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ジャマイカ
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情報種別:海外安全情報(危険情報)
本情報は現在有効です。

ジャマイカの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

2018年1月5日

【危険度】
●全土
レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●ジャマイカ全土で殺人事件が増加しています。
●2017年中にも外国人を被害者とする強盗殺人事件が発生したほか,日本人を含む外国人が強盗や性犯罪の被害に遭う事件も頻発しており,十分注意が必要です。



1.概況
(1)ジャマイカでは,キングストン首都圏ダウンタウン地区,スパニッシュ・タウン地区(首都圏西方),モンテゴ・ベイ地区(ジャマイカ西部)などを中心に,武器や麻薬の密輸,詐欺事件に絡んだギャング等の抗争と思われる銃撃戦,殺人事件が発生しています。

(2)ジャマイカの殺人事件発生数は, 2015年以降増加を続け, 2017年はさらに前年を22%〜25%上回る水準で推移しており,人口10万人当たりの殺人事件発生数は,世界で4番目に高いとも言われています。
 特に2016年及び2017年になって,それまで比較的安全と考えられてきたモンテゴ・ベイ地区等のリゾート地の所在するジャマイカ西部において殺人事件が高い発生件数を記録している等,キングストン首都圏以外の地域においても凶悪事件の増加が指摘されています。

(3)国家非常事態宣言発令(2010年に約2か月間実施)以降,キングストン首都圏,スパニッシュ・タウン地区,モンテゴ・ベイ地区等において,急遽,外出禁止令が発令され,軍と警察による共同のギャング掃討作戦が実施されることがあります。
 また,2017年7月には新犯罪対策法が施行されました。同法によって,特に治安の悪い地区を特定地区に指定し,軍・警察は60日間,令状なしでの治安維持活動(捜索、検問、外出禁止令)が実施可能となりました。同法は,2017年中,モンテゴ・ベイ地区及びキングストン市ダウンタウン地区において適用されています。
外出禁止令の対象地域では,立ち入りが制限されると同時に,治安当局による取り締まり活動が強化され,掃討作戦に巻き込まれる可能性もありますので,十分注意してください。

(4)殺人事件を含む凶悪犯罪の多くはジャマイカ人が加害者及び被害者ですが,外国人が殺害される事件も発生している他,日本人を含む外国人が強盗や性犯罪の被害にあう事件も発生しています。

(5)これまで,ジャマイカにおいて,日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,英国,フランス,ドイツ,ベルギー,トルコ,インドネシア,フィリピン等,日本人の渡航者が多い国でもテロ事件が多数発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2.地域別情勢
全土
レベル1:十分注意してください。(継続)  
(1)キングストン首都圏は,ジャマイカの政治,経済の中心地ですが,武器や麻薬の密輸組織(ギャング組織)が複数存在し,その利権を巡り組織間抗争が後を絶ちません。
 現在,特に治安に問題があるといわれている地域は,ダウンタウン地区を始め,南西部に位置するマックスフィールド・アベニュー南部,ダナハム・タウン,オリンピックガーデン,東部に位置するオーガスト・タウン,マウンテンビュー・アベニューなどです。レゲエの神様として有名なボブ・マーリーに関係の深いトレンチ・タウンも危険地域となっていますので,十分な注意が必要です。
 また,ハーフウェイツリー,ニューキングストンは飲食店や土産物店等が立ち並ぶ繁華街で,これまで比較的安全とされてきた地域ですが,最近では凶器を使用した強盗事件や殺人事件が散発的に発生しており注意が必要です。
 市街地には地元住民ですら治安が劣悪なために立ち入ることをためらうスラム街(ゲットー)が点在しています。これら地域には昼夜を問わず立ち入りを避けてください。もし迷い込んでしまった場合は,速やかに脱出するようにしてください。 
 
(2)キングストン首都圏の西方約20kmに位置するスパニッシュ・タウンは,スペイン統治時代の建物が残る古都ですが,市街地にはゲットー(スラム街)と呼ばれる危険地域も存在しており,殺人事件や銃撃戦などの凶悪事件も頻発しています。特に2016年に入ってから,ギャングの内部抗争に端を発しているとみられる殺人事件によって70人以上が犠牲になっている等と報じられており,これら事件に巻き込まれることのないよう,危険な場所へは昼夜を問わず絶対に立ち入らないでください。
 モンテゴ・ベイは,国際空港を有し,ジャマイカで最も多くの観光客が訪れるリゾート地ですが,市街地周辺にもゲットーが点在し,殺人事件や銃撃戦が発生しています。また,振り込め詐欺グループ同士による抗争と思われる殺人事件,銃撃事件が頻発しています。
現在,治安に問題がある地域は,フランカー地区,ローズハイツ地区,マウントセーレム地区,ノーウッド地区,カンタベリー地区,ソルトスプリング地区などで,これらの地区には昼夜を問わず,立ち入りを避けてください。セント・ジェームズ県においては,3年連続で殺人事件の発生が200件を超えており,これらの事件に巻き込まれることのないよう充分な注意が必要です。
 つきましては,ジャマイカに渡航・滞在を予定している方及び既に滞在している方は、上記情勢に留意して行動し,危険を避けるよう十分注意してください。

3.滞在に当たっての注意
滞在中は,上記情勢及び下記事項に留意して行動し,危険を避けるようにしてください。また,日本国外務省,在ジャマイカ日本国大使館,現地機関等より最新情報を入手するよう努めてください。
(1)ジャマイカでは,外国人や観光客を対象とした凶悪事件の発生は近隣諸国と比べれば比較的少ないと言われています。その一方で,キングストン首都圏ダウンタウン地区やスパニッシュ・タウンなどを中心にギャングが暗躍しており,不用意に立ち入ると事件に巻き込まれる危険性がありますので,上記の危険地域や群衆が集まる地域には近づかないよう十分注意してください。また,夜間の外出時,人通りの少ない所を単独で行動している人,少人数の女性グループなどが強盗等の被害に遭うケースが多く見受けられますので,夜間の単独・少人数での行動は極力控えるようにしてください。

(2)過去,日本人観光客がマリファナ(通称:ガンジャ)を持ち出そうとして逮捕されるケースが発生しています。路上やレゲエライブ会場等のいたるところで,ジャマイカでは合法であると偽って,マリファナをはじめとする違法薬物の購入を持ちかける者がいます。しかし,ジャマイカでも日本と同様,密輸・売買・所持等の薬物事犯は厳重な処罰の対象となります。絶対に麻薬には手を出さないでください。
 また,楽器やバッグ等を他人に貸した際,知らないうちに麻薬を楽器等の中に入れられているケースも見受けられますので,自分のバッグ等への荷詰めは必ず自分自身で行うとともに,他人にやむを得ず楽器等を貸した場合は,必ず中を確認するようにしてください。
 さらに,日本人旅行者を薬物の「運び屋」に仕立てようとする日本人を含むグループが存在するといわれていますので注意してください(詳細は,安全対策基礎データで確認してください。(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=249 )。

(3)片言の日本語を話すジャマイカ人(中には日本人を含むグループもあるとみられる)から観光案内をしてやると声をかけられ,観光案内後,あるいはその途中に現金などを恐喝・強奪される事件や,一人旅の女性が同様のケースで暴行される事件が発生しています。現地での観光案内等が必要な場合は,信頼できる旅行代理店やガイドを選択するようにしてください。観光案内などの名目で声をかけられても安易に信用せず,少しでも不審に思った場合は,きっぱりと断り,一切関わりを持たないようにしてください。
また北海岸の観光地では,タクシー強盗被害が多くみられます。宿泊ホテル付近(敷地外)に停車中のタクシーに乗車したところ,目的地と異なる方向に連れて行かれ,所持品を盗まれた事案があります。乗り合いタクシーもありますが,同乗者が共犯の場合もありますので,十分注意して下さい。営業許可を取得しているタクシーは赤いナンバープレートを付けていますので,白いプレートのタクシーは利用しないで下さい。

(4)誘拐(拉致)事件が少なからず発生していることに留意し,滞在に当たっては,「目立たない」,「用心を怠らない」,「行動を予知されない」の3原則を守り,日頃より最新の誘拐事件情報を継続的に入手するよう努めてください(詳細は http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_04.html を参照してください。)。

(5)偽ルームサービスや偽作業員,偽警察官等による窃盗事件や現金詐取事件が発生しています。現地の人からの親切を安易に信用せず,慎重に行動することが必要です。そのほかの防犯対策としては,貴重品は肌身離さず所持すること,夜間の外出を控えることなどの防犯対策を講じることが必要です。

(6)日頃からジャマイカの治安状況に注意し,新聞やテレビ,ラジオ等により情報収集に努めてください。さらに,混乱が起きた場合の基本行動についても常に検討してください。危険の兆候が高まると,給油所や食料品店等に長蛇の列が発生しやすいので,普段から食料や飲料水の備蓄に心掛け,自家用車等の給油は頻繁に行うようお勧めします。

(7)海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
3か月以上滞在される方は,在ジャマイカ日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず「在留届」を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet
3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新の安全情報や,緊急時に在ジャマイカ日本国大使館の連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
  http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在ジャマイカ日本国大使館
 住所:NCB Towers, North 6F, 2 Oxford Road, Kingston 5, Jamaica
 電話:929-3338/9
   国外からは(国番号1)-876-929-3338/9
 FAX:968-1373 
   国外からは(国番号1)-876-968-1373
ホームページ:http://www.jamaica.emb-japan.go.jp/jp/




○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/

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