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広域情報
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中東情勢に関する注意喚起(その2)

2025年06月22日
【ポイント】
●6月22日、トランプ米国大統領は、米軍がイランの三つの核施設を攻撃したと明らかにしました。
●6月13日以降、イスラエルとイランの間の攻撃の応酬により、双方に民間人を含む多数の死傷者が発生しているほか、両国以外でも空域や空港の閉鎖が発生している場合があります。
●中東地域においては事態がさらに急速に悪化する可能性が排除されません。既に、イラン外相は、イランは自国の主権、利益、国民を守るためのあらゆる選択肢を留保すると表明しています。
●現地滞在中は、複数の情報源から米軍施設をめぐる状況を含めた最新情報を確認し、自らの安全確保に努めてください。
●現地で不測の事態に遭遇した際には、現地の在外公館にご連絡ください。

【本文】
1 6月22日、トランプ米国大統領は、米軍がイランの三つの核施設を攻撃したと明らかにしました。

2 6月13日以降、イスラエルとイランの双方が互いへの攻撃を続け、双方に民間人を含む死傷者が発生し続けています。

3 また、イスラエルとイラン両国の攻撃の応酬により、両国以外のヨルダンやレバノン等でも空域や空港の閉鎖が発生し、フライトの大幅なキャンセルや遅延が発生しています。特に、イスラエルとイランとの間や周辺に所在する地域においては、フライト情報も含めて最新情報を確認する必要があります。

4 中東地域においては事態がさらに急速に悪化する可能性が排除されません。イランは、以前から、米国のいかなる軍事介入も取り返しのつかない損害を伴うことを知るべきである旨の発言を行ってきており、既に、イラン外相は、イランは自国の主権、利益、国民を守るためのあらゆる選択肢を留保すると表明しています。現地滞在中は、複数の情報源から米軍施設をめぐる状況を含めた最新情報を確認し、自らの安全確保に努めてください。現地で不測の事態に遭遇した際には、現地の在外公館にご連絡ください。各国在外公館の連絡先リストはこちらです( https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/zaigai/list/ )。

5 海外渡航の際には、万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在される方は、現地在外公館が緊急連絡先を確認できるよう在留届を必ず提出してください。3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新の安全情報や緊急時の現地在外公館からの連絡を受け取ることができるよう「たびレジ」に必ず登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

6 本広域情報の対象国・地域
アフガニスタン、アラブ首長国連邦、イエメン、イスラエル、パレスチナ、イラク、イラン、オマーン、エジプト、エリトリア、カタール、クウェート、サウジアラビア、ジブチ、シリア、スーダン、トルコ、バーレーン、ヨルダン、レバノン
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