてください。

2月28日 大韓民国(韓国) 【危険度】 ●大邱広域市及び慶尚北道清道郡 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) ●その他の地域 レベル1:十分注意してください(新規) 感染がさらに拡大する可能性があるので,最新情報を入手し,感染予防に努めてください。

2月28日 イラン 【危険度】 ●コム州・テヘラン州・ギーラーン州 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き上げ) ●その他の地域 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) 感染がさらに拡大する可能性があるので,最新情報を入手し,感染予防に努めてください。




II.「海外安全情報(スポット情報、広域情報)」発出状況(9件)
2月3日 中華人民共和国(中国)、香港、マカオ 中国における新型コロナウイルスに関する注意喚起(その7)
2月4日 中華人民共和国(中国)、香港、マカオ 中国における新型コロナウイルスに関する注意喚起(その8):日系航空会社の減便・運休について
2月6日 イラク イラク:在イラク日本国大使館の再開について
2月6日 中華人民共和国(中国)、香港、マカオ 中国における新型コロナウイルスに関する注意喚起(その9):中国各地における移動制限の拡大について(早期の一時帰国や中国への渡航の一時延期を含む安全確保を積極的にご検討ください。)
2月10日 アメリカ合衆国(米国) 米国におけるインフルエンザの流行
2月12日 中華人民共和国(中国)、香港、マカオ 中国における新型コロナウイルスに関する注意喚起(その10)(早期の一時帰国や中国への渡航延期を至急ご検討ください。)
2月13日 ギニア ギニア:護憲国民戦線(FNDC)によるデモに関する注意喚起(その3)
2月22日 大韓民国(韓国) 韓国・大邱広域市及び慶尚北道の一部地域における新型コロナウイルス感染症例の急増
2月22日 ナイジェリア ナイジェリアにおけるラッサ熱の流行(その2)