海外安全情報の検索
I.「海外安全情報(危険情報)」
9月5日 |
ギニア |
【危険度】
●マリとの国境地帯
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●ボケ県(全域),シギリ県及びマンディアナ県(除くマリとの国境地帯),コートジボワール並びにリベリアとの国境地帯
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●首都コナクリ市を含むその他地域
レベル1:十分注意してください。(引き下げ)
【ポイント】
●マリとの国境地帯では,依然として金鉱山の開発を巡るトラブルにより,死傷者が出るなど治安情勢の悪化が続いているため,どのような目的であれ,渡航は止めてください。
●ボケ県,シギリ県及びマンディアナ県においては,ボーキサイトや金鉱山開発を巡るトラブルが,コートジボワール及びリベリア国境との地帯においては,両国住民同士の衝突が発生しているため,十分な警戒と安全対策が必要です。
●首都コナクリ市を含む上記以外の地域では,治安情勢が比較的落ちている状況にあるため,レベル2からレベル1へ引き下げます。ただし,ガソリン値上げや電力供給不足等への抗議デモや賃金引き上げや待遇改善等を要求するストライキ等が断続的に発生しているため,十分に注意してください。
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9月11日 |
パラグアイ |
● コンセプシオン県ウブ・ジャウ市と隣接するアマンバイ県内の県境付近
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き上げ)
● コンセプシオン県の一部,サン・ペドロ県の一部,アマンバイ県カピタン・バド市,アルト・パラナ県プレシデンテ・フランコ市
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
● アスンシオン市及び周辺,アマンバイ県ベジャ・ビスタ・ノルテ市,ペドロ・ファン・カバジェロ市,カニンデジュ県サルト・デル・グアイラ市,アルト・パラナ県シウダ・デル・エステ市,イタプア県エンカルナシオン市
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
● コンセプシオン県,及びサン・ペドロ県の一部の地域で活動している反政府武装グループは,誘拐・殺人等の凶悪犯罪を引き起こしています。同地域への不要不急の渡航は止めてください。
● 主要反政府武装グループのパラグアイ人民軍(EPP)はコンセプシオン県ウブ・ジャウ市を中心に活動しており,同市に隣接するアマンバイ県の県境付近をレベル2に引き上げます。
● 首都をはじめブラジル,アルゼンチンと国境を接する一部地域においては,麻薬組織の抗争や強・窃盗等の犯罪に一般市民が巻き込まれる危険性がありますので,当該地域に危険レベル2及び1を継続して発出しています。
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9月12日 |
マレーシア |
【危険度】
●サバ州東側の島嶼部及び周辺海域並びに一部のサバ州東海岸(サンダカン,ラハ・ダトゥ,クナ及びセンポルナ周辺地域)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●サバ州東海岸のうち,レベル3発出以外の地域(タワウを含む)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
【ポイント】
●サバ州東海岸一帯の大部分及び周辺海域では,海賊事件,身代金目的の外国人誘拐等が続発しているほか,様々な武装勢力が活動を行っていることもあり,目的の如何を問わず渡航は止めてください。
●マレーシアにおいても,ISILをはじめとするテロに関する情勢は予断を許さない状況にあるため,テロ事件等不測の事態に巻き込まれることのないよう,最新の関連情報の入手に努めてください。
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9月14日 |
トルコ |
【危険レベル】
●シリアとの国境地帯,イラクとの国境地帯の一部
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
●ディヤルバクル県及びイラクとの国境地帯(レベル4の地域を除く)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●ハッカーリ県,シュルナク県,ハタイ県,キリス県,ガジアンテップ県,シャンルウルファ県,マルディン県(シリア及びイラクとの国境地帯を除く)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●イスタンブール県,アンカラ中心部及びエセンボア空港,東部11県(トゥンジェリ,エラズー,ビンギョル,ムシュ,ビトリス,ヴァン,ウードゥル,カルス,アール,エルズルム,エルジンジャン)及び南東部3県(バトマン,シールト,アドゥヤマン)
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●イスタンブールにおいては2017年1月1日のISILによるテロ事件以降,大きなテロは発生していませんが,テロ関係者の拘束が継続しています。最新の治安関係情報を入手するようにしてください。
●2018年1月20日から実施されたトルコ軍による「オリーブの枝」作戦により,シリア北西部アフリーン地区から,クルド人民防衛隊(YPG)等のクルド系武装組織が一掃されましたが,シリアとの国境地帯,イラクとの国境地帯の一部の地域は,テロ,誤爆,流弾等の危害が及ぶ可能性が排除されません。どのような目的であれ渡航は止めてください。既に滞在中の方は退避してください。
●ディヤルバクル県及びイラクとの国境地帯は,治安当局を狙ったテロや治安当局と「クルディスタン労働者党」(PKK)との衝突が発生しています。どのような目的であれ渡航は止めてください。
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9月18日 |
トリニダード・トバゴ |
【危険度】
●全土
レベル1:十分注意して下さい。(継続)
【ポイント】
●トリニダード・トバゴでは,けん銃等を使用した凶悪犯罪が頻発しており,その件数も年々増加しています。
●アジア系(中国人)住民を狙った殺人,強盗事件が頻発しており,日本人が犯罪に巻き込まれる可能性も排除されません。
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9月18日 |
ガイアナ |
【危険度】
●全土
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●日本人を含む外国人が狙われる強盗事件が増加傾向にあります。犯人がけん銃等の凶器を持っている可能性も高く,十分な注意が必要です。
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9月26日 |
ニジェール |
【危険度】
●ニジェールの北緯15度以北の地域,ディファ州全域及びティラベリ州北部
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)。(一部引き上げ)
●上記及びニアメ市並びにドッソ市を除く全域
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)。(継続)
●ドッソ市
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き下げ)
●ニアメ市
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
【ポイント】
●ナイジェリア北東部に拠点を置くイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」は,たびたび越境の上ディファ州の村などへの襲撃を繰り返している等のため,ディファ州の北緯15度以下の地域及びディラベル州北部の一部地域をレベル3からレベル4に引き上げます。
●また,北緯15度以北の地域においては,イスラム過激派組織による外国人誘拐事案などが続発していることから,引き続きレベル4を継続します。この地域に加え,上記ディファ州の北緯15度以下の地域及びディラベル州北部の一部地域への渡航は止めてください。また,既に滞在している方は,直ちに安全な地域へ退避してください。
●ドッソ市については,同市における治安状況は改善している傾向にあるため,レベル3からレベル2に引き下げますが,同市への不要不急の渡航・滞在は止めてください。
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9月26日 |
ヨルダン |
【危険度】
●シリア及びイラクとの国境地帯
:レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●その他の地域
:レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●シリアとの国境地帯は軍事閉鎖区域に指定され,立ち入り禁止となっています。同国境地帯には近づかないでください。
●2017年8月,イラクとの国境にある検問所が再開されました。ヨルダン側では治安が比較的安定しているものの,イラク側の治安情勢は依然として不安定です。同国境地帯には近づかないでください。
●観光地や都市部等においてテロの可能性があり,ショッピングモールやレストラン等も標的となり得ます。テロの脅威について十分に留意し,最新の関連情報を入手の上,不測の事態に巻き込まれないよう努めてください。
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9月26日 |
アゼルバイジャン |
【危険レベル】
●ナゴルノ・カラバフ及びその周辺のアルメニア占領地域,並びにアルメニアとの国境周辺地域(アゼルバイジャン領ナヒチェバン自治共和国のアルメニアとの国境周辺地域を含む):「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」(継続)
●上記以外の地域(首都バクーを含む):「レベル1:十分注意してください。」(継続)
【ポイント】
●アゼルバイジャンは,アルメニアとの間でナゴルノ・カラバフ紛争を抱えており,未だ解決の見通しは立っていません。
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9月27日 |
アルジェリア |
【危険レベル】
●リビア,ニジェール,マリ,モーリタニア国境地帯,イリジ県イナメナス地区
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
●テベッサ県,ヘンシェラ県,エル・ウェッド県及びウアルグラ県のチュニジア国境地帯,ベジャイア県のベジャイア地区から西の地域(ベジャイア地区を除く),ティジ・ウズ県(ティジ・ウズ地区(市街地)を除く),アイン・デフラ県,イリジ県(リビア,ニジェール国境地帯を除く),タマンラセット県(ニジェール,マリ国境地帯を除く),アドラール県南部地域(ザウイエット・クンタ地区及びタメクテン地区を含む,同各地区から北部地域及びマリ,モーリタニア国境地帯を除く)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●バトナ県,ブイラ県,ベジャイア県のベジャイア地区から東の地域及びベジャイア地区,ブーメルデス県,ティジ・ウズ県(ティジ・ウズ地区(市街地)),ティンドゥーフ県(モーリタニア国境地帯を除く)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●上記以外の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●「レベル4:退避勧告」を発出している地域は,テロ・誘拐等の危害が及ぶ可能性が存在します。渡航は止めてください。既に滞在中の方は退避してください。
●「レベル3:渡航中止勧告」を発出している地域は,治安当局と武装集団の衝突や,テロ・誘拐事件等が発生しています。渡航は止めてください。
●治安当局によるテロ掃討作戦への取り組みが強化されていますが,市街地より離れた森林・山岳・砂漠地帯などにおいては,テロリストが活動している場合があり,また治安当局による掃討作戦が実施される可能性があることに十分注意願います。
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9月28日 |
ザンビア |
【危険度】
● コンゴ民主共和国との国境付近(コッパーベルト州ンドラ市を除く)及びアンゴラとの国境付近
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
● その他の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●コンゴ民主共和国との国境付近(コッパーベルト州ンドラ市を除く)は,コンゴ民主共和国から越境した難民・不法移民等による窃盗・強盗等により,治安が悪化していますので,同国境付近への不要不急の渡航は止めてください。
●アンゴラとの国境付近は,アンゴラ側からの犯罪グループが,ザンビアの犯罪組織に武器の密売等を行っていると言われており,また,アンゴラ内戦当時に敷設された地雷が今も残存していますので,同地域への不要不急の渡航は止めてください。
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9月28日 |
エチオピア |
【危険度】
● エリトリア及びソマリアとの国境地帯
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
● ガンベラ州の国境地帯及びソマリ州(ジジガ市及びゴデ市を除く)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
● オロミア州西ハラルゲ地区
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き上げ)
● アムハラ州の一部,オロミア州の一部,ガンベラ州(国境地帯を除く),ソマリ州の一部,ベニシャングル・グムズ州ディンディル川以南のスーダン,南スーダン及びケニアとの国境地帯(ガンベラ州の国境地帯を除く)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
● 北アムハラ州(スーダンとの国境地帯を除く)
レベル1:十分注意してください。(引き下げ)
● アムハラ州の一部,オロミア州の一部,アディスアベバ市及びその他の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
● 2018年4月にアビィ新首相が就任し,同年6月に非常事態宣言が解除されました。同首相主導の改革が進んでおり,反政府活動はやや沈静化していますが,決してなくなったとは言えず,いつどこで発生するか分かりません。
● 地方の一部地域では,武器等を使用した民族間衝突が散発的に発生しており,これに巻き込まれ,多大な被害を受ける可能性があります。常に周囲の状況,安全に注意し,不穏な兆候があれば,速やかにその場を離れるようにしてください。
● オロミア州西ハラルゲは、同州東部の東ハラルゲ地区,バレ地区,グジ地区,ボレナ地区及び国境地帯と同様,民族間衝突が断続的に発生しているため,レベル2に引き上げます。
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II.「海外安全情報(スポット情報、広域情報)」発出状況(11件)
9月3日 |
パキスタン、アフガニスタン、シリア、パプアニューギニア、ケニア、コンゴ民主共和国、ソマリア、ナイジェリア |
ポリオの発生状況(ポリオ発生国に渡航する際は、追加の予防接種をご検討ください。)(その8) |
9月6日 |
ベリーズ |
ベリーズ:非常事態宣言発令に伴う注意喚起(新規) |
9月7日 |
イラク |
イラク:イラク治安情勢に関する注意喚起 |
9月10日 |
台湾、中華人民共和国(中国)、フィリピン、グアム |
台風22号の接近に伴う注意喚起 (北マリアナ諸島,フィリピン,台湾,中国沿岸地域) |
9月11日 |
アメリカ合衆国(米国) |
(件名)米国:ハリケーン「フローレンス」の接近に伴う注意喚起(新規) |
9月11日 |
インド、パキスタン、バングラデシュ、アフガニスタン、アラブ首長国連邦、イエメン、イラク、イラン、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、シリア、トルコ、バーレーン、レバノン、タンザニア、ナイジェリア、アゼルバイジャン、英国、ドイツ、ブルガリア、タジキスタン、アメリカ合衆国(米国)、グアム、ハワイ |
イスラム教シーア派の宗教行事「アーシューラー」に伴う注意喚起 |
9月14日 |
コンゴ民主共和国 |
コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生(その4) |
9月18日 |
ジンバブエ |
ジンバブエにおけるコレラの流行 |
9月19日 |
モルディブ |
(件名)モルディブ:大統領選挙実施に伴う注意喚起 |
9月25日 |
ジャマイカ |
ジャマイカ:非常事態宣言発令に伴う注意喚起(新規) |
9月26日 |
カメルーン |
カメルーン:英語圏(北西州及び南西州)情勢に伴う注意喚起(新規) |