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南アフリカ共和国
安全対策基礎データ

更新日 2021年06月14日

1 犯罪発生状況
(1)最新の犯罪統計(2019年4月~2020年3月)によれば、殺人、強盗、傷害、性犯罪等の身体に直接係わる犯罪(コンタクト・クライム)の発生件数は、前年比で0.7%増加し、殺人については、1日あたりの発生件数は殺人58件、同未遂51件と高い水準にあります。また、性犯罪1.7%、強盗2.8%、殺人1.4%、暴行2.1%と、各種犯罪が増加しており、コンタクトクライムの悪化傾向が顕著です。強盗の発生数を主要手口別に見た場合、一般住宅を狙った侵入強盗が最も多く、次いでショッピングモール等における屋内強盗、カージャックの順に多く発生しており、2012年以降増加傾向が続いています。カージャック被害は前年より若干減少していますが高止まりの状況であり、凶悪犯罪の増加は、南アフリカ国民だけでなく、日本人を含む外国人の生活、治安を直に脅かすものとなっています。さらに、誘拐も年々増加しており、ヨハネスブルクが所在するハウテン州、ダーバンが所在するクワズール・ナタール州、ケープタウンが所在する西ケープ州で顕著です。強盗、性的、カージャック目的が最も多い状況です。
 主な犯罪の年間発生件数(1日当たりの発生件数を(  )内に表示)は、以下のとおりです。
○ 殺人    21,325件(58.4件)
○ 殺人未遂  18,635件(51.1件)
○ 重傷害   166,720 件(456.8件)
○ 凶悪強盗  143,990件(394.5件)
○ 侵入窃盗  205,959 件(564.3件)
○ 車上ねらい118,213件(323.9件)
○ 薬物関連  170,510 件(467.2件)
○ 性犯罪   53,293件(146.0件)
〇 誘拐     6,623件(18.2件)
 南アフリカの人口が約6,000万人弱であることを考えれば、凶悪犯罪等の発生率は非常に高い比率で推移しており、治安状況は極めて厳しい状況にあります。なお、南アフリカでは2020年3月27日からコロナ禍によるロックダウンが開始され、現在(2021年6月)まで継続されており、一時的に犯罪件数は減少しているものの、2021年1月から3月の犯罪発生件数は例年の水準に戻りつつあります。
(2)南アフリカにおける犯罪の傾向や犯行の特徴には次のような点があげられます。
ア 生命や性の尊厳が軽視され、いとも簡単に人が殺傷されてしまう凶悪犯罪が頻発している。
イ 合法的銃器及び違法銃器がまん延し、空き巣や侵入等の窃盗犯罪にも銃器が安易に使用される。
ウ 性犯罪の発生件数が多いうえ、低年齢層を標的とした異常性犯罪が頻発している。
エ カージャック、追尾強盗、住居侵入強盗、ATM窃盗に至るまで、組織的かつグループで及ぶ犯罪が頻発している。
 
2 日本人の被害例
 日本人旅行者等が犯罪にあった事件は、 2020年1月から12月までに9件発生しています。前年と比べ件数自体は減少していますが、この期間は、コロナ禍によるロックダウンが実施されており旅行者が少ない状況であったため、犯罪発生の割合は以前高い水準にあります。日本人の犯罪被害の内訳は、凶悪強盗被害が4件(路上強盗2件、カージャック被害・未遂2件等)、窃盗事件が4件(車両狙い3件、侵入窃盗1件)となっています。
 なお、犯罪統計上、自動車乗車中の強盗被害が毎年増加傾向にあり、2020年はわずかに減少しましたが引き続き高止まりしています。特に高速道路の路上、ヨハネスブルグ市CBD地区道路及びサントン地区グレイストンドライブ高速道路出入口等で、赤信号等で停止した車を狙った強盗未遂事案が発生しています。自動車乗車中に発生する強盗事案は、ターゲット、場所・時間帯を問わず発生していますので、注意が必要です。また、信号や渋滞で一時停止する際に窓ガラスを割って、車内に置いてある荷物等をひったくる窃盗(スマッシュ・アンド・グラブ)に遭わないよう、貴重品を座席等外から見える場所に置かないようにしてください。また、最近、路上に板に釘を打ち付けたものを置いて、タイヤをパンクさせてから強盗を行う手口も見られますので夜間の運転や外灯のない真っ暗な幹線道路での運転を避けるようにしてください。
 また、路上を徒歩で移動中に複数人による凶器を用いた強盗被害や、偽警察官や偽装パトカーによる強盗被害に遭う事件が頻発しています。犯人グループは、空港やホテルなどで現金や貴重品を持っていそうな人物を物色していますので、これらの場所では目立たないようにし、特にタクシー乗り場や駐車場等からはなるべく早く移動してください。

3 防犯対策
(1)強盗
ア 侵入強盗、屋内強盗、カージャック等手口が異なるものの、強盗は場所や時間帯を問わず、特にヨハネスブルグ、プレトリア、ケープタウン、ダーバン等都市部において高い割合で発生していることに留意してください。
 万が一、強盗に遭遇し、銃器を突きつけられた場合には、抵抗しないようにしてください。身の安全を第一に、抵抗したり犯人の顔を確認したりすることは避け、犯人を刺激しないように行動することが大切です。犯人が去り自身の安全が確保された後に、警察に通報するなど、落ち着いて対応してください。自宅の場合は、鍵のかかる部屋に一時避難しながら警察やセキュリティ会社に通報するようにしてください。
イ 外国人も頻繁に利用するショッピングモールにある貴金属店、携帯電話販売店や銀行などを銃器で武装した強盗団が襲撃する事件も発生していますので、普段利用している場所でも、常に身の回りに注意を払うことが大切です。特に銃声が聞こえた場合には、落ち着いて周りの状況を見ながら、姿勢を低くし、直ちにその場を離れるなど冷静に対応してください。
ウ 空港、ショッピングモール、銀行等から尾行され、自宅ゲート前で停車したところを襲撃される強盗被害も発生しています(追尾強盗)。尾行されていることを認知した場合には、確実な警備が期待できる勤務先やショッピングモール、警察署等に立ち寄り、まずは身の安全を確保してください。また、両替や買い物時には多額の現金を他人に見られないように十分注意してください。さらに、尾行に対する注意のみでなく、自宅前を徘徊する不審者・不審車両にも気を配ってください。
エ 南アフリカでは、外出には車を利用することをお勧めします。一般道を歩くと、路上強盗被害に遭う可能性が高くなります。ショッピングモールや駐車場周辺でも、常に見られていることに留意し、周囲の警戒を怠らないでください。さらに、高価な所持品の携行や華美な服装はそれだけで目立ち、犯罪を招くので避けてください。夜の外出は避ける方が無難ですが、外出する場合には車で移動し、利用するレストラン等の専用駐車場を利用し、路上駐車は避けてください。また、係員や警備員に扮した犯人による路上強盗事件も発生しています。女性に限らず、単独行動をとると被害に遭いやすいので、複数で行動するようにしてください。
オ 電車、バス、ミニバス等の公共交通機関は、車内だけでなく、乗降の際に強盗やスリ等の被害に遭いやすいので、利用を避けてください。ヨハネスブルグ空港とヨハネスブルグ市内及びプレトリア市内を結ぶハウトレイン(Gautrain)やブルートレイン等の観光列車は比較的安全とされていますが、ハウトレイン駅周辺の駐車場の収容台数が不足しており、やむなく路上駐車した車両が盗難に遭う事件が増えていますので注意が必要です。
 ヨハネスブルグ中央駅付近、セントラルパークステーション(バスターミナル)、プレトリア駅付近では、鉄道やバス、ミニバス等を利用する日本人旅行者が、日中歩行中に背後から複数の犯人に首を絞められ、金品を強奪される路上強盗事件が毎年発生していますので、同地区には立ち入らないことをお勧めします。長距離バスやブルートレイン等の利用のためにどうしても立ち入る必要がある場合には、あらかじめ旅行業者や宿泊先を通じて送迎車を手配する等、滞留時間をできるだけ短くしてください。
(2)自動車関連犯罪
ア スマッシュ・アンド・グラブ
交差点等で一時停止中の車内から荷物を奪う犯罪手口です。ドアをロックして窓を閉めていても、窓ガラスをたたき割って(スマッシュ)、車内の金品等を強奪する(グラブ)ことから、この呼び名がついています。走行中、停車中、駐車中を含めて、助手席等外部から見える場所にバッグやウエストポーチ、貴重品等を置かないでください。助手席に乗った女性が膝に置いていたバッグを強奪されたこともありますので、荷物はトランクに入れるか、足下に置くなどして外から絶対に見えないようにしてください。ただし、目的地に到着してからトランクに入れようとすると犯人側に見られるおそれもありますので、出発前に入れるようにしてください(なお、車両を離れる際に荷物をトランクに入れたままにした場合、トランクを開けられ盗難被害に遭う可能性がありますので、荷物の管理には十分注意してください)。
 また、自動車を購入する際には、スマッシュ・アンド・グラブ対策用の防護フィルムを貼るなどの対策をとることをお勧めします。
イ ジャミング
 リモートキーでロックしたと思っても、実際にはロックされておらず、車両を離れた間に車内に置いた貴重品の入った鞄等が奪われる事件が多発しています。これはジャミングと呼ばれるリモートキー周波数帯域を無効にする手口ですので、リモートキーでロックしても過信せず、必ず手でロックされているか確認するようにしてください。
ウ 車両乗車中の強盗被害
 けん銃等を使用した車両乗車中の強盗事件が頻発しています。不審な尾行車に気づいた場合や行き先地で待ち伏せしているような不審車(者)を見つけた場合には、不用意に近づかず、尾行がなくなるまで走行し続けるか、最寄りの警察署へ一時立ち寄る等して安全を確認してください。
 一般に、夜間などの人通りが少ない時間帯に、交差点などで一時停止した車両が狙われやすくなります。交差点に差し掛かる際には、赤信号で停車することを避けるために速度調整をするなどの工夫が必要です。やむなく停車する場合には、最低でも1台分は前車とのスペースを確保しつつ、背丈の高い草むらや木々・塀のうしろ側等、周囲に潜む不審者がいないか十分確認した上で停止してください。危険を察知した場合には、停止せずにUターンするか、場合によっては赤信号であっても他の車等に十分注意した上で、退避行動をとってください。
 一般道や高速道路上に岩石や木材などを置いておき、停車させて金品を奪う手口もあります。そのような状況を発見した場合には、停車せずに回避してください。この被害は特に夜間に多いので、夜間の移動は避けることをお勧めします。また、高速道路付近ではヒッチハイカーをよく見かけますが、絶対に同乗させないでください。
(3)カード犯罪
ア 南アフリカではクレジットカードやデビットカードがよく利用されていますが、カード犯罪も頻発しています。ATMを利用する際には、場所、時間、周囲の状況等に留意し、利用後に尾行等をされている場合には最寄りの警備員や警察に通報してください。人通りの多いショッピングセンター内や銀行のATMであっても油断は禁物です。
イ ATMのカード挿入口にあらかじめ不正な情報読み取り器を取り付けてカード情報を窃取する手口があります。また、現金を引き出す際に注意をそらされ、その隙に現金を抜き取られたり、うまく現金が引き出せずに困惑している利用者に近づき、助けるふりをして暗証番号を聞き出し、後刻、カードを盗んで多額の現金を引き出す等の手口も見られます。ATM利用中に他人から声を掛けられた場合には直ちに取引を中断し、その場から離れてください。なお、現金を引き出す際には、警備員が常駐している等セキュリティがしっかりした銀行内のATM等を利用するよう心掛けてください。
ウ クレジットカードやデビットカードのデータを不正に読み取って多額の引き落としを謀るスキミングの被害も見られますので、カードを使用する際にはカードから目を離さないようにしてください。最近は、手に隠せる小さなスキミング機器が出回っていますので注意してください。また、多くのレストランでは精算用のカード読み取り機を客のテーブルまで持ってきますが、そうでない店の場合は従業員にカードを渡さず自分でレジまで行くことをお勧めします。高級ホテルやレストランにおいても従業員が買収されている可能性がありますので、油断は禁物です。
(4)偽警察官
 道路を走行中に車(青色灯を点滅させて覆面パトカーを装う場合もある)が近付づいてきて、その車の助手席に乗っている男がIDカードのような物を提示し、停車を求めた上で、警察官や麻薬取締官を名乗り、銃器や麻薬捜査を口実に所持品を検査して、現金や貴重品を強奪またはすり取る事件(ブルーライト・ギャングと言われる手口)が発生しています。覆面パトカーや私服警察官を装う者から停車を求められた場合は、とりあえずハザードランプをつけて気付いたことを示しながら、できる限りガソリンスタンド等の人の大勢いる場所で停車するように心掛けてください。また、停車しても、窓を全開にせず、免許証などの提示ができる程度までしか開けず、その上で相手の身分(IDカード、所属、氏名)や停車の目的などを確認するようにしてください。
 だますことができないと判ると、武器を突きつけて強盗に転じる場合もあります。その場合には、上述の強盗に遭遇した場合と同様に、自分の身の安全を第一に考えて冷静に対応してください。
(5)空港での被害
ア ヨハネスブルグのO.R.タンボ国際空港での乗り換え時に預け入れ荷物がこじ開けられ、貴重品が盗まれる事件が発生しています。また、荷物そのものが紛失することもあります。貴重品、カメラやビデオなどの他、紛失等に備えて若干の着替えなども機内持込手荷物にするなどの用心が必要です。特に同空港では、預け入れ荷物は出発時・到着時とも全てX線検査が行われ、現金、携帯電話、パソコン等は検知されてしまうため、荷物がこじ開けられて中身を盗られる危険性が増しますので、こうした貴重品は預け入れ荷物に入れずに機内持ち込み手荷物として携行するなど、持込荷物と預け入れ荷物の選別には注意してください。また、ポーター(荷物運びや道案内係)が旅行者を狙って不当に高額な料金を請求するケースが発生しています。ポーターサービスを利用せざるを得ない場合は、事前に料金を確認してトラブルを未然に防いでください。
イ O.R.タンボ国際空港には駐車場が併設されていますが、駐車場から一般道へ出る場所において、警察官による取締りがしばしば行われています。通常の警察官は、一時停止不履行違反やスピード違反を取り締まるのが職務ですが、彼らの中には、言いがかりをつけたり、交通違反にかこつけて賄賂を取ろうとする者が見られます。
 その場合は、交通ルールを遵守していることをアピールすること(確実な一時停止やスピードを抑え気味に走る等)が重要ですが、もし停止を求められ、何の書類も出されずに現金を要求されたら、警察官の氏名及び所属を確認するとともに、交通反則切符の交付を求め、後日、きちんと支払うことを伝えてください(但し、どうしても反則金を支払いたくない場合には裁判で争うことも可能です)。
ウ ケープタウン国際空港では、O.R.タンボ国際空港に比べて事件はあまり発生していませんが、まれに警察官に賄賂の要求をされる事案が発生しています。また、O.R.タンボ国際空港同様に機内預け入れ荷物と機内持込手荷物の選別に注意することはもちろん、ポーターサービスの利用にも注意してください。
(6)国際詐欺事件
ア いわゆる「419詐欺事件」は、架空の商談等をもちかけて前渡し金や商品を詐取する国際詐欺事件の典型であり、詐欺罪を規定しているナイジェリア刑法第419条に抵触する犯罪のため、このように呼ばれています。犯人側から被害者への働きかけは、従来の手紙やFAXによるものから、最近はEメールの利用が主流となっている他、偽りの商談等をもちかけて被害者を現地におびき寄せて誘拐・監禁し、身代金を要求する事例が出ています。実際に、2008年9月には偽りの商取引におびき寄せられた日本人出張者が、南アフリカに到着後、誘拐されて身代金を要求される事件が発生しました。この出張者は幸いにも警察の捜査により無傷で救出されましたが、外国人の被害者の中には殺害された例もあります。さらに2011年には、人助けを求めるEメールを受け取った日本人男性が南アフリカに赴き、関係者と接触する過程で百数十万円を搾取された事案も発生しています。 
 したがって、多額の金銭を扱う取引、銀行口座開設の誘いや人の善意に付け込む内容のEメールには十分注意してください。また、多額の配当や成功報酬を約束するようなFAXやEメールによる誘いは詐欺とみて間違いありませんので、誘いに乗って南アフリカへ渡航することのないよう十分注意してください。 
イ 詐欺と断定できないが、疑わしかったり、うまい儲け話のような商談の場合には、次のような対策を取ってください。
○訪問前に、弁護士等に問い合わせるなどして、商談相手の信頼度を確認しておく(南アフリカでは公的証明書や契約書の偽造は珍しくなく、商談相手の信頼度の判定には十分な注意を要します)。 
○面談は必ず自社、信頼できる関連会社、または人目のあるホテル等で行う。 
○商談相手が信頼できる会社の社員でない場合、相手方の指定する場所に赴くことや車に同乗することは絶対に避ける。 
○国際的詐欺事件の関連では、外務省海外安全ホームページの海外邦人事件簿「おいしいメールと国際的詐欺」(Vol.47)(https://www.anzen.mofa.go.jp/jikenbo/jikenbo47.html )や、広域情報「国際的詐欺事件に対する注意喚起」(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2018C065.html )にも掲載されていますので、参照してください。
ウ 国際ロマンス詐欺としてSNSやインターネットの交流サイト等で知り合った人が言葉巧みに恋愛感情を利用して、日本に渡航するための費用借用を申し出た上で、国際送金サービス(ウェスタンユニオンやマネーグラム等)で送金させて、その後連絡が取れなくなったり、何度も送金させても日本に渡航しない詐欺と思われるような事例が報告されています。

4 テロ・誘拐
 テロ・誘拐については、テロ・誘拐情勢(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_122.html )をご確認ください。

5 在留邦人向け安全の手引き
 在南アフリカ日本国大使館が在留邦人向けに作成した「安全の手引き」(https://www.za.emb-japan.go.jp/files/100513845.pdf )もご参照ください。

・手続きや規則に関する最新情報は、駐日南アフリカ大使館(以下参照)等南アフリカ当局に確認してください。
・新型コロナウイルス感染症対策のため、入国制限措置や入国に際しての条件・行動制限措置がとられることがありますので、南アフリカ内務省や当館ホームページの新型コロナウイルス関連Q&A、外務省ホームページ(https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html )など最新の情報を事前にご確認ください。

1 査証(ビザ)
 南アフリカでは2014年5月26日以降、改正入管法が施行されていますが、南アフリカ政府の一方的措置として、日本のパスポート所持者は、90日以内の観光、短期商用、知人訪問などを目的とする滞在に限り、入国査証の取得は不要となっています。
 ただし、入国審査の際に、パスポートに未使用の査証ページや残存有効期間が十分あること、帰国航空券が提示できることなどの条件を満たさない場合には入国を拒否される場合があります。詳しくは以下2を参照してください。
 なお、就労や90日を超える滞在が目的の場合には、駐日南アフリカ大使館等から入国目的に見合った査証を取得してください(同大使館の連絡先は、外務省ホームページの「駐日外国公館リスト」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/link/emblist/index.html )からも確認ができます)。

2 出入国審査
(1)日本のパスポート所持者は次の条件を満たし、90日以内の短期滞在であれば、査証なしで入国が認められています。旅行前にパスポートを確認の上、必要があればパスポートの更新や査証ページの増補手続きを行うようにしてください。
 ○パスポートに未使用の査証ページが2ページ以上あること
(注:駐日南アフリカ大使館の案内では「1ページ以上」とされていますが、2ページ以上ないとして南アフリカへの航空機搭乗を拒否されたケースも発生しています。また、南アフリカの周辺国に赴く場合にも、同様に訪問国数分の未使用のページが必要となります。)
 ○パスポートの有効期間が滞在予定期間に加えて30日以上あること
 ○復路航空券を所持していること
 〇その他新型コロナウイルス対策のためのPCR検査陰性証明書の提示が必要ですが、必ず上記のとおり最新の情報を入手してください。
(2)入国にあたって義務づけられた予防接種はありません。但し、南アフリカ保健省が指定する黄熱汚染国から直接または汚染国に12時間以上滞在して(経由して)入国する場合には、イエローカード(黄熱予防接種証明書)の提示を求められます。提示できない場合には入国を拒否される場合があります。なお、同予防接種は接種10日後から有効とされていますので、出発前によく確認の上、必要な場合には、予防接種が有効となるタイミングを踏まえ黄熱予防接種を受けるようにしてください。また、イエローカードの有効期間について、2016年7月11日以降は生涯有効と変更され、すでに所持する有効期間が過ぎた証明書も生涯有効なものとして取り扱われます(参考:厚生労働省ホームページ https://www.forth.go.jp/news/2016/06210854.html )。黄熱の詳しい説明は、厚生労働省検疫所ホームページ(https://www.forth.go.jp/useful/yellowfever.html )をご参照ください。
(3)長期滞在を目的としていたにもかかわらず、労働査証を取得せずに無査証で最大限滞在できる90日以内の滞在を繰り返していたところ、南アフリカ内務省より警告を受けたケースが報告されています。数度にわたる出張期間の合計が結果的に90日以上となる場合には、駐日南アフリカ共和国大使館等から正規の就労査証を取得するなど注意してください。
(4)南アフリカと周辺国との間を陸路で移動する場合には、国境の検問所において必ず両国の出入国手続きと税関手続きを受けてください。過去に、入管係官のあいまいな指示のために、南アフリカの出国印を得ないまま隣国に入国してしまった日本人旅行者が、隣国を出国する際に南アフリカの出国印がないことを理由に逮捕拘束されたケースが発生しています。不明な点がある場合には窓口の係官に直接確かめてください。特にレソト王国への出入国に関してトラブルが多いので注意してください。
(5)これまで18歳未満の子供の南アフリカへの出入国に際して求められていた英文の出生証明書は、2019年11月より外国籍の子供の場合(単独での移動を除く)には提示を求めない取扱いに変更となりました。ただし、制度変更の浸透には時間を要したり、係官によっては引き続き提示を求めたりする場合がありますので、当面の間、引き続き英文の出生証明書を携行しておくことをお勧めします。
 本件は、改正入管法の施行により、2015年6月1日以降、18歳未満の子供が南アフリカを出入国する場合は、国籍を問わず、その都度、英文の出生証明書(有効期限なし)の携行が義務づけられていました。また、18歳未満の子供が両親とではなく、片親または第三者に連れられて、ないし単独で南アフリカを出入国する場合には、別途、同伴しない片親または両親からの渡航同意書(英文宣誓供述書(有効期間は作成の日から6か月間))を用意しておく必要がありました。日本人の出生の事実は戸籍に記載されているため、戸籍謄(抄)本に基づき英文の出生証明書を作成する必要がありました。
 なお、現在においても18歳未満の南アフリカ国籍の子供及び外国籍の子供が単独で南アフリカを出入国する場合には、引き続き、英文の出生証明書及び両親の渡航同意書が必要です。詳細は、内務省ホームページ(http://www.dha.gov.za/index.php/statements-speeches/621-updated-advisory-new-requirements-for-children-travelling-through-south-african-ports-of-entry )をご参照ください。
(6)南アフリカは、国境を越えて不法に連れ去られた子の返還の仕組み等を定める「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」の締約国です。一方の親の監護権を侵害する形で子どもを常居所地国であるハーグ条約締約国から他のハーグ条約締約国へ連れ去りまたは留置した場合は、原則的に子が常居所地国に返還されることとなります。ハーグ条約についての詳細はこちらのページをご覧ください。https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/index.html

3 外貨申告
 南アフリカ出入国時に1万米ドル相当以上の外貨現金やトラベラーズチェック、南アフリカ通貨25,000ランド(約18万円)以上を携行する場合、税関申告をする必要があります。また、金貨、金塊などは南アフリカ当局の管理対象になっていますので、携行して入国する時には必ず税関申告を行ってください。申告を怠ったために日本人出張者が所持金を没収された事例が出ています。詳細は南アフリカ税関のホームページ(https://www.sars.gov.za/ )をご参照いただくか、空港で税関係官に直接お問い合わせください。
 なお、南アフリカにおいて多額の現金等を携行することは盗難・強盗等犯罪被害に遭うリスクを高めることにもなりますので、商用等で多額の資金が必要な場合には銀行送金など安全な方法をとることをお勧めします。

4 通関
(1)持込禁止品目
 銃器、爆発物、花火、麻薬等の薬物、ポルノ雑誌・ビデオ・DVD、偽造ブランド品、植物類や動物類のうち指定されたもの。
(2)持込制限品目
 植物類(植物、果実、種子、花弁、蜂蜜、マーガリン、植物油などを含む)、動物類(酪農産品、バター、卵を含む)、医薬品、コイン及び切手のコレクション等については南アフリカ当局より所定の許可を受ける必要があります。
 また、全ての食品、食材が検査対象となり、日本食品は係官に馴染みがないこともあり没収される傾向があります。空港の荷物検査は厳しく、また検査場では食品探査犬が巡回していますので、食品は持ち込まない方が賢明です。
(3)医薬品の持込み、持出し
 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続きについては、厚生労働省のホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html )をご確認ください。個人で使用する処方薬は、3か月分以内であれば持ち込み可能ですが、念のため医師からの処方薬が明記された英文の診断書等を携行してください。
(4)免税対象品(1人あたり)
○タバコ:紙巻きタバコ200本、葉巻20本及び刻みタバコ250gまで。
○香水:50mlまで。但し、オードトワレは250mlまで。
○ワイン:2Lまで(未成年者は除く)。
○蒸留酒やその他アルコール飲料:合計で1Lまで(未成年者は除く)。
○衣服・その他:新品・中古にかかわらず合計で5,000ランド(約3.5万円まで)。
(5)手続き
 税関は赤ゾーン(課税申告カウンター)または緑ゾーン(非課税カウンター)のどちらかを通ることになりますが、緑ゾーンでは抜き打ち検査が頻繁に行われています。南アフリカ税関の課税対象品は日本よりも広範囲であり、個人使用のパソコン、ビデオやカメラ、出発空港や機内で購入した免税品や菓子等も課税対象になります。5,000ランドを越える商品を持ち込む場合には、関税及び付加価値税(VAT/14%)を現金で払い、出国時に払い戻しを受けることになります。
 また、日本人を含むアジア系旅行者は、食品持込制限品目に該当する食品を所持していないか厳重に調べられる傾向にあります。詳細については税関、または検疫係官に尋ねるようにしてください。
 なお、係官の中には課税を見逃すことと引き替えに賄賂を要求する者も見られますが、これには絶対に応じず、正規の手続きで関税を支払ってください。
(6)税金等の還付手続き
 南アフリカに短期滞在目的で来訪した外国人は、南アフリカ国内で購入した物品を持ち出す場合に、出国時に付加価値税(VAT/14%)の還付を受けることができます。還付手続きの概要は次の通りです。最新の手続きの詳細についてはTax Refundのホームページ(https://www.taxrefunds.co.za/ )を参照してください。
ア 商品購入の際、店より領収書(Tax Invoice)を受け取る必要があります。1回の買い物で領収書の金額が250ランド以上の場合に還付対象となり、また、5,000ランド以上の品物の場合には購入者の氏名や購入物品の明細が記載されている必要があります。
イ ヨハネスブルグ国際空港、ケープタウン国際空港、ダーバン国際空港から出国する場合には、航空機チェックイン前に税関カウンターで購入商品と領収書の確認を受け、出国審査の後に「VAT REFUND」と表示されたカウンターにて還付請求を行い、払い戻しを受けます。なお、還付請求は上記以外の空港、港、国境事務所でも可能です。
ウ 還付額が3,000ランド以上であるか否かで還付金の受取方法が異なります。受取方法詳細については、Tax Refundホームページ(https://www.taxrefunds.co.za/ )を参照してください。

1 写真撮影の制限
 軍事施設、警察関係施設、原子力発電所の撮影は禁止されています。

2 麻薬、コカイン等の禁止薬物
 麻薬、コカイン等の薬物は輸入禁制品であり、国内での売買、使用に対しても刑罰が科せられます。絶対に使用したり、入手を試みたりしないでください。

3 パスポートの携帯、盗難、紛失
(1)南アフリカの法律で外国人はパスポートの携帯が義務づけられており、現場の警察官や入国管理局職員は、外国人が合法的に滞在していることが証明されるまで、法令により身柄を拘束することができます。このため、パスポートを携帯していなかった日本人が警察に拘束され、一緒にいた家族が帰宅してパスポートを取って戻るまで拘束され続けた事案が発生しています。
(2)在留邦人、旅行者を問わず、南アフリカ滞在中はパスポートを常時携帯するようにしてください。通常はパスポートそのものを携帯する必要がありますが、事情によりパスポートを携帯できない場合は、最寄りの警察署にパスポート原本とパスポートの身分事項ページ及び南アフリカ査証のあるページのコピーを持参し、「CERTIFIED COPY」を作成(無料)してもらい、それを携帯するようにしてください。ただし、パスポートの盗難、紛失には十分注意してください。
(3)パスポートの盗難に遭ったまたは紛失した場合には、まず最寄りの警察署に赴いてAffidavit(宣誓供述書)を取得してください。(路上検問などでパスポートの提示を求められた場合には、このAffidavitを提示してください)
 その上で、在南アフリカ共和国日本国大使館または在ケープタウン領事事務所から速やかに新しいパスポートの発給を受けるようにしてください。
 なお、盗難や紛失に伴い新しく発給されたパスポートには南アフリカの入国印が押印されていないため、南アフリカ出国時にトラブルになるおそれがありますので、警察署から入手したAffidavit(宣誓供述書)及び盗難や紛失したパスポート番号を出国審査官に伝え、入国の事実を確認してもらうようにしてください。そのためにも盗難等に備え現在所持しているパスポートのコピーを別途、携行しておくようにしてください。

4 野生動植物の保護
 南アフリカでは野生の動植物は「自然保護法」により保護されています。植物や小動物を所持していたために空港や自然保護区等で逮捕された日本人旅行者もいます。南アフリカでは、自然保護法違反は重大な犯罪行為と受け止められており、逮捕された場合には裁判が行われ、多額の罰金支払いや実刑判決が下されますので注意してください。

5 交通事情
(1)南アフリカは、車は日本と同じ右ハンドル、左側通行です。
(2)外国人は、有効な国際運転免許証(国際運転免許証を取得した国の運転免許証を所持している必要があります)、または外国大使館が発行した英文翻訳証明書を付した有効な外国の運転免許証で、南アフリカ国内を運転できるとされています。なお、英語で記載されている外国の運転免許証(米、英、豪等)に翻訳証明は不要となっていますが、これをとがめ立てる警察官もいるので、日本人が英語で記載されている外国の運転免許証を所持している場合でも、日本の免許証に大使館発行の英文翻訳証明書を併せて所持して運転した方が確実と考えられます。
 日本の運転免許証で運転する場合は、在南アフリカ共和国日本国大使館または在ケープタウン領事事務所に、同運転免許証の抜粋翻訳証明を申請してください(有料)。
 なお、日本の運転免許証から南アフリカの運転免許証への書き換えは不可で、試験を受験する必要があります。ただし、南アフリカの永住許可を取得した外国人のみ右取得から1か月以内に南アフリカの運転免許証への切り替えが認められています。
(3)高速道路は道幅も広く整備状態も良いため運転しやすいですが、乱暴な運転の車も多く、最高制限速度の120kmを超えるスピードの出し過ぎや飲酒による交通事故が多く、死亡事故も後を絶ちませんので注意を要します。特にミニバスタクシー(ワンボックス型のタクシー)は客を乗せるために急な割り込みや急停車運転が日常的で、しかも、整備不良の車が多いため、この種の車に注意して運転する必要があります。また、道路の照明灯が設置されている所は非常に少ないため、夜間運転する場合には一層の注意が必要です。
 市街地では、ロータリー(右側から走行してくる車が優先)や4ウェイ・ストップ(すべての車が一旦停止し、最初に止まった車から通る)交差点がありますが、運転に慣れるまでは注意が必要です。事故を防ぐため徐行運転を心掛けてください。
 なお、飲酒運転やスピード違反の取り締まりが頻繁に行われており、スピード違反は超過スピードが大きい場合、警察に逮捕されて裁判に出廷しなければならない場合もあります。

6 長期滞在者向け注意事項
 南アフリカに3か月以上滞在する方は、緊急時の連絡などに必要ですので、到着後住所または居所が決まり次第遅滞なく在南アフリカ共和国日本国大使館または在ケープタウン領事事務所に在留届を提出してください。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には、必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は、オンラインによる在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をお勧めしますが、郵送によっても行うことができますので、在南アフリカ共和国日本国大使館または在ケープタウン領事事務所宛てに送付してください。
 
7 短期滞在者向け注意事項
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などをメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、南アフリカで事件や事故、自然災害等が発生した際に、在南アフリカ共和国日本国大使館または在ケープタウン領事事務所が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受取先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。

1 風俗、習慣、国民性に関する留意事項
 南アフリカでは、1991年にアパルトヘイトの根幹を成していた法律がすべて廃止され、1994年に初めての民主的な総選挙が実施されて以降、国内の政治情勢は概ね安定的に推移しているといえます。一方で、依然として失業率は高く、貧富の格差が大きいことから、低所得者の生活向上が社会問題の一つとなっています。このため、労働組合等によるデモが頻繁に行われていますが、過激化することもありますので注意が必要です。また、デモに対応するため、警察等による取締りも厳しくなる傾向がありますので、大規模な集会や群衆に遭遇した場合には、速やかにその場から離れてください。

2 医療事情等
 「世界の医療事情」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/safrica.html )において、南アフリカ国内の衛生・医療情報等を案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。
 その他、必要な予防接種等については、厚生労働省検疫所ホームページ(https://www.forth.go.jp/ )をご参考ください。

3 海外旅行保険
 南アフリカでは、交通事故、銃器等を用いた犯罪、自然公園での野生動物による被害等に遭遇する可能性があります。病気や怪我等で日本に帰国する必要がある場合には、日本から非常に遠いため、医師や看護師の付き添いが必要となることも多く、その為、経費が高額になる場合があります。南アフリカの医療水準は高いものの、十分な治療を受けられる医療機関は一部の私立病院に限られており、その医療費は高額です。また、症状が重い場合や長期化する場合など国外移送が必要となる場合には、クレジットカード付帯の保険を上回る極めて高額な自己負担が発生する可能性があります。万一に備えて、海外緊急移送サービスを含めた金額的にも十分な補償内容の海外旅行保険に加入することを強くお勧めします。

◎警察:TEL 10111
◎救急、消防:TEL 10177
◎携帯電話からの緊急電話:TEL 112
(オペレーターに警察、救急、消防のいずれであるかを告げてください)
◎在南アフリカ共和国日本国大使館 :TEL 012-452-1500(代表)
(夜間・休日でも音声ガイダンスに従って操作することで日本人オペレーターにつながります。)
◎在ケープタウン領事事務所:TEL 021-425-1695
(夜間・休日でも音声ガイダンスに従って操作することで日本人オペレーターにつながります。)
(国際電話の場合は、国コード27の後、局番の最初の0を省いてダイヤルしてください。国内電話は、地域にかかわらず、局番の最初から電話してください。)

○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5145
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3680
○領事局政策課(感染症関連)(内線)4919
○領事局ハーグ条約室(一般案内窓口)03-5501-8466
○外務省海外安全ホームページ:
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)
 
(現地公館連絡先)
○在南アフリカ共和国日本国大使館
  住所:259 Baines Street, corner Frans Oerder Street, Groenkloof,
      Pretoria 0181, Republic of South Africa.
  電話:(市外局番012)452-1500
   国外からは(国番号27)12-452-1500
  FAX :(市外局番012)460-3800
   国外からは(国番号27)12-460-3800
  ホームページ: https://www.za.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

○在ケープタウン領事事務所
  住所:21st Floor Office, The Towers, 2 Heerengracht Corner,
     Hertzog Boulevard, Cape Town 8001, Republic of South Africa
  電話:(市外局番021)425-1695
   国外からは(国番号27)21-425-1695
  FAX :(市外局番021)418-2116
   国外からは(国番号27)21-418-2116

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

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