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広域情報
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南米海域における海賊等事案に関する注意喚起

2023年08月16日
(ポイント)
●南米海域では、海賊等事案(注)による被害が多発しています。
●南米周辺海域を航行する船舶の運航事業者及び当該船舶に乗船を予定されている方は、同海域において海賊等事案による被害に遭遇する危険性を十分認識し、最新情報の入手に努めてください。

注:「海賊等事案」は、公海上で発生した「海賊」と領海内で発生した「武装強盗」を含む。

1 南米海域では、乗り込み事案等の海賊等事案が多発しています。国際商工会議所(ICC)国際海事局(IMB)の報告書によれば、2022年の地域別発生件数は東南アジアに続き2番目、国別ではペルーがシンガポールに続き世界で2番目に多く発生しています。また、同報告書によれば、事案の大多数が夜間停泊中に発生しています。

【参考】最近の南米海域での海賊等事案の発生件数(出典:2022年IMB年間報告書)
2018年:26件、2019年:21件、2020年:21件、2021年:31件、2022年:22件 

2 特にペルーのカヤオ停泊地及びブラジルのマカパ停泊地の利用や、周辺を航行する船舶の運航事業者及び当該船舶に乗船を予定されている方は、これらの海域の危険性を十分認識し、事前に関連する報道や下記ホームページ等を通じて最新情報の入手に努めてください。

(関連ホームページ)
○外務省海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.asp (携帯版)
○パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_10.html
○パンフレット「海外における脅迫・誘拐対策Q&A」
https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_04.html
○国土交通省海事局(海賊対策)
http://www.mlit.go.jp/maritime/maritime_tk2_000004.html
○海上保安庁(海賊対策)
http://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/chian/anti-piracy.html

(問合せ先)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く) 
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2851
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