【ポイント】
●10月26日、ファールス州シーラーズ市内中心部に所在するシャー・チェラーグ廟において銃撃事件が発生しました。
●当面の間、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めてください。特に、抗議集会やテロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察関係施設、公共交通機関、観光施設、デパートや市場、宗教施設など不特定多数が集まる場所)を訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場を離れるなど安全の確保に十分注意してください。
【本文】
1 10月26日、ファールス州シーラーズ市内中心部に所在するシャー・チェラーグ廟において銃撃事件が発生し、13人が死亡、少なくとも数十人が負傷したと報じられております。なお、本事件に関し、イスラム過激派組織「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)」により犯行声明が発出されております。
2 また、今回の銃撃事件のほか、10月28日には、治安当局がシーラーズ市で爆弾テロを阻止したと発表しています。
3 つきましては、イランに渡航・滞在を予定している方及び既に滞在中の方は、当面の間、上記情勢に留意の上、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めてください。特に、抗議集会やテロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察関係施設、公共交通機関、観光施設、デパートや市場、宗教施設など不特定多数が集まる場所)を訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場を離れるなど安全の確保に努めてください。
参考:イラン「海外安全情報」
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_046.html#ad-image-04 海外渡航の際には、万一に備え、家族、友人、職場等に、日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は、緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。
(
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html )
また、3か月未満の旅行や出張などの際には、海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう、「たびレジ」に登録してください。
(詳細は
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)
5 なお、テロ・誘拐対策に関しては、以下も併せて御参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(パンフレットは、
https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_03.html に掲載)
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは、
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_10.html に掲載)
(3)ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル
(マニュアルは、
http://www.anzen.mofa.gojp/anzen_info/golgo13xgaimusho.html に掲載)
(問い合わせ先)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省内関係課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2851
(現地公館連絡先)
在イラン日本国大使館 領事班
電話:+98-021-22660710(代表)
FAX :+98-021-22660746
e-mail: consular@th.mofa.go.jp
HP:
http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html