在留邦人向け安全の手引き 在オマーン日本国大使館

在外公館がまとめた安全の手引きです。海外の在留邦人が、事件や事故に巻き込まれないために留意すべき事項の他、(必要に応じて)戦争、暴動等の緊急事態への備えと緊急時の対処方法が記載されています。


安全の手引き

平成24年1月
在オマーン日本国大使館

はじめに

この手引きは,当地に在留する皆様の防犯及び交通事故対策,並びに緊急事態の備えとして,「事件事故の被害者とならないために」及び「緊急事態時の手引き」の2部構成でまとめたものです。緊急事態とは,在留邦人の生命,身体,財産に対して脅威を及ぼすおそれがあると認められる戦争,内乱,クーデター,暴動,騒擾,テロ,ゲリラ,大規模事故,自然災害等を想定しています。

日本国内とは事情の異なる海外での生活は,日頃からの備えが大変重要です。これから当地で生活される皆様が本手引きをご参考に,落ち着いて対処ができる一助となれば幸いです。

目次

事件事故の被害者とならないために

I 防犯の基本的な心構え

II 最近の治安情勢

III 防犯のための注意事項

  1. 住居選択と防犯対策
  2. 外出時の防犯対策
  3. 交通事情と事故対策
  4. 誘拐対策
  5. とっさの一言
緊急事態時の手引き

I 日頃からの準備

  1. 在留届の提出と更新
  2. 連絡体制の整備
  3. 弊館からの連絡手段
  4. 緊急事態における携行品等,非常用物資の準備

II 緊急時の行動

  1. 心構え
  2. 弊館への通報
  3. 緊急避難先
  4. 国外への退避

III 爆弾テロに対する心構え

  1. 爆弾テロに巻き込まれないために
  2. 爆弾テロに巻き込まれたら

IV 水害に対する心構え

  1. 水害に関する主な留意事項
  2. 豪雨時注意箇所(当館把握分)

別紙: 主要緊急連絡先,主要な病院,主要旅行会社,主要航空会社,主要ホテル,その他連絡先

事件事故の被害者とならないために

I 防犯の基本的な心構え
1 自分と家族の安全は自分達全員で守る意識の高揚

治安の善し悪しに拘わらず,日頃から自分と家族の安全は自分達全員で守るとの強い心構えが大切です。また,生活環境や習慣の大きく異なる海外での生活は長期間にわたる緊張を余儀なくされる場合もあり,精神面及び肉体面の自己管理が重要です。

2 安全のための三原則

海外では,「目立たない」,「行動を予知されない」,「用心を怠らない」の三原則を守って生活することが大事です。日本での行動形態や生活様式をそのまま海外に持ち込むと,本人が意識していなくても目立ってしまい,自らを危険にさらしてしまう場合もあります。

3 予防と最新の情報の入手

予防が最善の危機管理です。居住地周辺の変化に注意を払い対策を施す他,現地人及び隣人,在留邦人,現地報道,衛星テレビ,インターネット等からローカル情報の入手に努めることが大切です。

そのために,平素より現地人コミュニティーや在留邦人等と付き合い良好な関係を築くよう努め,様々な個人や組織とネットワーク作りを心がけることが必要です。

4 危機管理意識の風化を防ぐ

当地での生活が軌道に乗った後,時間の経過とともに発生する慣れを排除することが非常に大切です。

5 悲観的に準備し,楽観的に行動する

最悪の事態を想定して万全の準備を講じる一方で,注意しながらも楽観的に日常生活を送ることが大切です。

II 最近の治安情勢

当地の治安状況は近隣の中東諸国に比べ良好と言われているものの,容易に金銭を得る手段として犯罪に手を染め,強盗並びに侵入盗,自動車盗,車上狙い等を行う者が多く見受けられます。また,偽造キャッシュカードを使用した現金詐取,オンラインバンキングに関する詐欺にも十分注意が必要です。

犯罪発生場所は,従来比較的治安が良いとされてきた高級住宅街でも侵入盗事件が多発しています。自動車盗及び車上狙いは,市中の駐車場やガソリンスタンドで,短時間,車を離れた隙に狙われる傾向にあります。

また,夜間,大規模ショッピングセンター並びに酒類を提供しているホテル,飲食店及びその周辺,海岸線沿いの公園には素行不良者がたむろしていることもあり,トラブルに巻き込まれる可能性が高く,過去に恐喝等の被害が報告されているため,特に夜間の立ち寄りは避けた方が良いとされています。

商業地区であるルイ及びマトラ,グブラ地区は,外国人労働者や低所得者層が居住している他,ワディ・カビール地区は薬物中毒者が多く徘徊し,凶悪犯罪が頻発しているため,一人歩きは危険とされています。

なお,日本人や欧米人等,特定の国民を対象とした特異な犯罪発生傾向は認められません。

III 防犯のための注意事項
1 住居選択と防犯対策
(1)周辺環境
  • 低所得者風の者がたむろしていないか。
  • 監視されやすい環境にないか。
  • 通勤や通学に際し問題のある地域を通過しないか。
  • 近隣の警察署や医療機関はどこか。
  • 降雨時の水はけが悪くないか。(当地は排水施設が十分整備されていない所が多く,少雨でも冠水する地域及び家屋が少なくありません。)
(2)住居外周及び敷地内
  • 建物内部に第三者が勝手に出入りできない構造か。
  • 住居が袋小路に所在している他,出入口及び窓が植物や外壁等の陰になっているため,通行人及び近隣者の目が届かない構造になっていないか。
  • 建物周辺に照明設備が整っているか。または 夜間帯,真っ暗な箇所がないか。
  • 周辺に照明設備(常夜灯)があるか。 駐車場の出入管理,照明設備,夜間の管理はどうか。管理人や守衛によって管理されているか。ただし,守衛を完全に信用してはいけない。
  • 夜間の出入口管理は万全か。
  • 外塀が高く堅牢であるか。
  • 庭の植え込みや樹木は隠れ蓑になるので,日頃からよく整備を心がける。
(3)建物
  • 侵入者用及び火災用警報装置(非常ベル),非常階段はあるか。 扉及びその枠は頑丈か。
  • 2つ以上の錠前,しっかりした防犯チェーンがついているか(前任者の住居を引き継ぐ場合,鍵を交換した方が良い)。
  • 覗き穴,インターホン等,訪問者を確認する手段があるか。
  • 玄関ドア以外の扉の強度,施錠はしっかりしているか。
  • 窓及び窓枠は丈夫な構造か。
  • 庭の植え込みは整備されているか。住居侵入に使用可能な梯子等が放置されていないか。
  • 電気や住居内の排水施設が故障した場合の体制が整備されているか。
(4)家庭での防犯対策
  • 平素より家族と安全対策について話し合い,住居に異常があった際の行動を理解させておく。特に子供に対しては来訪者に対する警戒及び電話応対時の注意,親がいない際の注意事項を教えておく。
  • 入口を常に施錠する。
  • 貴重品,現金等は鍵のかかるところに保管する。
  • 使用人を雇う場合,玄関の扉を常に施錠することや来訪者は必ず覗き窓で確認すること,来訪者があった場合は主人の指示を仰がせる等教育する。
  • 使用人の友人・知人を家に連れてこさせない。
  • 休暇時は新聞をキャンセルする。
  • 電話をとる際,こちらから名乗らない。また,間違い電話に対して,こちらから番号を教えない。
  • 「緊急連絡先リスト」や懐中電灯,医薬品等を常備しておく。
2 外出時の防犯対策
(1)スリ及び置き引き
ホテル及びそのプールサイド並びにレストラン,空港等,人が多く集まる場所で被害が報告されています。
【対策】
  • 多額の現金,貴重品は持ち歩かない。
  • 簡単に窃取される箇所に財布を入れない。
  • 鞄及びウエストポーチ等は体から離さず,自分の前に抱えて持つ。これらの所持は,貴重品の所在を教えていることだからです。
  • お金を支払う時には,財布の中を他人に見られないようにする。
(2)強盗対策
犯罪統計中大半を占め,夕方,海岸沿いを散歩中の路上強盗や,夜間,家屋に忍び込み,家人に発見され事後強盗に遭った被害も報告されています。
【対策】
  • 早朝,夜間の一人歩きは避ける。
  • 目的地まではできる限り車両を使用する。
  • 常時,すべての扉や窓の施錠を忘れない。訪問者があっても,すぐに扉を開けず,のぞき窓やインターホンで訪問者の身元を確認し,扉を開ける時にも,安全チェーンをかけたまま細めに開け用心を怠らない。
  • 不幸にして被害に遭遇した場合は,できるだけ相手の顔を直視せず,両手を挙げる等,抵抗する意思がないことを相手に理解させる他,金品を求められた場合,自ら差し出さずに,そのありかを口頭あるいは指で示すようにします。
(3)キャッシュカード関連犯罪
遠隔操作のカメラ等で暗証番号を読み取り偽造キャッシュカードを作成し,事後現金を窃取する犯罪が報告されています。
【対策】
  • ATMのタッチキー操作をもう一方の手で隠す。
  • 暗証番号を頻繁に変更する。
  • 預金引き下ろしに不自然な点はないか,日頃から預金残高に注意を払い,不自然な点が確認された場合は,直ちにキャッシュカードの失効処理を銀行に申請する。
  • 現在は当国の法律で規制され少なくなりましたが,イスラムの喜捨の精神を悪用し,一見小奇麗な身形をしている者がATM周辺で待ち構え,お金を請う者場合があります。
(4)車上狙いの防止
近年発生件数が顕著で,現金及び携帯電話,電子機器が盗難に遭っています。
【対策】
  • 車内に貴重品を残さない。
  • 短時間であってもドアは全てロックする。
  • 異常時にサイレンが鳴る警報装置を取り付ける。
  • 駐車の際は,警備員や防犯カメラにより監視されている駐車場を利用する。
  • パターン化された行動は,狙われる可能性が高まる。通勤には安全なルートを2本以上確保する。
(5)性犯罪
強姦被害も散見される他,当地を観光目的で訪問していた邦人女性が当国人に言葉巧みに車両内に誘導され,山岳地帯に連れ去られる事案が発生しています。夜間の乗り合いタクシーでは,若い男性が他の男性に性的関係を求められることもあります。
【対策】
  • 当国は他イスラム国に比べ,比較的西洋文化に寛容でありますが,当国男性にとっても女性とは,公共の場では民族衣装(アバヤ)を纏っているのが基本であり,マナーとして,大胆に素肌を出さず,体の線がはっきりした服装を着ないよう注意を払い,また,不必要な誤解を与えないことが必要です。
  • 夜間の一人歩き,路地等,込み入った場所は避ける。
  • エレベーターを利用する際は,見知らぬ男性と2人だけの同乗は避ける。
(6)その他一般的注意事項
ア ホテル使用時
  • 旅券や携行しない金品等は,最低でもフロントの貴重品預かりや部屋のセーフティボックスに保管する。しかし,必ずしもこれらも100%安全ではありません。
  • チェックイン後,再度パスポートの提示を求められた場合は,ドアを開けて応対せず,通常そのようなことは行われないため,フロントに直ちに確認する。
  • 在室中は防犯チェーンを必ず掛け,ノックされても不用意にドアを開けない。
イ 警察官に職務質問を受けた場合
  • 警察官身分証明書の提示を求め,警察署にて話す等の要求に安易に応じない。
3 交通事情と事故対策
(1)交通事故発生状況
2012年1月1日,2011年の交通事故死者数は1,051人に達し,昨年比20%増であるとの政府発表がありました。当国政府は交通死亡事故撲滅のため様々な対策を施しているものの年々右死者数は増加傾向にあり,引き続き当地での運転には十分な注意を要します。なお,当国における人口10万人あたりの交通死亡者数(死亡率)は日本の約10倍にのぼります。
(2)交通環境
都市部の道路や主要幹線道路には街灯が設置され保守・管理も行き届いていますが,夜間の長距離の運転は,街灯設備の未設置,道路を横断する歩行者や家畜,速度超過の車両が多いなどの理由により危険を伴います。運転マナーは日本に比べ悪く,車間距離は短く,割り込みや方向指示器を出さないことが頻繁です。
(3)道路交通関連法令
当地の交通法規は本邦のものとそれ程異なりませんが,車線内で停止することは禁止されています。また,交通死亡事故に歯止めをかけるため,速度超過及び信号無視,飲酒運転,シートベルト未着装,携帯電話をかけながらの運転等,交通違反の摘発に力を入れています。場合によっては,高額の罰金刑に加え,身柄を拘束されることもある他,警察官に対する反抗的な態度は公務執行妨害と見なされ,厳しい刑罰を科せられることもあります。取締りを受けた場合,努めて冷静に対応し,警察官の指示に従うと共に,できればアラビア語を話す身元引受人や現地職員の応援を求めるのが適当です。
(4)交通事情に慣れる
  • ラウンドアバウト及び高速道路の合流・分岐時は特に注意する。
  • 夜間,バンプ(車両の走行速度減速のため道路上に設置された突起)は見落としがちであるため注意する。
  • 道路の工事等で,3又は4車線の道路で,いきなり車線を絞っている道路に注意する。
  • 地方の片側一車線の道路では,高速で無理な追越しをする車両に注意する。
  • 夏期,高速道路の走行時には,パンクが多発するので,予備タイヤ及び水等を準備する。
(5)事故の当事者となった場合
警察の実況見分後,事故証明を取得し,保険会社に連絡します。原則,車は動かさず現場を保存します。ただし,①双方の被害程度が軽微,②人身への被害がない,③双方で事故原因に関し紛議がない,④当該事故により,第三者又は公共の建造物等への被害がない,⑤双方とも飲酒していない等の軽微な物損事故の場合は,事故現場より速やかに車を移動させ,警察官の臨場なしに修理について話し合い,双方が規定の報告書を作成し,両当事者が車両とともに保険会社へ向かい簡易な手続を行うことができます。
また,相手の連絡先の確保を忘れず,万が一に備え,事故直後の状況をカメラで撮影し,可能であれば事故の目撃者を確保しておくことも大切です。さらに,安易に示談に応じないことも重要です。なお,上記の軽微な事故であるにもかかわらず,速やかに車両を移動させず,交通渋滞を惹起させた場合,事故に過失があったことが明らかであったにもかかわらず,殊更に警察を臨場させた場合等は,罰金が科される場合があるので注意を要します。
4 誘拐対策

当国の誘拐事件は,既知の間柄による営利目的又は怨恨によるもので,邦人が被害者となった誘拐事件は発生していません。テロ・誘拐の危険は,国・地域によって,また,時期によって大きな差がありますが,危険度が高まった場合は,日頃から狙われにくくする努力が肝心です。

誘拐犯は一般に誘拐対象者の下調べを長期間行うため,何らかの兆候があります。小さなお子様のいる家庭では,身代金目的の誘拐だけでなく,性的ないたずらが目的の誘拐が行われることがあります。

一般的注意事項

  • 自宅,勤務先を出るときに周囲の状況を確認する。
  • 通勤経路はたびたび変更する。
  • 乗車後は確実にドアロックする。
  • 人通りの多い場所などでは子供の手をつなぎ,親の目の離れた場所で単独行動をさせない。
  • 知らない人について行かないことを言い聞かせる。
  • 助けを呼ぶ場合の最低限の表現を教えておく。

ご自身やご家族または他の邦人の生命,身体,財産に危害が及んだ場合,あるいは及ぶ恐れがある事態に至った場合には,恐れ入りますがその状況を弊館までご連絡下さい。

5 とっさの一言

犯罪被害を受けた際の警察への緊急通報等では,簡潔に話しましょう。なお当国においては警官がアラビア語しかしゃべれないことが多いので,アラビア語も最低限覚えましょう。

  • 「泥棒」=ハラーミィ
  • 「殺人」=カトゥル
  • 「強盗」=サリカ
  • 「スリ」=シャハッド
  • 「交通事故」=ハーディス
  • 「救急車」=イスアーフ
  • 「警察」=シュルタ
  • 「パトカー」=ドーリーヤ又はサイヤーラ シュルタ
  • 警察を呼んでくれ=イッタスィル ビッシュルタ
  • 助けて=サーアドゥニ

緊急事態時の手引き

Ⅰ 日頃からの準備
1 在留届の提出と更新

在留邦人の方は在留届及び変更届,帰国届の提出を励行してください。これらの届けは弊館宛に郵送の他,FAX及びインターネットによる電子届出でも可能です。

2 連絡体制の整備

緊急事態は何時起こるとも限りませんので,予め家族間及び企業内での緊急連絡方法について考えてみることをお勧めします。お互いの所在を明確にすることが大切です。

3 弊館からの連絡手段
(1)固定電話,携帯電話を使用した緊急連絡網
弊館では,緊急事態発生時の安否確認及び退避のために,予め在留邦人を居住地ごとにグループ化し班長を指名した緊急連絡網を作成しています。弊館から連絡がある場合,原則,班長を通じて安否確認作業等が行われます。
(2)Eメール
弊館では,必要に応じて,治安等に在留邦人の皆様の安全に関わる情報を,「大使館からのお知らせ」として,Eメールで送信しています。
(3)大使館員による戸別所在地の確認
通信手段が全て遮断された場合,弊館館員がご自宅等に赴き,皆様の安否をご確認させていただきます。
(4)NHKテレビ放送
電話回線等が使用できなくなった場合,NHKテレビ放送を利用し必要な連絡を行うことがあります。
4 緊急事態における携行品等,非常用物資の準備
緊急事態における携行品等
品名 備考
旅券 常時6ヶ月以上の残存有効期間があることを確認。1年以下になった場合,弊館で切替発給手続が可能です。旅券の最終頁の所持人記載欄は漏れなく必要事項を記入して下さい。なお,下段に血液型を記入しておくことをお勧めします。
現金 US米ドル,オマーンリアル(家族全員がある程度の日数を生活できる程度)
貴金属,重要書類等最低限必要なもの 直ちに持ち出せるよう予めまとめて保管しておくと「いざ」という時に迅速に行動できます。
ガソリン 自動車は日頃から整備し,燃料は常時十分に入れておくように心がけてください。
懐中電灯,地図,シート,タオル類,ティシュ・ペーパー 車内に常備しておくことをお勧めします。
非常用食料,飲料水,医薬品,燃料等 緊急時には一定期間自宅で待機せざるを得ない場合もありますので,一週間分程度準備しておかれることをお勧めします。
衣類・着替え 行動しやすく,吸湿性,耐暑性に富むもの。長袖,長ズボンのような温度調整ができるもの。人目を惹く派手な色,形はさける方がよいでしょう。(冬季にはかさばらない防寒着も必要です。特に砂漠地帯では夜間は冷え込みます。)
履物 行動しやすい,靴底が厚い頑丈なもの。
洗面具:タオル,歯磨セット,石鹸等  
米,調味料,缶詰類,インスタント食品等保存食,粉ミルク,飲料水 移動先,移動期間,人数に合わせて種類と量を決める他,自宅待機にも備える必要があります。
医薬品,家庭用常備薬,常用薬,外傷用,消毒用石鹸,衛生綿,包帯,絆創膏等  
ラジオ 電話回線が不通となった場合,NHK国際放送(ラジオ・ジャパン)により必要な緊急連絡を行うことがあります。
携帯電話,予備バッテリー,ライター又はマッチ,蝋燭,ナイフ,固形燃料,簡単な炊事用具,紙製食器・割り箸,栓抜き,ヘルメット,缶切り等。  
スカーフ(女性) 当国では通常必要とされておりませんが,女性が髪を隠せるものを用意されることをお勧めします。
II 緊急時の行動
1 心構え

緊急事態が発生し,あるいは発生する恐れがある場合には,大使館は在留邦人の皆様の安全確保に万全を期すため,所要の情報収集,情勢判断及び対策の策定を行い,Eメール,緊急電話連絡等を通じ随時ご連絡いたします。平静を保ち,冷静な状況判断と行動に努め,流言飛語に惑わされたり,群集心理に踊らされる事のないようご注意ください。

2 弊館への通報

特異な情報については在留邦人間で共有いたしますので,安否及び状況等につき,随時弊館に直接あるいは緊急連絡網の班長を通じて,情報提供して頂くようご協力をお願いいたします。

また,事態が悪化し各自又は所属する会社等の判断により,あるいは大使館の勧告により,帰国又は第三国に退避する場合にも,その旨大使館にご一報下さい。大使館に事前連絡が困難な場合には,避難先に到着後,最寄りの公館又は日本国外務省にご連絡を下さい。(海外邦人安全課:03-3580-3311,オペレーションルーム:03-5501-8160)

3 緊急避難先

(1)緊急事態が発生した場合,自宅待機が原則です。慌てず,流言に惑わされず,状況を確認することが大切です。事態発生後数日で,混乱が収束される場合もあります。

(2)自宅周辺が危険な状況で,一刻も早く離れる必要がある場合は,ホテル並びに友人及び知人宅等,安全と思われる場所へ退避後,その旨を当館へ連絡下さい。

(3)弊館等へ避難をお願いすることがありますので,ご自宅等からの経路につき把握をお願いします。その際,しばらくの間,避難先,集結先で待機する場合も想定されますので,可能であれば携行品・非常用物資を持参下さるようお願い致します。

(4)サイクロン等で避難が必要な場合,当国政府は最寄りの学校を避難場所として提供しています。

4 国外への退避

(1)事態が悪化する前に,できるだけ定期商用便で退避することを強くお勧めしますが,万が一,定期商用便が運行を停止しチャーター便を手配する場合,弊館が情報提供の中心になりますので,常に大使館からの連絡が可能な状態を維持して下さい。

(2)状況によっては陸路でUAEへ脱出することもあり得ます。ソハールを経由しドバイ方向へ退避するルートは道路の夜間照明及び給油所,コンビニエンス・ストアーがところどころに見当たりますが,ニズワを経由するルートは,ニズワを過ぎてから片側一車線や夜間照明のない道路も多い他,給油所やコンビニエンス・ストアーがほとんどなく,あまり推奨されません。なお,緊急事態時には,国境が閉鎖される可能性もあります。

III 爆弾テロに対する心構え
1 爆弾テロに巻き込まれないために

弊館では,これまで当国における爆弾テロ事件を認知していません。しかし,必ずしも事前の予告があるわけではない他,直接のターゲットとなっていなくても巻き込まれる可能性もあり,日頃から,以下の諸点につき警戒を怠らないことが重要です。

(1)爆弾テロの発生状況や発生の可能性の有無について具体的な情報についての情報収集に心がけてください。

(2)爆弾テロの発生の可能性が高い場合には標的となる恐れのある施設(政府関係,軍事関係,空港,不特定多数の人が集まる場所等)には極力近づかず,やむを得ず立ち入る場合等は滞在時間を極力短くするように努めてください。

(3)不審な物体(時計のような音がする,電源らしきものと繋がっている)や人物には決して触れず,速やかに遠ざかってください。

(4)自爆テロでは犯人は爆発物を体に装着するため,不自然な厚着やぎこちない動きとなります。また,緊張から振る舞いが神経質で特異な印象を受けることがあります。

(5)最初の爆発を処理する警察や消防要員等を狙った別の爆発が発生する可能性もあるため,爆発現場には不用意に近づかないようにしてください。

2 爆弾テロに巻き込まれたら

(1)爆発は一度とは限りません。爆音を聞いたら,まずはその場に伏せてください。その後速やかに現場から離れてください。

(2)現場から離れる際,他の逃げる人に押し倒されないよう,十分注意する必要があります。

(3)瓦礫等の下敷きとなった場合には,救出までに時間が掛かることも予測されますので,体力の温存に努める必要があります。埃等の有害物質を吸い込まないようにハンカチ等で口を覆い,救助隊に居場所がわかるようにパイプ等を叩いてください。

(4)怪我の有無に拘わらず,大使館及び家族に連絡をしてください。

IV 水害に対する心構え

当地は,年間降雨量は少ないですが,道路,給排水施設等のインフラの脆弱性から,短時間の降雨でもワジ(涸れ川)の氾濫,道路の冠水による交通麻痺,長期にわたる断水,停電,家屋・道路等の浸水が起きやすい環境にあります。

1 水害に関する主な留意事項

(1)特にサイクロンの接近が予想される夏期(6月~8月)や雨が降りやすい時期(11月~3月)は気象状況に関する情報収集を励行する。

(2)水害に備え,平素から十分な食料,飲料水,生活用水等の確保に努める。

(3)豪雨時の危険箇所(冠水箇所,ワジ(涸れ川)周辺等)については平素より把握しておく。

(4)サイクロンの接近等により冠水,浸水等が予測される場合,早めに安全な場所に避難する。

(5)大雨時,暴風雨時における不要不急の外出,車の運転は極力避ける。

(6)暴風雨時,海岸線,増水したワジ(涸れ川)には絶対に近づかない。

(7)冠水時には徒歩や車による避難が危険な場合もあるので,最寄りの2階以上の建物等へ避難する。

(8)沿岸部居住者には,当地政府機関から避難勧告が発出される場合がありますので,その指示に従う。

(9)氾濫時に海岸線やワジ周辺の道路,橋を通行する場合,崩壊の危険性に注意する。

2 豪雨時注意箇所(当館把握分)

(1)通称ミニストリー通り(当国官庁街)(冠水,ワジあり)

(2)Al-Qkuwair R/A(アル・クエイル・ラウンドアバウト)南東側G.T.O前(冠水)

(3)Al-Qurum R/A(アル・クルム・ラウンドアバウト)周辺(冠水)

(4)スルタンセンター周辺(冠水,ワジあり)

(5)Al-Qurm R/A手前R.O.P本部付近(冠水,ワジあり)

(6)Wadi Aday R/A(ワディ・アダイ・ラウンドアバウト)周辺(冠水)

(7)Al-Hamriyah R/A(アル・ハムリヤ・ラウンドアバウト)(冠水)

(8)Al-Baladiyah(アル・バラディア)通り(通称ホンダロード)(冠水・ワジあり)

(9)Al-Qurum R/AからCrown Plaza Hotelの間(冠水)

(10)Beach Road(高潮被害,冠水)

(11)Al-Ghubrah R/A(アル・グブラ・ラウンドアバウト)(冠水)

(12)Al-Ghubrah R/AからSultan Qaboos Grand Mosqueの間(冠水)

(13)Sultan Qaboos Grand MosqueからGhala(ガーラ)一帯(冠水)

(14)マスカット国際空港から市内向け約1キロ付近(冠水)

(15)Rusayl R/A(ルセイル・ラウンドアバウト)からCity Centerの間(冠水)

(16)18 November通り沿い,ユニセフからオマーンオイルの間(冠水,ワジあり)

(17)18 November通り沿い,ユニセフからChedi Hotelの間(冠水)

(18)外交団地区,マトラスーク周辺(高潮被害)

主要緊急連絡先

警察(ROYAL OMAN POLICE,略称「ROP」)
警察の連絡先
名称 電話番号
本部(HEAD QUARTERS,QURM地区) 24560099(交通事故を含む)
緊急電話 9999(火災を含む)
在オマーン日本国大使館(休館日:木曜,金曜)
在オマーン日本国大使館の連絡先
名称 連絡先等
電話番号 24601028
FAX 24698720
開館時間 午前7時30分から午後0時00分
(領事窓口:午前8時から午後0時)
午後1時00分から午後4時15分
(領事窓口:午後1時から午後3時)
閉館時及び休館日の連絡先 99313521,99335265
所在地 Villa No.760, Way No.3011, Jami'at ad' Dual as Arabia Street, Shati Al Qurm
郵送先私書箱 P.O.Box 3511,Postal Code 112 Ruwi, Muscat, Sultanate of Oman
大使館ホームページ http://www.oman.emb-japan.go.jp別ウインドウが開きます
大使公邸 Villa No.46, Al Muntaza Street, Shati al Qurm
電話24601203
日本国外務省
日本国外務省の連絡先
名称 連絡先等
代表番号 00-81-3-3580-3311
海外邦人安全課 00-81-3-5501-8160(直通)
00-81-3-5501-8156(FAX)
外務省ホームページ http://www.mofa.go.jp/別ウインドウが開きます
外務省海外安全ホームページ http://www.anzen.mofa.go.jp/
主要な病院

(以下国立病院は,緊急医療窓口を除き,外国人の外来は受け付けません)

主要な病院の連絡先
名称 電話番号
MUSCAT PRIVATE HOSPITAL(私立)
http://muscatprivatehospital.com別ウインドウが開きます
(代表)24583600,24583791
(緊急)24583790
KIMS OMAN HOSPITAL(私立)
http://kimsoman.com別ウインドウが開きます
(代表)24788803
(緊急)24760123,24791747
ROYAL HOSPITAL(国立)
http://www.royalhospital.med.om別ウインドウが開きます
(代表)24599000
KHOULA HOSPITAL(国立) (代表)24560455
SULTAN QABOOS UNIVERSITY HOSPITAL(国立)
http://www.squ.edu.om/squh/別ウインドウが開きます
(代表)24415747,24147777
24413009(FAX)
主要旅行会社
主要旅行会社の連絡先
旅行会社 電話 FAX ホームページ
MARK TOURS 24782727   http://www.marktoursoman.com別ウインドウが開きます
BAHWAN TRAVEL AGENCIES 24706209 24788753 http://www.bahwantravels.com別ウインドウが開きます
NATIONAL TRAVEL & TOURISM 24660300 24566125 http://www.nttomantravel.com別ウインドウが開きます
BUSINESS TRAVEL SERVICES 24566641 24566631 http://www.btsom.com別ウインドウが開きます
主要航空会社
主要航空会社の連絡先
航空会社 電話 FAX ホームページ
OAMC FLIGHT INFORMATION 24519223   http://www.omanairports.com別ウインドウが開きます
OMAN AIR 24519416   http://www.omanair.com/wy/index.htm別ウインドウが開きます
EMIRATES 24510060 24786700 http://www.emirates.com別ウインドウが開きます
QATAR AIRWAYS 24162800 24789454 http://www.qatarairways.com別ウインドウが開きます
GULF AIR 24482777   http://www.gulfair.com別ウインドウが開きます
THAI AIRWAYS 24705934 24791376 http://www.thaiairways.com別ウインドウが開きます
CHATHAY PACIFIC 24789818 24789836 http://www.cathaypacific.com別ウインドウが開きます
BRITISH AIRWAYS 24568777 24571380 http://www.britishairways.com別ウインドウが開きます
ETIHAD AIRWAYS 80076423 24823556 http://www.etihadairways.com別ウインドウが開きます
KLM-ROYAL DUTCH AIRLINES 24566737 24566838 http://www.lkm.com別ウインドウが開きます
LUFTHANZA 24796692 24708987 http://www.lufthansa.com別ウインドウが開きます
AIR INDIA 24762100 24762122 http://Home.airindia.in別ウインドウが開きます
MALAYSIA AIRLINES 24560796 24566125 http://www.malaysiaairlines.com別ウインドウが開きます
主要ホテル
主要ホテルの連絡先
ホテル名 電話 FAX 格付け
GRAND HYATT MUSCAT 24641234 24605282 ★★★★★
INTERCONTINENTAL HOTEL MUSCAT 24680000 24600012 ★★★★★
AL BUSTAN PALACE MUSCAT 24799666 24799600 ★★★★★
THE CHEDI MUSCAT 24524400 24493485 ★★★★★
SHANGRI-LA'S BARR AL JISSAH RESORT AND SPA 24776666 24776677 ★★★★★
CROWNE PLAZA HOTEL MUSCAT 24660660 24660600 ★★★★
RADISSON BLU HOTEL MUSCAT 24487777 24487778 ★★★★
RAMADA MUSCAT 24603555 24694500 ★★★★
GOLDEN TULIP SEEB 24510300
24514444
24510055 ★★★★
AL FALAJI HOTEL 24702311 24795853 ★★★★
HOTEL HOLIDAY MUSCAT 24484151 24480986 ★★★★
PARK INN MUSCAT 24507888 24507799 ★★★★
CORAL HOTEL MUSCAT 24692121 24694404 ★★★
BEACH HOTEL 24603394 24697686 ★★★
IBIS MUSCAT HOTEL 24489890 34487970 ★★★
その他連絡先

電気及び水道 80070008

電気
MUTRAH 24714300
RUWI 24701821及び99012931

水道 1442

電話(OMANTEL

故障 1300

番号案内 1318

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