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09月の渡航関連情報
(2019年09月1日~30日の発出情報)


I.「海外安全情報(危険情報)」
9月5日 スーダン 【危険度】 ●ダルフール地方5州(東ダルフール州,西ダルフール州,南ダルフール州,北ダルフール州及び中央ダルフール州),南コルドファン州,西コルドファン州(アビエ地域を含む。),青ナイル州,紅海州(ポートスーダン),エリトリアとの国境地帯(紅海州,カッサラ州),南スーダンとの国境地帯(白ナイル州,センナール州),リビアとの国境地帯(北部州) レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) ●ハルツーム州(首都ハルツームを含む),北コルドファン州,紅海州(ポートスーダン及びエリトリアとの国境地帯を除く),カッサラ州(エリトリアとの国境地帯を除く),ガダーレフ州,北部州(リビアとの国境地帯を除く),ナイル州,ゲジーラ州,センナール州(南スーダンとの国境地帯を除く),白ナイル州(南スーダンとの国境地帯を除く) レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き下げ) 【ポイント】 ●2019年4月11日,バシール大統領(当時)を含む政府要人の身柄が拘束され,スーダンを暫定的に統治する機構として暫定軍事評議会(TMC)が設置されましたが,民政移管を求める「自由と変化宣言」署名派(DFC)は,スーダン全土においてTMCに対する抗議活動を継続し,6月3日にはTMCが治安上の理由により,軍総司令部前の座り込みを行っていた抗議者を強制排除したことにより,多数の死傷者が発生しました。 ●その後,アフリカ連合(AU)やエチオピアの仲介のもと,TMCとDFCにより民政移管の協議が進められた結果,8月17日,軍民双方が参加する暫定的な統治機構の設立に関する合意文書への署名が行われ,国内の緊張状態が相当程度緩和されたことから,ハルツーム州(首都ハルツームを含む),北コルドファン州,紅海州(ポートスーダン及びエリトリアとの国境地帯を除く),カッサラ州(エリトリアとの国境地帯を除く),ガダーレフ州(エリトリアとの国境地帯を除く),北部州(リビアとの国境地帯を除く),ナイル州,ゲジーラ州,センナール州(南スーダンとの国境地帯を除く),白ナイル州(南スーダンとの国境地帯を除く)の危険レベルを「危険レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」に引き下げます。 ●一方,暫定的な統治機構への参加を拒んでいる政党・勢力も存在しますので,引き続き情勢を注視する必要があります。

9月13日 ヨルダン 【危険度】 ●シリア及びイラクとの国境地帯 :レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) ●その他の地域 :レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●シリアとの国境地帯は軍事閉鎖区域に指定され,立ち入り禁止となっています。2018年10月,ジャーベル・ナシーブ国境にある検問所が再開されましたが,引き続き同国境地帯には近づかないでください。 ●2017年8月,イラクとの国境にある検問所が再開されました。ヨルダン側では治安が比較的安定しているものの,イラク側の治安情勢は依然として不安定です。同国境地帯には近づかないでください。 ●観光地や都市部等においてテロの可能性があり,ショッピングモールやレストラン等も標的となり得ます。テロの脅威について十分に留意し,最新の関連情報を入手の上,不測の事態に巻き込まれないよう努めてください。




II.「海外安全情報(スポット情報、広域情報)」発出状況(5件)
9月6日 スペイン スペイン:バルセロナ市における治安悪化に関する注意喚起
9月20日 サウジアラビア サウジアラビア:ミサイルや無人機(ドローン)等の被害に関する注意喚起
9月26日 ハイチ ハイチ:大統領の即時辞任を求めるデモに対する注意喚起(新規)
9月27日 インドネシア インドネシア:パプア州及び西パプア州におけるデモ・暴動発生に伴う注意喚起(その2)
9月30日 中華人民共和国(中国)、香港、マカオ 香港:香港における抗議活動に関する注意喚起(その5)