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● 犯罪発生状況、防犯対策

1 犯罪発生状況 
(1)一般犯罪
 モーリタニア政府は犯罪統計を公表していないことから、犯罪情勢を正確に把握することは困難ですが、首都ヌアクショット等への人口集中に伴い、これまで一般的に治安が良いとされてきた都市中心部においても、犯罪が増加傾向にあると言われています。近年では、殺人、強盗等も発生しており、金銭目的の強盗殺人も発生していることから注意が必要です。治安機関は犯罪者グループの摘発に力を入れており、違法薬物や銃器が押収された事例もあります。2021年は日本人被害の犯罪が1件(車上ねらい)発生しており、ヌアクショット中心部では、欧米人被害のひったくり(バイク使用)や空き巣等が発生しています。外国人は周囲の目を引き、スリ、置引き、ひったくり等の対象になりやすいため、混雑する場所や夜間の外出の際は特に注意が必要です。とりわけ、断食明け祭や犠牲祭等の祝祭日の前には窃盗などの一般犯罪が増加する傾向にあります。
(2)テロ・誘拐
 詳細については、「テロ・誘拐情勢(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_278.html )」をご参照ください。

2 防犯対策
 モーリタニア滞在中の心構えとして、次の点に注意する必要があります。
(1)多額の現金や貴重品を持ち歩かない。
(2)現金や貴重品の入ったバッグは必ず手元に置くか常に身につけるようにし、目を離さないようにする。特に市場等の混雑した場所では、荷物の管理に十分注意する。
(3)過度に目立つ行動や服装を避ける。
(4)見知らぬ相手に対し、滞在先、旅行日程等を教えない。
(5)夜間の一人での外出は避ける。また、昼間であっても人通りの少ない道の通行は避ける。
(6)ヌアクショットのビーチでは、性犯罪の発生が報告されていることから、夕方以降、また、女性だけでの利用は控える。

3 モーリタニアにおける安全の手引き
 在モーリタニア日本国大使館が在留邦人や旅行者向けに作成した「安全の手引き(https://www.mr.emb-japan.go.jp/files/100306512.pdf )」もご参照ください。


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