海外安全情報の検索



02月の渡航関連情報
(2019年02月1日~28日の発出情報)


I.「海外安全情報(危険情報)」
2月1日 モーリタニア 【危険度】 ●マリ国境地帯全域(ホード・エルガルビ州アマケまで),アルジェリア国境地帯全域  レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続) ●上記を除くティリス・ゼムール州(ズエラットから東側地域),ホード・エッシャルギ州,ホード・エルガルビ州,タガント州,アッサバ州,ギディマカ州東部及びアドラール州東部(シンゲッティから東側地域)  レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) ●ヌアクショット特別州,トラルザ州,インシリ州,ダーヘル・ヌアディブ州,ブラクナ州,ゴルゴル州,ギディマカ州(レベル3地域を除く),アドラール州西部(シンゲッティから西側地域)及びティリス・ゼムール州(ズエラットから西側地域)  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) 【ポイント】 ●マリ,アルジェリアの国境地帯においては,レベル4(退避勧告)を発出しています。同地帯においては武装勢力が,テロ事件等を起こす可能性があるため,同地域への渡航・滞在は,どのような目的であろうと止めてください。また,既に滞在中の方は,直ちに安全な地域に退避してください。 ●モーリタニア全域において,武装勢力等による外国人の拉致・誘拐事件等が発生するおそれがあり,十分な警戒が必要です。不要不急の渡航自粛は止めて下さい。

2月4日 スリランカ 【ポイント】 ●2009年5月に国内紛争が終結して以降,スリランカにおいてテロ事件は発生しておらず,治安情勢は大幅に改善されました。ただし,スリ,置き引き,詐欺,ぼったくり(バイクタクシー,観光ガイド,宝石店等)などの一般犯罪が発生しているほか,コロンボ市や主要都市において突発的なデモや大規模集会がしばしば行われます。常に最新情報の収集に努めるとともに,デモや大規模集会には近づかず,不測の事態に巻き込まれないよう注意してください。 ●北部州(国道A9号線から東のムライティブ県内)については,現在でも地雷の除去作業が進められておりますので,渡航・滞在にあたっては引き続き十分注意してください。

2月5日 ベネズエラ 【危険レベル】 ●カラカス首都圏,ミランダ州,スリア州,カラボボ州,タチラ州,アラグア州,グアリコ州,アンソアテギ州,ボリバル州及びマイケティア(シモン・ボリバル)国際空港周辺地域及びコロンビアとの国境地帯  レベル3:渡航は止めて下さい。(渡航中止勧告)(引き上げ) ●上記以外の地域  レベル2:不要不急の渡航は止めて下さい。(引き上げ) 【ポイント】 ●本年1月10日,マドゥーロ大統領が2期目の大統領就任の宣誓をしたのに対し,1月23日,グアイド国会議長は,憲法に基づき暫定大統領に就任したことを宣言するとともに,政権交代に向けたデモを引き続き呼びかけ,これに対し,カラカス等において,一部暴徒化したデモを鎮圧するため,治安当局が銃器や催涙弾を使用し多数の死傷者が生じています。今後も,国内全土において大規模なデモが発生する可能性があります。 ●カラカス首都圏,ミランダ州,スリア州,カラボボ州,タチラ州,アラグア州,グアリコ州,アンソアテギ州等では,既に2017年4月から,生活インフラの整備を求めるデモ・抗議集会が頻繁に発生していた中で,かかる新たな情勢が生じていることを踏まえ,これらの地域の危険情報をレベル3に引き上げます。同地域への渡航は止めてください。 既に滞在している方は,今後のベネズエラの国政を巡る情勢を踏まえ,国外に退避することも考慮してください。 ●上記以外の地域では,かかる新たな情勢が生じていることを踏まえ,危険情報をレベル2に引き上げます。

2月6日 コスタリカ 【危険度】 ●首都サンホセ市を含む周辺地域 レベル1:十分注意してください(継続) 【ポイント】 ●首都サンホセ市を含む周辺地域では,麻薬組織が絡む凶悪犯罪が増加しているほか,強盗や盗難が多発しているので,滞在中は十分注意する必要があります。

2月6日 ドミニカ共和国 【危険レベル】 ●全土:「レベル1:十分注意してください」(継続) 【ポイント】 国内全域で殺人や拳銃強盗が発生しているので(特に都市部では発生が多い)全土において十分注意が必要です。

2月7日 ケニア 【危険度】 ●ソマリアとの国境地帯,北東地域ダダーブ難民キャンプ周辺地域及び北東地域ガリッサ郡ガリッサ  レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続) ●リフトバレー地域トゥルカナ郡の南スーダン,ウガンダとの国境地帯及び南部一帯,ウェスト・ポコット郡,バリンゴ郡北部一帯,北東地域マンデラ郡,ワジル郡,ガリッサ郡の一部及び沿岸地域ラム郡の一部  レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) ●ナイロビ郡の一部(ナイロビ東部イスリー地区周辺地域、キベラ、マザレ、カワンガレ等スラム街周辺地域),リフトバレー地域トゥルカナ郡の一部,東部地域マルサビット郡,サンブル郡及びイシオロ郡,沿岸地域タナ・リバー郡及びモンバサ郡  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) ●その他の地域  レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●ケニアへの渡航に際しては,ナイロビ市内をはじめとするケニア全土でテロ,誘拐,一般犯罪等に注意する必要があります。 ●レベル4発出地域に滞在している方は,直ちに安全な地域へ退避してください。また,当該地域への渡航を予定している方は,渡航を中止してください。 ●レベル3発出地域では,武力衝突,襲撃事件,爆発事件が発生するなど,治安が不安定な状況が続いているため,渡航は止めてください。 ●レベル2発出地域においても,強盗目的の襲撃事件,部族間抗争等が散発しているため,不要不急の渡航は止めてください。

2月8日 ボリビア 【危険度】 ●ラパス市,エルアルト市,コパカバーナ市,サンタクルス市 レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●デモによる道路封鎖等により陸路での移動が困難になることがあり,また,デモはしばしば放火や暴動等に発展するので,万一デモ隊や群衆に遭遇した場合には,直ちにその場から離れ,安全な場所へ避難してください。

2月12日 アンゴラ 【危険レベル】 ●ルンダ・ノルテ,ルンダ・スル,モシコ,クアンド・クバンゴ各州の全域,並びにウアンボ州(州都ウアンボ及び幹線道路近郊を除く),ビエ州(州都クイト及び幹線道路近郊を除く),マランジェ州(州都マランジェ及び幹線道路近郊を除く),クネネ州(州都オンジヴァ及び幹線道路近郊を除く),ウィラ州(州都ルバンゴを除く)及びクアンザ・ノルテ州の北部,カビンダ州 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) ●その他の地域 レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●レベル2地域内の地方部や主要幹線道路以外では,未撤去地雷が残されている可能性がありますので,不要不急の渡航は止めてください。 ●ルンダ・ノルテ州では,ダイヤモンドの違法採掘グループと治安当局側との衝突が発生する可能性が考えられますので,不要不急の渡航は止めてください。 ●カビンダ州では,外国人を狙った犯罪(誘拐事件や強盗事件など)を起こす武装グループの存在が確認されていますので,不要不急の渡航は止めてください。

2月12日 ブラジル 【危険レベル】 ●ブラジリア連邦区,大サンパウロ圏及びカンピーナス市,大リオ圏,大マナウス圏,大ベレン圏,大レシフェ圏,大サルバドール圏,大ビトリア圏,大クリチバ圏,ポルトアレグレ市 レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●大都市に限らず殺人,強盗等の凶悪犯罪が発生しているので,渡航時には十分注意してください。

2月12日 アルゼンチン 【危険レベル】 ●首都ブエノスアイレス市及び周辺都市   レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●首都ブエノスアイレス市及び周辺都市では銃器を使用した強盗や殺人,誘拐などの凶悪犯罪が発生しているため,渡航には十分な注意が必要です。

2月13日 ジンバブエ 【危険レベル】 ●全土:「レベル1:十分注意してください。」(継続) 【ポイント】 ●強盗や窃盗などの犯罪に遭遇する危険は常にありますので、犯罪に対して警戒を怠らないなど,十分注意してください。

2月13日 ブルキナファソ 【危険度】 ●北部マリ国境周辺地域,東部ニジェール,ベナン及びトーゴ国境周辺地域  レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続) ●南西部コートジボワール国境周辺地域,北部マリ国境周辺地域,北西部マリ国境周辺地域,東部ニジェール国境周辺地域  レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) ●マリ国境付近のレベル3及びレベル4発出地域以南の地域  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) ●ニジェール,ベナン及びトーゴ国境付近のレベル3及び4発出地域以西の地域  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き上げ) ●首都ワガドゥグ市  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) ●上記を除く地域  レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●2015年11月のカボレ現政権発足以降,マリ及びニジェール国境地域では武装集団による誘拐やテロ事件が多発しており,治安情勢が急激に悪化していることから,2019年1月,ブルキナファソ政府は同地域に対する非常事態宣言を発令しました。 ●首都ワガドゥグ市では,大規模テロ事件が3度発生しており,2018年5月にはテロリストの拠点が摘発されています。今後もテロ事件等の不測の事態が発生する懸念があり,レベル2を継続しますので,不要不急の渡航は止めてください。 ●2018年6月以降,東部のニジェール,ベナン及びトーゴ国境周辺については,武装集団による襲撃事件が急増しているため,危険度をレベル4としています。同地域に滞在している方は,直ちに安全な地域へ退避してください。また,これら地域への渡航を予定している方は,渡航を中止してください。 ●南西部のコートジボワール国境周辺については,2018年に武装集団による治安部隊等への襲撃事件が複数発生し,今後もテロ事件等の脅威が認められるため,一部をレベル3としていますので,渡航は止めてください。 ●東部のセノ県南部,ヤガ県西部,グナグナ県,コモンジャリ県西部,グルマ県西部及びクルペロゴ県西部については,テロ事件が頻発している地域と隣接しており,2019年1月に発令された非常事態宣言の対象地域となっているため,レベル1から2に引き上げますので,不要不急の渡航は止めてください。

2月27日 ベネズエラ 【危険レベル】 ●ブラジルとの国境地帯(アマゾナス州の一部)  :レベル3:渡航は止めて下さい。(渡航中止勧告)(引き上げ) ●カラカス首都圏,ミランダ州,スリア州,カラボボ州,タチラ州,アラグア州,グアリコ州,アンソアテギ州,ボリバル州及びマイケティア(シモン・ボリバル)国際空港周辺地域及びコロンビアとの国境地帯  :レベル3:渡航は止めて下さい。(渡航中止勧告)(継続) ●上記以外の地域  :レベル2:不要不急の渡航は止めて下さい。(継続) 【ポイント】 ●本年2月23日,コロンビア及びブラジルの国境地帯では,人道支援物資搬入に伴う衝突があり,多数の死傷者が発生しています。人道支援物資搬入は,今後も継続されることが発表されており,不測の事態が発生する可能性があります。かかる新たな情勢が生じていることを踏まえ,ブラジルとの国境地域のうち,これまでに引き上げられていない地域についても,危険情報をレベル3に引き上げます。同地域への渡航は止めてください。 ●本年1月10日,マドゥーロ大統領が2期目の大統領就任の宣誓をしたのに対し,1月23日,グアイド国会議長は,憲法に基づき暫定大統領に就任したことを宣言するとともに,政権交代に向けたデモを引き続き呼びかけ,これに対し,カラカス等において,一部暴徒化したデモを鎮圧するため,治安当局が銃器や催涙弾を使用し多数の死傷者が生じています。今後も,国内全土において大規模なデモが発生する可能性があります。 ●カラカス首都圏,ミランダ州,スリア州,カラボボ州,タチラ州,アラグア州,グアリコ州,アンソアテギ州等では,既に2017年4月から,生活インフラの整備を求めるデモ・抗議集会が頻繁に発生しており,上記のとおり本年1月以降もデモ等の発生は続いています。同地域への渡航は止めてください。 既に滞在している方は,今後のベネズエラの国政を巡る情勢を踏まえ,国外に退避することも考慮してください。

2月28日 パラグアイ 【危険度】 ● コンセプシオン県ウブ・ジャウ市と隣接するアマンバイ県内の県境付近, コンセプシオン県の一部,サン・ペドロ県の一部,アマンバイ県カピタン・バド市,アルト・パラナ県プレシデンテ・フランコ市  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) ● アスンシオン市及び周辺,アマンバイ県ベジャ・ビスタ・ノルテ市,ペドロ・ファン・カバジェロ市,カニンデジュ県サルト・デル・グアイラ市,アルト・パラナ県シウダ・デル・エステ市,イタプア県エンカルナシオン市 レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ● コンセプシオン県,及びサン・ペドロ県の一部の地域で活動している反政府武装グループは,誘拐・殺人等の凶悪犯罪を引き起こしています。同地域への不要不急の渡航は止めてください。 ● 主要反政府武装グループのパラグアイ人民軍(EPP)はコンセプシオン県ウブ・ジャウ市を中心に活動しており,同市に隣接するアマンバイ県の県境付近への不要不急の渡航は止めてください。 ● 首都をはじめブラジル,アルゼンチンと国境を接する一部地域においては,麻薬組織の抗争や強・窃盗等の犯罪に一般市民が巻き込まれる危険性がありますので,当該地域に危険レベル2及び1を継続して発出しています。




II.「海外安全情報(スポット情報、広域情報)」発出状況(16件)
2月1日 ベネズエラ ベネズエラ:与党支持者による集会に対する注意喚起(継続)
2月1日 ナイジェリア ナイジェリア:大統領選挙実施に伴う注意喚起(新規)
2月1日 ケニア ケニア:ナイロビ市内の治安情勢に関する注意喚起
2月5日 ケニア ケニアにおけるテロに関する注意喚起
2月7日 ハイチ ハイチ:大統領就任2周年(2月7日)に合わせた反政府デモに関する注意喚起(新規)
2月15日 インドネシア インドネシア:バリ島ニュピ祭における注意喚起(新規)
2月16日 ハイチ ハイチ:大統領就任2周年に合わせた反政府デモに関する注意喚起(継続)
2月18日 アラブ首長国連邦、イエメン、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、ヨルダン MERSコロナウイルスによる感染症の発生(ラクダとの接触は避けてください)(その92)
2月18日 ナイジェリア ナイジェリアにおけるラッサ熱の流行
2月19日 ナイジェリア ナイジェリア:大統領選挙実施に伴う注意喚起(選挙日程の変更)
2月20日 エジプト エジプトの治安情勢に関する注意喚起
2月20日 ベネズエラ ベネズエラ:人道支援を巡る動きに対する注意喚起(新規)
2月26日 インド、パキスタン カシミール地方における緊張の高まりに伴う注意喚起
2月28日 パキスタン パキスタン:民間航空機の運航停止に伴う注意喚起(続報)
2月28日 大韓民国(韓国) 韓国:「3.1独立運動100周年」に際するデモ等に関する注意喚起
2月28日 モザンビーク モザンビーク:北部カーボ・デルガード州における車両襲撃事件発生に伴う注意喚起