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コモロ
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情報種別:海外安全情報(危険情報)
本情報は現在有効です。

コモロの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

2024年2月13日

【危険レベル】
●全土
 レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●強盗等の一般犯罪の頻発、交通インフラの脆弱性に起因する交通の混乱等のリスクを避けるための十分な注意が必要です。

1 概況
(1)コモロは周辺国に比べれば治安情勢は安定しており、外国人を特定して狙った犯罪被害は報じられていません。しかしながら、貧困率が高く、スリ、ひったくり、強盗等の一般犯罪の発生が報告されています。また、交通インフラについては、一部の地域で改善されつつあるものの、首都のモロニ市が所在するグランドコモロ島を含め3島いずれにおいても全般的に脆弱です。

(2)これまでに、コモロにおいてテロによる日本人の被害は確認されていません。一方、テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとして世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。また、近年の傾向として、警備や監視が手薄で一般市民が多く集まる場所(観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等)を標的としたテロが頻発しており、このような場所では常に注意が必要です。
 テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。
 また、テロや誘拐に関する情報については、「テロ・誘拐情勢」(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_135.html )も参照してください。

2 地域別情勢
 全土 
 レベル1:十分注意してください。(継続)

(1)コモロは周辺国に比べれば治安情勢は安定しており、外国人を特定して狙った犯罪被害は報じられていません。しかしながら、依然として貧困率が高く、スリ、ひったくり、強盗等の一般犯罪が発生しています。外出の際には、バッグ類を常に目の届く位置(体の前)に持つようにするなどの注意が必要です。目の届かないところでリュックなどが、刃物で切り裂かれ中身だけ盗まれる事案も発生しています。

(2)首都のモロニ市が所在するグランドコモロ島を含め3島いずれにおいても交通インフラが脆弱です。国内外を結ぶ航空便及び船便とも予定どおりに運航しない場合があり、また、直前にスケジュールが変更されることもあります。渡航予定の方は旅行業者等を通じ、入念かつ頻繁に確認を取る必要があります。

 つきましては、コモロへの渡航にあたっては、現地関係機関、報道等から最新情報の入手に努め、十分注意してください。

3 滞在にあたっての注意
 コモロに渡航・滞在される方は、現地に日本国大使館が設置されていないことを念頭に、下記の事項に十分留意して行動してください。また、日本国外務省、在マダガスカル日本国大使館(コモロを兼轄)、報道等により最新情報を入手するよう努めてください。
 また、コモロにおける渡航・滞在に当たっての注意事項については、外務省海外安全ホームページ内の「安全対策基礎データ」(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_135.html )も併せてご参照ください。

(1)海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 コモロに3か月以上滞在される方は、在マダガスカル日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず「在留届」を提出してください。また、3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新の安全情報や、緊急時に在マダガスカル日本国大使館の連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

(2)新聞・テレビ・ラジオ・インターネット等で治安情勢に関する最新情報の入手に努めるとともに、これらで使用される言語(フランス語、アラビア語又はコモロ語)を理解できる現地ガイドを雇う等、自己防衛策をとるようお勧めします。通信回線状態が悪く、通話・メールができないことも多々あります。

(3)コモロ滞在中は、不測の事態に備え、食料・飲料水を備蓄しておくとともに、パスポート、貴重品、衣類等をいつでも持ち出せるように準備しておき、退避手段についても常に確認しておいてください。

(4)外出の際には、身の周りの安全に十分注意し、デモや集会等大勢の人が集まっているような場所は避け、周囲の状況を十分確認して行動してください。また、不要不急な夜間の外出は控えるなど、不測の事態に巻き込まれることがないよう注意してください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省内関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)9850
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
 https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
 http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(大使館連絡先)
○在マダガスカル日本国大使館(コモロを兼轄)
 住所:Villa Chrysantheme 3 Ambohijatovo Analamahitsy Antananarivo(BP.3863)
 電話:(国番号261)20-22-493-57
 ホームページ:https://www.mg.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
 大使館開館時間: 08:00〜12:00、13:00〜16:45(現地時間)
 開館時間外に緊急でお困りの方:〈緊急電話〉(国番号261)32-07-072-11



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