1. ホーム
  2. 危険情報詳細
危険情報
本情報は(日本時間)現在有効です。

東ティモールの危険情報【一部地域の危険レベル引き下げ】

「危険情報」とは?別ウインドウが開きます

更新日 2022年05月30日
危険情報
地図
凡例:黄色箇所「レベル1:十分に注意してください。」・その国・地域への渡航、滞在にあたって危険を避けていただくため特別な注意が必要です。薄橙色箇所「レベル2:不要不急の外出は止めてください。」その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合は特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。橙色箇所「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」その国地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。(場合によっては、現地に滞在している日本人の方々に対して退避の可能性や準備を促すメッセージを含むことがあります。)赤色箇所「レベル4:退避してください。渡航はやめてください。(退避勧告)」その国・地域に滞在している方は滞在地から、安全な国地域へ退避してください。この状況では、当然のことながら、どのような目的であれ新たな渡航は止めてください。
凡例表示

危険レベル・ポイント

【危険度】
●インドネシア(西ティモール)との国境地帯
 レベル1:十分注意してください。(引き下げ)
●上記地帯を除く全土
 レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】

●政治情勢や政府の経済・雇用対策、貧困問題への東ティモール民主共和国政府の対応状況により、日頃不満を抱える国民、特に政党支持グループ間の対立・抗争が発生し、治安情勢が不安定化する可能性があります。
●一方、東ティモールとインドネシア(西ティモール)との国境地帯において、インドネシア側からの犯罪者等の不法入国など差し迫った脅威は確認されず、また、人口に対する事件発生率に他県と大きな差異は見受けられないことから、同地帯をレベル2からレベル1に引き下げ、全土をレベル1とします。

詳細

1 概況
(1)東ティモール民主共和国は、2002年5月に独立を回復し、現在まで国際社会の支援の下、平和の回復・定着を進めてきました。2022年4月には、5回目の大統領選挙が平和裡に終了し、治安状況も安定していますが、遅くとも2023年前半に実施される国民議会選挙を始め、国内政治状況について注視していく必要があります。
(2)一方、社会的格差の拡大、そして未就労の若者が増加する中で、若者達のグループやマーシャル・アーツ・グループ(複数の一般格闘技集団)の対立・抗争事件が散発している他、暴行、窃盗、空き巣等の一般犯罪は一定の頻度で発生しています。不特定多数が集まる集会やデモが行われることもありますので、遭遇した場合には容易に近づかず速やかに待避する等、自ら身の安全を守ることが大切です。また、交通法規及び取締まり等が十分整備されていない中で、自転車やオートバイが急激に増加したこと、及び交通法規への理解不足も加わり、交通事故が多発していますので、交通安全には充分留意する必要があります。
(3)現在、新型コロナウイルス感染症が世界的規模で流行しており、東ティモールにおいても、当国の脆弱な医療態勢において予断を許さない状況が続いています。そのため、可能な限り人が密に集まっている場所を避け、マスクの着用や手指消毒の励行等の感染予防策を講じることが重要です。
(4)テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。近年では、単独犯によるローンウルフ型テロや、一般市民が多く集まるレストラン、ショッピングモール、公共交通機関等のソフトターゲットを標的としたテロが世界各地で頻発しており、こうしたテロの発生を予測し未然に防ぐことは困難です。
 テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。


2 地域情勢
(1)インドネシアとの国境地帯
 レベル1:十分注意してください。(引き下げ)
東ティモールとインドネシア(西ティモール)との国境地帯では、不法入国者、犯罪者及び隣国インドネシアのイスラム過激派グループ分子による国境を越える移動が懸念されていましたが、関係各国の協力を受けて国境管理能力が近年向上しており、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のための陸路国境厳格化の措置により更に監視体制を強化されたことにより、インドネシア側からの犯罪者等の不法入国等差し迫った脅威は確認されていません。現在、防疫措置としての非常事態宣言が解除され通常の監視体制に戻りましたが、同地域の安全は引き続き継続されています。また、人口に対する事件発生率に他県と大きな差異は見受けられないことから、同地帯をレベル2からレベル1に引き下げ、全土をレベル1とします。
                                     
(2)上記地帯を除く全土
 レベル1:十分注意してください。(継続)
ア 首都ディリの治安状況は比較的安定しており、2012年末に「国連東ティモール統合ミッション」(UNMIT)が撤収した後、東ティモールが主体的に実施する国政選挙は平和裡に実施されてきています。しかしながら、都市部では過去に外国人住居を狙った侵入盗や強盗事件、刃物を持ったオートバイ二人組による傷害事件等の犯罪も報告されています。最近は、自動車やオートバイの数が急速に増加し、無免許運転も多く、交通法規を遵守しない運転手による交通事故も発生しています。
イ 新型コロナウイルス感染症拡大やロシアによるウクライナ侵略の影響により経済・雇用が不安定化する中で食糧問題や貧困問題、若年層の失業問題は依然未解決のままであり、経済の停滞等から政治的な緊張が高まり、突発的な騒乱等に発展するおそれは依然として排除されません。
ウ 東ティモールで従来頻繁に抗争事件を起こしていた「マーシャル・アーツ・グループ」(MAG:インドネシアに起源を持つ格闘技団体であり、東ティモールでは「MAG法」により団体登録をすることになっている格闘技サークル)は、「Korka」「IKS」及び「PSHT」の3団体が「KRAM(武道規制委員会)に登録後、活動を認可され、合法的に活動しています。近年、彼らの抗争とみられる暴力事件は、特に「IKS」と非合法集団「77」との間で散発的に発生しています。また、今後、与野党、政党支持グループ、社会への不満を有する若者やMAGグループ間の対立・抗争の発生により、治安情勢が不安定になる可能性もあります。
エ つきましては、東ティモールへの渡航を予定される方は、十分な安全対策を講じた上で渡航してください。また、同国に滞在されている方は引き続き安全確保に留意してください。


3 渡航・滞在に当たっての注意
東ティモールへ渡航・滞在される方は、以下の事項に留意するとともに、「安全対策基礎データ」(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_295.html )等を参考に危険を避ける行動をとってください。また、日本国外務省、在東ティモール日本国大使館、国際機関、現地関係機関等から最新の情報を入手するよう努めてください。万一、事件・事故等に巻き込まれた場合には、在東ティモール日本国大使館に連絡してください。

(1)基本事項
ア 事件、騒乱等が発生している地域には近づかない。夜間の外出は極力控える。
イ 現地の文化、風習を尊重し、現地住民の反感を招かないよう適切な行動を心がける。
ウ 治安の悪化が見られた場合は、直ちに在東ティモール日本国大使館に連絡する。

(2)在留届、「たびレジ」
海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
東ティモールに3か月以上滞在する方は、東ティモール日本大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず在留届を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新安全情報や、緊急時の東ティモール日本大使館からの連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html


(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)9850
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在東ティモール日本国大使館
  住所:Avenida de Portugal, Pantai Kelapa, Dili, Timor-Leste
  電話:332-3131又は3132(代表)、7723-1127(緊急時)
   国外からは(国番号670)-332-3131又は3132(代表)、(国番号670)-7723-1127(緊急時)
  FAX:(国番号670)-332-3130
   国外からは(国番号670)-332-3130
  ホームページ: https://www.timor-leste.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
page TOP