在留邦人向け安全の手引き 在レシフェ出張駐在官事務所

在外公館がまとめた安全の手引きです。海外の在留邦人が、事件や事故に巻き込まれないために留意すべき事項の他、(必要に応じて)戦争、暴動等の緊急事態への備えと緊急時の対処方法が記載されています。


在外公館別マニュアル集ブラジル連邦共和国は全7ページあります。
上のリンクから他のページに移動できます。
リンクが張られていない都市(地域)が現在のページになります。

安全の手引き

平成23年1月1日
在レシフェ出張駐在官事務所

はじめに

当地の治安状況は、改善の兆しが見られず、都市別の人口10万人あたりの殺人事件の発生率もブラジル全土で常に上位となっています。また当地では、特に銃火器を使用した一般犯罪が多発しており、近年犯罪の手口も凶悪化していますので、「自分の身は自分で守る」との心構えを持って十分注意し、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めて下さい。

今般、皆様が当地におかれましてより安全な生活を送るための一助となるように、留意事項をまとめた「安全の手引き」を作成し、随時改訂しております。本冊子が、当地で過ごされる皆様の安全確保のご参考に少しでもお役に立つようでしたら幸いです。また、お気づきの点がございましたら、ご意見等をお聞かせ下さい。

当地の治安動向

  1. 当地では、銃器を使用した殺人や強盗等の一般犯罪が多発しております。犯罪手口も凶悪化しており、貧困層が居住し、麻薬売買の温床となっているファベーラ(貧民街)が市内に多数点在しているため、いつどこで犯罪が発生するか分からないのが実情です。人通りの多い商業地区でも警察と強盗団の銃撃戦が昼夜問わず発生しており、流れ弾で多くの市民が死傷しています。観光地でも、観光客を狙ったけん銃、ナイフ等を使用した強盗事件が発生しています。
    治安情勢及び一般犯罪の傾向
    (1)レシフェ大都市圏
      2008年 2009年
    殺人 4,523件 2,100件(54%減)
    傷害 13,014件 12,754件(2%減)
    強盗 48,026件 40,573件(16%減)
    窃盗 31,789件 35,744件(12%増)
    強姦 394件 341件(14%減)

    2009年の統計によると、数字上ではレシフェ大都市圏の殺人件数は減少傾向にありますが、市内では依然としてけん銃を使用した凶悪犯罪が後を絶たちません。当地では被害者側もけん銃を所持している場合があり、犯人と被害者との間で銃撃戦となり、その流れ弾を通行人が被弾し死亡する事件も発生しています。

    (2)サルバドル市
      2008年 2009年
    殺人 1,732件 1,733件(1%増)
    傷害 10,638件 11,335件(7%増)
    強姦 281件 386件(28%増)
    バス強盗 2,201件 1,676件(24%減)
    商店強盗 1,778件 1,643件(8%減)
    住居強盗 278件 313件(12%増)
    歩行者強盗 23,895件 21,094件(12%減)

    ブラジル国内でも有数の観光地であるサルバドル市には、国内外から多くの観光客が集まり、年間約2,500人の邦人も訪れています。同地は観光客の移動手段であるバスを標的にした強盗事件が多く、2009年統計によると一ヶ月約140件のペースでバス強盗事件が発生しています。

  2. 主な犯罪手口の特徴
    • 犯人は、車両やオートバイを使用してグループで犯行に及びます。
    • 空港内で犯人グループの一人が被害者を物色し、被害者の車両ナンバー、色、車種、走行方法等を共犯者に携帯電話で伝え、共犯者はオートバイ等で被害者車両を追尾します。被害者車両が信号等で停車したところを拳銃で脅かし、金品、車両等を強奪します。

    ※レシフェ市、サルバドル市を含むブラジル国内の主要都市では、身代金目的の「短時間誘拐」(或いは「電撃誘拐」、「稲妻誘拐」と呼ばれている)が発生しており、大半が勤務先及び自宅からの帰宅・出勤途中や空港からの移動中で発生していることから、帰宅及び出勤時間を意識的にずらしたり、目的地までのルートを何通りか考え、毎日違うルートで出社及び帰宅するなどの対策が必要です。

  3. 日常生活における犯罪被害のケース
    (1)外出・歩行中
    (イ)
    信号やバス(バスは強盗等の犯罪に巻き込まれる危険性が高いので、極力利用は避けた方がよい)を待つ間に、後ろからバックをナイフ等で切られ、中身をすられる、或いは何気なく近づいてきた子供に所持品をひったくられる事件が多発している。特に一人で歩いている女性や老人が狙われやすく、ネックレス等の装飾品を強奪され逃走される事件が発生している。
    (ロ)
    いきなり後頭部を殴打されたり、タックルで押し倒され、ひるんだ隙に、所持品を奪われる。(複数犯による犯行が多い)
    (ハ)
    突然、数人の男や少年等に囲まれ、ナイフで脅され所持金品を強奪される。
    《コメント》

    外出時の所持品の携行には、細心の注意が必要です。当地の人がハンドバッグ等をタスキ掛けしている姿をよく見かけますが、これはひったくりの被害を避けることが狙いです。

    財布を一目で分かるようなズボンの後ろポケットに入れたり、バッグを体の背後に回すような持ち方は避け、自分の目が届くようにします。貴金属類についても、特にネックレス等の装飾品は、ひったくりの標的になりやすいので、不用意に着用しない方が良いでしょう。後述するとおり犯人がネックレスをひったくろうとしたがなかなか奪えず、首から出血するまで引っ張られるという例もあります。

    日本人の場合、こうした不注意から被害に遭ってしまうことが多いので、外出する際には常に警戒することが重要です。

    華美な装い、或いは一目で外国製とわかる衣服等は犯罪者の目を引きやすくなります。服装全般に気を配り、目立つ服装で街頭を歩かないようにしたり、周囲と同化するような服を着用するようにしましょう。また、パーティー出席等、止むを得ずフォーマルな服装や装飾品を身につけなければならない場合には出来るだけ車(ラジオタクシー等)を利用し、ドア・ツー・ドアで移動するよう心がけましょう。

    (2)ひったくりの被害に遭い、逃走する犯人を追いかけようとすると、けん銃やナイフを所持した仲間が立ちはだかり、進路の妨害を図るばかりでなく攻撃してくることもある。
    《コメント》

    ひったくり等の犯罪であっても犯罪者は基本的には一人で行動しておらず、必ず回りに見張り役の仲間が待機しています。犯人が子供の場合、追いつくことも、取り押さえることも簡単なので、つい油断して跡を追いがちですが、抵抗する者に対しては容赦なくけん銃若しくはナイフ等の凶器で攻撃してくるので、万一盗難等の被害があった場合は、絶対に抵抗はせず素直に所持品を渡しましょう。抵抗して犯人が逆上し殺人事件になるケースが人通りの多い市内でも多発しています。

    (3)知らない男に気軽な口調で呼び止められ、時間を尋ねられ腕時計で時間確認している間にひったくりに遭う。又は、そうした隙に乗じて、凶器を突きつけられ所持品を奪われる。
    《コメント》

    人の親切心を利用した犯行手口です。見知らぬ人には簡単に気を許さないようにしましょう。話しかけてくる人には、充分間合いを保ち、目を離さないことが重要です。特に日本人は、話しかけられるとつい親切に対応してしまいがちであるので注意しましょう。

  4. レンタカー等自動車の利用
    (1)駐車中の車両の中から、荷物やカーステレオを盗られるケース。また、車両そのものを盗難される事件も多発している。
    《コメント》

    路上駐車が可能な場所であっても、周囲の安全と時間帯を考える必要があります。監視員のいる有料駐車場が近くにあれば、そちらを利用する方が安全です。

    また盗難防止装置を装備し盗難に備えることも重要となります。一般的には、自動車のハンドルを固定する錠や、三角窓のこじ開け防止用の補強器具などがあります。しかし、これらを使用していても盗難に遭う場合が増えていることから、最近では、正しい鍵を使わなければクラクションが鳴る警報装置や、燃料が流れなくなる仕組みなど、新たな防犯装置が発売されていますので、これらを備えておくと一層安心です。

    (2)信号待ち等で停車中に、開けていた窓から手を入れられ時計やネックレスをむしり盗られる事件も多発している。ネックレスの場合、首にひどい怪我を被る可能性があるので十分な注意が必要。
    (3)停車中、数人の者が車両に近寄り、けん銃やナイフを突きつけ、金品や車両を強奪される。
    《コメント》

    クーラー設備のない自動車では暑い夏に不用意に窓を開けているとこのような被害に遭います。停車中は窓を閉め、手を入れられない程度に小さく開ける等、注意を怠らないようにしましょう。

    怪しい人物が近づいてくる場合に備えて、信号待ち等で停車した際には周囲に気を配り、いつでも発進できるよう心がけておきましょう。

    (4)駐車中の自動車のタイヤをパンクさせられ、パンクに気がつき考え込んだり、タイヤの交換をするところを襲われる。走り出してから気づいた場合でも、尾行され、車外に出る時を狙って襲われることがある。
    (5)駐車中の自動車の中で同乗者等を待っている時、或いは自動車から乗降するときに、凶器等で脅され、自動車を強奪される。
    《コメント》

    自動車の乗降の際は、特に周囲に注意が必要です。パンク等の修理をする時も、場合によっては人通りのある場所やガソリンスタンド等の適当な場所へ移動しましょう。また、強盗だけでなく誘拐の危険性もありますので、駐車中の自動車の車内にいることは避け、自動車から離れて待つようにした方が良いでしょう。

    駐車場等で車に乗車したらすぐに発進しましょう。乗車前に鍵を準備し、車に乗ってから鞄の中の鍵を探すことが無いように事前に準備をしておきましょう。

    (6)走行中、近くを走る自動車が合図をして車両故障を教えてくれたため、確認しようと車外に出たところを襲われる。
    (7)路上で自動車の故障で困っている様子の人がいるため、自動車を止め、声をかけたところを襲われる。
    《コメント》

    親切そうに振舞ったり、相手の親切心を利用した手口です。ブラジル人は親切で正直な人も多く、実際に故障を教えてくれたり、手伝ってくれたりする場合もありますが、相手が見知らぬ人である限り、一定の警戒心を持って接した方が無難です。

  5. 公共交通機関(バス、電車等)の利用
    • (1)混雑した車内でのスリ。
    • (2)バスの乗降口扉付近に立っていたら、扉の開閉時にハンドバッグ等をひったくられる。
      《コメント》

      歩行中と同様に注意が必要です。日本の通勤電車の中のように、居眠りをしたり、雑誌等に読みふけることは、隙ができるので控えましょう。また、自分の位置についても出入口付近は避けましょう。

    • (3)武装した強盗(多くは複数)が乗り込んできて、所持品を奪われる。
      《コメント》

      このようなバスの中での強盗事件はサルバドル市内で頻発しており、バスの中も外出の一場面ということを忘れず、注意を怠らないようにしましょう。

      万が一強盗に遭ってしまった場合、周囲の状況を冷静に判断する必要があります。命の安全が最優先であり、100%の確信がない限り、逃走を図ったり抵抗することは危険と言えます。

    • (4)タクシーを降りて運転手に料金を渡す時に、ひったくりが走り寄って、金品を奪われる。
      《コメント》

      料金の受け渡しは車内で行うことが大原則です。その上で、降車時には周囲の様子を確認しましょう。

    •   (5)タクシーが不必要に遠回りをしたり、料金メーターを倒さず、或いは改造したメーターで走行して、法外な料金を請求してくる。
      《コメント》

      こちらが街に慣れていないことを察すると、口先でごまかしたり、強引に遠回りをして高額な料金を請求される場合もあります。

      特に女性単独で乗車する場合に被害が多いので、十分注意する必要があります。

  6. 銀行・商店等
    (1)店員や行員の不親切な対応や、長い待ち時間等で、気が散っている隙に財布をすられる。
    《コメント》

    店員や行員の接客は、日本のような丁寧さはありませんが、これがこちらの常識です。不慣れなうちは、こうした些細な日常の場面で、注意が別方向へ向いてしまいがちですが、安全への配慮は常に怠らないようにしましょう。

    (2)銀行(ATMを含む)や商店から出たところで、ひったくりや強盗に遭遇する。
    《コメント》

    銀行で多額の現金をおろした客の跡をつけ、人通りの少ない場所で現金を奪うとする手口が多発したことがあります。複数犯によるものでは、狙った客の背中に気づかれないようにシール等を貼り、外で待ちかまえる仲間の目印にするパターンもあります。外部から見通せない造りの店舗内でも、こうした手段を取られる場合がありますので、常に周囲の状況に十分注意しましょう。第3者から見える形で、多額の現金を引き出したり、派手な買い物をすることは、当然ながら被害の可能性を高めます。

    (3)商店や銀行を襲う強盗事件が多発している。
    《コメント》

    時間帯としては、その日の売り上げ金が最高になる閉店間際がもっとも強盗に入られやすいようです。防御方法がないため、万一遭遇した場合に備えての心得が必要です。

    例えば、強盗の多くは、何よりもまず、ガードマンを制圧又は殺害を考えますから、ガードマンの近くにはなるべく近寄らない方がよいでしょう。

    強盗が押し入ってきた時は、全般の状況判断が大切です。奇襲時は、店内の客の混乱状態を強盗はすぐに制圧します。十分な公算なしに、逃走を図ったり、或いは冷静さを失って大声を発したりすることは危険です。目立たないように無抵抗が原則です。

  7. 家庭内
    (1)留守中への空き巣による窃盗。
    《コメント》

    常に戸締まりに注意することは当然ですが、一戸建て、アパートのいずれも、地上階以外の窓も空き巣の侵入口になる可能性があります。これらの窓に格子を設置する等の補強についても考えましょう。また、戸締まりを充分に行っても、住人の不在を知ると、扉に鍵をこじ開ける等、乱暴な手口を使う場合があります。外出時には注意し、特に長時間の不在を悟られないようしましょう。

    (2)配達員を装った強盗に、ドアを開けたところを凶器で襲われ、押し入られる。
    《コメント》

    訪問者に対して、不用意にドアや門を開けないようにしましょう。ドア・スコープやチェーンロック等を備え、ドアを開けなくとも、相手と外の様子が確認できるようにしておくことが必要です。

    (3)家庭で仕事している女中が、家の中の金品を持ち去って姿をくらましたり、強盗や空き巣の手引きをするケースがある。
    《コメント》

    掃除婦や洗濯等の補助として使用人を利用する場合、この採用に当たっては、十分検討する必要があります。可能であるなら、信頼のおける人の紹介を得た身元の確かな者が望ましいでしょう。

    この種の職業は、教育を受ける機会に恵まれない人が就いていることが多く、たとえ本人に盗癖や強盗仲間との関係はなくても、ふとしたことで盗みを働くことも多く、出来心を起こさせないように現金や貴重品の管理には気を配りましょう。また、慣れてくるといろいろな意味でつけ込まれます。日本人は、使用人を雇うのに不慣れなため、つい優しく対応しがちですが、採用後も十分な監督と教育が必要です。来訪者との応対や戸締まり等一般的な注意事項は、十分教育しましょう。

    現地に精通している使用人は、信頼関係を築けば、家庭の安全確保の大切な一員として、大いに役立ってくれるものです。一方不信を感じることがあれば、被害に遭う前に早期に解雇に踏み切るべきでしょう。解雇に当たっては逆恨みを買わないよう、十分な配慮、手当等を考えることも大切です。

  8. 最後に

    ブラジルでは「自分の身は自分で守る」ことが第一です。基本的な安全責任はブラジル側当局にありますが、万一の場合は在レシフェ出張駐在官事務所が可能な限り支援致しますのでお気軽にご相談ください。

    (主な緊急連絡先)

    1. 在レシフェ出張駐在官事務所
      • TEL:3207-0190
      • 休館日及び夜間用緊急電話 9673-0376
      • Rua Padre Carapuceiro733, 14andar Edf.EMPRESARIAL CENTERⅠ
      • Boa Viagem, 51020-280 Recife PE
    2. 空港公団:レシフェ(INFRAERO)
      • TEL:3322-4188
    3. ツーリストポリス(DELEGACIA DA TURISTA)
      • TEL:3322-4088 3322-4867
    4. エスペランサ病院(HOPE ESPERANCA)
      • TEL:3302-2020
      • Rua Antonio de Freitas,265 Ilha do Leite Recife PE
    5. ポルトガル病院(HOSPITAL PORTUGUES)
      • TEL:3416-1122
      • Av.Agamenon Magalhaes,S/N Ilha do Leite Recife PE
    6. サンタ・ジョアナ病院(SANTA JOANA)
      • TEL:3216-6666
      • Av.Joaquim Nabuco,200 Gracas Recife PE
(在留邦人用緊急事態対処マニュアル)

在留邦人の皆様へ

内乱、クーデター、暴動に備えた日本人心得

在レシフェ出張駐在官事務所

 内乱、クーデター、暴動等(以下「内乱等」という)の緊急事態発生の際には、当事務所としても全力でその対応にあたりますが、そのような状況下では、各自が責任を持って事故の安全対策に万全を期するよう努力することが必要です。そこで当事務所では、そのような時に在留邦人の方に的確、迅速に対応できるよう以下の通り平素の心構えと必要な準備、緊急時の行動について必要な諸点をまとめてみました。在留邦人の皆様は本マニュアルを参考に、緊急時には落ち着いて対処できるよう心がけてください。

1.平素の心構え・準備
(1) 連絡体制の整備
(イ) 在留邦人の方は在留届の提出を励行してください。また、記載事項に変更が生じた場合及び帰国の際にもその旨連絡ください。
(ロ) 緊急事態はいつ起きるかわかりません。緊急事態に備え、家族間、企業内での緊急連絡方法につき予め決めておいてください。
(ハ) 緊急事態発生の際には、当事務所より情報を提供するとともに必要な指示を行いますが、電話回線等が使用できなくなる場合には、NHK海外放送より必要な連絡を行うことがありますので、ラジオを備えておいてください。

(2) 一時退避場所及び緊急時避難先
(イ) 一時避難場所の検討
 内乱等による戦闘、騒乱に巻き込まれる可能性があるときは、常に周囲の状況に注意を払い、情報を収集し危険な場所に近づかないように心がけてください。巻き込まれそうになった場合のとりあえず避難場所について、常日頃から頭に入れておくことが重要であり、自分がどこにいるか、自分がどのような事態に巻き込まれそうか等幾つかのケースを予め想定して各自の一時避難場所を検討しておいてください。
(ロ) 緊急時避難先
 緊急事態発生時の状況に応じて、当事務所より緊急時避難先への集結を指示することがあります。当事務所が指定する緊急時避難先は以下の通りですので、同退避先の位置を確認し、そこに至るルートにつき幾つかのケースを想定して検討しておいてください。
 ・当事務所
  住所:Rua Pe. Carapuceiro,733/14andar-Boa Viagem Ed.Empresarial Center I
  電話:81-3207-0190
 ・休館日及び夜間帯用緊急電話:81-9673-0376

(3) 緊急事態における携行品等、非常物資の準備
(イ) 旅券、現金、貴金属等最低限必要なものは、直ちに持ち出せるよう予めまとめて保管しておいてください。
(ロ) 緊急時には一定期間自宅での待機を指示することもありますので、非常用食料、医薬品、燃料等を最低限10日分準備しておいてください。
(ハ) 準備しておくべきチェックリストは別紙の通りです。
2.緊急時の行動
(1) 心構え
 緊急事態の発生、又は発生する恐れのある場合に、当事務所は邦人保護に万全を期するため、所用の情報収集、情勢判断及び対策の策定等を行い随時通報致します。平静を保ち、流言飛語に惑わされたり、群集心理に惑わされることのないよう注意してください。

(2) 情勢の把握
 当事務所からの連絡は、電話利用の可能な場合と不可能な場合に分けて随時通報致しますので、FM放送等の受信が常に受けられるようにしてください。

(3) 当事務所への通報等
(イ) 現場の状況のうち通報する必要があると認めたものは、随時、当事務所に直接又は日本人会等を通じて通報してください。その他の在留邦人の方への貴重な情報となります。
(ロ) 自分や自分の家族または他の邦人の生命・身体・財産に危害が及ぶか、または及ぶ恐れがあるときは、迅速且つ具体的にその状況を当事務所に報告してください。
(ハ) 緊急事態発生の際には、お互い助け合って対応に当たることも必要になります。そのため、当事務所より在留邦人の方々にも助力をお願いすることもありますのでよろしくご協力ください。

(4) 国外への退避
(イ) 事態が悪化し各自又は派遣先の会社等の判断により、あるいは当事務所の指示により自発的に帰国、第三国へ避難する場合、その旨を当事務所へ通報してください。
(ロ) 「退避を勧告します」が発出された場合には、一般商業便が運航している間に、それを利用して可能な限り早急に国外へ退避してください。なお、一般商業便の運航が停止した場合、あるいは座席の確保が著しく困難となった場合等にはチャーター便や、状況によっては陸路を利用して退避することが必要となってくることもあり得ますので、当事務所の指示に従うようにしてください。
(ハ) 事態が切迫し当事務所より退避又は退避のための集結を指示された場合には、上記 1.(2)(ロ)で指定した緊急時避難先に集結してください。その際、しばらくの間同退避先で待機する必要がある場合も想定されますので、可能であれば上記 1.(3)の非常用物資を持参するようお願いします。また、緊急時には自分及び家族の生命、身体の安全を第一に考え、その他の携行荷物は必要最小限にするようお願いします。

 

(別添)
緊急時に備えてのチェックリスト

(1) 旅券等
 旅券については常時6ヶ月以上の残存有効期間があることを確認しておいてください。旅券の最終ページの「所持人記載欄」は漏れなく記載しておいてください。下段に血液型(Blood Type)「何型」と記入しておいてください。なお、当国における外国人登録証明書等はいつでも持ち出せる状態にしておいてください。

(2) 現金、貴金属、貯金通帳、クレジットカード等
 これらのものは旅券同様にすぐ持ち出せるよう保管しておいてください。現金は家族全員が10日間生活できる程度の外貨及び現地通貨を最低予め用意しておく事をおすすめします。なお、出国する場合の出国税及び空港使用税の用意も必要です。

(3) 自動車の整備等
(イ) 自動車をお持ちの方は常時整備しておくよう心がけてください。
(ロ) 燃料は十分入れておくようにしてください。
(ハ) 車内には常時、懐中電灯、地図、ティッシュ等を備え置きください。

(4) 携行品の準備
 避難場所への移動を必要とする事態に備え、上記(1)~(3)に加え次の携行品を備えておいて、すぐに持ち出せるようにしておいてください。
(イ) 衣類・着替え(長袖、長ズボンが賢明)
(ロ) 履物(靴底の厚い頑丈なもの)
(ハ) 洗面用具(タオル、歯磨きセット、石鹸等)
(ニ) 非常用食料等
 しばらく自宅で待機する場合も想定して、米や調味料、水、缶詰等家族全員で10日間程度生活できる量を準備しておいてください。自宅から他の場所へ避難する際には、それらを可能な限り携行するようにしてください。
(ホ) 医薬品等
 家族用常備薬の他、常用薬、外傷薬、消毒用石鹸、包帯等
(ヘ) その他
 懐中電灯、予備のバッテリー、ライター、マッチ、ナイフ、缶切り、栓抜き、紙製の食器、割り箸、固形燃料、簡単な炊事用具、可能であればヘルメット、防災頭巾

 

ページの先頭へ戻る

<< 安全の手引き INDEX