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ウガンダ
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情報種別:海外安全情報(危険情報)
本情報は現在有効です。

ウガンダの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

2018年1月15日

●北東部(カボング県)及び西部(ブンディブジョ県,ントロコ県) 
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)

●北東部(コティド県,アビム県,モロト県,ナパク県,ナカピリピリティ県,アムダティ県),南スーダンとの国境付近
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

●首都カンパラを含むその他の地域
 レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●北東部(カボング県)及び西部(ブンディブジョ県,ントロコ県)については,危険レベル3を発出しています。多くの銃器が警察署等から略奪されるなど,不安定な治安情勢が依然として続いていますので,これらの地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。

1.概況
(1)2009年10月,ソマリアの武装勢力「アル・シャバーブ」(AS)は,ウガンダ軍がAU平和維持活動部隊(AMISOM)としてソマリアへ派兵されていることを理由に,ウガンダに対する報復テロを行う旨の声明を発出しました。2010年7月,ウガンダの首都カンパラ市内の2ヵ所において爆弾テロ事件が発生し,74人が死亡,84人が負傷しました。以後,ウガンダ国内においてテロ事件は発生していませんが,ASは,その後も断続的に報復テロを行う旨の声明を発表しています。2014年9月,ASはソマリアでの活動を継続しているウガンダへの報復を新たに宣言し,首都カンパラを名指しで攻撃する旨の声明を発表しました。他方,同年9月にウガンダ治安当局は,米国と協力し,テロの脅威に対する共同掃討作戦を行い,カンパラに潜伏していたテロリスト25名を逮捕するとともに自爆ベスト等複数の爆発物を押収するなど,テロ防止への成果をあげました。しかし,ASによるテロの脅威は依然として潜在していることから,ウガンダ治安当局は引き続き自国民に対し,テロに関する注意喚起を行っています。

(2)ウガンダ北部では,1987年からウガンダ政府と反政府勢力「神の抵抗軍」(LRA)との戦闘が20年近く続き,最多時には190万人もの国内避難民が発生しました。その後,ウガンダ政府及び近隣諸国のLRA掃討作戦により,ウガンダ国内では2006年以降LRAによるテロ活動は報告されていません。

(3)ウガンダは,周辺諸国と比べると政情は安定しており,それに伴い治安情勢は改善の方向にあります。しかしながら,地域によっては強盗・殺人・強姦事件が増加傾向にあるため,滞在中は一般犯罪に対する警戒を怠らず,十分注意する必要があります。北東部では,以前は銃器で武装した家畜強盗集団とウガンダ治安当局との衝突が散発していましたが,近年は大幅に治安が改善しています。最北東部のカボング県では引き続き家畜を巡る争いや武装強盗などの危険性があるので,渡航は止めてください。また,北東部は,洪水や飢饉による被害が発生しやすい地域ですので,引き続き注意が必要です。

(4)これまでに,ウガンダにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,英国,フランス,ドイツ,ベルギー,トルコ,インドネシア,フィリピン等,日本人の渡航者が多い国でもテロ事件が多数発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2.地域別情勢
(1)北東部(カボング県)及び西部(ブンディブジョ県,ントロコ県)
  レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
ア 北東部(カボング県)
 上記の県では引き続き家畜を巡る争いや武装強盗などが散発しています。ウガンダ政府はこれらの問題に対処すべく努力していますが,治安の改善には暫く時間を要するものと考えられています。また,洪水や飢饉による被害が発生しており,インフラ整備の遅れや治安当局の配置不足などから状況は不安定です。
イ 西部(ブンディブジョ県,ントロコ県)
 上記の県では,2014年7月,バンバ族による勢力(規模)拡大を目的としたと見られる暴動襲撃事件が発生し,治安当局関係者及び民間人など93名が死亡しました。また,同時に多くの銃器が警察署等から略奪されており,不安定な治安情勢が依然として続いています。
 ついては,上記各地域への渡航は治安が改善されるまでの間,どのような目的であれ渡航は止めてください。また,上記各地域に滞在中の方は,退避手段等につきあらかじめ準備・検討をしてください。

(2)北東部(コティド県,アビム県,モロト県,ナパク県,ナカピリピリティ県,アムダティ県),南スーダンとの国境付近
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
ア 北東部(コティド県,アビム県,モロト県,ナパク県,ナカピリピリティ県,アムダティ県) 
北東部では,以前は銃器で武装した家畜強盗集団とウガンダ治安当局との衝突が散発していましたが,政府の努力,欧米ドナー諸国の支援により,カボング県を除き,近年は大幅に治安が改善しています。ただし,洪水や飢饉による被害が発生しやすい地域であり,こうした事態を引き金に治安が悪化する可能性もあることから,引き続き注意が必要です。
イ 南スーダンとの国境付近
 南スーダンとの国境付近では,南スーダンからの難民が多く入国していますが,ウガンダ政府は軍及び警察の配置数を増やし,入国の際に,人定の確認,所持品の検査及び銃の取締り強化を行っています。また,ウガンダ政府は国連の協力を得て,この難民に対して広大な難民居住区を提供しています。こうした措置により,大規模な暴動等の混乱は発生していません。
 一方,南スーダンの急激な情勢の変化により,治安が急速に悪化する可能性もあり,引き続き注意が必要です。

(3)首都カンパラを含むその他の地域
 レベル1:十分注意してください。(継続)
ア 北部(アジュマニ県,アムル県,ヌォヤ県,グル県,キトゥグム県,パデル県,アパッチ県,オヤム県,リラ県,アガゴ県,ラムォ県,コレ県),北東部(カタクイ県,アムリア県,アレブトング県,オトゥケ県)及び北西部(コボコ県,ユンベ県,モヨ県,マラチャ県,アルア県,ネビ県,ゾンボ県)(南スーダンとの国境地帯を除く)               
 上記の北部,北東部及び北西部地域は,LRAによる武装襲撃が多発していましたが,軍用品の拡充及び訓練によって軍の能力が向上し,2005年までに軍がLRA勢力を国外に駆逐しました。この結果,ウガンダ国内におけるLRAの活動が終息し,治安情勢が大幅に改善され,現在も安定した情勢が継続しています。しかしながら,南スーダンの急激な情勢の変化等により,治安が一気に悪化する可能性もありますので,引き続き,治安情勢に十分注意の上,自らの安全対策を怠らないようにしてください。
イ 首都カンパラを含むその他の地域
 日中は,スリ・ひったくり・車上荒らしなどの軽犯罪が横行し,夜間は強盗(住居侵入含む)・強姦などの重犯罪が頻発しており,邦人が被害に遭う事件も散見されています。近年は銃器を使用した凶悪犯罪が増加傾向にあるため,滞在中は十分注意する必要があります。やむを得ず,バイクタクシーや乗合タクシー等で移動する場合は気を抜かず,常に周囲への警戒を怠らないよう注意してください。また,夜間,首都カンパラと地方都市を結ぶ幹線道路で武装集団による強盗事件が頻発しているため,やむを得ない事情がない限り夜間の移動は控えるようにしてください(カンパラとエンテベ空港間を結ぶカンパラ・エンテベ道路を除く)。
 ついては,上記情勢を踏まえ,これら地域に渡航・滞在する方は,自身の安全確保に十分注意してください。

3.滞在に当たっての注意
 滞在中は以下の事項に十分留意して行動し,危険を避けるようにしてください。また,ウガンダの治安情勢は刻々と変化していますので,外務省,在ウガンダ日本国大使館,現地関係機関等から最新の情報を入手するよう努めてください。
(1)滞在中,タクシーターミナル・市場・酒場・レストラン及びナイトクラブ等の混雑する場所では,犯罪に対する注意が特に必要です。夜間はスラム街やタクシーターミナル付近へは近づかないでください。

(2)置き引き・スリ・ひったくり・銀行や両替所から出てきたところを襲われる事件等が頻発していますので,十分注意する必要があります。また,夜間は徒歩での外出は控えてください。多額の現金所持や高級装飾品・腕時計の着装は避けるとともに裏通りや暗い場所を通行しないようにしてください。

(3)強盗に遭った場合は慌てず,命の安全を第一に考え,抵抗しないでください。万が一強盗に遭遇した場合は,ポケットに手を入れるなど武器を取り出すのと勘違いされるような仕草は控え,相手を刺激しないようにしてください。

(4)路上で大麻,コカイン等の薬物を売りつけてくることがありますが,絶対に買わないでください。

(5)飲食物に睡眠薬を入れ,所持品等を盗む事件が発生していますので,見知らぬ人から飲食物を勧められても絶対に口にしないでください。

(6)ムガヒンガ国立公園(ウガンダ南西部キソロ県)で行われているゴリラ・トレッキングでは,武装集団に遭遇する可能性があるので,コンゴ(民)やルワンダまで入らないようガイドと事前に打ち合わせしておくことをお勧めします。

(7)国立公園のある地域を含め国内の全域でマラリアが発生していますので,渡航する際はこまめに虫除け対策を行い,医師の指示に従ってマラリア予防薬を服用する等の注意が必要です。また,その他アフリカでよくみられる感染症(黄熱,コレラ,赤痢等)に対する知識を十分身につけて旅行するよう心掛けてください。加えて,野生動物との接触は,感染症対策の観点からも十分に注意してください。

(8)外出の際は身の周りの安全に十分注意してください。また,夜間の市街地への外出は避け,車の駐停車は安全な場所を選び,移動時もドアロックを励行し窓を閉め,不審車両の有無など周囲の状況を頻繁に確認する等,犯罪に巻き込まれないよう意識して行動してください。

(9)暴動や騒乱等不測の事態が発生した場合は,自宅,宿舎もしくは職場等安全な場所に戻り,事態が収束するまで待機するとともに,在ウガンダ日本国大使館に連絡してください。また,一般的にラジオの方がテレビに比べ迅速に情報を得られるため,ラジオを常備しておくことをお勧めします。

(10)ウガンダにおける交通事情は劣悪であり,交通ルール及びマナーを遵守しないドライバーが多く,無謀な運転を起因とした交通事故が頻発していますので,運転には十分注意してください。

(11)海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
3か月以上滞在される方は,在ウガンダ日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず「在留届」を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet
3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新の安全情報や,緊急時に在ウガンダ日本国大使館の連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

4.隣国のケニア,南スーダン,コンゴ民主共和国,ルワンダ及びタンザニアの危険情報にも留意してください。

(問い合わせ窓口)
 ○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
 ○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
 ○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
 ○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
  https://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
 ○在ウガンダ日本国大使館
  住所:Plot No.8, Kyadondo Road, Nakasero, Kampala, Uganda.
     (P.O.Box 23553 Kampala, Uganda)
  電話:(市外局番031)2261-564〜6,
    国外からは(国番号256)31-2261-564〜6
  FAX :(市外局番031)2261-567
    国外からは(国番号256)312261-567
  ホームページ:http://www.ug.emb-japan.go.jp/index_j.htm


○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/

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