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スポット情報
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ガーナ・アシャンティ州におけるマールブルグウイルス病の発生

2022年07月21日
●7月17日、WHOは、ガーナ保健当局が、同国のアシャンティ州において、ガーナ国内で初めてマールブルグウイルス病の症例を確認した旨公表しました。
●マールブルグウイルス病は、エボラ出血熱と同様に致死率が高い極めて危険な感染症で、主として感染者の体液等(血液、分泌物、吐物・排泄物)に触れることにより感染します。感染者が発生している地域には近づかないようにし、感染者又は感染の疑いがある人との接触は避けてください。

1 マールブルグウイルス病の発生
 7月17日、WHOは、ガーナの保健当局が、同国アシャンティ州でマールブルグウイルス病(MVD)の症例を2例確認した旨公表しました。
1例目は26歳の男性で、6月26日に医療機関に入院し翌27日に死亡しました。2例目は51歳の男性で同月28日に医療機関に報告され同日亡くなりました。
セネガルのパスツール研究所は、下痢、発熱、悪寒、嘔吐などの症状を示した2人の患者の検体を受領し、これらがマールブルグウイルスによるものであると示唆したガーナの野口記念医学研究所による確認結果が確かなものであることを裏付けました。
WHOは、専門家を派遣し、疫学的監視の強化、検査、接触者の追跡等を行えるよう、ガーナ保健当局とアシャンティ地域の合同調査チームを支援しています。また、流行の発生を抑えるためには迅速で確固たる行動が有効であるため、専門家チームは現地に数日留まり、引き続き感染予防等の措置を講じる予定です。
なお、西アフリカで人獣共通感染症が発生するのは、昨年のギニアに次いで今回が2回目のケースとなります。それ以前にアフリカでマールブルグウイルス病が発生した国としては、アンゴラ、コンゴ民主共和国、ケニア、南アフリカ、ウガンダが報告されています。WHOは感染のリスクが高い近隣の国々に対しても警戒を呼びかけています。

○7月17日付WHOによる発表(英文)
https://www.afro.who.int/countries/ghana/news/ghana-declares-first-ever-outbreak-marburg-virus-disease-0?country=14433&name=Ghana

2 マールブルグウイルス病について
 マールブルグウイルス病は、エボラ出血熱と同様に最も危険な感染症である一類感染症に指定されています。コウモリやラットなどの媒介動物の関与が指摘されてはいますが、自然界からヒトへの感染経路は依然不明です。感染源になるのは、患者の血液、体液、排泄物、唾液などで、これらとの直接接触及び医療機関や家族内での濃厚接触が感染経路となっており、空気感染はありません。現在、特異的な治療法はなく、対症療法となります。潜伏期間は3日から10日で、突発的に発症し、発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛に続き発疹がみられます。その後、症状は悪化し、黄疸、全身衰弱、精神錯乱、出血、多臓器不全をきたし、死に至る場合があります。
致死率が高い感染症ですので、予防が重要です。自然環境にあるウイルスに感染しないために、野生動物(含・死骸、排泄物)に触れない、不用意に洞窟・採掘坑に立ち入らないなど注意するとともに、アルコール消毒や石けんなどを使用した十分な手洗いを行うように心掛けてください。
 また、マールブルグウイルス病に感染しないよう、感染者が発生している地域には近付かないようにし、感染者又は感染の疑いがある人との接触は避け、野生動物の肉(bush meatやジビエと称されるもの等)を食さないなど、感染予防を心掛けてください。
(参考)
○厚生労働省検疫所
https://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name49.html
○国立感染症研究所:「マールブルグウイルス病とは」
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/343-marburg.html

3 在留届及び「たびレジ」への登録のお願い
 海外渡航前には、万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は、緊急事態に備え、必ず在留届を提出してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
 また、3か月未満の出張などの渡航の際には、海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html 参照)

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局政策課(海外医療情報)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)4919
○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
        (携帯版)  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp

(現地在外公館連絡先)
○在ガ-ナ日本国大使館
住所:Dr.Hideyo Noguchi Street, West Cantonments, Accra, Ghana(P.O.BOX 1637)
  電話:(市外局番030)2765060、276501
  国外からは(国番号233)30-2765060、2765061
  FAX:(市外局番030)2762553
  国外からは(国番号233)30-2762553
  ホームページ:https://www.gh.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html 
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