1. ホーム
  2. スポット情報詳細
スポット情報
本情報は(日本時間)現在有効です。

イランにおける抗議活動の発生に関する注意喚起

2022年10月06日
【ポイント】
●イランにおいて、ヘジャブ指導を受けた女性の死亡に対する抗議活動がテヘラン市を含むイラン全土で継続しており、死傷者及び拘束者が発生しています。
●当面の間、不測の事態に巻き込まれないよう、幅広く最新の情報の入手に努めつつ行動してください。また、抗議に参加する意図はなくとも、抗議活動の現場においてデモ隊と治安当局の衝突等に巻き込まれるおそれがあるため、抗議活動が行われている場所には近づかないなど、自らの安全確保に努めてください。

【本文】
1 イランにおいて、ヘジャブ指導を受けた女性の死亡に対する抗議活動が9月16日以降発生しており、特に9月19日以降はテヘラン市ほかイラン各都市の主要道路・広場において、抗議活動が散発的に発生し、死傷者及び拘束者が発生しています。
 また、イラン全土で当局のインターネット規制によるものとされる通信障害が継続的に発生している模様です。

2 テヘラン市内では、これまで市内各地区の広場、通り、大学等で夕刻(概ね18時頃)以降に抗議活動が発生する状況が見受けられましたが、ここ数日は夕刻のみならず、日中においても市内各所で散発的に抗議活動が発生している状況です。また、テヘランのみならず、シーラーズ、イスファハン、タブリーズ、マシュハド等の主要都市を含むイラン各地での抗議活動の発生も報じられており、全国的にインターネット通信が不安定な状況が続いております。

3 さらに、当地では、今回の抗議活動には外国勢力が関与していると報じられており、イラン当局は今回の抗議活動において9名の外国人を拘束したと発表しています。

4 つきましては、イランへの渡航・滞在に際しては、上記情勢に留意の上、不測の事態に巻き込まれないよう、当面の間、幅広く最新の情報の入手に努めつつ行動してください。
 また、抗議に参加する意図はなくとも、抗議活動の現場においてデモ隊と治安当局の衝突等に巻き込まれ、暴行を受けたり、身体を拘束されたりするなど不測の事態に遭遇するおそれがあるため、抗議活動が行われている場所には近づかないなど、自らの安全確保に努めてください。

5 海外渡航の際には、万一に備え、家族、友人、職場等に、日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。既にイランに滞在中の方で、「たびレジ」又は「在留届」の登録をされていない方は、速やかにオンライン又は書面にて在イラン日本国大使館に登録を行ってください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省内関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5139
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地公館連絡先)
在イラン日本国大使館 領事班
電話:+98-021-22660710(代表)
FAX :+98-021-22660746
e-mail: consular@th.mofa.go.jp
HP: http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html
page TOP