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スポット情報
本情報は(日本時間)現在有効です。

アフガニスタン:治安情勢(定期更新)

2018年06月01日
【安全のために】
●危険情報「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」を全土に対して発出しています。目的の如何を問わず,渡航は止めてください。
●既にアフガニスタンに入国されている方は,国外の安全な地域へ直ちに退避してください。退避までの期間の緊急連絡先(氏名,連絡先,滞在日程)を在アフガニスタン日本国大使館又は外務省邦人テロ対策室まで至急連絡してください。
 在アフガニスタン日本国大使館: (93) 799-689-861,(93) 793-915-658
 外務省邦人テロ対策室:    (代表)03-3580-3311(内線)3047

【主要トピック】
●タリバーンがラマダン期間中の攻撃を呼びかけているほか,国内各地で反政府武装勢力がテロ等を起こしており,被害に遭う危険性が大いにあります。最近は選挙関連施設への攻撃が増加しています。(継続)
●国内各地でロケット弾・迫撃砲が着弾しているほか,外国人が誘拐されるリスクが高い状態にあります。(継続)
☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。

1 最近のアフガニスタンにおける治安情勢
(1)不安定な治安情勢
 国内各地でタリバーンや,「ISILホラサーン州」を称する勢力がテロ等を起こしており,特にタリバーンは6月中旬まで続くラマダン期間中の攻撃を呼びかけていることもあり,各地の情勢は極めて不安定な状態にあります。
 一見平穏な場所でも,いつでも情勢が急変する可能性があります。反政府武装勢力に対して,国軍や米軍による掃討作戦や空爆も行われており,攻撃の標的とならずとも被害に巻き込まれる危険性が大いにあります。治安部隊による警備・警戒が特に強化されている首都カブール市内でも,簡易爆発装置(IED)の爆発,銃撃,自爆テロ等の事件が多発しています。政府関係者,議員,軍・治安当局,駐留外国軍,報道機関,各国の大使館・総領事館等が主な攻撃対象となっていますが,ホテル・宿泊施設,レストラン,空港,市場等が標的となることもあり,一般の市民や外国人も含めて多くの人々が犠牲になっています。
 4月14日より,国内各地で,本年10月実施予定の下院議員選挙に向けた有権者登録が開始されましたが,選挙プロセスを妨害するための事案も相次いで発生しています。5月10日,国連アフガニスタン支援ミッション(UNAMA)は,同事案に関する報告書を公表し,その中で,4月14日から5月10日までに選挙に関連するとされる治安事案は,反政府武装勢力等による関連施設(登録所となっている学校やモスク等)あるいはその付近で死傷者を伴う攻撃,選挙関係者の誘拐,有権者登録をするなとの一般市民に対する脅迫などが23件発生し,今後も同様の事案の増加を懸念しています。
 (参考URL: https://unama.unmissions.org/sites/default/files/protection_of_civilians_-_special_report_-_election-related_attacks_and_abuses_may_2018_english.pdf

(2)ロケット弾・迫撃砲の着弾
 全土でロケット弾及び迫撃砲の着弾が相次いでいます。本年1月には,カブール市内中心部にロケット弾が着弾した他, 4月にはヘルマンド県の民家や,バドギース県の有権者登録所に着弾し,死傷者が出ました。ロケット弾及び迫撃砲は,一度に複数着弾するケースが多く,更に,標的から外れて着弾することもあり,巻き込まれて被害を受ける危険性があります。

(3)外国人を狙った誘拐
 アフガニスタンでは,外国人が誘拐されるリスクは高く,政治目的,身代金目的,個人的恨み等様々な理由で起こります。5月6日には,バグラーン県において,発電所に車両で向かう途中の7名のインド人技師が,武装集団に襲撃・誘拐されました。警察当局は,外国人が所属するNGO事務所等に対して,誘拐の防止に向け,事務所や住居への監視カメラや警備員の配置,移動の経路や時間帯の頻繁な変更,身辺警護員の同行,可能な限りの防弾車の利用等を勧告しています。


2 2018年5月1日~5月31日に発生した主なテロ・誘拐事件抜粋(以下いずれも現地時間)
(1) カブール市
● 5月9日,南西部において,自爆及び襲撃が発生し,少なくとも2名が死亡,2名が負傷。(「ISILホラサーン州」が犯行声明発出)
● 5月9日,中心部において,自爆及び襲撃が発生し,数名が負傷。(タリバーンが犯行声明発出)
● 5月14日,中心部において,爆弾が爆発し,1名が負傷。
● 5月30日,内務省が襲撃され,1名が死亡,5名が負傷。(「ISILホラサーン州」が犯行声明発出)

(2)カブール市以外
● 5月1日,ナンガルハール県中部において,州議会議員を乗せた車両に地雷が爆発し,1名が死亡,2名が負傷。
● 5月3日,ファラー県ファラー市において,治安当局関係者を乗せた車両に対する発砲があり,1名が死亡。
● 5月5日,カンダハール県南東部において,治安当局関係者に対する自爆・襲撃が発生し,2名が死亡,1名が負傷。
● 5月5日,パクティア県において,車両に仕掛けられた爆弾が爆発し,2名が死亡,3名が負傷。
● 5月6日,ファリヤーブ県において,市場の商店主を乗せた車両に路上の爆弾が爆発し,7名が死亡,1名が負傷。
● 5月6日,ホースト県ホースト市において,有権者登録所として使用されていたモスクの中で爆発が発生し,少なくとも17名が死亡,少なくとも34名が負傷。
● 5月6日,バグラーン県プリフムリ市近辺で,7名のインド人技師を含む8名が武装集団によって誘拐。
● 5月6日,カンダハール県東部において,巡回中の警察が襲撃され,少なくとも5名が死亡,9名が負傷。
● 5月8日,バドギース県カラエナウ市において,有権者登録所が襲撃され,少なくとも8名が死亡,1名が行方不明。
● 5月8日,ナンガルハール県南部において,迫撃砲が着弾し,少なくとも21名が死亡。
● 5月10日,ファラー県中部において,警察関連施設が襲撃され,少なくとも35名が死亡,数十名が負傷。(タリバーンが犯行声明発出)
● 5月10日,ナンガルハール県ジャララバード市において,政府関連施設が襲撃され,少なくとも10名が死亡,40名以上が負傷。(「ISILホラサーン州」が犯行声明発出)
● 5月14日,ロガール県プリアラム市において,爆弾が爆発し1名が死亡,1名が負傷。
● 5月17日,ガズニ県西部において,治安当局関係者が襲撃され,9名が死亡,7名が負傷。
● 5月17日,カンダハール県南東部において,警察関連施設が襲撃され,5名が死亡,6名が負傷。
● 5月17日,ウルズガン県において,治安当局関係者が襲撃され,2名が死亡。
● 5月18日,ナンガルハール県ジャララバード市において,クリケットの試合中に相次いで爆発が発生し,少なくとも8名が死亡,40名以上が負傷。
● 5月20日,ガズニ県西部において,複数の検問所が襲撃され,少なくとも17名が死亡。
● 5月20日,ファリヤーブ県中部において,政府関連施設及び商店が襲撃され,6名が死亡,10名が負傷。
● 5月21日から数日間,ガズニ県の複数箇所において,治安当局関連施設等が襲撃・爆破され,数十名が死傷。
● 5月21日,カンダハール県西部において,地雷除去作業員が襲撃され,5名が死亡,1名が拉致(その後死亡)。
● 5月22日,カンダハール県カンダハール市において,自動車修理店が集まるエリアに設置された爆弾が爆発し,少なくとも16名が死亡,少なくとも38名が負傷。
● 5月22日,ゴール県において,警察関連施設が襲撃され,1名が死亡,3名が負傷。
● 5月24日,ファリヤーブ県中部において,軍関係施設が襲撃され,3名が死亡,6名が負傷。
● 5月27日,ヘルマンド県ラシュカルガー市近郊において,軍車両に対して車両を使った自爆テロが発生し,少なくとも2名が死亡,少なくとも4名が負傷。(タリバーンが犯行声明発出)
● 5月27日,ヘラート県において,選挙関係者が銃撃され,3名が死亡,1名が負傷。
● 5月28日,カブール県北部において,病院長の車両に仕掛けられた爆弾が爆発し,1名が死亡,1名が負傷。
● 5月30日,ロガール県プリアラム市において,警察関連施設が襲撃され,少なくとも3名が死亡,少なくとも12名が負傷。
● 5月30日,カンダハール県カンダハール市において,IEDが爆発し,3名が死亡,13名が負傷。
● 5月30日,タハール県西部において,政府関係施設が襲撃され,5名が死亡,3名が負傷。
● 5月31日,ヘルマンド県ラシュカルガー市近郊において,政府関連施設前で止められた車両が自爆し,3名が負傷。


【参考データ】
1 カブール市内における外国人の死傷者が生じた事件抜粋(2017年以降)
 ※新しい事案から順に記載
・2018年3月2日,市中心部において,自動車による自爆テロが発生し,1名が死亡,2名のオーストラリア人を含む少なくとも14名が負傷。
・2018年1月20日,インターコンチネンタルホテルが襲撃され,米国人,ウクライナ人,ギリシャ人,ドイツ人等を含む22名以上が死亡,少なくとも10名が負傷。タリバーンが犯行声明発出。
・2017年5月31日,各国大使館や政府機関が集まるエリアにおける大規模な爆発により,ネパール人等を含む600名近くが死傷。
・2017年5月20日,国際NGOの事務所が襲撃され,ドイツ人1名含む2名が死亡。

2 アフガニスタン全土における外国人誘拐(2017年以降)
 ※新しい事案から順に記載
・2018年5月6日,バグラーン県プリフムリ市近辺で,7名のインド人技師を含む8名が武装集団によって誘拐。
・2017年6月,カブール市内で,ケニア人とされる外国人1名が国家保安局(NDS)の格好をした者によって誘拐。
・2017年5月,カブール市内で,国際NGOの事務所において,フィンランド人職員が武装した者によって誘拐(後日解放)。

(問い合わせ窓口)
 ○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省内関係課室連絡先)
 ○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
 ○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5139
 ○海外安全ホームページ:
 https://www.anzen.mofa.go.jp/
 https://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
 http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在アフガニスタン日本国大使館
 住所:Street# 15, Wazir Akbar Khan, Kabul, Afghanistan
 電話:(870) 772-254-504,(870)772-250-388(衛星電話)
   (93) 799-689-861,(93) 793-915-658(早朝,夜間,週休日(金・土曜日)等で緊急を要する場合)
 FAX:(870) 782-255-504 (衛星電話回線)
 ホームページ:http://www.afg.emb-japan.go.jp/
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