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● 犯罪発生状況、防犯対策

1 犯罪発生状況
 全般的に飲酒に絡む暴行・傷害、置引きや車上ねらい、空き巣等の窃盗事件や電話、メール、SNS等を利用した特殊詐欺事件が多発しています。性犯罪の発生率も日本と比べると断然高く、「ニュージーランドは安全である」と過信して安心することのないようにしてください。このほか、違法薬物の使用が問題になっているとともに、犯罪組織(いわゆるギャング)の抗争もしばしば発生しています。

2 防犯対策
 ニュージーランドは安全な国であるとの安易な考えは禁物です。一般的に、日本人旅行者は「他の地域からの旅行者よりも現金を多く持ち歩いている」とのイメージを持たれていると考えられますので、ニュージーランドへの渡航を計画される方や現在滞在中の方は、次のような心構えと防犯対策を講じてください。

(1)旅行日程はあらかじめ家族等に知らせておき、また、定期的に家族等に連絡するなど常に自分の所在を明らかにしておくよう心掛けてください。特に3か月以上の長期滞在の場合には、旅券法の定めるところにより、必ず日本国大使館か最寄りの総領事館、領事事務所に在留届を提出してください。
※ニュージーランドに3か月以上滞在する方は、緊急時の連絡等に必要ですので、以下のオンラインによる在留届電子届出システムを通じて、管轄地域の在外公館(在ニュージーランド日本国大使館、在オークランド日本国総領事館、在クライストチャーチ領事事務所)に「在留届」を提出してください。
 https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html

※日本から転居する場合には、住所が決まっていなくても、日本出発の3か月前からオンライン提出が可能です。)

(2)旅券、現金、カード等の貴重品は必ず身に着けて行動してください。また、必要以上の現金は持ち歩かないようにしてください。ホテルの部屋に、鍵の掛かるアタッシュケース等に貴重品を入れておいたとしても安全とは言えませんので、外出に際してはホテルのセーフティーボックス(金庫)を利用するようおすすめします。

(3)車両を離れる時や観光バスから降りる際には、車内に手荷物を放置しないでください。また、路上での長時間の駐車は避け、短時間であっても車の窓をしっかり閉めて、ドアやトランクに鍵を掛けてください。

(4)手荷物等の所持品からは目を離さないでください。特に、空港、ホテルのロビー、レストランでの食事中や観光時は注意が必要です。

(5)夜間の外出、女性の一人歩き、一見して危険な雰囲気の場所への立入り等は極力避けてください。

(6)住居を選定する際は、事前によく情報を収集し、建物の構造や周囲の環境を十分検討した上で、安全な住居を選ぶことが大切です。

(7)多くの家庭が休暇で留守にしがちなクリスマスや年末年始等は、毎年、窃盗目的の住居侵入事件が増加するので注意が必要です。戸締まり、室内灯、屋外灯、警報装置等を有効に活用するとともに、親しい友人や隣人に郵便受けを見てもらうなどの工夫や万一の場合に備え、貴重品や現金の保管場所を分散するなどを検討してください。

(8)犯罪被害に遭った場合は、速やかに警察に届け出てください(「緊急時の連絡先」の項目を参照)。

3 テロ・誘拐
 テロ・誘拐については、テロ・誘拐情勢については、以下の海外安全ホームページでご確認ください。
 https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_074.html

※ 在留邦人向け安全の手引き
 現地の在外公館(日本国大使館・総領事館等)が在留邦人向けに作成した「安全の手引き」も御参照ください。
 https://www.anzen.mofa.go.jp/manual/nz_manual.html


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