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スポット情報
本情報は(日本時間)現在有効です。

アフガニスタン:治安情勢(定期更新)

2018年04月02日
【安全のために】
●危険情報「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」を全土に対して発出しています。目的の如何を問わず,渡航は止めてください。
●既にアフガニスタンに入国されている方は,国外の安全な地域へ直ちに退避してください。退避までの期間の緊急連絡先(氏名,連絡先,滞在日程)を在アフガニスタン日本国大使館又は外務省邦人テロ対策室まで至急連絡してください。
 在アフガニスタン日本国大使館: (93) 799-689-861,(93) 793-915-658
 外務省邦人テロ対策室:    (代表)03-3580-3311(内線)3047

【主要トピック】
●反政府武装勢力の攻撃等により国内各地の治安情勢は極めて不安定で,被害に巻き込まれる危険性が大いにあります。(継続)
●国内各地でロケット弾・迫撃砲が着弾しているほか,外国人が誘拐されるリスクが高い状態にあります。(継続)

☆詳細については,下記の内容をよくお読み下さい。

1 最近のアフガニスタンにおける治安情勢
(1)不安定な治安情勢
アフガニスタン国内各地では,治安部隊(国軍・警察)が,主要な反政府武装勢力であるタリバーンの他,「ISILホラサーン州」を称する勢力等に対する掃討作戦を展開し,激しい衝突が繰り広げられています。
 また,全土で政府の統制の及ぶ地域が減少傾向にあるとされており,米国のアフガニスタン復興特別査察官(SIGAR)の2017年10月付報告書によれば,アフガニスタン政府の支配あるいは影響が及んでいるのは国内407の郡のうち231郡とされています。これは,SIGARが地域別の統制に関する調査を開始した2015年12月以降,最も少ない数となっています。更に,反政府武装勢力同士が戦闘するなど,各地の情勢は極めて不安定な状態にあります。
 一見平穏な場所でも,いつでも情勢が急変する可能性があります。また,反政府武装勢力に対して,国軍や米軍による空爆も行われており,攻撃の標的とならずとも被害に巻き込まれる危険性が大いにあります。治安部隊による警備・警戒が特に強化されている首都カブール市内でも,簡易爆発装置(IED)の爆発,銃撃,自爆テロ等の事件が多発しています。政府関係者,議員,軍・治安当局,駐留外国軍,報道機関,各国の大使館・総領事館等が主な攻撃対象となっていますが,ホテル・宿泊施設,レストラン,空港,市場等が標的となることもあり,一般の市民や外国人も含めて多くの人々が犠牲になっています。
 (参考URL:https://www.sigar.mil/pdf/quarterlyreports/2017-10-30qr.pdf

(2)ロケット弾・迫撃砲の着弾
 カブール市内も含め全土でロケット弾及び迫撃砲の着弾が相次いでいます。3月16日には,ヘルマンド県ラシュカルガー近郊の民家にロケット弾が着弾し,死傷者が出ました。ロケット弾及び迫撃砲は,一度に複数着弾するケースが多く,更に,標的から外れて着弾することもあり,巻き込まれて被害を受ける危険性があります。

(3)外国人を狙った誘拐
 アフガニスタンでは,外国人が誘拐されるリスクは高く,警察当局は,外国人が所属するNGO事務所等に対して,誘拐の防止に向け,事務所や住居への監視カメラや警備員の配置,移動の経路や時間帯の頻繁な変更,身辺警護員の同行,可能な限りの防弾車の利用等を勧告しています。
 本年2月,在アフガニスタン米国大使館は,反政府勢力や犯罪グループが医療関係者,援助関係者,ジャーナリスト等の外国人を誘拐する脅威があると,改めて警告しています。
 (参考URL:https://af.usembassy.gov/security-alert-u-s-embassy-kabul-afghanistan-3/


2 2018年3月1日~4月1日に発生した主なテロ・誘拐事件抜粋(以下いずれも現地時間)
(1) カブール市
● 3月2日,市東部において,自動車による自爆テロが発生し,1名が死亡,少なくとも14名が負傷。
● 3月9日,市西部において,イスラム教シーア派が集まる場において自爆テロが発生し,9名が死亡,18名が負傷。(「ISILホラサーン州」が犯行声明発出)
● 3月16日,本年1月に市内で誘拐された国連機関に勤める職員の車両の運転手1名の遺体が,市内で発見。
● 3月17日,市東部において,外国の車両が通行中に,爆弾を積載した自動車が同車両に届く前に爆発し,少なくとも3名が死亡,2名が負傷。(タリバーンが犯行声明発出)
● 3月18日,市西部の学校において,投げられた手榴弾が爆発し,6名が負傷。
● 3月18日,市西部近郊において,道路脇に仕掛けられた爆弾が爆発し,2名が死亡,1名が負傷。
● 3月21日,市内のカブール大学近辺において,アフガニスタン暦新年を祝う集まりで自爆テロが発生し,少なくとも33名が死亡,65名が負傷。(「ISILホラサーン州」が犯行声明発出)
● 3月24日,市中心部近くにおいて,デモ隊の近くでIEDが爆発し,1名が死亡,11名が負傷。

(2)カブール市以外
● 3月1日,ファリヤーブ県において,部族指導者を乗せた車両がIEDの爆発に遭い,3名が死亡。
● 3月6日,ナンガルハール県東部において,燃料タンクに仕掛けられた爆弾が爆発し,2名が死亡,3名が負傷。
● 3月6日,ナンガルハール県ジャララバード市において,自爆テロが発生し,2名が死亡,10名が負傷。
● 3月7日,カンダハール県南東部において,警察関連施設が襲撃され,1名が死亡,5名が負傷。(タリバーンが犯行声明発出)
● 3月8日,タハール県中部において,軍関係施設が襲撃され,10名が死亡,9名が負傷。(タリバーンが犯行声明発出)
● 3月8日,ガズニ県において,検問所が襲撃され,4名が死亡,5名が負傷。(タリバーンが犯行声明発出)
● 3月11日,カンダハール県カンダハール市において,空港の付近でNATOの車両が通行中に爆発が発生。(死傷者数不明)
● 3月12日,ナンガルハール県南部において,ロケット弾が民間人を乗せた車両に着弾し,7名が死亡,2名が負傷。
● 3月12日,ファラー県において,検問所が襲撃され,5名が死亡,5名が拉致。
● 3月16日,ヘルマンド県ラシュカルガー近郊において,民家にロケット弾が着弾し,1名が死亡,10名が負傷。
● 3月17日,ガズニ県において,警察関連施設が襲撃され,5名が死亡。
● 3月17日,ゴール県において,道路脇に仕掛けられた爆弾が爆発し,1名が死亡,5名が負傷。
● 3月17日,ホースト県において,道路脇に仕掛けられた爆弾が爆発し,2名が死亡,9名が負傷。
● 3月19日,ナンガルハール県ジャララバード市において,オートバイに仕掛けられた爆弾が爆発し,4名が死亡,10名が負傷。(「ISILホラサーン州」が犯行声明発出)
● 3月19日,ヘラート県南部において,オートバイに仕掛けられた爆弾が爆発し,1名が死亡,7名が負傷。
● 3月20日,ヘルマンド県ラシュカルガー市近郊において,検問所が襲撃され,2名が死亡,3名が負傷。
● 3月23日,ヘルマンド県ラシュカルガー市において,爆弾を積載した自動車が爆発し,少なくとも15名が死亡,約50名が負傷。
● 3月25日,ヘラート県ヘラート市において,モスク内で自爆テロが発生し,少なくとも1名が死亡,少なくとも8名が負傷。(「ISILホラサーン州」が犯行声明発出)
● 3月28日,ナンガルハール県北部において,治安当局関係者等の葬式の参列者に対する発砲があり,2名が死亡,4名が負傷。
● 3月29日,バダフシャーン県中部において,治安当局とタリバーンの間で銃撃戦が発生し,5名が死亡,8名が負傷。
● 3月29日,ヘラート県南部において,武装した者による襲撃が発生し,民間人5名が拉致。
● 3月30日,クナール県において,県議会議員が葬儀に参列していた最中に自爆テロが発生し,1名が死亡,1名が負傷。(「ISILホラサーン州」が犯行声明発出)
● 3月31日,カンダハール県カンダハール市において,軍の車両の通行時にIEDが爆発し,2名が死亡,3名が負傷。
● 3月31日,ナンガルハール県ジャララバード市において,爆弾が爆発し,1名が死亡,3名が負傷。


【参考データ】
1 カブール市内における外国人の死傷者が生じた事件抜粋(2017年以降)
 ※新しい事案から順に記載
・2018年3月2日,市中心部において,自動車による自爆テロが発生し,1名が死亡,2名のオーストラリア人を含む少なくとも14名が負傷。
・2018年1月20日,インターコンチネンタルホテルが襲撃され,米国人,ウクライナ人,ギリシャ人,ドイツ人等を含む22名以上が死亡,少なくとも10名が負傷。タリバーンが犯行声明発出。
・2017年5月31日,各国大使館や政府機関が集まるエリアにおける大規模な爆発により,ネパール人等を含む600名近くが死傷。
・2017年5月20日,国際NGOの事務所が襲撃され,ドイツ人1名含む2名が死亡。

2 アフガニスタン全土における外国人誘拐(2017年以降)
 ※新しい事案から順に記載
・2017年6月,カブール市内で,ケニア人とされる外国人1名が国家保安局(NDS)の格好をした者によって誘拐。
・2017年5月,カブール市内で,国際NGOの事務所において,フィンランド人職員が武装した者によって誘拐(後日解放)。

(問い合わせ窓口)
 ○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省内関係課室連絡先)
 ○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
 ○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5139
 ○海外安全ホームページ:
 http://www.anzen.mofa.go.jp/
 http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
 http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在アフガニスタン日本国大使館
 住所:Street# 15, Wazir Akbar Khan, Kabul, Afghanistan
 電話:(870) 772-254-504,(870)772-250-388(衛星電話)
   (93) 799-689-861,(93) 793-915-658(早朝,夜間,週休日(金・土曜日)等で緊急を要する場合)
 FAX:(870) 782-255-504 (衛星電話回線)
 ホームページ:http://www.afg.emb-japan.go.jp/
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