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● 犯罪発生状況、防犯対策

1 一般政治・社会事情
 ギニアビサウでは、2012年以降、政治的混乱が続いています。2019年の大統領選挙において投票結果を巡る混乱が発生し、最終的には2020年にエンバロ大統領が選出されましたが、2023年6月に行われた国民議会選挙では与野党が逆転したため、これにより当面大統領と議会が対立する構図となると見込まれます。また、2022年2月には「クーデター未遂」とされる政府庁舎襲撃事件が発生するなど、依然政情は不安定です。

2 治安情勢
 政府機能の低下から、麻薬密輸の経由地ともなっており、また、1998〜99年の内戦時に流出した銃器や不法取引によって国外から流入してきた銃器が出回っているほか、セネガル・カザマンス地方と国境を接するカシュウ地方には、カザマンス民主勢力運動(MFDC)の一派の後方拠点があると言われ、近年でも散発的な襲撃や地雷による被害も発生しています。また、2021年セネガル政府軍によるMFDCに対する掃討作戦が行われ、MFDCの一部勢力がギニアビサウ側に撤退した可能性もあります。
 特に銃器を使用した強盗などに遭遇した場合は、身の安全を最優先し、絶対に抵抗しないでください。

3 テロ・誘拐
 ギニアビサウにおけるテロ・誘拐については、テロ・誘拐情勢(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_140.html )をご確認ください。 


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