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● 犯罪発生状況、防犯対策

1 犯罪発生状況
  ウルグアイでは、各地で殺人、強盗、窃盗が発生していますが、これら犯罪において、銃器が用いられるケースが増加しています。また、ATM機を爆破させて中の現金を奪うといった過激な事件も各地で過去に発生しました。一方、近年では薬物取引をめぐる麻薬組織間の抗争が多発しており、そうした抗争に関連する殺人事件も発生しています。
犯罪の多発地域は、人口の約40%が集中している首都モンテビデオ県、その近郊のカネロネス県、マルドナド県であり、殺人、強盗、窃盗ともに発生地域の上位を3県が占めています。また、内陸部や国境地域における犯罪も増加しています。治安当局では犯罪多発地域のパトロール強化、防犯カメラの設置等、治安対策を強化しています。
  銃の所持は登録制であるものの、比較的容易に入手が可能な上、未登録の銃も多数存在しています。2017年の国際調査によると、約120万丁の銃器がウルグアイ国内に流通していますがその約半数は未登録であり、また、国民の3人に1人が銃器を所持していると推定されています。

2 日本人の被害例
 ○ 日本人女性が一人で車を運転中、信号待ちで停車した際に、バイクに乗った二人組のうち一人が助手席側のドアを開けようとした。ドアはロックをかけていたため開かず、また、被害者がクラクションを鳴らしたため、犯人等は慌てて逃走した。助手席にはカバンを置いていたとのこと。
 ○ 日本人がレストランで友人と食事中、銃を所持した強盗3人組が侵入、レジから金を強奪した上、当該日本人を含むレストラン客から携帯電話、パソコン、現金等を強奪した。
 ○ カーニバルを見物中の旅行者がナイフで脅され、ひと気のない路地に連れ込まれた後、現金や旅券(パスポート)が入ったリュックサックを奪われた。
 ○ 旅行者が物乞いの少年からお金を要求され、断って立ち去ろうとしたところ、ハンドバッグをひったくられた。
 ○ 長期滞在者が夜間旧市街を歩いていたところ、突然首を絞められ、気を失っている間に金品を強奪された。
 ○ 旅行者が休日の昼間に旧市街を歩いていたところ、若い男に襲われ、金品を奪われた。
 ○ 長期滞在者が十数名で徒歩により移動中、バイクの2人組に現金、旅券等の入ったハンドバックをひったくられた。
 ○ バーで知り合った女に睡眠薬入りの飲み物を飲まされ、金品を奪われた。
 ○ 深夜、モンテビデオ市内を徒歩により移動中、若い2人組の男にけん銃を突きつけられ、現金を奪われた。
 ○ 昼頃、カラスコ国際空港においてケチャップ等を衣服につけられ、汚れを落としている間に床に置いていたカバンを盗まれた(同様の事案はバスターミナルでも発生を確認)。
 ○ モンテビデオ市内の路上に駐車していたところ、車の窓ガラスが割られ、車内に置いていた荷物を奪われた。

3 犯罪被害危険地域
(1)モンテビデオ県
  ア セロ地区
    昼夜を問わず殺人や強盗が多発しており、非常に危険です。モンテビデオを一望できる「セロの丘」へ行くためには、危険地域を通過する必要があることから、同地域への観光は控えてください。モンテビデオの街を一望したい場合は、Antel(電電公社)や県庁の展望施設(10:00〜15:45)を利用してください。
  イ 旧市街(シウダ・ビエハ地区)
    古い建築物や焼肉(アサード)店が建ち並び、観光スポットの一つにもなっていますが、観光客を狙ったひったくりやスリが多発しています。特に夜間は人通りがほとんどなくなり、街灯が少なく暗い通りも多いため、ひとり歩きは避けてください。また、複数人で歩いていてもひったくり被害にあった事例が報告されていますので、十分注意してください。
  ウ その他の危険地区
    マルコーニ地区、マローニャス地区、ピエドラス・ブランカス地区、カサバジェ地区、カサボ地区、ハルディネス・デ・イポドロモ地区、マルビン・ノルテ地区、カラスコ・ノルテ地区には、不法居住地域(スラム街)が多く、また、強盗事件や通行人が理由無く銃で撃たれる事件が多発しているので、立ち入らないで下さい。
(2)マルドナド県プンタ・デル・エステ
   外国人観光客で賑わうリゾート地ですが、夏季シーズンになると旅行者を狙うグループによる強盗事件等が多発します。

4 交通手段の安全性
(1)バス
   一般の路線バスは前払い制で、運賃は現金払いの場合は40ペソ、バスカードでの支払いでは33ペソ(2021年1月現在)です(バスカードは大型ショッピングセンター等にあるSTM(Sistema de Transporte Metropolitano)でパスポートを提示の上購入可能)。なお、人前で財布を出し入れしなくて済むよう、乗車前に運賃を準備しておいてください。バスに乗車中はカバンを体の前に持つ等の工夫をし、スリに注意してください。バスの窓の外側から手を伸ばして所持品を強奪しようとするケースもあります。イタリア通りを挟んだモンテビデオ北東部の各地区では、路線バスの売上金を狙った強盗事件が多発しており、乗客が巻き込まれることもありますので注意してください。
(2)タクシー
   比較的安全な交通手段です。料金精算時はメーターに表示された数字に応じて運転手が料金表を示すことになっていますので、提示された料金表を確認してください。
(3)レミース(ハイヤー)
   料金はタクシーより少し割高ですが、安心して利用できます(要予約)。
(4)ウーバー
   モンテビデオ県内では合法であり、一般的に利用されています。

5 防犯対策
(1)危険地区に立ち入らない。
(2)多額の現金や貴重品は持ち歩かない。
(3)銀行、ATM、両替所等から出る時は、周囲や背後に注意する。
(4)ノーヘルメットの2人乗りバイクに注意する。
(5)人通りの少ない道や夜間に街灯のない暗い道の通行は避ける。
(6)バッグ等を袈裟掛けにし建物側に持ち、できるだけ建物寄りを歩く。
(7)ズボンの後ろポケットなどに、目立つように財布等を入れない。
(8)ビデオカメラ等は撮影時以外にはバッグなどにしまっておく。
(9)一見して観光客と分かるような服装は避ける。
(10)万が一被害に遭った場合は、身の安全を優先し、抵抗せず相手の要求に応じる。
(11)強盗などに備え、すぐに渡せるように小額紙幣を準備しておく。
(12)現金と身分証明書等は分けて所持する(現金もなるべく分散させる)。
(13)車を利用する際の注意事項
  ア 車内には外から見えるところに荷物を置かない。
  イ 車内に荷物を置いて車を離れない。
  ウ 助手席に座る場合は膝の上にバッグを置かない。
  エ 車から離れる時はドアをロックし、窓も完全に閉めておく。
  オ 車の乗降時には、周囲に怪しいものがいないかよく確認する。
  カ 路上駐車は避け、係員のいる駐車場を利用する。

6 テロ・誘拐
  テロ・誘拐については、テロ・誘拐情勢(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_242.html )をご確認ください。

7 安全の手引き
  在留邦人向け安全の手引き
  在ウルグアイ日本国大使館が在留邦人向けに作成した「安全の手引き」(https://www.uy.emb-japan.go.jp/files/100160259.pdf )を参照してください。


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