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● 犯罪発生状況、防犯対策

1. 犯罪発生状況
 カンボジア内務省の犯罪統計によると、カンボジアにおける2018年の犯罪総件数は2,995件で前年と比較して8%の増加と発表されていますが、統計に含まれていない案件も多数あり、実際の犯罪発生件数はこれよりも多いものと考えられます。滞在時は十分注意してください。

2. 日本人の犯罪被害
 日本人が被害にあう犯罪の大多数が金品目的のひったくり、スリを含む窃盗、「いかさま賭博」詐欺、空き巣などです。内戦時代に出回っていた銃火器を用いた凶悪犯罪も、十分注意してください。
 カンボジアで頻繁に発生している犯罪については、以下をご覧ください。これらは、注意を怠らなければ被害を免れたり、被害を軽減できるものです。以下の各犯罪の「被害例と対策」にも目を通し、対策を講じるようにしてください。
 
※ 最新の治安情勢及び日本人の犯罪被害傾向については、在カンボジア日本国大使館が作成している「海外安全対策情報」をご覧ください。
   https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000091.html
   https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000090.html

【 ひったくり 】
 カンボジアで日本人が最も多く遭遇する犯罪被害は、「ひったくり」です。例えば、路上で操作していたスマートフォンをひったくられたり、トゥクトゥクの座席に置いていたカバンをひったくられたりするものです。外出時にはできるだけ荷物は持たず、なるべく両手が自由になる状態にしておきましょう。
 バッグをたすき掛けにして肩にかけたり、リュックを背負うと荷物は奪われにくくはなりますが、犯人が力ずくで奪おうとした場合に路上を引きずられて怪我を負う可能性もあります。
 また、肩紐をナイフで切る凶悪なひったくりも発生しており、犯人が手元を誤り、怪我を負わされてしまった事案も発生しています。
  【被害例と対策: https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000090.html#snatch

【 いかさま賭博 】
 カンボジア、特にプノンペンにおいては、旅行者を狙った「いかさま賭博」詐欺が多く発生し、数百万円の被害も発生しています。犯行手口さえ知っていれば、簡単に防ぐことのできる犯罪ですので、犯行の手口を事前に把握しておいてください。
  【被害例と対策: https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000090.html#fraud

【 スリを含む窃盗 】
 ショッピングモールや観光地などで、気が付くとカバンの口が開いて中の貴重品がなくなっていた、またはレストランで食事中、気がつくとカバンがなくなっていたというような例が多く発生しています。
  【被害例と対策: https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000090.html#theft

【強盗】
 夜間や人通りの少ない裏通りなどで、日本人が強盗被害に遭う事例が複数発生しています。カンボジアでは、犯人が銃火器を所持していることが多いため、危険な場所(裏通りや繁華街など)や時間帯(特に深夜)の外出はできるだけ避ける、また、万が一強盗に遭った場合には、命を最優先して、犯人に抵抗しないよう心がけてください。
 こん睡強盗も複数発生しています。旅行先で知り合った人と飲酒をしているうちに意識が朦朧となり、金品を奪われる例が報告されています。違法薬物を投与されれば、心身に重大な障害を負う可能性もあります。海外にいることを忘れずに、知り合った人をすぐに信用しないよう気をつけてください。
  【被害例と対策: https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000090.html#robbery

【 ホテルなどでの空き巣・強盗 】
 ホテルやゲストハウスの低層階に宿泊し、就寝中に扉や窓から侵入した何者かに、室内に置いてあった現金などの貴重品を盗まれるという事例が発生しています。夜中に目を覚まし、犯人と鉢合わせすれば、攻撃される可能性もあり、大変危険ですので低層階での宿泊には注意が必要です。
 また、ホテル内のセーフティボックスから現金などが盗まれる被害も発生していますので、安全性も考慮してホテルを選ぶようにしてください。
  【被害例と対策: https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000090.html#burglary

3. 防犯対策の基本
3.1. 外国にいるということを忘れず、意識を「海外モード」に切り替え、用心する。
3.2. 外務省や在カンボジア日本国大使館が発信する情報を含め、事前にしっかりと渡航先についての情報を収集し、安全対策をとる。
3.3. 外出の際には、貴重品、多額の現金などは、信用のある滞在先ホテルのセーフティボックスなど安全な所に保管する。
3.4. 外出時、パスポートや財布などの貴重品は一つのバッグに入れずに分けて持つ。万が一バックを盗まれたとしても、すべてを失うという事態は避ける。
3.5. 外出する際は、ホテルのフロントや添乗員などに現地の事情を確認し、人通りの少ない裏道などの危険なエリアには近づかない。
3.6. 日没後の外出は極力避ける。
3.7. タクシーやトゥクトゥクを利用する場合には、ホテルを通じて信頼できるドライバーを呼ぶか、旅行代理店で依頼する(その場合でも、乗車後は気を抜かず、常に周囲に注意を払う)。
 ※ アプリを利用してタクシーやトゥクトゥクを呼ぶ際は、スマートフォンを路上で使用しないなどの注意が必要。
3.8. バイクタクシーはスピードを出して車間を抜けていくため、交通事故にあうおそれがあるので利用しない。
3.9. 宿泊先は、安価なゲストハウスの利用は避け、安全性を考慮し防犯対策がとられたホテルを選ぶ。また、外出・就寝前に、窓や扉の施錠を必ず確認する。

4. 犯罪の被害者になった場合
 犯罪に遭遇した場合は、絶対に抵抗せず自分の命を守ることを最優先に行動してください。抵抗する素振りを見せれば銃やナイフで攻撃される可能性があります。もし、後日犯人を見かけたとしても、攻撃される可能性がありますので、決して追いかけたり、住居に踏み込んだりしないでください。

【 犯罪被害時の対応手順 】
I 被害に遭った場合には、まず警察に連絡し(警察の連絡先: https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000089.html )、被害届を提出し、被害届受理証明書(ポリスレポート)を取得してください。ポリスレポートはパスポートの再発行や海外旅行傷害保険の請求に必要になります。
II 警察では英語が通じない場合がしばしばあります。その場合は通訳を雇用した上で、警察に連絡してください(加入する海外旅行傷害保険によっては補償される場合もありますので、事前に確認しておくことをお勧めいたします。)。通訳が必要な場合、在カンボジア日本国大使館(以下、大使館)・在シェムリアップ日本国領事事務所(以下、領事事務所)から通訳業者の情報を提供することができます。
III 詐欺や民事上のトラブルなどは弁護士へ相談してください。大使館・領事事務所から弁護士連絡先リストなどの情報を提供することも可能です。
IV 犯罪被害などに遭った場合には、大使館・領事事務所まで報告してください。

5. テロ
 カンボジアにおいては、目立ったテロの兆候はありませんが、テロなどの不測の事態に巻き込まれることがないよう、日頃から最新の情報の入手に努め、安全対策を講じるよう心がけてください。
 テロに関する情報は、以下のページをご覧ください。
   https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_004.html

6. カンボジアにお住まいの方、また長期滞在を予定されている方は、長期滞在者を主な対象として作成された『安全の手引き』も併せてお読みください。
   https://www.kh.emb-japan.go.jp/security/Anzen_no_Tebiki.pdf
 在カンボジア日本国大使館及び外務省が発出するその他の『海外安全情報』は、以下のページでご覧いただけます。
   https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000094.html

○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/

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