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トルクメニスタン
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情報種別:海外安全情報(危険情報)
本情報は現在有効です。

トルクメニスタンの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

2024年4月22日

【危険レベル】
●アフガニスタンとの国境付近
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●その他の地域
レベル1:十分注意してください(継続)

【ポイント】
●隣国アフガニスタン国内では、2021年8月にタリバーンが首都カブールを制圧し、それ以降も「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)ホラサーン州(ISKP)」によるテロが多発する等、極めて厳しい治安情勢が続いています。アフガニスタンとの国境付近では、過去に国境警備隊と武装勢力との間で衝突が発生したこともあり、今後も治安情勢が悪化する可能性は否定できません。こうした状況を踏まえ、アフガニスタンとの国境付近への不要不急の渡航は止めてください。

1 概況
(1)トルクメニスタンは、アフガニスタン、イラン、ウズベキスタン及びカザフスタンと国境を接していることから、これらの国における政治情勢やイスラム過激派組織の動向次第では、トルクメニスタン国内の情勢が突如として不安定化する可能性があります。

(2)一方、現在のトルクメニスタン国内の体感治安は良く、重大犯罪はほとんど見られませんが、窃盗等の軽犯罪は発生していますので注意してください。

(3)テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアを始めとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
近年では、軍の基地や政府関連施設だけでなく、警備や監視が手薄で一般市民が多く集まる場所(ソフトターゲット)を標的としたテロが世界各地で頻発しています。これらは組織性が低い単独犯によるテロが多く、事前の取締りが難しいため、今後も継続することが懸念されます。特に、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、警備や監視が手薄で不特定多数の人が集まるため、テロの標的となりやすく、常に注意が必要です。
テロはどこでも起こり得ること、また、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

2 地域別情勢
(1)アフガニスタンとの国境付近
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
 
アフガニスタン国内では、2021年8月にタリバーンが首都カブールを制圧し、それ以降もISKPによるテロが多発する等、極めて厳しい治安情勢が続いています。アフガニスタンとの国境付近では、過去に国境警備隊と武装勢力との間で衝突が発生したこともあり、今後も治安情勢が悪化する可能性は否定できません。
 こうした状況を踏まえ、アフガニスタンとの国境付近への不要不急の渡航は止めてください。

(2)その他の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)

ア 現在のトルクメニスタンの体感治安は良く、重大犯罪はほとんどみられませんが、窃盗等の軽犯罪は発生していますので、周囲に気を配り、財布等の貴重品は身体から離さないよう注意してください。
イ トルクメニスタンは、アフガニスタン、イラン、ウズベキスタン及びカザフスタンと国境を接していることから、これらの国における政治情勢やイスラム過激派組織の動向次第では、トルクメニスタン国内の情勢が突如として不安定化する可能性があります。

3 滞在に当たっての注意
 滞在中は以下(1)〜(3)の事項に十分注意して行動し、深夜の外出を控えるようにするなど、危険を避けるようにしてください。また、外務省、在トルクメニスタン日本国大使館、現地関係機関等から最新の情報を常に入手するよう努めてください。万一、事件や事故等に巻き込まれた場合には、速やかに在トルクメニスタン日本国大使館に連絡してください。

(1)海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。

(2)トルクメニスタンに3か月以上滞在する方は、在トルクメニスタン日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず在留届を提出してください。

(3)3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新安全情報や、緊急時に在トルクメニスタン日本国大使館からの連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」( https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html )に登録してください。

 4 その他
 隣国のアゼルバイジャン、アフガニスタン、イラン、ウズベキスタン及びカザフスタンについても各々危険情報が発出されていますので、併せて参照してください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省内関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く。)(内線)5140
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在トルクメニスタン日本国大使館
  住所:Trading Center “Paytagt”, Street 1945, building 60 Ashgabat,Turkmenistan 744017
  電話: (市外局番12) 477081又は477082
   国外からは (国番号993) 12-477081又は477082
  ファックス: (市外局番12) 477083
   国外からは (国番号993) 12-477083
  ホームページ:http://www.tm.emb-japan.go.jp/j/



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