【ポイント】
●カザフスタン各地で、ガス料金値上げに端を発する抗議デモが発生しています。
●今後も各地でデモ隊と治安当局の衝突が発生する可能性があります。最新の情報の入手に努め、デモに巻き込まれないよう十分注意してください。
【本文】
１ １月１日、カザフスタン政府は液化天然ガス料金の値上げを決定しました。これに反対する集会がマンギスタウ州ジャナオゼンで開催され、その後同様の抗議活動がアトゥラウ市、アルマティ市等にも波及しました。一部のデモが過激化したことから、１月５日、トカエフ大統領はマンギスタウ州、アルマティ市、アルマティ州、ヌルスルタン市などに非常事態を宣言しました。
２ 上記に加えシムケント市、タラズ市等でも抗議活動が確認されているほか、セメイ市、アクトベ市等でも抗議集会が開かれている模様です。また、アルマティ市庁舎付近では衝突が激化しているとの報道もあります。
３ 天然ガス価格をめぐり、カザフスタン各地では今後とも突発的にデモが発生し、過激化したデモ隊と治安当局との衝突により負傷者や逮捕者が発生する可能性があります。在留邦人及び渡航者の皆様におかれては、各都市の市庁舎や広場等、デモが発生する蓋然性が高い場所には当面近づかないようにして下さい。
４ また、５日よりカザフスタン国内におけるインターネット規制が強化され、繫がりづらくなっており、デモの発生時間や移動経路等の事前予想はますます困難となっています。こうした状況を踏まえ、厳に信頼のおける公式発表や在カザフスタン日本国大使館が発信する最新情報の入手に努めるとともに、群衆の集まりやすい時間帯・場所を努めて避け、仮にデモ隊や人混みに遭遇した場合には速やかにその場から離れるなど、一連の騒擾に巻き込まれることのないよう十分注意してください。
（問い合わせ窓口）
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住所：東京都千代田区霞が関2-2-1
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（外務省内関係課室連絡先）
○領事局海外邦人安全課（テロ・誘拐関連を除く）（内線）4567
○領事局邦人テロ対策室（テロ・誘拐関連）（内線）3047
○海外安全ホームページ
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http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html （モバイル版）
（現地大使館等連絡先）
○在カザフスタン日本国大使館
住所：5fl, Kosmonavtov Str. 62, micro-district “Chubary”, Nur-Sultan,
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電話：(市外局番7172)977-843
国外からは(国番号7)-7172-977-843
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