ナミビア | Namibia

情報種別:海外安全情報(危険情報)
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ナミビアの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

2017年11月29日

関係国地図

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●東カバンゴ州(旧カバンゴ州)北部,西カバンゴ州(旧カバンゴ州)北部,及びザンベジ州(旧カプリビ州)
 レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●レベル1の地域では,不法移民の流入,車両の盗難,麻薬や銃器の違法取引,密猟等の犯罪が報告されています。また,地雷や不発弾が近年においても発見されていることもあり,渡航には十分注意してください。

1.概況
(1)ナミビアは政治的に安定しており,治安も比較的良いとされていますが,貧困と高い失業率により,雇用機会を求めて地方から都市部へ人口が流入しており,特に首都ウィントフックでは不法居住者地域が年々拡大しています。ナミビア政府は,公的機関の汚職防止対策とともに,犯罪防止に積極的な取組を行っています。しかしながら,都市部のみならず地方都市における一般犯罪の発生は増加傾向にあり,凶悪犯罪は少ないものの,発生する犯罪の多くは金品目的で,銃器を用いた犯罪も多発しています。

(2)国境地帯では,不法移民の流入,車両の盗難,麻薬や銃器の違法取引,密猟等の犯罪が報告されています。特に東カバンゴ州や西カバンゴ州の北部,ザンベジ州ではアンゴラからの不法入国者が増加しており,ナミビア政府関係当局とアンゴラ政府関係当局は,国境地帯における犯罪抑止のために協力して取り締まりを強化しています。

(3)ナミビアを訪れる外国人観光客も年々増加しており,外国人旅行者を狙った犯罪も発生しています。旅行者が最も多く被害に遭う地域であるウィントフック,スワコップムント,ウォルビスベイ等の観光地においては夜間徒歩での外出は控えるといった十分な注意が必要です。

(4)これまでに,ナミビアにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,英国,フランス,ドイツ,ベルギー,トルコ,インドネシア,フィリピン等,日本人の渡航者が多い国でもテロ事件が多数発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2.地域別情勢
 東カバンゴ州(旧カバンゴ州)北部,西カバンゴ州(旧カバンゴ州)北部及びザンベジ州(旧カプリビ州)
レベル1:十分注意してください。(継続)

(1)アンゴラとの国境付近にある東カバンコ州や西カバンコ州(両州とも旧カバンコ州)の北部及びザンベジ州(旧カプリビ州)では,アンゴラ全面独立民族同盟(UNITA)とアンゴラ政府軍が2002年4月に停戦合意する以前,越境してきたUNITAとみられる侵入者による食料略奪や通行車両への襲撃があったほか,UNITAの対人地雷による被害もありました。同停戦後はアンゴラ情勢の安定化によって両国間の国境地帯の安全性は改善され,また,ナミビア政府が地雷や不発弾の除去活動を進めた結果,地雷や不発弾が近年も発見されているものの,最近は被害の発生は報告されておらず,観光業や商業活動も回復しています。

(2)不法移民の流入,車両の盗難,麻薬や銃器の違法取引,密猟等の犯罪が報告されています。特に東カバンゴ州や西カバンゴ州(両州とも旧カバンゴ州)の北部,ザンベジ州(旧カプリビ州)ではアンゴラからの不法入国者が増加しており,ナミビア政府関係当局とアンゴラ政府関係当局は,国境地帯における犯罪抑止のために協力して取り締まりを強化しています。また,ボツワナとザンビア国境では,象やサイの密猟が多発しており,ナミビア政府を含めた関係国当局が警戒を強めています。

つきましては,これらの地域への渡航を予定されている方は,十分注意してください。渡航する場合には,日中の移動のみとし,自動車を利用して主要幹線道路のみを通行するなど十分な安全対策をとってください。

3.滞在に当たっての注意
 滞在中は上記の情勢に十分留意して行動し,危険を避けるようにしてください。日本国外務省,在ナミビア日本国大使館及び現地関係機関等から最新の情報を入手してください。また,旅行中に,パスポートの盗難に遭った場合は,旅行日程の変更が不可避となりますので十分注意してください。
万一,事件・事故等に巻き込まれた場合には,在ナミビア日本国大使館に連絡してください。

(1)観光旅行者,出張者向け注意事項
ア 首都ウィントフック及び周辺では,交通事故による死傷者が多い上,強盗,暴行,窃盗,スリ,ひったくり等の一般犯罪も発生していますので,夜間徒歩での外出は控えるなど十分注意してください。特にダウンタウンや首都北西部のカタトゥーラ(Katutura)等のタウンシップの貧困層が多く住む地区には日中でも邦人が襲われる被害が発生しておりますので,立ち入らないようにしてください。
イ 日本人旅行者が被害に遭った事例としては,現金をATMから引き出した直後に盗難された事件,ATMの操作方法を教えるふりをした者に現金を盗み取られた事件,路上でナイフ強盗に遭遇しバッグを強奪された事件,店内でスリグループに携帯電話と財布を盗難された事件,観光スポットでグループ強盗に貴重品を強奪された事件が発生しています。また,パスポートの盗難に遭った場合には,パスポートが再発行されるまでに時間がかかることから,旅行日程や航空便の変更を余儀なくされることがありますので,こうした犯罪被害に遭わないよう十分注意してください。
ウ ホテル滞在中に外出する際は,貴重品をホテルの金庫に預ける等,所持品の管理には十分注意してください。路上で当地治安当局に身分証明書の提示を求められる可能性がありますので,パスポートのコピーを常に持ち歩くようにしてください。ホテルに金庫がない場合は,パスポート,航空券,現金,クレジットカード等を分散して携行するなどの対策をとることをお勧めします。通りを歩くときは周囲の状況に常に注意を払い,また,多額の現金を所持する,首からカメラをぶらさげるといった,一見して観光客と分かる格好は避けてください。
エ ツアーに参加している場合でも,自分の荷物には常に注意を払い,パスポート,航空券,現金,クレジットカード等の貴重品をツアーバス内に置いたまま座席を離れることは避けてください。タクシー等を利用する際にはホテルや観光局などで信頼できる業者を確認した上で,利用するようにしてください。治安当局からの情報によると,流しのタクシーを利用した観光客が,車内で乗客と共謀したタクシードライバーに襲われ,金品等を強奪される事件も発生していますので,流しのタクシーの利用は控えてください。
 オ ウィントフックでは,特にATMから現金を引き出す際の強盗事件やATMの操作方法を教えるふりをして現金を盗み取る事件が頻発しています。ATMで現金を引き出す際は,他人が近くにいないことを確認し,また,見知らぬ人物からの手助けを申し出られた場合には十分注意してください。最近は警備員と犯行集団が共謀している事件が発生しています。警備員がATMの近くにいても安心することなく,銀行に設置されているATMを利用することが肝要です。
カ 女性や子供に対する暴力事件や強姦事件が増加していますので,女性の一人歩きや人通りの少ない場所への立入りは避ける等,犯罪に巻き込まれないよう十分注意してください。女性のハンドバッグは恰好の標的となります。徒歩で移動中や信号待ちの際は,周囲の警戒を怠らない,ハンドバッグを持ち歩かないという予防策を講じてください。
キ 犯罪に巻き込まれた際は,身の安全を第一に考え,抵抗せず,相手の要求に従うことが得策です。暴力事件は飲酒時に多発し,暴力事件から殺人事件に発展するケースも多いです。貧困層が多数居住する地域(タウンシップ)ではバーも多く,マリファナやマンドラックス等の比較的安価に手に入る薬物乱用も確認されており,暴力事件も毎週のように発生しています。現地のガイドがいても,犯罪に巻き込まれる恐れがあるため,タウンシップには近づかないことが肝要です。同地域では,日中でも邦人を含む外国人観光客が路上強盗被害に遭う事件が発生しています。
ク 海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
3か月以上滞在される方は,在ナミビア日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず「在留届」を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet
3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新の安全情報や,緊急時に在ナミビア日本国大使館の連絡を受け取れることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

4.隣国の南アフリカ,アンゴラ,ザンビア及びジンバブエの危険情報にも御留意ください。

(問い合わせ先)
○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  (内線)2306
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
  (内線)3047
○海外安全ホームページ
  http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

○在ナミビア日本国大使館
 住所:78 Sam Nujoma Drive, Klein Windhoek, Windhoek, Republic of Namibia
 電話:(市外局番061)426-700
   国外からは(国番号264)61-426-700  
 FAX :(市外局番061)426-749
   国外からは(国番号264)426-749
 ホームページ:http://www.na.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html