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● 犯罪発生状況、防犯対策

1 犯罪発生状況
 主な犯罪事例は以下のとおりです。類似事件に巻き込まれる危険性もあることを念頭に、常に防犯に心掛けてください。
(1)窃盗(窃盗未遂、すり、ひったくり)
ア 紙幣を落とした男に声をかけても反応がなかったため紙幣を拾ったところ、男から「金を返せ。お金はもっとあった。財布を見せろ。」と言いがかりをつけられ財布を出すと、お金を抜き取られそうになった。
イ 繁華街でまとわりついてきたストリートチルドレンにポケットの中の財布を盗まれそうになった。
ウ 土産店で店員と会話中、近くに寄ってきた男にポケットの中の財布を盗まれた。
エ 歩行中に後方から進行してくるバイクに乗った二人組から鞄をひったくられそうになった。
(2)強盗
ア 夜間に繁華街で財布を取り出したところ、ナイフを持った男に財布を奪われ、抵抗したところナイフで切りつけられ軽傷を負った。
イ タクシーでの支払い時に財布を奪われそうになり、抵抗したところ暴行され財布を奪われた。
(3)暴行
 歩行中に後方から進行してくる車両内からエアガンで撃たれた。
(4)住居侵入
 金属製の棒を所持し戸建て住宅裏庭に侵入した不審者と、塀を乗り越え侵入しようとするもう一人の不審者を警備員が発見し、不審者らは逃走した。

2 防犯対策等
(1)窃盗(すり、ひったくり、置き引き)
ア 外出時には必要以上の現金は持ち歩かず、またできるだけ貴重品を携行しないようにしてください。
イ 携行荷物には常に注意を払ってください。特に人が多い場所では、荷物は常に目の届く位置に所持し、できる限り身体から離さないようにしてください。
ウ 盗難による被害を小さくするため、貴重品(特にパスポート、現金、クレジットカード、携帯電話など)は一つにまとめず、幾つかに分けて衣服の内側に携行する等の工夫を心掛けてください。ただし、上着のポケットやズボンの後ろポケットは狙われやすいため注意が必要です。
エ ハンドバッグや肩掛けタイプのバッグを使用する際は、建物側・壁側に持つよう心掛ける、または胸にしっかり抱えるようにしてください。
オ 背後からバイクや人が近づいているような気配を感じたら、背後を確認するなどして警戒することも必要です。なお、万一、ひったくりにあった場合には、無理に抵抗すると大怪我をする可能性もありますので、身体の安全を第一に考えて手荷物から手を離してください。
(2)強盗等
ア 歩きながらの携帯電話の使用は控えてください。
イ 強盗やひったくりによる被害ケースのほとんどが、深夜早朝やひと気が少ない場所での単独行動です。夜間だけでなく昼間であっても人通りの少ない場所での単独行動は極力避けてください。
ウ 犯罪が多く発生している場所(ジブチ市内では夕暮れ後の繁華街、市場、バスターミナル等)にはなるべく近づかず、強盗に遭遇した際にはむやみに抵抗をしないようにしてください。
(3)被害の届出
 犯罪に巻き込まれ、貴重品の盗難に遭った場合は、直ちに最寄りの警察署に被害届を提出してください。被害届受理書は、損害保険の請求時に必要となるほか、旅券の盗難・紛失の際の新規発給手続きにも必要です。なお、被害届は被害に遭った地域を管轄する警察署以外では受理されませんので注意してください。

3 テロ・誘拐
 テロ・誘拐については、テロ・誘拐情勢(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_141.html )をご確認ください。

4 在留邦人向け安全の手引き
 在ジブチ日本国大使館が在留邦人向けに作成した「安全の手引き」(https://www.dj.emb-japan.go.jp/tebiki.pdf )もご参照ください。


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