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12月の渡航関連情報
(2018年12月1日~31日の発出情報)


I.「海外安全情報(危険情報)」
12月7日 コロンビア ●アラウカ県,カウカ県,ナリーニョ県,ノルテ・デ・サンタンデール県北部,  レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) ●カケタ県,グアビアレ県,バジェ・デル・カウカ県ブエナベントゥーラ市,プトゥマヨ県,メタ県南部  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き下げ) ●アンティオキア県北部,セサール県,ノルテ・デ・サンタンデール県南部,チョコ県,ボリーバル県南部,コルドバ県南部,メタ県北部,ボヤカ県北部,バジェ・デル・カウカ県(カリ市の一部地域を除く),ビチャダ県,グアイニア県,バウペス県  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) ●バジェ・デル・カウカ県カリ市(市内東部コムーナ13,14,15,21及び同西部コムーナ20を除く),カサナレ県北部,キンディオ県(アルメニア市を除く),ボヤカ県東部  レベル1:十分注意してください。(引き下げ) ●上記以外の地域(サン・アンドレス島,プロビデンシア島等の諸島を除く)  レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●治安当局による対策の結果,テロ,誘拐,殺人等一定の治安改善が見られる地域について,危険レベルを引き下げます。他方,窃盗,強盗などの一般犯罪が増加する傾向にあるところ,十分な注意が必要です。 ●政府による治安対策や反政府武装勢力との和平プロセスが進展する一方で,反政府武装勢力の内部抗争等もあり,一部地域では情勢が複雑化しています。最新の関連情報の収集に努め,危険レベル1の地域でもテロ,誘拐,殺人等に十分に注意してください。 ●主要都市を離れるほど治安当局の影響力が及ばなくなるため,犯罪等に巻き込まれる危険性が高まります。国内の主要都市間の陸路での移動は止めてください。

12月12日 ミャンマー 【危険度】 ●ラカイン州マウンドー県 レベル3:「渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」(滞在中の方は,不測の事態に巻き込まれないよう退避を含め危険回避を常に心掛けてください。)(継続) ●シャン州コーカン自治地帯,カチン州ライザー周辺 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) ●カチン州(ライザー周辺を除く),シャン州北部(コーカン自治地帯及びラショー,チャウメー,ティーボーの都市部を除く),ラカイン州(シットウェ県,ミャウウー県,チャオピュー県) レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) ●上記以外の地域  レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●ラカイン州マウンドー県では,2016年10月及び2017年8月の治安機関に対する襲撃事案以後,情勢が不安定化し,高い緊張状態が継続しているため,同地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。 ●少数民族武装組織の活動地域では依然として不安定な情勢が続いており,当該地域にレベル3及び2を継続して発出しています。

12月19日 スーダン 【危険度】 ●ダルフール地方5州(東ダルフール州,西ダルフール州,南ダルフール州,北ダルフール州及び中央ダルフール州),南コルドファン州,西コルドファン州(アビエ地域を含む。),青ナイル州 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) ●ハルツーム州(首都ハルツームを含む),北コルドファン州,紅海州,カッサラ州,ガダーレフ州,北部州,ナイル州,センナール州,ゲジーラ州及び白ナイル州 レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●ダルフールの治安は比較的小康状態が続いていますが,反政府武装勢力との恒久的な和平は依然達成されておらず,一般犯罪や武装集団による犯罪行為も引き続き発生しています。 ●南コルドファン州及び青ナイル州の一部地域は,現在も反政府武装勢力が掌握しています。また,2013年12月以降の南スーダンの治安情勢悪化を受け,南スーダンからの避難民が多数流入しています。 ●つきましては,ダルフール5州,南コルドファン州,西コルドファン州,青ナイル州には,どのような目的であれ,渡航は止めてください。

12月20日 ウクライナ 【危険度】 ●クリミア自治共和国及びセヴァストーポリ市 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(滞在中の方は事情が許す限り早期の退避を検討してください。)(継続) ●ドネツク州及びルハンスク州 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) ●上記地域を除く全土 レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●クリミア自治共和国及びセヴァストーポリ市では,ロシアによる不法占拠により,ウクライナ政府の統治が依然及んでいないため,どのような目的であれこの地域への渡航は止めてください。 ●ドネツク州及びルハンスク州の一部の地域では,ウクライナ政府部隊と武装勢力との間で,依然散発的な戦闘が継続していますので,どのような目的であれこの地域への渡航は止めてください。 ●その他の地域については比較的平穏で安定していますが,今後の政治情勢等を背景に治安が悪化する可能性は排除されず,引き続き注意が必要です。

12月21日 ブルキナファソ 【危険度】 ●北東部マリ国境周辺地域  レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続) ●東部ニジェール,ベナン及びトーゴ国境周辺地域  レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(引き上げ) ●北西部マリ国境周辺地域,東部ニジェール国境周辺地域  レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) ●南西部コートジボワール国境周辺地域,北東部マリ国境周辺地域  レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き上げ) ●上記のレベル3及びレベル4発出地域以南の北東部マリ国境周辺地域  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(一部引き上げ) ●首都ワガドゥグ市  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) ●上記を除く地域  レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●2015年11月のカボレ現政権発足以降,首都ワガドゥグ市を標的とした大規模テロ事件が3度発生しており,2018年5月にはワガドゥグ市においてテロリストの拠点が摘発されています。しかしながら,ワガドゥグ市では,テロリストの影響力が排除されないため,テロ事件等の不測の事態が発生する可能性があり,レベル2を継続しますので,不要不急の渡航は止めてください。 ●2018年6月以降,東部のニジェール,ベナン及びトーゴ国境周辺については,武装集団による襲撃事件が急増している状況であるため,危険度をレベル4に引き上げます。レベル4発出地域に滞在している方は,直ちに安全な地域へ退避してください。また,これら地域への渡航を予定している方は,渡航を中止してください。 ●南西部のコートジボワール国境周辺については,2018年に武装集団による治安部隊等への襲撃事件が複数発生し,今後もテロ事件等の脅威が認められるため,一部をレベル1から3に引き上げますので,渡航は止めてください。 ●北東部のマリ国境周辺のスム県南部については,武装集団の活動領域であるため,同地域のレベルを2から3に引き上げますので,渡航は止めてください。 ●北東部のマリ国境周辺のスム県以南については,武装集団による襲撃事件が散発しているため,一部をレベル1から2に引き上げますので,不要不急の渡航は止めてください。

12月26日 ペルー 【危険度】 ●コロンビアとの国境地帯(ロレト州プトゥマヨ郡)  レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き上げ) ●クスコ州の一部,フニン州の一部,ワンカベリカ州の一部,アヤクチョ州の一部  レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) ●アマソナス州コンドル山脈のエクアドルとの国境地帯  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) ●コロンビアとの国境地帯(ロレト州プトゥマヨ郡を除く)  レベル1:十分注意してください。(引き下げ) ●リマ州(リマ市(首都)及びカヤオ憲法特別市),フニン州の一部,ワンカベリカ州の一部,アヤクチョ州の一部  レベル1:十分注意してください。(継続) ●ブラジルとの国境地帯(ロレト州マリスカル・ラモン・カスティーヤ郡ラモン・カスティーヤ町,ヤバリ町のうち,コロンビアとの国境地帯を除く) 危険レベルの解除(引き下げ) 【ポイント】 ●コロンビアと国境を接するロレト州プトゥマヨ郡では,麻薬犯罪組織による複数誘拐事件や治安当局への攻撃事件が発生しており,ペルー政府から治安対策のための非常事態宣言が発出されたため,これら地域の危険度をレベル3に引き上げます。一方で,治安当局の犯罪組織掃討作戦や治安対策の強化の結果,治安改善が見られる一部地域については,危険レベルを引き下げ及び一部解除します。なお,山岳地帯の一部(レベル3の地域)では,引き続きテロや誘拐事件が発生していますので,同地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。 ●全国の主要な観光地では,外国人の旅行者を対象とした強盗及びスリ・ひったくり等の一般犯罪が頻発していますので,引き続き十分注意してください。

12月27日 ガボン 【危険度】 ●全土 レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●首都リーブルビル市を中心に,政治・経済情勢への不満に対するデモや集会が単発的に行われており,状況により治安機関との衝突や大規模な混乱へと発展する可能性がありますので,不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。

12月28日 トルクメニスタン 【危険レベル】 ●アフガニスタンとの国境付近 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) ●その他の地域(首都アシガバットを含む) レベル1:十分注意してください(継続) 【ポイント】 ●隣国アフガニスタンでは,国内テロ,外国人を狙った拉致事件が多発していることからアフガニスタンとの国境周辺において,不測の事態が発生する可能性があります。同地域への不要不急の渡航は止めてください。 ●その他の地域についても,国民間の経済格差拡大により一般犯罪が増加する可能性がありますので,十分注意が必要です。

12月28日 フィジー 危険レベル】 ● 首都圏(スバ市,ラミ町,ナシヌ町及びナウソリ町)並びに西部地区のラウトカ市,ナンディ町及びバ町 レベル1:十分注意してください。(継続) ● 上記を除く全土 危険レベル解除(引き下げ) 【ポイント】 ● 首都圏(スバ市,ラミ町,ナシヌ町及びナウソリ町)並びに西部地区のラウトカ市,ナンディ町及びバ町では,窃盗,強盗,詐欺,暴行及び家宅侵入が多く発生しており,日本人など観光滞在者をターゲットにした同種犯罪が横行しているため,滞在中は十分な注意が必要です。 ● 統計資料によると犯罪は減少傾向にあるものの,首都圏並びに西部地区のラウトカ市,ナンディ町及びバ町においては引き続き十分な注意を必要とします。 ● 上記以外の地域は,犯罪発生件数が比較的少ないため,危険情報を解除します。




II.「海外安全情報(スポット情報、広域情報)」発出状況(8件)
12月3日 パキスタン、アフガニスタン、パプアニューギニア、ケニア、コンゴ民主共和国、ソマリア、ナイジェリア、ニジェール ポリオの発生状況(ポリオ発生国に渡航する際は、追加の予防接種をご検討ください。)(その9)
12月4日 フランス フランス:燃料価格高騰等に対するデモ「黄色いベスト運動」に関する注意喚起
12月12日 インド、インドネシア、大韓民国(韓国)、カンボジア、シンガポール、スリランカ、タイ、台湾、中華人民共和国(中国)、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、香港、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、ラオス、モルディブ、北朝鮮、マカオ、ブータン、アフガニスタン、アラブ首長国連邦、イエメン、イスラエル、イラク、イラン、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、シリア、トルコ、バーレーン、ヨルダン、レバノン、オーストラリア、ソロモン諸島、サモア、ニュージーランド、パプアニューギニア、フィジー、バヌアツ、タヒチ、アルジェリア、アンゴラ、ウガンダ、エジプト、エチオピア、ガーナ、ガボン、カメルーン、ギニア、ケニア、コートジボワール、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、ザンビア、シエラレオネ、ジンバブエ、スーダン、セーシェル、セネガル、ソマリア、タンザニア、中央アフリカ、チュニジア、トーゴ、ナイジェリア、ニジェール、ブルキナファソ、ベナン、マダガスカル、マラウイ、マリ、南アフリカ共和国、モザンビーク、モロッコ、リビア、リベリア、ブルンジ、レソト、ルワンダ、コモロ、チャド、エリトリア、ギニアビサウ、ジブチ、西サハラ地域、ナミビア、アイルランド、アゼルバイジャン、イタリア、英国、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、バチカン、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、セルビア、ルクセンブルク、ルーマニア、ロシア、モンテネグロ、コソボ、ウクライナ、ウズベキスタン、スロバキア、ベラルーシ、ラトビア、カザフスタン、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、リトアニア、キプロス、マルタ、アルバニア、ジブラルタル、モルドバ、アルメニア、ジョージア、タジキスタン、トルクメニスタン、マケドニア旧ユーゴスラビア共和国、アメリカ合衆国(米国)、カナダ、北マリアナ諸島、グアム、ハワイ、アルゼンチン、ウルグアイ、エクアドル、エルサルバドル、キューバ、グアテマラ、コスタリカ、コロンビア、ジャマイカ、スリナム、チリ、ドミニカ共和国、トリニダード・トバゴ、ニカラグア、ハイチ、パナマ、バハマ、パラグアイ、ブラジル、ベネズエラ、ペルー、ボリビア、ホンジュラス、メキシコ、キルギス、キリバス、マーシャル、ミクロネシア、ナウル、パラオ、トンガ、ツバル、カーボヴェルデ、赤道ギニア、ガンビア、モーリタニア、モーリシャス、サントメ・プリンシペ、エスワティニ王国、アイスランド、リヒテンシュタイン、モナコ、サンマリノ、アンティグア・バーブーダ、バルバドス、ベリーズ、ドミニカ、グレナダ、セントクリストファー・ネーヴィス、セントルシア、セントビンセント、ガイアナ、東ティモール、ボツワナ、アンドラ、ニューカレドニア、クック諸島、南スーダン、ニウエ 冬休みの海外安全対策と「たびレジ」登録のお願い
12月12日 フランス フランス:ストラスブール市のクリスマス・マーケット付近における銃撃事件に関する注意喚起
12月17日 コンゴ民主共和国 コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生(その6)
12月27日 バングラデシュ バングラデシュ:第11回総選挙投票に関する注意喚起
12月28日 スペイン スペイン:バルセロナ市ランブラス通りにおけるテロ攻撃の可能性に関する注意喚起
12月29日 エジプト エジプト:ギザにおける観光バス爆破事案に伴う注意喚起