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海外安全クイズ

出張・駐在 / 海外出張 初級編

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 深夜到着便で出張先の空港に着きましたが,迎えに来ているはずの現地スタッフが見当たりません。こんな時,あなたが取るべき行動として,正しいものはどれでしょうか?

【正解】
②受け入れ先に一報し,受け入れ先に正規タクシーを手配してもらう。

【解説】
予期せぬトラブルが発生した際には,必ずしも当初に立てた予定に固執することなく,状況を分析して冷静な判断と臨機応変な対応が必要です。また,国によっては空港からホテル(市街地)までの間に,襲撃されたり,強盗に遭う可能性もあり,できるだけ深夜到着便を避けることが望ましいです。

 出張先でホテルに到着後,他のメンバーと事前打合せをすることにしました。打合せ場所として,適切でない場所はどこでしょうか?

【正解】
③ホテルのロビーにあるラウンジ

【解説】
一般的にホテルのロビーは,宿泊客,出迎えの人やショッピング客など,不特定多数の人が集まる場所です。犯罪者やテロリストから見れば,ホテルのロビーは犯行を行うには非常に都合の良い場所だと考えることができます。

 出張報告に使う写真を撮影する際の注意点として,正しいものはどれでしょうか?

【正解】
③撮影しても問題ないことを確認し,必要に応じて撮影の許可を取る。

【解説】
治安や安全保障、宗教上などの理由から撮影が禁止されている施設や建物があったり,撮影されることを好まない人がいたりします(知らずに軍施設を撮影して警察などの治安当局に逮捕されてしまう事例もあります。場合によっては、重罪のスパイ容疑をかけられることもあります。)。撮影に際しては,撮影しても問題ないことを事前に確認し,必要に応じて当局等の許可を取ることも重要です。

 ホテルへのチェックイン時に,注意すべき点として間違っているものはどれでしょうか?

【正解】
①外へのアクセスの良い,できるだけロビー近くの部屋を取る。

【解説】
ホテルでの爆弾テロ・襲撃テロの多くがロビーで発生しています。そのため,爆発の影響を受けないロビーから離れた部屋をとること,またチェックインが済んだら速やかに部屋に入ってロビーに長く留まることを避けることに配慮しましょう。また,非常口の確認,セキュリティボックスの利用,ドアロック等もホテル利用時の必須の点検習慣としましょう。

出張中にパスポートを盗まれました。まず最初に取るべき行動として,正しいものはどれでしょうか?

【正解】
③現地の警察署へ行き,「ポリスレポート」を作成してもらう。

【解説】
大使館での「帰国のための渡航書」発行,またはパスポート再発行手続きには,まず現地の警察署が発行した「ポリスレポート(パスポート紛失届出済み証明書)」が必要です。国によってポリスレポートの作成が困難な際は,大使館あるいは総領事館にご相談下さい。

パスポートの再発行を受けるためには,以下の手続き及び書類の提出が必要となります。詳しくは,こちらをご覧下さい。なお,パスポートを作る時間的余裕がないような場合は,パスポートに代わるものとして,日本へ帰国するためだけに使用できる「帰国のための渡航書」の発行を受けることができます。その際にも写真やパスポートナンバー等の情報が必要となりますので,スーツケースやホテルのセーフティボックスなど,パスポートとは別なところに所持しておくと安心です。

1.紛焼失届出 必要書類:①警察署の発行した紛失届出を立証する書類又は消防署等の発行した罹災証明書等,②写真(縦45ミリメートル×横35ミリメートル)1枚,その他参考となる書類(必要に応じ,本人確認,滞在資格を確認できるもの)

2.新たなパスポートの申請 必要書類(上記に加えて):①戸籍謄本又は抄本 1通,写真(縦45ミリメートル×横35ミリメートル)1枚,②戸籍謄本又は抄本(原本を必要とします)1通 又は日本国籍があることを確認できる書類,③写真(縦45ミリメートル×横35ミリメートル)1葉,④その他帰国日程等が確認できる書類

出張先の都市でデモに遭遇しました。正しい行動はどれでしょうか?

【正解】
②できるだけ速やかに遠ざかる。

【解説】
デモは暴動に発展する危険性があります。出張前に最新の情報を得ることを心がけましょう。また,万が一デモに遭遇してしまった場合は,速やかに遠ざかり,巻き込まれないように自分の身を守りましょう。

出張帰りに職場へのお土産を購入する場所として,安全対策上,望ましくないのはどこでしょうか?

【正解】
①空港のセキュリティ・チェックを受ける前の,出発ロビーにある売店

【解説】
一般的に空港の出発ロビーは、搭乗ゲートなどセキュリティ・チェックを通過した後のエリアに比べ,乗客,見送りの人やショッピング客といった乗客以外の不特定多数の人が集まる場所です。犯罪者やテロリストから見れば,空港の出発ロビーは犯行を行うには非常に都合の良い場所だと考えることができます。したがって,出発ロビーでの長居はできるだけ避けるべきです。

 出張中の手荷物管理の一般的注意事項で,間違っているものはどれでしょうか?

【正解】
③荷物から離れる場合は,必ず隣にいる人に見張りを依頼する。

【解説】
荷物は盗られてもすぐに分かるように身体に触れた状態で置くようにする。また,知らないうちに麻薬の運び屋にされる危険を避けるため,他人の荷物を絶対に預かってはいけません。荷物は必ず自分で管理し,見知らぬ人には預けないことが重要です。アフリカなど一部の国では,テロ対策のためチェックイン後の搭乗直前に,機体付近に並べられた荷物を,再度「自分の荷物」と確認・宣言しないと積み込まれない場合もありますので,気をつけてください。

 出張先の空港到着口に自分の名前の書かれたサインボードを持った運転手を見つけました。次の行動として,正しいものはどれでしょうか?

【正解】
③運転手に行先などを質問してから乗車する。

【解説】
偽運転手が紛れていることがあるため,必ず自分と運転手しか知らないこと(目的地,会社名,合言葉など)を運転手に質問し,自分の予約した車であるかどうかを確認しましょう。最初に自ら自分の氏名などを言うことは避けましょう。

ホテルで在室中に心がけておくべきこととして,間違っているものはどれでしょうか?

【正解】
①ホテル従業員の制服を着ている人がノックした場合は,すぐにドアを開ける。

【解説】
訪問者に対して相手の身元を確認することが重要です。仮に来訪者がホテルの従業員の制服を着ていたとしても,犯罪者が偽装している可能性もありますので,必ずフロントに確認しましょう。「Do not Disturb」の札を掲出しておくのも一案です。また,滞在中は部屋のカーテンを閉めておくことも安全対策の一環として有効です。カーテンを閉めておくことで,ホテル外で何らかの事件・事故,テロ等が発生した際にガラスの飛散防止に役立ちます。

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