タイ | Thailand

情報種別:海外安全情報(危険情報)
本情報は(日本時間)現在有効です。

タイの危険情報【一部地域の危険レベル解除】(更新)

2016年11月25日

関係国地図

地図へ

●ナラティワート県,ヤラー県,パッタニー県及びソンクラー県の一部(ジャナ郡,テーパー郡及びサバヨーイ郡)
レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)。(継続)

●ソンクラー県(ジャナ郡,テーパー郡及びサバヨーイ郡を除く)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

●シーサケート県のプレアビヒア寺院周辺地域(同県のカンボジアとの国境地域東部)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

●首都バンコク
レベル1:十分注意してください。(継続)

●スリン県の一部(パノム・ドン・ラック郡及びガープ・チューン郡のカンボジアとの国境地域)
レベル1:十分注意してください。(継続)

●上記を除くすべての地域
レベル1:十分注意してください。(解除)

☆詳細については,下記の内容をよくお読みください。
1 概況
(1)2015年8月17日夜,首都バンコク中心部のラチャプラソン交差点において爆発事件が発生し,外国人を含む20名が死亡,日本人1名を含む多数の負傷者が発生しました。また,翌18日午後,同中心部サートンピアで爆発が発生しました(死傷者なし)。

(2)2014年5月20日,陸軍は,タイ全国に戒厳令を発出, 5月22日には,陸軍司令官を中心とする「国家平和秩序維持評議会(NCPO)」が統治権を掌握する旨発表し,軍事政権が発足しました。その後戒厳令は2015年4月1日に解除されましたが,同日,暫定憲法第44条に基づくNCPO命令が発出され,言論,集会の自由を制約する等の規制下にあります。

(3)タイ南部では,中央政府の支配に反抗するイスラム系武装集団によるとみられる襲撃・爆発事件等が頻発しています。これらのテロ活動の主な標的は警察,軍,刑務所等の職員や施設,公共交通機関等となっていますが,ホテルやショッピングセンターなどが対象となることもあります。

(4)タイとカンボジアの国境地域においては,両国の主張する国境線の相違による緊張状態が続いています。現在,タイとカンボジアの両軍は,両国の紛争地域から撤退し,事態はおおよそ沈静化していますが,現在も,同地域には立入制限が設けられており,今後も衝突等不測の事態が発生する可能性が排除されません。

(5)近年,シリアやチュニジアにおける日本人が殺害されたテロ事件や,パリでの同時多発テロ事件などが発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

(6)ジカウイルス感染症の流行に伴いタイに発出されていた感染症危険情報は解除されました。ついては,感染症危険情報の発出に伴い,新規に危険情報「レベル1:十分注意してください。」が発出されていた地域の危険情報を解除します。

2 地域情勢
(1)タイ南部3県(ナラティワート県,ヤラー県,パッタニー県及びソンクラー県の一部(ジャナ郡,テーパー郡及びサバヨーイ郡))
  :「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)。」
 ア 南部地域にはタイからの分離独立運動を標榜するイスラム系武装集団が存在し,主にナラティワート県,ヤラー県及びパッタニー県に拠点を設けて活動を続けています。これまでに同集団によるとみられる襲撃,爆発事件が続発しており,死傷者は,軍・警察関係者,教員を含む公務員やその他一般市民,外国人まで広く及んでいるほか,仏教徒のみならずイスラム教徒も被害に遭っています。2004年から2013年までに5,352人が殺害され,9,965人が負傷しています。
 イ ナラティワート県
 ナラティワート県では,2014年5月11日夜間から12日未明,同県スンガイコーロック及びタークバイ郡で爆破,放火事件が発生し,死傷者が出ました。同月24日,同県ルエソ郡では,武装勢力の犯行と思われる爆弾や銃撃によるテロ事件が発生しました。また,2015年4月,旧正月(ソンクラーン)中,ヤラー県のゴム農園で農民2人が殺害され,ナラティワート県で4人が射殺される事件が発生しています。
 ウ ヤラー県
 2014年5月11日夜間から12日未明,ヤラー県グロンピナン,ターントー,パンナンスター,ヤハー,ヤラー各郡において,武装勢力による爆弾や銃撃によるテロ事件が発生し,死傷者が出ました。また,7月25日,ヤラー県ベートン地区では,ベートン・ホリデイヒル・ホテル周辺に駐車中の自動車に仕掛けられた爆弾が爆発し, 40数名が死傷する大規模な爆発事件が発生しました。
2015年5月14日夜,ヤラー県ヤラー市の商業地区や銀行など計14カ所で,武装勢力とみられる集団が即席爆弾を爆発させ,十数人が負傷しました。
 エ パッタニー県
 パッタニー県では,2008年に,県内で最も安全とされていたホテルであるCSパッタニーホテル前における連続自動車爆弾事件(2人死亡15人負傷),2010年9月に,武装集団による銃乱射事件(5人死亡,3人負傷),2012年には,同県マヨ郡の学校襲撃事件(2人が死亡)が発生しています。また,2014年5月下旬,パッタニー県内十数カ所(軍関連施設,電力公社,ガソリンスタンド,コンビニエンスストア等)で武装勢力の犯行と思われる爆弾や銃撃によるテロ事件が発生し,死傷者が出ました。また,2015年4月,覆面の武装グループが4人を射殺,2人を負傷させる事件が発しています。
 オ ソンクラー県の一部(ジャナ郡,テーパー郡及びサバヨーイ郡)
ソンクラー県テーパー郡では2011年4月,治安部隊近くにある生鮮市場の店先に駐車してあったバイクに隠された爆弾が爆発し,10人(うち陸軍兵士6人)が負傷し,同年8月,同郡において治安当局施設が武装勢力に襲撃され,自警団員1名が死亡する事件が発生しました。

 つきましては,南部3県及びソンクラー県の一部(ジャナ郡,テーパー郡及びサバヨーイ郡)への渡航・滞在,及び同地域を通過してのマレーシアへの越境等は,どのような目的であれ止めてください。

(2)ソンクラー県(ジャナ郡,テーパー郡及びサバヨーイ郡を除く)
  :「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」
 2012年3月,ハジャイ郡にあるリー・ガーデン・プラザ・ホテルの地下駐車場で自動車爆弾が爆発し,火災が発生,5人が死亡し,多数の負傷者が出ました。2013年6月にはナタウィ地区にある喫茶店前で爆弾が爆発し,1人が死亡し,多数の負傷者が出ました。
 ソンクラー県では,バイクや自動車に仕掛けられた爆発物による爆弾事件が,2013年12月22日,同県サダオ郡のサダオ警察署付近,同郡ダンノークのオリバーホテル付近及び商業施設で,また,2014年5月6日,ハジャイ市のハジャイ警察署及びポンピチャイ通りのコンビニエンスストアで発生しています。

 つきましては,ソンクラー県(ジャナ郡,テーパー郡及びサバヨーイ郡を除く)への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合には,特別な注意を払うとともに,十分な安全対策をとって下さい。

(3)シーサケート県のプレアビヒア寺院周辺地域(同県のカンボジアとの国境地域東部)
  :「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」
 ア タイとカンボジアの国境地域においては,両国の主張する国境線の相違による緊張状態が続いています。特に両国がともに領有を主張していた世界遺産に登録されているプレアビヒア寺院(タイ側呼称:カオ・プラ・ウィハーン遺跡)周辺のカンボジアとの国境地域では,カンボジアによる世界遺産登録申請を契機に2008年以降,タイとカンボジア両国軍武力衝突が断続的に発生し,双方に死傷者が出ました。その後,2011年に国際司法裁判所(ICJ)は同寺院周辺を暫定的な非武装地域とし,両軍の速やかな撤退を命じる判決を出しました。
 イ 2012年7月18日以降,タイとカンボジアの両軍はICJの命令に基づき,プレアビヒア寺院周辺の地域から軍の撤退を実施して以降事態はおおよそ沈静化していますが,現在も,同地域には立入制限が設けられており,今後も衝突等不測の事態が発生する可能性が排除されません。2014年10月,カンボジアとタイ国境で,短期間の銃撃が発生したとの報道もあります。
 ウ 2013年 11月には,国際司法裁判所(ICJ)において,1962年のプレアビヒア寺院裁判の判決解釈が発表されたものの,判決解釈に関する両国の認識にはなお隔たりがあります。
 つきましては,同寺院周辺地域(カンボジアとの国境地域)への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合には,特別な注意を払うとともに,十分な安全対策をとって下さい。

(4)首都バンコク
  :「レベル1:十分注意してください。」
 ア タイ国内の政治情勢としては,2006年のクーデター以降,タクシン元首相を支持する勢力と,同元首相に反対する勢力との間で対立が解消されない状態が続いています。
 イ 2013年11月以降の反政府デモにおいて,反政府活動の拠点や,デモ集会・行進の周辺における警官隊との衝突,発砲事件等で死傷者が出る事案が散発的に発生しました。
 ウ 2014年5月20日,陸軍が全国に戒厳令を発出,同22日には,陸軍司令官を中心とする「国家平和秩序維持評議会(NCPO)」が統治権を掌握する旨発表し,軍事政権が発足しました。
 エ その後,戒厳令は2015年4月1日に解除されましたが,同日,暫定憲法第44条に基づくNCPO命令が発出されました。このNCPO命令において,引き続き,治安維持に係わる,言論や集会の自由が制約される等の規制が存続しています。
 オ 2015年8月17日夜,首都バンコク中心部のラチャプラソン交差点において爆発事件が発生し,外国人を含む20名が死亡,日本人1名を含む多数の負傷者が発生しました。また,翌18日昼午後1時20分頃,サートンピア(バンコク中心部チャオプラヤ川のタクシン橋付近の船着き場の水中)で爆発が発生しました(死傷者なし)。
 カ 2015年2月,バンコクでは,ショッピングモールの外で爆弾が爆発する事件や,同3月,刑事裁判所の外で手投げ弾が爆発する事件,同5月,商業施設の前で爆弾が爆発する事件等が発生しています。また,下記3にも記載のとおり様々な犯罪が発生しており,日本人被害の報告も多数寄せられています。

 つきましては,首都バンコクへの渡航・滞在に当たって危険を避けていただくため特別な注意が必要です。

(5)スリン県の一部(パノム・ドン・ラック郡及びガープ・チューン郡のカンボジアとの国境地域)
  :「レベル1:十分注意してください。」
 タイとカンボジアの国境地域においては,両国の主張する国境線の相違による緊張状態が続いています。2011年4月,スリン県のカンボジアとの国境地域(パノム・ドン・ラック郡のタークワイ寺院周辺及びガープ・チューン郡のタームアン寺院周辺)において,タイとカンボジア両国軍との間で武力衝突が発生し,死傷者が出ています。現在,事態は沈静化していますが,今後も衝突等不測の事態が発生する可能性が排除されません。

 つきましては,スリン県パノム・ドン・ラック郡及びガープ・チューン郡のカンボジアとの国境地域周辺への渡航・滞在に当たって危険を避けていただくため特別な注意が必要です。

(6)ミャンマーとの国境付近
 ア タイ北部のミャンマーとの国境付近では,国境そのものが確定していない場所もあり,同地域に誤って入った場合,軍等に身柄を拘束されるおそれがあります。
 イ タイとの国境付近のミャンマー側では,反政府少数民族武装勢力と政府軍との間で戦闘が散発している状況であり,2010年11月には,ミャンマーの国境付近で発生した争乱により,タイの国境の街メーソットにおいて,ミャンマー側から飛来した爆弾が爆発したり,ミャンマー側から一時的に多くの避難民が流入したりする事態が発生しました。また,国境付近のミャンマー側における薬物問題や少数民族問題は解決しておらず,タイ北部では,薬物犯とタイ治安当局との間で,銃撃戦も発生しています。
 ウ 2013年10月現在,ミャンマーとの陸上の国境は,メーサイ(チェンライ県),メーソット(ターク県)等において出入国が可能となっています。今後も情勢の変化によっては,国境の開閉が繰り返される可能性があります。

(7)北部(在チェンマイ日本国総領事館管轄地域:チェンマイ県,ランパーン県,ランプーン県,チェンライ県,パヤオ県,メーホンソーン県,ナーン県,プレー県,ウタラディット県)
 ア チェンマイ県等のタイ北部においては,銃器・薬物に係る犯罪が依然として発生しています。2011年にはチェンライ県において,銃器により日本人が殺害される事件も発生していますので,渡航・滞在される方はこうした犯罪に巻き込まれないよう十分注意する必要があります。
 イ チェンマイ市内(ナイトバザール・サンデーマーケット等)において,すり,置き引き等の盗難被害が発生しており,日本人も被害に遭っています。その他,キャッシュカードやクレジットカードを悪用したスキミング被害も発生しており,同様に日本人も被害に遭っています。また,チェンマイ旧市街を中心としたカラオケバーにおける料金を巡るトラブル(ぼったくり被害)が発生しており,特に単独の不用意な入店は,注意する必要があります。
 ウ 現在,タイ北部においては,治安状況は比較的安定していますが,今後,反クーデターの動きが活発化する可能性もありますので,今後とも最新の情報の入手に努めてください。
 エ タイ北部では,乾期の後半(2月~5月前後)に,山焼きや野焼き等に起因すると思料される煙害(ヘイズ)が発生しており,健康被害を引き起こす可能性もありますので,注意する必要があります。
 オ タイ北部では,雨期(5月~10月前後)に,特に山間部において,土砂災害が発生する危険性がありますので,注意する必要があります。

3 滞在に当たっての注意
 滞在中は下記の事項に十分留意して行動し,危険を避けるようにしてください。また,外務省,在タイ日本国大使館,在チェンマイ日本国総領事館,現地関係機関,報道等から最新情報を入手するよう努めてください。
(1)国内情勢に鑑み,不測の事態に巻き込まれる可能性もあること,2015年8月首都バンコクにおいて多数が死傷する爆発事件が発生したこと等に留意の上,以下の安全対策を講じてください。
 ア 外出する際は,行き先の安全を確かめておくとともに,行き先では周囲への警戒を怠らない。
 イ 不用意に多数の人が集まる場所には近づかない。
 ウ 常にパスポート等身分証明書を携帯し,当局による検問等,身分証明書の提示を求められた際に備える。
 エ 家族や知人に行き先,居場所,連絡先を知らせておくとともに,定期的に日本の親族等と連絡を取る。

(2)2014年8月12日以降,タイの出入国について,タイ政府は,目的に合ったビザ(査証)を取得せず,ビザ免除措置を使い出入国を繰り返し,事実上長期滞在を行う者(所謂,ビザラン)を厳格に取り締まるとしています。つきましては,タイへの渡航を予定されている場合は,目的に合ったビザを取得するようご留意ください。また,タイ国ビザ取得に関する詳細は,駐日タイ大使館,タイ入国管理局等に直接お問い合わせください。
 なお,査証,出入国審査等に際しての留意事項を「安全対策基礎データ」にも掲載しております。持ち込みや持ち出しが禁止されている麻薬・違法薬物の他,たばこや酒類も,持ち込み可能な上限が定められ,極めて厳格に規制されていますので,併せてご参照ください。また,出入国審査時に,入国管理局係官等に対し大声を出したり,カウンターを叩くなどして抗議したことでタイ側官憲の心証を悪くし,入国拒否を受けたり警察に引き渡され罰金を支払う事態になった事例がありますので,ご注意ください。

(3)タイは「微笑みの国」,バンコクは「天使の都」といわれ,諸外国と比較して安全なイメージがありますが,タイの経済成長に伴う貧富の差の拡大と,滞在する日本人の増加に伴い,日本人が被害者となる詐欺,窃盗,強盗事件が発生しており,殺人事件などの凶悪犯罪に巻き込まれる事例も発生しています。また,薬物事件,免税範囲を超えた物品(タバコ)の持ち込み,日本人が加害者となる海外商取引や海外投資を装う詐欺事件,邦人同士の金銭トラブルから犯罪に発展するケース等の様々な事件事故,トラブルが発生しています。
 犯罪の手口には様々な様態がありますが,睡眠薬,銃や刃物を使用した強盗事件等の犯罪も発生しています。万一こうした犯罪に巻き込まれ,危険を感じた場合は,冷静に対応し,犯人を刺激しないようにするなど,身の安全を確保するようにしてください。
 
 ア 観光スポット等の犯罪及びトラブル
バンコクの王宮前広場等を含む多数の観光スポット,また観光客が利用する空港・駅・バスターミナル・繁華街等において,親しげに声を掛けてくる人物(タイ人その他の外国人)の中には,日本人旅行者等を標的にした睡眠薬強盗,いかさま賭博の犯罪や,見せ金詐欺,宝石・洋服店へのキャッチセールスを行う者もいます。見知らぬ人物に安易について行った結果,多額の現金をだまし取られたり,粗悪な商品を高額で買わされたりする等の被害は後を絶ちませんので買い物は信用のおける店を利用する等の注意が必要です。また,誘拐等の被害に遭う可能性も排除できませんので見知らぬ人物から声を掛けられても安易に信用せず,旅先で知り合った人との飲食,特に飲酒を勧められた際には,注意が必要です。
「安全対策基礎データ」に日本人の犯罪被害例を掲載していますので併せてご参照ください。
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=007
 
 イ 2013年5月27日,バンコク都内のラムカムヘン・ソイ43/1通りにおいて手製爆弾が爆発する事件が発生し,7人が重軽傷を負いました。爆発現場は,ラムカムヘン大学に隣接し,ショッピングモールや路上には露天商が並ぶ人通りの多い地域です。また,2015年4月10日夜,タイ南部スラータニー県サムイ島にある商業施設(セントラル・フェスティバル・デパート)の駐車場において,自動車が爆発し,イタリア人1名を含む7名が負傷する事件が発生しました。
 バー,レストラン,ショッピングモール,ホテル等の多数の人が集まる場所や公共施設においては,爆弾事件に巻き込まれないよう,不審な人物や不審物,不審車両の存在に十分に注意を払う,不審な爆発音等を聞いたり,人が集まっていたら,好奇心で近づかないで,速やかにその場を離れるようにしてください。

 ウ タイではけん銃が多数出回っていますので注意してください。万一,けん銃や刃物を所持した強盗に遭遇した場合は,身の安全を第一に考えて対処してください。また,ナイトクラブ等における発砲事件も発生していることから,深夜,人混みとなる飲食店等が集まる繁華街においても注意が必要です。

(4)2007年にバンコクの日本人旅行者がよく利用するホテルで発生した火災により,日本人数人が負傷し,また,2009年にも,ディスコの火災により日本人1人が死亡,数人が負傷する等,消火施設や避難経路等の不備により惨事を招いたケースが見られることから,滞在・訪問先では,消火設備や避難経路などを確認するようにしてください。

(5)現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく最寄りの日本国大使館又は各国総領事館に「在留届」を提出してください。また,住所その他の届出事項に変更が生じたとき,又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は,在留届電子届出システム(ORRネット: http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めしますが,郵送,ファックスによっても行うことができますので,最寄りの在外公館まで送付してください。

(6)在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者など)を対象に,現地での滞在予定を登録していただけるシステムとして,2014年7月1日より,外務省海外旅行登録(「たびレジ」)の運用を開始しています。登録された方は,滞在先の最新の渡航情報や緊急事態発生時の連絡メール,また,いざという時の安否照会連絡などの受け取りが可能ですので,ぜひ活用してください。

(7)近隣のミャンマー,ラオス,カンボジア及びマレーシアにもそれぞれ危険情報が発出されていますので,そちらにも留意してください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)5139
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
 電話:(代表)03-3580-3311 (内線)3679
○外務省海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp
                http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

(現地公館連絡先)
○在タイ日本国大使館
 住所:177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
 電話:(市外局番02)207-8500又は696-3000
    国外からは(国番号66)-2-207-8500又は696-3000
 FAX:(市外局番02)-2-207-8510
    国外からは(国番号66)-2-207-8510
 ホームページ: http://www.th.emb-japan.go.jp/
○在タイ日本国大使館領事部
 電話:(市外局番02)207-8502又は696-3002(邦人保護)
    国外からは(国番号66)-2-207-8502又は696-3002
 FAX:(市外局番02)207-8511
    国外からは(国番号66)-2-207-8511
○在チェンマイ日本国総領事館
 住所:Suite 104-107, Airport Business Park, 90 Mahidol Road,
    T. Haiya, A. Muang, Chiang Mai, 50100 Thailand
 電話:(市外局番053)203367
    国外からは(国番号66)-53-203367
 FAX:(市外局番053)203373
    国外からは(国番号66)-53-203373
 ホームページ:http://www.chiangmai.th.emb-japan.go.jp/