情報種別:海外安全情報(広域情報)
本情報は2017年07月19日(日本時間)に失効しました。

アンゴラ及びコンゴ民主共和国における黄熱の流行の終息

2017年02月28日
【ポイント】
世界保健機関(WHO)は、アンゴラ及びコンゴ民主共和国における黄熱の流行が終息したことを発表しました。

1 アンゴラ及びコンゴ民主共和国における黄熱の流行の終息
(1)世界保健機関(WHO)は、2016年12月23日にアンゴラについて、2017年2月14日にコンゴ民主共和国について、黄熱の流行が終息したことを発表しました。今回の流行は2015年12月にアンゴラで最初に確認され、その後、隣国のコンゴ民主共和国に感染が拡大し、2か国で延べ965例の感染確定例が報告されました。アンゴラでは2016年6月23日、コンゴ民主共和国では同年7月12日を最後に、その後6か月に亘り新たな感染者の報告がなかったことから、今回流行の終息が宣言されました。
(2)アンゴラ及びコンゴ民主共和国政府は、引き続き生後9か月以上のすべての入国者に対して、黄熱予防接種証明書(イエローカード)の提示を義務付けています。これらの国々に渡航・滞在を予定している方及び既に滞在中の方は、渡航先の在外公館等から最新の関連情報を入手するとともに、以下2(4)を参考に、黄熱ワクチンを必ず接種し、渡航時には黄熱接種証明書を忘れず携行するようにしてください。

2 黄熱について
(1)感染経路
 黄熱は、黄熱ウイルスに感染した蚊(ネッタイシマカ等)に刺されることでかかる全身性の感染症です。アフリカ(主に中央部)と南アメリカ(主にアマゾン地域)等で感染者が報告されています。ヒトからヒトへ感染することはありません。
(2)症状
通常3~6日の潜伏期間の後、発熱、頭痛、筋肉痛、嘔吐などの症状を示します。感染しても症状がないか、軽い症状のみで終わる場合もありますが、症状を呈した患者のうち15%が重症になり、黄疸、出血傾向を来たし、重症になった患者の致死率は20~50%に達すると言われています。発症した場合には、重篤になるリスクの高い感染症と言えます。
(3)治療方法
特別な治療法はなく、対処療法が行われます。
(4)予防
黄熱は、黄熱ワクチンの接種により予防することができます。1回の予防接種で終生免疫を獲得することができると言われており、WHOの勧告に基づき2016年7月11日以降、黄熱予防接種証明書(イエローカード)の有効期間は、これまでの10年から生涯有効に変更されています。イエローカードは接種後10日後から有効となりますので、渡航を計画されている方は、早めに接種を行うことが大切です。
 黄熱については、以下の厚生労働省及び厚生労働省検疫所のホームページにて詳細情報を提供しておりますので、あわせてご参照ください。
厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000124572.html
厚生労働省検疫所
http://www.forth.go.jp/useful/yellowfever.html

3 在留届及び「たびレジ」への登録のお願い
 海外渡航前には、万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は、緊急事態に備え、必ず在留届を提出してください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html)
 また、3か月未満の旅行や出張などの際には、海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局政策課(海外医療情報)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5367
○外務省 海外安全ホームページ: https://www.anzen.mofa.go.jp/
        (携帯版)  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp

(現地大使館連絡先)
○在アンゴラ日本国大使館
 電話 :222-442007/441662
国外からは:(国番号244)222-442007/441662
 ホームページ:http://www.angola.emb-japan.go.jp/
○在コンゴ民主共和国日本国大使館
電話:081-555-4731~4
  国外からは(国番号243)81-555-4731~4
ホームページ:http://www.rdc.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html