【ポイント】
●11月13日(日)、イスタンブールにおいて爆発事件が発生し、6名が死亡、81名が重軽傷を負いました。
●トルコ国内に渡航・滞在を予定されている方は、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の治安情報の収集に努め、安全確保に十分心がけてください。
【本文】
1 11月13日(日)、イスタンブール市ベイオール区イスティクラル通り(タクシム広場近く)において爆発事件が発生しました。政府発表によれば、本件により6名が死亡、81名が重軽傷を負ったとのことです。
当局により、実行犯は逮捕されましたが、未だ捜査が継続しています。
2 トルコにおいては本件のほか、次のような事案が発生しています。
(1)本年4月、ブルサ県において刑務官輸送バスが爆破され、刑務官1名が死亡。
(2)本年9月、メルスィン県において警察官用宿泊施設が襲撃され、警察官1名が死亡、犯人2名は自爆死。
3 上記を踏まえ、当面の間、トルコに渡航・滞在を予定されている方は、テロや不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の治安情報の収集に努め、下記の点に注意しつつ安全確保に十分心がけてください。
(1)可能な限り、不特定多数の人が集まり、混雑している場所には近づかないようにしてください。
(2)テロが、いつどこで起こるかを予測することは困難ですが、普段から周囲の状況を見渡し、不審者(車)・不審物に注意を払い異常(不自然な放置物件、不自然な厚着、特異な印象など)を感じた場合には、直ちにその場を離れてください。
(3)付近で爆発音を聞いたときは、爆風を避けるため、まずその場に伏せてください。また、その後、第2の爆発が起こり得ることに十分注意し、現場から速やかに離れてください。
4 海外渡航前には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は、緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。
(
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html )
また、3か月未満の旅行や出張などの際には、海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう、「たびレジ」に登録してください。
(詳細は
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)
5 なお、テロ・誘拐対策に関しては、以下も併せて御参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(パンフレットは、
https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_03.html に掲載)
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは、
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_10.html に掲載)
(3)ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル
(マニュアルは、
http://www.anzen.mofa.gojp/anzen_info/golgo13xgaimusho.html に掲載)
(問合せ先)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2851
(現地大使館連絡先)
在トルコ日本国大使館
代表電話:0312-446-0500(領事班内線番号:291,258)
FAX :0312-437-1812
メール:ryoji@an.mofa.go.jp
大使館ホームページ:
https://www.tr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/在イスタンブール日本国総領事館
代表電話:+90-212-317-4600
FAX :+90-212-317-4604
メール:ryoji@it.mofa.go.jp
総領事館ホームページ:
https://www.istanbul.tr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/