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● 犯罪発生状況、防犯対策

1 犯罪発生状況・防犯対策
(1)一般的にドイツは、ヨーロッパの中では比較的安全な国とのイメージを持たれています。しかしながら、ドイツ連邦警察の発表によれば、2023年のドイツ国内全体の犯罪発生件数は約594万件であり、人口当たりの犯罪発生件数は日本の約12倍に上ります。日本の生活感覚のままでは思わぬ犯罪の被害に遭うおそれがあります。

(2)犯罪種別は、スリやひったくり等の窃盗、強盗や詐欺などといった財産に関わる犯罪がほとんどですが、傷害や暴行(性犯罪を含む)といった身体の安全に関わる犯罪も発生しています。特に、観光客が多く訪れる大都市や観光地は、外国人犯罪グループの流入、麻薬の蔓延等の様々な要因から犯罪発生率が高くなっています。

(3)基本的な防犯対策
 犯罪被害に遭わないためには「自分の身は自分で守る」との心構えを持ち、最新の治安情報収集に努める、危険な場所には近づかない、多額の現金・貴重品は持ち歩かない、見知らぬ人物を安易に信用せずに警戒するなど、常に防犯を意識した行動をとることが大切です。
 具体的な対策のポイントは、「目立たない」、「行動を予知されない」、「用心を怠らない」です。犯人側は予めターゲットを絞った上で犯行に及んでいることを意識し、犯罪被害に遭わないよう注意してください。

(4)犯罪発生状況の詳細(都市別犯罪状況含む)および防犯対策については、ドイツにある在外公館(日本大使館・総領事館)が在留邦人向けに作成した「安全の手引き」(https://www.de.emb-japan.go.jp/files/100294519.pdf )のII安全の手引き(1〜6)をご参照ください。

2 テロ・誘拐
 ドイツのテロ・誘拐については、テロ・誘拐情勢(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_165.html )をご確認ください。


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