【ポイント】
●4月22日、インド北部ジャンム・カシミール準州のパハルガム近郊で、外国人観光客を含む民間人26名が死亡するテロ事案が発生し、パキスタンを拠点とするイスラム過激派ラシュカレ・タイバの分派組織である抵抗戦線が関与したと報じられています。
●この事案を受け、インド政府はインド・パキスタン国境検問所の即時封鎖等の措置を講じており、印パ両国間の動向についても注視が必要です。
●引き続き、ジャンム・カシミール準州の危険レベル3以上の地域への渡航は止めてください。
【本文】
1 4月22日、インド北部ジャンム・カシミール準州のパハルガム(Pahalgam)近郊で、外国人観光客を含む民間人に対する銃撃により、少なくとも26名死亡するテロ事案が発生しました。パキスタンを拠点とするイスラム過激派ラシュカレ・タイバ(LeT)の分派組織である抵抗戦線(TRF)が関与したと報じられています。
2 この事案を受け、インド政府はインド・パキスタン国境検問所の即時封鎖等の措置を講じており、印パ両国間の動向についても注視が必要です。
3 引き続きインド北部ジャンム・カシミール準州及びラダック連邦直轄領・管理ライン(LoC)付近は、危険レベル4(退避してください(退避勧告))、又は危険レベル3(渡航は止めてください(渡航中止勧告))が発出されていますので、これらの地域への渡航は止めてください。
4 また、既に滞在中の方は、報道等において最新の情報を入手していただくとともに、不測の事態に巻き込まれることのないよう、周囲の安全が十分に確認できるまでむやみに出歩かない等、細心の注意を払い、安全対策を十分心掛けてください。
5 なお、テロ・誘拐対策に関しては、以下も併せて御参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(パンフレットは、
https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_03.html に掲載)
(2)リーフレット「海外渡航の安全対策」
(リーフレットは、
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_10.html に掲載)
(3)ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル
(マニュアルは、
https://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/golgo13xgaimusho.html に掲載)
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞ヶ関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)4567
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ:
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (フィーチャーフォン版)
(現地公館連絡先)
○在インド日本国大使館
住所:Plot No. 4&5, 50-G Shantipath, Chanakyapuri,
New Delhi 110 021, India
電話:2687-6581~3, 4610-4610
国外からは(国番号91-11)2687-6581~3, 4610-4610
FAX:2688-5587
国外からは(国番号91-11)2688-5587
ホームページ:
https://www.in.emb-japan.go.jp/itprtop-ja/index.html