2月1日 |
ウガンダ |
【危険度】
●コンゴ民主共和国との国境地帯(ホイマ県以南)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き上げ)
●ントロコ県、ブンディブジョ県、ブニャンカブ県、カセセ県、ルビリズィ県、ルクンジリ県、カヌング県、キソロ県(いずれも国境地帯を除く)、及びカバロレ県、カムェンジェ県
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き上げ)
●コンゴ民主共和国との国境地帯(ブリーサ県以北)、南スーダンとの国境地帯、カボング県のケニアとの国境地帯及びカラモジャ地域(モロト県の一部及びアムダティ県)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●首都カンパラを含むその他の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●ウガンダ西部、コンゴ民主共和国との国境地帯では、反政府組織「民主同盟軍」(ADF)が、「イラク・レバントのイスラム国」(ISIL)の影響下でテロ活動を活発化させていることから、治安が急激に悪化し予断を許さない状況にあります。これらの地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。
●ウガンダの首都カンパラ市とその郊外及びジンジャ市においては、2023年だけでも複数回のテロ未遂が発生しており、今後もテロの脅威は高いレベルで継続するものと予測されます。
●ウガンダの北端、南スーダンとの国境地帯の治安は比較的安定していますが、南スーダン側の治安が悪いことから、ウガンダ側にもその影響が及ぶ可能性があります。
●ウガンダの東部、ケニアと国境を接するモロト県の一部やアムダティ県を含むカラモジャ地域では、治安当局と家畜強盗との銃撃戦により双方に死者が出る事件が度々発生しています。
●地域を問わず、住居侵入、路上強盗、車上強盗、殺人、営利目的の誘拐、詐欺などの凶悪犯罪が日常的に発生しており、外国人が巻き込まれる事件も発生しています。
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2月7日 |
ギニアビサウ |
【危険レベル】
●カシェウ州
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●その他の地域
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
【ポイント】
●カシェウ州は、セネガルの反政府勢力であるカザマンス民主勢力運動(MFDC)の一派の後方拠点があると言われており、また、近年も散発的な襲撃や地雷による被害も発生していますので、同州への渡航は止めてください。
●2022年2月、「クーデタ-未遂」とされる政府庁舎襲撃事件が発生し、2023年12月には銃撃事件に端を発する政治的混乱が発生するなど、依然としてギニアビサウの政情は不安定です。こうした政情不安が国内治安の急激な悪化に直結するおそれもあり、また、麻薬密輸の国際的な経由地になっているほか、銃器の流通も認められることなどから、カシェウ州を除く地域についても不要不急の渡航は止めてください。
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2月8日 |
リビア |
【危険レベル】
●全土:レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
【ポイント】
●リビアでは、民兵組織など武装グループによる武力衝突・テロ・誘拐事件が発生しています。リビアへの渡航はどのような目的であれ止めてください。また、既に滞在されている方は直ちに退避してください。
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2月9日 |
マリ |
【危険レベル】
●全土(首都バマコを除く)
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)●首都バマコ
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
【ポイント】
●マリでは、2020年8月及び2021年5月、マリ国軍の一部兵員による2度の武力政変が発生するなど、政治社会情勢が不安定となっています。
●首都バマコにおいて、イスラム過激派組織によるテロの脅威の南下・拡大に伴う治安情勢の急速な悪化の兆候が見られます。
●首都バマコを含むマリ全土において、テロ・誘拐事件等の不測の事態に巻き込まれる高い脅威があります。どのような目的であれ渡航は止めてください。また、レベル4の地域に既に滞在されている方は、直ちにこれらの地域の外(安全な場所)に退避してください。
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2月13日 |
イラク |
【危険レベル】
●レベル4:退避してください。渡航はやめてください。(退避勧告)(継続)
・バグダッド県(レベル3であるバグダッド国際空港敷地内を除く)
・ニナワ県
・キルクーク県、サラーハッディーン県、ディヤーラ県、アンバール県、バービル県、ワーシト県
・クルディスタン地域(エルビル県、スレイマーニーヤ県、ドホーク県)とレベル4地域であるニナワ県、キルクーク県、サラーハッディーン県及びディヤーラ県との県境付近
(注)ただし、真にやむを得ない事情で、以下に述べる地域に渡航・滞在する場合や、以下に述べる道路を通過する場合は、現地大使館と緊密に連絡を取りつつ、信頼できる警備会社のアドバイスを受け、安全な宿舎の確保、警護員の同行、防弾車両による移動を含め、所属企業や団体等を通じて組織としての必要かつ十分な安全対策をとってください。また、夜間はテロ及び一般犯罪の脅威が高まるため、日没後の移動は厳に避けてください。
・バグダッド県のインターナショナルゾーン(以下、「IZ」)及びその周辺エリア(バグダッド国際空港とIZを結ぶ空港道路(ルート・アイリッシュ)、ガディール区(イマーム・アリー道路(N6号線)及び同道路より南西の地域)、アーザミーヤ区、ルサーファ区、マンスール区、カルク区、カッラーダ区、ドーラ区(ドーラ高速道路以北)及びラシード区(高速道路1号線以東))
・ニナワ平原経由幹線道路(エルビル県エルビル市とドホーク県ドホーク市間を移動する場合に通過するニナワ県のカラク、バーダラシュ、ルビア及びバーダラを経由する幹線道路並びにこれ以北のニナワ平原を通過する幹線道路)
●レベル3:渡航はやめてください。(渡航中止勧告)(継続)
・クルディスタン地域(エルビル県、ドホーク県、スレイマーニーヤ県)の隣国トルコ、イラン及びシリアとの国境付近
・エルビル県(レベル2地域であるエルビル市を除く。レベル4地域であるニナワ県、キルクーク県及びサラーハッディーン県との県境を除く)
・中南部・南部7県(カルバラー県、ナジャフ県、ディワーニーヤ県、バスラ県、ムサンナー県、ズィーカール県、ミーサーン県)
・バグダッド国際空港敷地内
(注)ただし、真にやむを得ない事情で、以下に述べる地域に渡航・滞在する場合は、現地大使館と緊密に連絡を取りつつ、信頼できる警備会社のアドバイスを受け、安全な宿舎の確保、警護員の同行、防弾車両による移動を含め、所属企業や団体等を通じて組織としての必要かつ十分な安全対策をとってください。また、夜間はテロ及び一般犯罪の脅威が高まるため、日没後の移動は厳に避けてください。
・中南部・南部7県(カルバラー県、ナジャフ県、ディワーニーヤ県、バスラ県、ムサンナー県、ズィーカール県、ミーサーン県)
・バグダッド国際空港敷地内
●レベル2:不要不急の渡航はやめてください。(継続)
・エルビル県エルビル市
・スレイマーニーヤ県、ドホーク県。ただし、レベル3地域である隣国トルコ、イラン及びシリアとの国境付近、レベル4地域であるニナワ県、キルクーク県、サラーハッディーン県及びディヤーラ県との県境付近を除く。
【ポイント】
●2023年10月中旬以降、米国を含む有志連合軍が駐留する基地を標的として、「イラクのイスラム抵抗」と称する民兵組織によるドローンやロケットによる攻撃が頻繁に発生しています。バグダッド国際空港と隣接しているバグダッド外交支援センター(以下、「BDSC」。米国をはじめとする有志連合軍が常駐。)や米国大使館、イラク政府施設にもロケット攻撃がそれぞれ発生しています。今後の情勢如何により、治安情勢が急変する可能性も否定できません。
●バグダッド県においては、2022年9月までの政府形成プロセスに際し、大規模な抗議活動が頻発したほか、IZ内外において銃撃戦やロケット攻撃などが発生しました。2022年10月27日に挙国一致内閣であるスーダーニー政権の発足後は、国内の政治的には比較的平穏となっていますが、国内外の様々な政治・社会的な事象をきっかけとして大規模デモが引き続き見られます。また、民間人を標的とした誘拐・殺害事案等も散発的に発生しています。
●イスラム過激派組織「イラク・ レバントのイスラム国」(ISIL)の分子の活動も一部地域で継続しており、テロ事案や治安当局による掃討作戦に伴う衝突が断続的に発生しています。
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2月13日 |
コモロ |
【危険レベル】
●全土
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●強盗等の一般犯罪の頻発、交通インフラの脆弱性に起因する交通の混乱等のリスクを避けるための十分な注意が必要です。
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2月13日 |
アフガニスタン |
【危険レベル】
●アフガニスタン全土
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
【ポイント】
●アフガニスタンでは、2021年8月15日から、タリバーンによる支配が継続しています。この間、「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)ホラサーン州(IS-KP)」等によるテロが継続して発生しています。また、殺人、強盗、誘拐などの犯罪は漸増傾向となっており、情勢及び治安は極めて不安定かつ危険です。
●アフガニスタンへの渡航は、どのような目的であれ止めてください。既に滞在されている方は直ちに退避してください。
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2月19日 |
ウクライナ |
【危険度】
●ウクライナ全土
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(継続)
(注)ただし、ウクライナの復旧・復興に寄与する企業・団体の取組等として、真にやむを得ない事情でキーウ州キーウ市に渡航する必要があると考える場合には、渡航の必要性及び緊急性、所属企業や団体等の指示に基づく組織としての必要かつ十分な安全対策を準備した上で、渡航の2週間前までに、外務省窓口に相談してください。その際、当該渡航の必要性やリスク回避のための安全対策に関する情報として、渡航目的(必要性及び緊急性)、渡航日程(必要最小限の渡航期間)、渡航者情報、連絡先・宿泊先、キーウ市までの移動手段、具体的な安全対策(シェルターを備えた安全な宿舎の確保、信頼できる警備会社の手配する安全な車両による移動、警護員の同行は必須)を記載した渡航計画を提出するとともに、治安情勢等の変化による渡航中止や退避の勧告には必ず従ってください。
外務省窓口 : mofakyiv@mofa.go.jp
渡航計画様式: https://www.ua.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00377.html
【ポイント】
●2022年2月24日にロシアがウクライナへの侵略を開始して以降、ウクライナ国内ではロシア軍とウクライナ軍による武力衝突が続いており、ウクライナ軍兵士のみならず、一般市民にも多数の死傷者が出ています。引き続き、ロシア軍による地上作戦、ミサイルやドローン等による攻撃は続いており、今後も被害が継続すると見込まれます。
●ウクライナ全土に対して引き続き危険レベル4の退避勧告を発出していますので、ウクライナへの渡航は止めてください。また、既に滞在されている方は、安全を確保した上で、直ちに退避してください。
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2月20日 |
エルサルバドル |
【危険レベル】
●メヒカノス市、アポパ市、シウダ・デルガード市、パンチマルコ市、アギラレス市、コロン市、ケサルテペケ市、サンマティアス市、サカテコルカ市及びサンサルバドル市セントロ地区
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●上記以外の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●危険レベル2の10市においては、2015年にエルサルバドル当局がテロ組織と認定した犯罪集団「マラス」が依然として勢力を保持しており、同グループが活動しているこれらの市への不要不急の立ち入りは、可能な限り控えてください。2024年現在、「マラス」等ギャングの多くが治安機関により拘束され、活動は沈静化しているものの、各種犯罪は依然として多発しています。
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2月21日 |
ペルー |
【危険度】
●フニン州の一部地域(ワンカヨ郡、コンセプシオン郡の一部地域及びサティポ郡)、ワンカベリカ州タヤカハ郡及びチュルカンパ郡、アヤクチョ州ワンタ郡及びラ・マル郡、クスコ州コンベンシオン郡の一部地域、コロンビアとの国境地帯(ロレト州プトゥマヨ郡)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●コロンビア及びブラジルとの国境地帯(ロレト州マリスカル・ラモン・カスティーヤ郡)、アマソナス州コンドル山脈のエクアドルとの国境地帯
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●プーノ州
レベル1:十分注意してください。(引き下げ)
●上記以外の地域(首都リマ市、カヤオ憲法特別市を含む)
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●2022年12月からペルー全土でボルアルテ政権に対する抗議活動が激化したことにより、ペルー政府は非常事態宣言を全土に発出しました。同宣言は、2023年1月以降も対象地域を縮小しながらペルー南部を中心に継続されていましたが、抗議活動は徐々に散発的になり、2023年9月3日まで継続されていたプーノ州の非常事態宣言の解除をもって、ボルアルテ政権に対する抗議活動に伴う非常事態宣言は全て解除されました。
●プーノ州で多数の死者が発生したデモから1年を経て開かれた2024年1月9日の追悼集会においても、暴力的な抗議活動は行われず平和裡に終了しており、同州の情勢は落ち着きを取り戻しています。
●上記を踏まえ、プーノ州を、危険レベル2から1に引き下げます。ただし、ペルーの情勢は流動的で、抗議活動が突然活発化する懸念が引き続きありますので、常に最新の情報に気を配り、注意を怠らないでください。
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2月22日 |
ナミビア |
【危険レベル】
●首都ウィントフック市を含む全土(継続地域を除く)
レベル1:十分注意してください。(新規)
●西カバンゴ州北部、東カバンゴ州北部、ザンベジ州、オハングウェナ州
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●ナミビア国内における強盗、窃盗、ひったくり等の一般犯罪が増加しており、日本人も被害に遭っています。特にウィントフック、スワコップムント、ウォルビスベイ等の都市部においては治安が悪化しているため、短距離であっても車での移動を心掛け、夜間の不必要な外出は控えるなど、滞在中は常に十分注意してください。
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2月26日 |
アンゴラ |
【危険レベル】
●ルンダ・ノルテ州、ルンダ・スル州、モシコ州、クアンド・クバンゴ州、カビンダ州、ウアンボ州(州都ウアンボ及び幹線道路近郊を除く)、ビエ州(州都クイト及び幹線道路近郊を除く)、マランジェ州(州都マランジェ及び幹線道路近郊を除く)、クネネ州(州都オンジヴァ及び幹線道路近郊を除く)、ウイラ州(州都ルバンゴを除く)及びクアンザ・ノルテ州の北部
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●その他の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●レベル2地域内の地方部や主要幹線道路以外では、未撤去の地雷が残されている可能性がありますので、不要不急の渡航は止めてください。
●ルンダ・ノルテ州では、2020年7月にコンゴ民主共和国との国境地帯にてコンゴ民主共和国軍兵士とアンゴラ国境警察間の衝突が発生しています。また、ダイヤモンドの違法採掘グループと治安当局との間で衝突が発生する可能性があります。同州ではこれらに巻き込まれる可能性がありますので、不要不急の渡航は止めてください。
●ルンダ・ノルテ州及びルンダ・スル州では、ルンダ地方の自治を求める「ルンダ・チョクウェ保護領運動」と呼ばれる抗議活動グループが確認されており、2021年1月及び2023年10月に暴動が発生しています。同地域ではこれらに巻き込まれる可能性がありますので、不要不急の渡航は止めてください。
●カビンダ州では、「カビンダ解放戦線カビンダ軍(FLEC-FAC)」によるアンゴラ国軍に対する武力行為がゲリラ的に発生している旨の報道が確認されており、治安は不安定です。また、外国人を狙った犯罪(誘拐事件や強盗事件など)を起こす武装グループの存在が確認されていますので、不要不急の渡航は止めてください。
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2月27日 |
マレーシア |
危険レベル】
●サバ州東側の島嶼部および周辺海域ならびに一部のサバ州東海岸(サンダカン、ラハ・ダトゥ、クナ及びセンポルナ周辺地域)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●サバ州東海岸のうち、レベル3発出以外の地域(タワウを含む)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
【ポイント】
●サバ州東海岸一帯の大部分および周辺海域では、これまでに海賊事件、身代金目的の外国人誘拐等が発生しているほか、様々な武装集団が活動を行っている可能性もあり、どのような目的であれ渡航は止めてください。
●マレーシアにおいても、テロに関する情勢は予断を許さない状況にあるため、テロ事件等不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めてください。
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2月28日 |
セネガル |
【危険レベル】
●カザマンス地方(ジガンショール州のガンビアとの国境地帯およびギニアビサウとの国境地帯)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●カザマンス地方(セジュー州およびコルダ州のガンビアとの国境地帯(コルダ州ベリンガラ県を除く)、ならびにギニアビサウ及びギニアとの国境地帯)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き下げ)
●マリとの国境地帯
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●カザマンス地方(上記を除く地域)、ジガンショール州カップスキリング市
レベル1:十分注意してください。(引き下げ)
●上記地域を除くセネガル全域(カザマンス地方ジガンショール市を含む)
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●セネガルの周辺国であるマリ、ブルキナファソ、ニジェール等では、イスラム過激派によるテロ事件が頻繁に発生しています。マリのイスラム過激派組織は、セネガルを攻撃対象とすると明言しており、加えて、セネガル国内でも過激主義に傾倒する人物の存在が確認されていることから、セネガルでテロが発生する可能性は排除できません。
●カザマンス地方においては、セネガル政府軍と反政府武装組織「カザマンス民主勢力運動」(MFDC)を巡る情勢は改善しつつあり、MFDCの抵抗活動はジガンショール州の国境地帯に限定されています。他方、セネガル政府軍がMFDCの制圧に力を入れる中、MFDC残党の反発が予想されるほか、地雷の設置も確認されていますので、ジガンショール州のガンビアとの国境地帯およびギニアビサウとの国境地帯への渡航はどのような目的であれ止めてください。
●セジュー州とコルダ州のガンビアとの国境地帯ならびにギニアビサウおよびギニアとの国境地帯においては、近年MFDCの活動は確認されておらず、地雷等の被害例もないことから、レベル3からレベル2に引き下げますが、不要不急の渡航は止めてください。
●上記を除くカザマンス地方およびジガンショール州カップスキリング市においては、MFDCの活動や地雷等の被害例もないことから、レベル2からレベル1に引き下げます。また、ジガンショール市とカップスキリング市を結ぶ幹線道路R20は治安機関によるパトロールもあり通行可能ですが、R20より南側には地雷が設置されているおそれがあるため、引き続きレベル3とします。
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2月28日 |
中央アフリカ |
【危険レベル】
●全土
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
【ポイント】
●全土に「レベル4:退避勧告」を発出しています。国内全域で襲撃・衝突事件等が慢性的に発生しており、多数の死者が発生するなど、極めて不安定で混乱した状況が続いています。中央アフリカへの渡航は、どのような目的であれ止めてください。また、既に滞在されている方は直ちに退避してください。
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