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バーレーン:爆弾テロ事件発生に伴う注意喚起

2017年02月28日
【ポイント】
●今年に入り,シーア派地区内においてデモや爆弾テロ事件が多発しています。
●デモやテロに巻き込まれることがないよう注意し,具体的には以下の対応に努めてください。
(1)最新の関連情報を入手する。
(2)シーア派地区には近付かない。(多くのデモやテロが発生)
(3)警察官には近付かない。(基本的にテロは警察官が標的)
(4)その他,テロの標的となりやすい場所(※)にはできるだけ近づかない。
(5)外出の際には周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意する。
※軍・警察・治安関係施設,モスク等の宗教関連施設。

☆詳細については,下記の内容をよくお読み下さい。

1 2月26日,バーレーン南東部ジョー地区において,爆弾テロ事件が発生し,警察官5名が負傷しました。2月以降,主にシーア派地区において警戒中の警察官を狙った爆弾テロ事件が連続して発生しています(下記4参照)。
また1月に発生した刑務所襲撃・囚人脱走事件をはじめ,連続爆弾テロ事件のほか,北部県役所ガスボンベ爆破事件,警察官射殺事件等,いずれもシーア派過激派と思われる者による事件が続いています。

2 2011年以降,バーレーンでは,シーア派地区を中心に暴力行為を伴う抗議デモが断続的に続いてきました。特に1月以降は治安当局が取締りを強化しており,テロ実行犯の死刑執行や摘発の際に容疑者が死亡する等の事件も発生しています。これに伴って,シーア派地区における抗議デモの一部が過激化し,タイヤ放火,石・火炎瓶等の投てきを行い,これに対し治安部隊が催涙ガス弾やショットガン(散弾銃)で応戦するなどの衝突が発生しています。(下記5参照)。

3 上記を踏まえ,バーレーンではデモやテロに巻き込まれることがないよう十分注意し,具体的には以下の対応に努めてください。
(1)最新の関連情報を入手する。
(2)シーア派地区には近付かない。多くのテロやデモが発生しています。
(3)警察官には近付かない。基本的にテロは警察官を標的にしています。
(4)その他,テロの標的となりやすい場所(※)にはできるだけ近づかない。
(5)外出の際には周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意する。
※軍・警察・治安関係施設,モスク等の宗教関連施設。

4 2月以降に発生した爆弾テロ事件は,以下のとおりです。
※地区の場所は、【MAP:バーレーン王国】をご参照ください。
http://www.bh.emb-japan.go.jp/japan/MAP_%20Demonstration%20Notices.pdf

・4日(土)シャクラ地区(Shakurah 地図12)において発生,付近駐車の民間車両数台が損壊。負傷者なし。
・7日(火)シトラ地区(Sitra 地図36)において発生,バス停施設及び民間車両数台が損壊。負傷者なし。
・14日(火)シトラ地区(Sitra 地図36)において発生,付近を車両で通行中の民間人2名が負傷。
・23日(木)サナビス(Sanabis 地図21)において発生,警察車両が損壊したとともに,付近を車両で通行中の民間人1名が負傷。
・24日(金)シャクラ地区(Shakurah 地図12)において発生,警察車両1台と民間車両2台が損壊。
・26日(日)バーレーン南東部ジョー地区において,ジョー刑務所に向かう警察官搬送バスが爆弾テロ攻撃を受け,警察官5名が負傷。

5 1月以降,デモ等の抗議活動が確認されたシーア派地区は,以下のとおりです。
バニ・ジャムラ(Beni Jamrah 地図2),ディラーズ(Diraz 地図3),バールバール(Barbar 地図4),マカバ(Maqaba 地図5),アブ・サイビ(Abu Saybi 地図11),カラーナ(Karranah 地図15) ,カルババード(Karbabad 地図16),ジドハフス(Jidhafs 地図19),デイエ(Ad Daih 地図20),サナビス(Sanabis 地図21),ビラード・アル・カディーム(Bilad Al Qadeem 地図24),アーリ(Aali地図28),ヌウェイドラート(Nuwaidrat地図33),マーミール(Maameer 地図34),エクル(Akr 地図35)、シトラ(Sitra 地図36),シャフラカン(Shahrakkan 地図42),ダール・クライブ(Dar Kulaib 地図43)

バーレーン「海外安全情報」:
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2016T245.html#ad-image-0

6 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html
また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してください。
(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)

7 なお,テロ・誘拐対策に関しては,以下も併せて御参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは,https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902,2903
(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室
  電話:(代表)03-3580-3311(内線3047)
○外務省領事局海外邦人安全課
  電話:(代表)03-3580-3311(内線5139)
○外務省海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
  https://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)
○在バーレーン日本国大使館
住所:55 Salmaniya Avenue, Manama Town 327, Bahrain
     (P.O.Box 23720, Manama, Bahrain)
電話:1771-6565
   国外からは(国番号973)1771-6565
FAX :1771-5059
   国外からは(国番号973)1771-5059
ホームページ:http://www.bh.emb-japan.go.jp/japan/japanMain.htm
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