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● 犯罪発生状況、防犯対策

1 犯罪発生状況
 ブルガリアにおける犯罪発生状況については、以下のリンク(「安全の手引き」中の「防犯の手引き」「2 ブルガリアにおける犯罪発生状況」)をご参照ください。
 https://www.bg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/anzen_tebiki.html#2_hanzai

2 日本人の被害例
 日本人は、一般的に多額の現金を所持していると見られていることから、犯人にとって格好のターゲットとなり得ます。日本人が被害に遭いやすい犯罪のケースとしては、地下鉄や路面電車等の公共交通機関内や店舗内でのスリ被害、飲食店内での置引きが挙げられます。  
 このほかにも、空き巣・忍び込み・事務所荒らしが発生しています。
過去に発生した日本人の被害例は次のとおりです。旅行者に限らず、ブルガリアに長年居住している日本人も被害に遭っています。

【窃盗】
 日本人の犯罪被害で最も多いのは、スリや置引き等の盗難被害です。ソフィア市内等では、窃盗グループが巧妙に被害者の注意をそらしながら、別の仲間がバッグを盗む手口が多くみられます。一見窃盗グループには見えない若い女性のスリグループも存在しています。
〈スリ〉
○バス・トラムの車内、教会等の観光地で、数人のグループに取り囲まれ、バッグから財布を抜き取られた。
○繁華街を歩いている際、背中に背負っていたリュックサックから財布や貴重品を抜き取られた。
○繁華街の店舗内で買い物中、若い女にぶつかられ、気付いたらバッグから財布を抜き取られていた。

〈置引き〉
○レストランで食事中、椅子にかけていたバッグを盗まれた。
○友人とベンチに座っていた際、見知らぬ女性に携帯電話の操作方法を聞かれて教えている間に、横に置いていたバッグを盗まれた。
○長距離列車の中で、仮眠していたところ、気が付いたら現金や貴重品の入ったバッグを盗まれていた。
○駅構内の券売機で切符を購入している間に、足下に置いた荷物を盗まれた。

【強盗】
〈路上強盗〉
○道を案内してもらうため男2名を車両に同乗させたところ、付近の森に誘い込まれ、暴行を受けるとともに現金等を強奪された。
○夜間歩いていたところ、暗がりから現れた覆面をかぶった男に首を絞められ、現金等を強奪された。
○ソフィア市内で流しのタクシーを拾ったところ、言語の問題から運転手と意思疎通がうまくいかず、目的地に到着後、料金の支払いに関して口論になり、激高した運転手により首を絞められ、リュックサックを強奪された。

〈昏睡強盗〉
 最近の被害報告はありませんが、過去には、日本人旅行者が現地で知り合った人物から睡眠薬入りの飲食物を提供され、それを口にして眠っている間に貴重品を盗まれたという昏睡強盗事件が散見されました。

【その他】
〈タクシートラブル〉
 ソフィア空港やソフィア市内中心部では、法外な料金を請求する、いわゆる「ぼったくりタクシー」の被害がみられます。
○旅行者が、ソフィア空港から中心部のホテルまでタクシーを利用したところ、メーターに表示された料金が通常より早く上がっていき、一般的には15レヴァ前後の料金であるところを、最終的には60レヴァを請求された。
○料金精算時に小額の紙幣を持っていなかったため、高額紙幣を出してお釣りを求めたところ、お釣りが返されず、結果的にメーター表示料金の3倍近くの額を支払わされた。

3 犯罪被害危険地域
 以下のリンク(「安全の手引き」中の「防犯の手引き」「3 防犯のための具体的注意事項」「(2) 外出時の安全対策」)をご参照ください。
 https://www.bg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/anzen_tebiki.html#3_gutaiteki_chui

4 防犯対策
 以下のリンク(「安全の手引き」中の「防犯の手引き」「3 防犯のための具体的注意事項」「(2) 外出時の安全対策」)をご参照ください。
 https://www.bg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/anzen_tebiki.html#3_gutaiteki_chui

5 その他
(1)デモおよびフーリガンの発生状況
 以下のリンク(「安全の手引き」中の「防犯の手引き」「2 ブルガリアにおける犯罪発生状況」「(3) デモおよびフーリガンの発生状況」)をご参照ください。
 https://www.bg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/anzen_tebiki.html#2_hanzai
(2)両替時の注意
○事前に両替店(市内の主要な通りに面している正規の業者)の看板等に記載された交換率(レート)をよく確認する。
○不当に不利なレートで取引されないよう、レートが比較的適切な銀行やショッピングモール内の両替店で両替する。
○現金の確認は路上等で行わず、店内で行う(両替直後にスリの被害に遭うケースもある。)

6 テロ・誘拐
 ブルガリアのテロ・誘拐については、テロ・誘拐情勢(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_171.html )をご確認ください。


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