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● 犯罪発生状況、防犯対策

1 犯罪発生状況
(1)ハワイ州は、米国の中では比較的治安が良いとされていますが、日本と比較した場合、一般的に犯罪発生率は高く、観光客を狙ったひったくり、車上荒らし、置き引き、スリ等の財産犯罪が多く発生しています。また、銃器を使用した強盗事件等の凶悪事件の発生も増加しています。

(2)FBIによれば、2022年中のハワイ州における凶悪犯罪および財産犯罪の発生総数は38,804件であり、前年に比較して11,254件減少しました。内訳を見ますと、発生総数は減少しているにもかかわらず、凶悪犯罪(殺人等)が、前年に比べ増加しています。
2022年のハワイ州における犯罪件数の罪種別内訳は以下のとおりです。
・殺人:30件
・レイプ:546件
・強盗・侵入盗:4,697件
・傷害:2,211件
・車両盗:5,861件
◎米国連邦捜査局(FBI):Crime Data Explore
https://cde.ucr.cjis.gov/LATEST/webapp/#/pages/home

(3)日本人の被害例
 在ホノルル日本国総領事館ホームページ(https://www.honolulu.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/anzen_info.html )の「ハワイ安全対策情報」をご参照ください。

2 防犯対策
(1)ハワイ州では、日々の生活において、差し迫る危険を感じることは少ないかもしれませんが、日本とは治安状況が大きく異なることをよく認識する必要があります。どの地域でどういった犯罪被害に遭うリスクが高いのか、各地域毎の犯罪の傾向と対策を把握することは防犯対策上とても重要です。特に、自宅(またはホテルなど一時滞在場所)、学校、勤務先等、ご自身の生活圏内における治安情勢をよく確認しましょう。

(2)リゾートに来た解放感から気がゆるみ、日本と同じ感覚で、警戒することなく滞在していたら、被害に遭ってしまったという例が多いようです。特に観光客を狙った犯罪が頻繁に発生していますので、注意を怠らないようにしてください。
 また、ハワイでも銃器が蔓延しているということを忘れずに慎重に行動してください。2024年上半期においても、日本人が被害者となる銃器使用強盗事件が発生しています。万が一の際は、身の安全を第一に考え、抵抗せずに相手の要求に従うなど冷静に対応してください。
 その他、被害例、被害防止対策等については、安全対策基礎データ・アメリカ合衆国(米国)(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_221.html )および在ホノルル日本国総領事館の安全の手引き(https://www.honolulu.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/anzen_manual.html )をご参照ください。

3 テロ対策
 ホノルルにおけるテロ・誘拐については、テロ・誘拐情勢(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_226.html )をご確認ください。


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