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スポット情報
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セルビア国内のデモの長期化について

2025年09月09日
【ポイント】
・2024年11月1日のノビ・サド駅舎の屋根が崩落する事故を契機に、学生や市民が政府に対する不満や要求を掲げ、国内の多くの都市でデモを行っています。
・同事故以降にセルビア各地で断続的に行われているデモが更に長期化し、デモ参加者と警察当局等との衝突等が増加することが懸念されています。
・デモの周辺については、不慮の事故・事件に巻き込まれる可能性があるため、近づかない又は十分な距離を取ることを心がけて下さい。

【本文】
1 2024年11月1日、国内第二の都市である北部ノビ・サド駅舎の屋根が崩落し、利用客16名が死亡する事故が発生しました。この事故を契機に、学生や市民が、政府に対する不満や要求を掲げたデモをベオグラード市やノビ・サド市をはじめ、セルビア国内の多くの都市で行っています。

2 2025年6月頃までのデモは、参加者の一部が逮捕される事案やデモ参加者に対するひき逃げ事件等が発生していましたが、負傷者は比較的少数に留まっていました。しかし、同年7月以降、デモ参加者と警察当局等との衝突が増加傾向にあり、一晩で100名程度が負傷する衝突も発生しています。

3 デモは既に長期にわたり継続していますが、これまでのところ沈静化の兆しは見えていません。また、上記のとおり、負傷者が発生する事案も増えていることから、不測の事態が発生する可能性も排除されません。

4 セルビアに渡航予定の方や在留邦人の皆様におかれましては、報道等を通じた最新の治安情報の収集に努めるとともに、これらのデモ活動や抗議集会については、不慮の事故・事件に巻き込まれる可能性があるため、会場に近づかない又は十分な距離を取るようにして下さい。また、外出する際には家族や知人に行き先や居場所等を知らせることに努めて下さい。

5 海外渡航前には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は、緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

 また、3か月未満の旅行や出張などの際には、海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう、「たびレジ」に登録してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#


(問合せ先)
○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人緊急事態課
 電話:(代表)03-3580-3311
○海外安全ホームページ:
 https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (フィーチャーフォン版)

(連絡先)
○在セルビア日本国大使館
住所: Tresnjinog cveta 13, 11070 Novi Beograd
電話: +381-11-3012800
FAX: +381-11-7118258
領事メールアドレス: consular@s1.mofa.go.jp
大使館ホームページ: http://www.yu.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
※領事窓口(除く土日祝日): 8:30-12:30, 13:30-17:00
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