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● 犯罪発生状況、防犯対策

1 犯罪発生状況
(1)殺 人
 2022年は2,987件確認されています(前年(2,839件)比5.2%増)が、2021年は新型コロナ対策措置が段階的に緩和され、人流が新型コロナ感染症流行以前に戻ったことが理由の一つです。
このため、犯罪が発生しにくい環境であったものが、生活環境が通常に戻ると同時に、犯罪も増加傾向にあると考えられます。
 また、国内地域別においてはグアテマラ県が圧倒的に多く、全体の43.7%を占めています。その他の県の状況は以下リンクを参考にしてください。
 【グアテマラの殺人発生率(2022年)】
  https://www.gt.emb-japan.go.jp/files/100531885.pdf

(2)強盗・窃盗
 2022年は9,534件確認されて(前年(8,519件)比11.9%増)おり、殺人と同様、人流が新型コロナ感染症流行以前に戻ったことが理由の一つです。
 強盗・窃盗の対象となるものは、オートバイが最も多く(全体の約5割)次いで、自動車(約2割)、携帯電話などの携行品(約1割)となっていますが、警察が認知していない被害(通報されない被害)が多数あると考えられています。
 また、強盗・窃盗が発生する場所は、首都のあるグアテマラ県が圧倒的に多く、全体の約5割以上を占めています。

(3)邦人被害
ア 2018年11月、当国北部ペテン県において、未明に邦人女性2名が住んでいた戸建て住宅に何者かが押し入り、就寝中の両2名がこぶし大の岩で殴打される事件が発生しました。この事件で1名が亡くなり、もう1名も頭蓋骨を骨折する大けがを負いました。本事件では、住宅内を荒らされた形跡がなく、両名への暴行の跡も無かったことから、捜査関係者らは被害者を殺害することが目的だった可能性が高いとしています。(2023年7月現在、未解決)
イ 2018年10月、当国東部イサバル県で邦人宅2軒が連続して空き巣に入られており、また、首都グアテマラ市でも邦人男性宅で空き巣被害がありました。
ウ その他にも、マイクロバスまたは自家用車で移動中に拳銃を持った強盗団に襲われ金品を強奪される事件、バスに乗車中に突然後ろから殴打され後遺症を伴う怪我を負った事件、安宿における貴重品の窃盗事件、路上駐車中の車両からの部品やカーステレオ等の窃盗事件、路線バス乗車中のスリ・強盗被害、バスターミナルでの置き引き被害等が発生しています。

2 防犯対策
 以下の資料の該当箇所を参照ください。
(1)「安全の手引き」
 https://www.gt.emb-japan.go.jp/files/100467998.pdf
(2)ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル
 https://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/golgo13xgaimusho.html
(3)海外安全クイズ
 https://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/quiz/index.html

3 テロ・誘拐
 グアテマラのテロ・誘拐については、テロ・誘拐情勢(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_246.html )をご確認ください。


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