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06月の渡航関連情報
(2019年06月1日~30日の発出情報)


I.「海外安全情報(危険情報)」
6月4日 マリ 【危険度】 ●トンブクトゥ州,キダル州,ガオ州,モプチ州,セグー州,クリコロ州北部及びカイ州北部  レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続) ●首都バマコ市を除く上記以外の地域  レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) ●首都バマコ市  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) 【ポイント】 ●マリ北部及び中部の全域並びに南部のクリコロ州の北部,カイ州の北部については,引き続きテロの高い脅威が認められるため,レベル4(退避勧告)を継続します。 ●マリ全土で,テロ,誘拐事件等の不測の事態に巻き込まれる高い脅威があります。やむを得ずマリへ渡航する場合には,首都バマコ市内に留まるようにしてください。 ●バマコ市においても,2017年6月,イスラム過激派組織がリゾート施設を襲撃するテロ事件が発生しているほか,生活環境の改善要求等の抗議,反フランス等を掲げた大規模デモ・集会に加え,白昼の武装強盗等の凶悪犯行も発生していることから,十分な安全対策を講じてください。

6月7日 ガイアナ 【危険度】 ●全土 レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●日本人を含む外国人が狙われる強盗事件が増加傾向にあります。犯人がけん銃等の凶器を持っている可能性も高く,十分な注意が必要です。

6月11日 スーダン 【危険度】 ●ハルツーム州(首都ハルツームを含む),北コルドファン州,紅海州,カッサラ州,ガダーレフ州,北部州,ナイル州,センナール州,ゲジーラ州及び白ナイル州 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き上げ) ●ダルフール地方5州(東ダルフール州,西ダルフール州,南ダルフール州,北ダルフール州及び中央ダルフール州),南コルドファン州,西コルドファン州(アビエ地域を含む。),青ナイル州 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続) 【ポイント】 ●4月11日,バシール大統領(当時)を含む政府要人の身柄が拘束され,スーダンを暫定的に統治する機構として暫定軍事評議会(TMC)が設置されましたが,民政移管を求める「自由と変化宣言」署名派(DFC)が,スーダン全土においてTMCに対する抗議活動を継続しています。 ●6月3日,TMCは治安上の理由として,軍総司令部で座り込みを行っていた抗議者を強制排除するため抗議者に攻撃を行い,多数の死傷者が発生しました。また,ハルツームの国際空港ではスーダン国内での緊張の高まり等を理由として,多数の航空便が欠航しました。 ●DFCは市民にTMCへの不服従を呼びかけており,今後,両者の衝突が激しくなる可能性もあり,混乱が継続されることが予想されます。また,首都の混乱がスーダン全土に波及し,不測の事態が発生する可能性があります。よって,ハルツーム州(首都ハルツームを含む),北コルドファン州,紅海州,カッサラ州,ガダーレフ州,北部州,ナイル州,センナール州,ゲジーラ州及び白ナイル州の危険レベルを「危険レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」に引き上げます。  つきましては,どのような目的であれ,スーダンへの渡航は止めてください。また,今後さらなる情勢の変化も踏まえ,追加的な危険レベルの引き上げの可能性もありますので,情勢の推移によっては国外に退避することも検討してください。

6月14日 ベナン 【危険度】 ●ブルキナファソ東部,ニジェール南西部との国境地域(パンジャリ国立公園,W国立公園,パンジャリ及びアタコラ狩猟区域)及び隣接するトーゴとの国境地域(タンギエタ,マテリ,グアンデを結ぶ線以北)  レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き上げ) ●ニジェール南西部(上記レベル3地域以外),ナイジェリア北西部との国境地帯(バニコアラ,カンディ,セバナ,カラレ,ニッキ,チャウル以東)  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) ●トーゴ北東部との国境地帯(タンギエタ,マテリ,グアンデを結ぶ線以南,ブクンベ以北)  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き上げ) ●上記を除く地域  レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●5月1日,ベナン北部のブルキナファソと国境を接するパンジャリ国立公園においてフランス人旅行者が武装組織に誘拐され,同行していたベナン人ガイドが殺害されました。 ●国境を挟んだブルキナファソ東部では武装集団による襲撃事件が急増しているおり,ベナン北部地域のパンジャリ国立公園及びW国立公園付近でも,武装組織によるテロや外国人誘拐のおそれがあることから,危険度をレベル3に引き上げます。 ●また,ブルキナファソ東部での襲撃事件の急増に伴い,トーゴ北東部にもテロの脅威が広がっていることから,この地域と国境を接するベナン北西部の危険度をレベル2に引き上げます。

6月17日 アンゴラ 【危険度】 ●レベル1「十分注意してください。」(継続)  感染が拡大する可能性があるので,最新情報の入手に努めて下さい。 現地で十分な医療が受けられない恐れがありますので,症例が発生している場所には近付かないでください。 コンゴ民主共和国及びウガンダ共和国における感染例数等についての最新情報は,「感染症スポット情報」でご確認ください。 コンゴ民主共和国:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_103.html ウガンダ共和国:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_093.html   【ポイント】 ●6月14日,世界保健機関(WHO)は,コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生状況について,緊急委員会の第3回会合を開催しました。会合の結果,引き続き「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を宣言しない旨が発表されましたが,同発表では,ブテンボ地区やカトワ地区などの流行の中心地でいくつかの前向きな疫学的傾向があるにもかかわらず,マバラコ地区のような他の地区における感染の拡大や再感染が認められるのは,地域社会における受入れや治安をめぐる課題があることを示しているとして深い懸念を表明しています。 ●エボラ出血熱は,致死率が非常に高い極めて危険な感染症で,主として感染者の体液等(血液,分泌物,吐物・排泄物)に触れることにより感染します。コンゴ民主共和国及びその周辺国への渡航・滞在にあたっては,感染者が発生している地域には近づかないようにし,最新情報の入手に努めるよう,十分注意して下さい。

6月17日 ウガンダ 【危険度】 ●レベル1「十分注意してください。」(継続)  感染が拡大する可能性があるので,最新情報の入手に努めて下さい。 現地で十分な医療が受けられない恐れがありますので,症例が発生している場所には近付かないでください。 コンゴ民主共和国及びウガンダ共和国における感染例数等についての最新情報は,「感染症スポット情報」でご確認ください。 コンゴ民主共和国:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_103.html ウガンダ共和国:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_093.html   【ポイント】 ●6月14日,世界保健機関(WHO)は,コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生状況について,緊急委員会の第3回会合を開催しました。会合の結果,引き続き「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を宣言しない旨が発表されましたが,同発表では,ブテンボ地区やカトワ地区などの流行の中心地でいくつかの前向きな疫学的傾向があるにもかかわらず,マバラコ地区のような他の地区における感染の拡大や再感染が認められるのは,地域社会における受入れや治安をめぐる課題があることを示しているとして深い懸念を表明しています。 ●エボラ出血熱は,致死率が非常に高い極めて危険な感染症で,主として感染者の体液等(血液,分泌物,吐物・排泄物)に触れることにより感染します。コンゴ民主共和国及びその周辺国への渡航・滞在にあたっては,感染者が発生している地域には近づかないようにし,最新情報の入手に努めるよう,十分注意して下さい。

6月17日 コンゴ共和国 【危険度】 ●レベル1「十分注意してください。」(継続)  感染が拡大する可能性があるので,最新情報の入手に努めて下さい。 現地で十分な医療が受けられない恐れがありますので,症例が発生している場所には近付かないでください。 コンゴ民主共和国及びウガンダ共和国における感染例数等についての最新情報は,「感染症スポット情報」でご確認ください。 コンゴ民主共和国:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_103.html ウガンダ共和国:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_093.html   【ポイント】 ●6月14日,世界保健機関(WHO)は,コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生状況について,緊急委員会の第3回会合を開催しました。会合の結果,引き続き「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を宣言しない旨が発表されましたが,同発表では,ブテンボ地区やカトワ地区などの流行の中心地でいくつかの前向きな疫学的傾向があるにもかかわらず,マバラコ地区のような他の地区における感染の拡大や再感染が認められるのは,地域社会における受入れや治安をめぐる課題があることを示しているとして深い懸念を表明しています。 ●エボラ出血熱は,致死率が非常に高い極めて危険な感染症で,主として感染者の体液等(血液,分泌物,吐物・排泄物)に触れることにより感染します。コンゴ民主共和国及びその周辺国への渡航・滞在にあたっては,感染者が発生している地域には近づかないようにし,最新情報の入手に努めるよう,十分注意して下さい。

6月17日 コンゴ民主共和国 【危険度】 ●レベル1「十分注意してください。」(継続)  感染が拡大する可能性があるので,最新情報の入手に努めて下さい。 現地で十分な医療が受けられない恐れがありますので,症例が発生している場所には近付かないでください。 コンゴ民主共和国及びウガンダ共和国における感染例数等についての最新情報は,「感染症スポット情報」でご確認ください。 コンゴ民主共和国:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_103.html ウガンダ共和国:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_093.html   【ポイント】 ●6月14日,世界保健機関(WHO)は,コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生状況について,緊急委員会の第3回会合を開催しました。会合の結果,引き続き「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を宣言しない旨が発表されましたが,同発表では,ブテンボ地区やカトワ地区などの流行の中心地でいくつかの前向きな疫学的傾向があるにもかかわらず,マバラコ地区のような他の地区における感染の拡大や再感染が認められるのは,地域社会における受入れや治安をめぐる課題があることを示しているとして深い懸念を表明しています。 ●エボラ出血熱は,致死率が非常に高い極めて危険な感染症で,主として感染者の体液等(血液,分泌物,吐物・排泄物)に触れることにより感染します。コンゴ民主共和国及びその周辺国への渡航・滞在にあたっては,感染者が発生している地域には近づかないようにし,最新情報の入手に努めるよう,十分注意して下さい。

6月17日 ザンビア 【危険度】 ●レベル1「十分注意してください。」(継続)  感染が拡大する可能性があるので,最新情報の入手に努めて下さい。 現地で十分な医療が受けられない恐れがありますので,症例が発生している場所には近付かないでください。 コンゴ民主共和国及びウガンダ共和国における感染例数等についての最新情報は,「感染症スポット情報」でご確認ください。 コンゴ民主共和国:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_103.html ウガンダ共和国:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_093.html   【ポイント】 ●6月14日,世界保健機関(WHO)は,コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生状況について,緊急委員会の第3回会合を開催しました。会合の結果,引き続き「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を宣言しない旨が発表されましたが,同発表では,ブテンボ地区やカトワ地区などの流行の中心地でいくつかの前向きな疫学的傾向があるにもかかわらず,マバラコ地区のような他の地区における感染の拡大や再感染が認められるのは,地域社会における受入れや治安をめぐる課題があることを示しているとして深い懸念を表明しています。 ●エボラ出血熱は,致死率が非常に高い極めて危険な感染症で,主として感染者の体液等(血液,分泌物,吐物・排泄物)に触れることにより感染します。コンゴ民主共和国及びその周辺国への渡航・滞在にあたっては,感染者が発生している地域には近づかないようにし,最新情報の入手に努めるよう,十分注意して下さい。

6月17日 タンザニア 【危険度】 ●レベル1「十分注意してください。」(継続)  感染が拡大する可能性があるので,最新情報の入手に努めて下さい。 現地で十分な医療が受けられない恐れがありますので,症例が発生している場所には近付かないでください。 コンゴ民主共和国及びウガンダ共和国における感染例数等についての最新情報は,「感染症スポット情報」でご確認ください。 コンゴ民主共和国:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_103.html ウガンダ共和国:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_093.html   【ポイント】 ●6月14日,世界保健機関(WHO)は,コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生状況について,緊急委員会の第3回会合を開催しました。会合の結果,引き続き「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を宣言しない旨が発表されましたが,同発表では,ブテンボ地区やカトワ地区などの流行の中心地でいくつかの前向きな疫学的傾向があるにもかかわらず,マバラコ地区のような他の地区における感染の拡大や再感染が認められるのは,地域社会における受入れや治安をめぐる課題があることを示しているとして深い懸念を表明しています。 ●エボラ出血熱は,致死率が非常に高い極めて危険な感染症で,主として感染者の体液等(血液,分泌物,吐物・排泄物)に触れることにより感染します。コンゴ民主共和国及びその周辺国への渡航・滞在にあたっては,感染者が発生している地域には近づかないようにし,最新情報の入手に努めるよう,十分注意して下さい。

6月17日 中央アフリカ 【危険度】 ●レベル1「十分注意してください。」(継続)  感染が拡大する可能性があるので,最新情報の入手に努めて下さい。 現地で十分な医療が受けられない恐れがありますので,症例が発生している場所には近付かないでください。 コンゴ民主共和国及びウガンダ共和国における感染例数等についての最新情報は,「感染症スポット情報」でご確認ください。 コンゴ民主共和国:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_103.html ウガンダ共和国:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_093.html   【ポイント】 ●6月14日,世界保健機関(WHO)は,コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生状況について,緊急委員会の第3回会合を開催しました。会合の結果,引き続き「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を宣言しない旨が発表されましたが,同発表では,ブテンボ地区やカトワ地区などの流行の中心地でいくつかの前向きな疫学的傾向があるにもかかわらず,マバラコ地区のような他の地区における感染の拡大や再感染が認められるのは,地域社会における受入れや治安をめぐる課題があることを示しているとして深い懸念を表明しています。 ●エボラ出血熱は,致死率が非常に高い極めて危険な感染症で,主として感染者の体液等(血液,分泌物,吐物・排泄物)に触れることにより感染します。コンゴ民主共和国及びその周辺国への渡航・滞在にあたっては,感染者が発生している地域には近づかないようにし,最新情報の入手に努めるよう,十分注意して下さい。

6月17日 ブルンジ 【危険度】 ●レベル1「十分注意してください。」(継続)  感染が拡大する可能性があるので,最新情報の入手に努めて下さい。 現地で十分な医療が受けられない恐れがありますので,症例が発生している場所には近付かないでください。 コンゴ民主共和国及びウガンダ共和国における感染例数等についての最新情報は,「感染症スポット情報」でご確認ください。 コンゴ民主共和国:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_103.html ウガンダ共和国:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_093.html   【ポイント】 ●6月14日,世界保健機関(WHO)は,コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生状況について,緊急委員会の第3回会合を開催しました。会合の結果,引き続き「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を宣言しない旨が発表されましたが,同発表では,ブテンボ地区やカトワ地区などの流行の中心地でいくつかの前向きな疫学的傾向があるにもかかわらず,マバラコ地区のような他の地区における感染の拡大や再感染が認められるのは,地域社会における受入れや治安をめぐる課題があることを示しているとして深い懸念を表明しています。 ●エボラ出血熱は,致死率が非常に高い極めて危険な感染症で,主として感染者の体液等(血液,分泌物,吐物・排泄物)に触れることにより感染します。コンゴ民主共和国及びその周辺国への渡航・滞在にあたっては,感染者が発生している地域には近づかないようにし,最新情報の入手に努めるよう,十分注意して下さい。

6月17日 ルワンダ 【危険度】 ●レベル1「十分注意してください。」(継続)  感染が拡大する可能性があるので,最新情報の入手に努めて下さい。 現地で十分な医療が受けられない恐れがありますので,症例が発生している場所には近付かないでください。 コンゴ民主共和国及びウガンダ共和国における感染例数等についての最新情報は,「感染症スポット情報」でご確認ください。 コンゴ民主共和国:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_103.html ウガンダ共和国:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_093.html   【ポイント】 ●6月14日,世界保健機関(WHO)は,コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生状況について,緊急委員会の第3回会合を開催しました。会合の結果,引き続き「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を宣言しない旨が発表されましたが,同発表では,ブテンボ地区やカトワ地区などの流行の中心地でいくつかの前向きな疫学的傾向があるにもかかわらず,マバラコ地区のような他の地区における感染の拡大や再感染が認められるのは,地域社会における受入れや治安をめぐる課題があることを示しているとして深い懸念を表明しています。 ●エボラ出血熱は,致死率が非常に高い極めて危険な感染症で,主として感染者の体液等(血液,分泌物,吐物・排泄物)に触れることにより感染します。コンゴ民主共和国及びその周辺国への渡航・滞在にあたっては,感染者が発生している地域には近づかないようにし,最新情報の入手に努めるよう,十分注意して下さい。

6月17日 南スーダン 【危険度】 ●レベル1「十分注意してください。」(継続)  感染が拡大する可能性があるので,最新情報の入手に努めて下さい。 現地で十分な医療が受けられない恐れがありますので,症例が発生している場所には近付かないでください。 コンゴ民主共和国及びウガンダ共和国における感染例数等についての最新情報は,「感染症スポット情報」でご確認ください。 コンゴ民主共和国:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_103.html ウガンダ共和国:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_093.html   【ポイント】 ●6月14日,世界保健機関(WHO)は,コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生状況について,緊急委員会の第3回会合を開催しました。会合の結果,引き続き「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を宣言しない旨が発表されましたが,同発表では,ブテンボ地区やカトワ地区などの流行の中心地でいくつかの前向きな疫学的傾向があるにもかかわらず,マバラコ地区のような他の地区における感染の拡大や再感染が認められるのは,地域社会における受入れや治安をめぐる課題があることを示しているとして深い懸念を表明しています。 ●エボラ出血熱は,致死率が非常に高い極めて危険な感染症で,主として感染者の体液等(血液,分泌物,吐物・排泄物)に触れることにより感染します。コンゴ民主共和国及びその周辺国への渡航・滞在にあたっては,感染者が発生している地域には近づかないようにし,最新情報の入手に努めるよう,十分注意して下さい。

6月25日 スリランカ 【危険度】 ●全土 レベル1:十分注意してください。(引き下げ) 【ポイント】 ●4月21日(日),コロンボ市を含む複数の都市の計8か所で邦人1名を含む258名が死亡し,約500名が負傷する同時爆破テロ事件が発生しました。こうした事態を受けて,スリランカ全土に非常事態宣言が発令されたほか,夜間外出禁止令も継続して発出されましたが,その後,治安当局による大規模かつ集中的な捜査・警備強化もあり,夜間外出禁止令は解除され,治安状況が安定化していることから,スリランカ全土の危険度をレベル1(十分注意してください)へ引き下げます。 ●一方で,今後もテロ発生の可能性については排除できませんので,テロの被害に遭わないよう,人混みは避ける等引き続き行動には十分注意してください。また,コロンボ市や主要都市において,宗教・コミュニティ間の対立に起因する突発的な衝突が発生したり,デモや大規模集会が行われたりすることがありますので,最新情報の収集に努めるとともに,デモや集会等には近づかず,教会・モスク寺院等宗教関係施設を訪れることを極力避ける等,不測の事態に巻き込まれないよう注意してください。 ●スリ,置き引き,詐欺,ぼったくり(三輪タクシー,観光ガイド,宝石店等)などの一般犯罪には引き続き注意してください。また,北部州(国道A9号線から東のムライティブ県内)については,現在でも地雷の除去作業が進められていますので,十分注意してください。

6月28日 コートジボワール 【危険度】 ●モンターニュ地方全域,リベリア,マリとの国境地帯  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続) ●ブルキナファソとの国境地帯  レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(引き上げ) ●上記を除く地域  レベル1:十分注意してください。(継続) 【ポイント】 ●リベリアとの国境地帯を含む西部地域では,以前から存在する部族対立に加え,隣国リベリアの傭兵や武器の氾濫,避難民の帰還,土地所有を巡る問題等により今なお住民間の衝突が散発しています。 ●隣国マリ南部での武装勢力の活動による治安悪化に伴い,マリとの国境地帯にも影響が及ぶ可能性は排除できません。 ●ブルキナファソの治安悪化に伴い,ブルキナファソとの国境地帯にもテロの脅威が広がっていることから,危険度をレベル2に引き上げます。




II.「海外安全情報(スポット情報、広域情報)」発出状況(12件)
6月3日 フランス フランス:サッカー・FIFA女子ワールドカップ フランス2019開催に伴う注意喚起
6月4日 インドネシア、パキスタン、アフガニスタン、パプアニューギニア、コンゴ民主共和国、ソマリア、ナイジェリア、ニジェール、モザンビーク ポリオの発生状況(ポリオ発生国に渡航する際は、追加の予防接種をご検討ください。)(その11)
6月4日 スーダン スーダン:抗議行動への治安部隊介入に伴う注意喚起(新規)
6月12日 ウガンダ ウガンダにおけるエボラ出血熱の感染症例の発生
6月13日 中華人民共和国(中国)、香港 香港:「逃亡犯罪人条例等改正案」に反対する抗議活動に関する注意喚起
6月13日 ハイチ ハイチ:ペトロカリベ基金流用疑惑等へのデモに対する注意喚起(新規)
6月13日 アラブ首長国連邦、イラク、イラン、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、バーレーン ホルムズ海峡付近における日本関係船舶の被害に伴う注意喚起
6月20日 エジプト エジプト:アフリカネーションズカップ開催に伴う注意喚起(新規)
6月24日 大韓民国(韓国)、台湾、中華人民共和国(中国)、フィリピン、ベトナム、香港、マカオ、北マリアナ諸島、グアム、ミクロネシア、パラオ 台風シーズンに際しての注意喚起
6月25日 ホンジュラス ホンジュラス:反政府抗議活動に伴う注意喚起(新規)
6月28日 コンゴ民主共和国 コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生(その8)
6月28日 チュニジア チュニジア:チュニス市内における連続自爆テロ事件発生に伴う注意喚起