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リビア
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情報種別:海外安全情報(危険情報)
本情報は現在有効です。

リビアの危険情報【危険レベル継続(内容の更新)】

2018年8月2日

【危険度】
●全土:レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)

【ポイント】
●全土に「レベル4:退避勧告」を発出しています。武力衝突・テロ・凶悪犯罪が多発しており,極めて危険です。リビアへの渡航は,どのような目的であれ止めてください。また既に滞在されている方は直ちに退避してください。

1.概況
(1)リビアにおいては,2011年のカダフィ政権崩壊後,政治プロセスが難航しています。2015年12月には国連の仲介により,関係者がリビア政治合意に署名しましたが,同合意に基づく国民統一政府は,未だ議会の信任を得られておらず,2018年7月現在,三つの政治勢力が並立しています。このため,国民統一政府によるリビア全土の治安を維持できるまでの統一した軍及び治安機関の設立には至っておらず,不安定な治安情勢が続いています。
(2)2011年の政変時に戦った民兵組織が未だ乱立し,独自の行動計画に基づいて活動しているため,各地で武力衝突が発生しています。また,ISIL等テロ組織が進出し,治安部隊と交戦しているほか,各地でテロ事件を引き起こしています。2016年12月,ISILの拠点都市であった,シルテの解放が宣言されましたが,シルテから逃亡したISIL戦闘員は依然国内各地に潜伏しているとみられ,今後も各地でテロを実行する可能性があります。さらに,国内全域で殺人や身代金目的の誘拐等,凶悪犯罪が多発しています。これらの治安状況の悪化を踏まえ,在リビア日本国大使館は2014年7月21日以降,一時閉館しています。

2.地域別情勢
 全土:レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
(1)トリポリ
トリポリにおいては,各民兵組織の国軍・警察への統合が進んでおらず,各民兵組織が独自の行動計画に基づいて活動し,国民統一政府がこれを統制できない状況にあります。2014年には,市内において民兵組織の間で大規模な戦闘が発生し,また,外国人を狙った誘拐,襲撃事件が多発したことにより,各国の外交団及び外国人が国外に退避を開始し,現地大使館が相次ぎ一時閉館されました。在リビア日本国大使館も2014年7月21日をもって一時閉館,在エジプト日本国大使館に退避した後,現在はチュニジアの首都チュニスへ臨時事務所を移転し,一部業務を継続しています。2015年中は,市内の外国公館や治安機関を狙った爆弾テロ事件等が多発しました。最近では,2018年1月にトリポリ唯一の玄関口であるマイティガ国際空港において民兵組織間の大規模な戦闘が再び発生し,双方で80人以上の死傷者が出ました。現在,身代金目的の組織的な誘拐事件が多発しているほか,民兵組織間の抗争が再燃する可能性が依然として高く危険です。
(2)ベンガジ
 2017年7月,東部勢力側治安部隊はベンガジ市内のテロ組織等に対する掃討作戦の終了を宣言したものの,テロ組織等による無差別的な爆弾事件やロケット弾攻撃が市内全域で依然として散発的に行われており,2018年1月にモスク前で連続自動車爆弾テロが発生し,同年5月には選挙登録事務所が爆弾テロの被害に遭っている等,今後もテロ攻撃が続く可能性があります。
(3)ミスラタ
 ミスラタ出身の民兵部隊を中心としてISILからのシルテ解放を目的とした大規模な軍事作戦が行われ,2016年12月,ISILを駆逐したとしてシルテ解放が宣言されました。ISILはシルテから駆逐されたものの,リビア国内各地に潜伏しているとみられ,ミスラタに対するテロ攻撃が繰り返される可能性があります。また,ミスラタの民兵とトリポリの民兵との間で戦闘が散発的に発生しており,大規模な戦闘に発展するおそれがあり危険です。
(4)その他の地域
 リビア政府による治安維持が十分に行き届いていない地域が広く存在し,国境管理が万全ではないことから,テロリストや武器・弾薬密輸の温床となっている可能性が指摘されています。特に南部においては,近隣諸国から多数のテロリストが流入し,潜伏していると言われています。これらの地域は国民統一政府の統制が実質的に及んでいないため非常に危険です。

 上記情勢に鑑み,リビアへの渡航は,どのような目的であれ止めてください。また,既に滞在されている方は,直ちに国外に退避してください。
 また,取材活動であっても,現在のリビア情勢下にあっては,不測の事態に巻き込まれる可能性が高く,非常に危険です。リビア国内での取材は止めてください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省内関係課室連絡先)
 ○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
 ○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
 ○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
  https://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)
(現地大使館連絡先)
○在リビア日本国大使館チュニス臨時事務所
 住所:C?te de Carthage, R?sidence le Golden Tulip, Villa No.2, Gammarth, Tunis, Tunisia,(P.O.Box 開設中)
 電話:(市外局番)-71913600
   国外からは(国番号216)-71913600
 FAX:(市外局番)-71913350
   国外からは(国番号216)-71913350
 ホームページ:http://www.ly.emb-japan.go.jp


○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/

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