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広域情報
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匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)を含めた犯罪組織による海外における闇バイトに関する注意喚起(加害者にならないために)(その2)

2026年05月01日
【ポイント】
●これまで、特殊詐欺や違法薬物(大麻等)の密輸に関する注意喚起を発出してきていますが、海外における闇バイトに応募し、犯罪組織等に「かけ子」として海外で特殊詐欺に加担させられるケースや、意図せず違法薬物(大麻等)の運び屋として犯罪に加担してしまい、その結果、現地警察に拘束又は保護される事案が引き続き発生しています。
●違法薬物の密輸は、それが意図的であるか否かにかかわらず所持しているだけでも、国によっては死刑や終身刑といった極刑が科せられます。また、日本の国内法上、海外での違法薬物所持であっても国外犯規定が適用され、処罰の対象となります。海外であっても、各国国内法または日本国内法に基づく犯罪行為に対する刑罰は免れません。
●犯罪組織は、SNSやインターネット等を通じて「短期間で多額の報酬を得られる」等の甘い誘い文句で「捨て駒」となる実行役を募っています。闇バイトに応募し、一度犯罪に加担してしまうと、「やめたい」と思っても、パスポートやスマホを取り上げられて、犯罪組織の拠点から長期間逃げ出せない状態になるケースも少なくありません。
●事案の中には、未成年者が海外で特殊詐欺に加担させられるケースも発生しており、犯罪組織内部で暴行を受けるケースもあります。成人、未成年にかかわらず、この種の求人に安易に応募しないよう、また、意図せず犯罪の加害者になることがないよう、十分慎重に行動してください。
●万が一、海外における闇バイトに応募してしまったと感じた場合、一人で悩み、抱え込むことなく、家族等の近しい人や外務省、警察等に助けを求めてください。
●また、海外における闇バイトに応募した結果、特殊詐欺や違法薬物の密輸等の犯罪に加担してしまった(加担させられた)と感じた場合には、現地の日本大使館・総領事館にも躊躇無く連絡・相談をしてください。

【本文】
1 闇バイトに応募した結果、東南アジアを中心に特殊詐欺に加担させられたり、東南アジアから欧州に違法薬物の運搬(密輸)させられた結果、現地警察に拘束される事案が多く発生していることを受け、2023年8月、2024年12月、2025年2月に「特殊詐欺に関する注意喚起」を発出し、また、2025年4月には「違法薬物(大麻等)の密輸に関する注意喚起」を発出し、更に2025年12月には「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)を含めた犯罪組織による海外における闇バイトに関する注意喚起(加害者にならないために)」を発出し、海外における闇バイトに関する注意を促してきたところです。

2 海外における「闇バイト」の募集の謳い文句は、「短期高収入」、「日本人に電話をかける仕事」、「リスクがあるけど稼げる」等の安易にお金が稼げるといった甘い誘い文句を用いるケースやSNSで知り合った人から「3か月で100万円を稼げる仕事」、(「ホテルレビューやマグロ漁船での仕事等)」と紹介を受けたケース等があります。このような誘いに乗り、海外において日本人が特殊詐欺犯罪に加担させられ、現地警察に拘束される事案が引き続き発生しています。

3 また、違法薬物の運搬については、東南アジアから欧州に運ばされる事案に加え、最近では、中米・南米から北米に運搬させられる事案も出てきています。それらも「航空券や現地でのホテル代も自己負担なし」、「数十万円の成功報酬も支払う高収入アルバイト」と案内され、荷物を運ぶだけならと安易に荷物の運搬を引き受け、知らないうちに違法薬物の運び屋にされ、その結果として、空港において現地警察に拘束される事案が発生しています。

4 海外でも日本と同様に、短期間で多額の報酬を得られるような仕事はありません。こうしたSNS、インターネット等を通じた求人案内に対しては、安易に応募することがないよう、また、意図せず犯罪の加害者になることがないよう、SNS、インターネット等だけで知り合った者からの甘い誘いには必ず警戒心を持ち、少しでも怪しいと思ったら、ネット等で調べ、また、周囲に相談するなどして、慎重に行動してください。

5 闇バイトに応募し、一度犯罪に加担してしまうと、「やめたい」と思っても、パスポートやスマホを取り上げられて軟禁状態になってしまったり、また、自分自身や家族等の個人情報をもとに脅迫され、抜け出すことができなくなるケースが少なからずあります。また、詐欺行為を拒否した場合等で犯罪組織内で暴行を受けるケースもあります。

6 また、海外であっても、犯罪行為に対する刑罰(各国国内法または日本国内法に基づく) から免れられるわけではありません。たとえ「知らなかった」、「聞いていた内容とは違っていた」といった事情があったとしても、何ら考慮されることなく現地警察に拘束され、現地又は日本において罰せられます。国によっては、違法薬物密輸の場合には死刑や終身刑となる国もあります。

7 犯罪組織にとって「闇バイトの応募者は使い捨て要員」です。万が一、海外における闇バイトに応募してしまったと感じた場合には、一人で悩み、抱え込むことなく、海外に渡航される前に、家族等の近しい人や外務省、警察等にご相談ください。
●日本国内の関係連絡先
○外務省領事サービスセンター
 電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
○警察相談専用窓口:#9110

8 また、海外における闇バイトに応募した結果、特殊詐欺や違法薬物の密輸等の犯罪に加担してまった(加担させられた)と感じた場合には、現地の日本大使館・総領事館にも躊躇無く、連絡・相談ください。
●在外公館連絡先:https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/zaigai/list/ 

9 以下のホームページ等もご参照ください。
【外務省発出の関連する広域情報】
○広域情報 匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)を含めた犯罪組織による海外における闇バイトに関する注意喚起(加害者にならないために)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2025C056.html 

○広域情報 特殊詐欺事件に関する注意喚起(加害者にならないために)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2023C035.html 

○広域情報 特殊詐欺事件に関する注意喚起(加害者にならないために)(その2)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2024C053.html 

○広域情報 特殊詐欺事件に関する注意喚起(加害者にならないために)(その3)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2025C003.html 

○広域情報 違法薬物(大麻等)の密輸に関する注意喚起
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2025C016.html 

【警察庁の関連ホームページ】
○「海外で儲かる仕事」は危険です!
https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/yamibaito/kaigaidemoukaru.pdf 

○「闇バイト」は犯罪実行者の募集です
https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/yamibaito/hanzaishaboshu.html 

○SNSで求人情報を探している方へ
https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/yamibaito/tokutyou.pdf 

○犯罪実行者募集の実態 ~少年を「使い捨て」にする「闇バイト」の現実~
https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/yamibaito/yamibaitojirei.pdf 

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関連課室)
○領事局海外邦人安全支援室

○海外安全ホームページ
 https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC・スマートフォン版)
 http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html(フィーチャーフォン版)
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