● 1月26日、世界保健機関(WHO)アフリカ地域事務所は、エチオピア政府が同国南エチオピア州及びシダマ州において発生していたマールブルグ病の流行終息を宣言した旨発表しました。
● 同国では、潜伏期間の倍にあたる42日間新たな症例が確認されませんでした。
● 上記状況にありますが、マールブルグ病は、致死率が高い極めて危険な感染症で、主として感染者の体液など(血液、分泌物、吐物・排泄物)に触れることにより感染します。アルコール消毒や石けんなどを使用した十分な手洗いを行う、感染の疑いがある人や動物などに直接触れないなど、適切な感染予防を心がけてください。
1 エチオピアにおけるマールブルグ病の終息
(1) 1月26日、WHOは、エチオピア政府がマールブルグ病の最後の患者が死亡して以降、42日間新たな症例が報告されなかったことを受け、マールブルグ病の流行終息を宣言した旨発表しました。
(2) 今回の流行では、2025年11月14日以降、南エチオピア州及びシダマ州から、確定症例14、疑い症例5、計19例(うち14例死亡)が報告されています。エチオピアでのマールブルグ病の流行は今回が初めてです。
(3) WHOは、再流行に備え、発生終息後も迅速な対応能力を維持することに加え、早期発見と対応能力の維持、予防策についての知識向上等の取り組みを推奨しています。
○ 1月26日付WHOアフリカ事務所による発表(英文)
https://www.afro.who.int/countries/ethiopia/news/ethiopia-declares-end-first-ever-marburg-virus-disease-outbreak2 マールブルグ病について
(1) 症状
マールブルグ病はマールブルグウイルスによる致死性の高いウイルス性出血熱です。潜伏期間は通常3日から10日で、発症は突発的です。初期症状は発熱、頭痛、筋肉痛、皮膚粘膜発疹であり、嘔吐、下痢などの消化器症状が現れ、重症化すると中枢神経症状、出血症状を生じ、死にいたることがあります。
過去の報告では発症者の致死率は24%から88%におよび、確実に有効なワクチン、治療法はありません。自然界ではコウモリがウイルスを保持していると言われています。
(2) 予防策
アルコール消毒や石けんなどを使用した十分な手洗いを行うとともに、患者(疑い含む)、遺体、血液、分泌物、吐物・排泄物や動物に直接触れないようにすることが重要です。感染者が発生している地域には近づかないようにし、感染者又は感染の疑いがある人との接触は避け、野生動物の肉(bush meatやジビエと称されるもの)を食さないなど、感染予防を心掛けてください。
(参考)
○ 厚生労働省検疫所(FORTH)
https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/name49.html○ 国立健康危機管理研究機構(JIHS)
https://id-info.jihs.go.jp/infectious-diseases/marburg-virus-disease/detail/index.html3 在留届及び「たびレジ」への登録のお願い
海外渡航前には、万一に備え、家族や友人、職場などに日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は、緊急事態に備え、必ず在留届を提出してください。
(在留届)
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html また、3か月未満の出張などの渡航の際には、海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
(たびレジ)
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html(問い合わせ窓口)
● 外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省関連課室連絡先)
● 外務省領事局政策課(感染症情報)
電話:(代表)03-3580-3311
● 外務省 海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/(PC版・スマートフォン)http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp(フィーチャーフォン)(現地在外公館連絡先)
○ 在エチオピア日本国大使館
住所:P.O.BOX5650, Bole Sub-city Woreda6, House No.431, Addis Ababa, Ethiopia
E-mail:japan-embassy@ad.mofa.go.jp(大使館代表)
E-mail:ryoji@ad.mofa.go.jp(警備領事班代表)
電話:011-667-1166 (大使館代表電話)
国外からは(国番号251)11-667-1166
緊急時連絡先:091-120-0721 又は 091-121-6773
国外からは(国番号251)91-120-0721又は91-121-6773
HP:
https://www.et.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html