在留邦人向け安全の手引き 在マーシャル日本国大使館

在外公館がまとめた安全の手引きです。海外の在留邦人が、事件や事故に巻き込まれないために留意すべき事項の他、(必要に応じて)戦争、暴動等の緊急事態への備えと緊急時の対処方法が記載されています。


防犯の手引き

平成14年10月1日
在マーシャル日本国大使館

1.序言

この手引は、当国における一般犯罪を防止する事を目的として作成されています。

2.防犯の基本的な心構え

犯罪被害を100%防ぐことは難しいですが、自分の心がけ一つで予防することが出来ます。ここは日本ではなく、生活習慣も文化も違う外国であるということを自覚し、「そんな事はないだろう」「そんな事はしないだろう」といった自分に都合の良い考え方を改める事からはじめましょう。また、我々日本人はお金持ちであるとマーシャルの人々は考えていること、マーシャル人同士で互いにかばい合う傾向がある(知ってても知らない振りをする)ことを忘れないでください。

3.最近の当地犯罪発生状況

当国では以下の犯罪に注意してください。
(1)ホテルでの盗難
(2)民間アパートでの盗難
(3)いかがわしい場所でのトラブル

4.防犯のための具体的な注意事項

(1)住居(選択及び警備方法等)
住居を選ぶ際は、水や電気、内装等も大事ですが、周囲の環境にも注意しましょう。周囲に民家がない場合、夜間や不在時等に窓ガラスを割るなどして、住居不法侵入や室内を物色されるおそれがあります。また、周囲に民家がある場合でも、危険性はゼロではないので十分注意しましょう。具体的には窓や入口を強化したり、鍵を複数付ける事を検討した方が良いでしょう。また、子供達がいたずらで小石を投げたりすることもままあります。
(2)外出時
基本的に、明るい内の移動は危険が少ないですが、レストラン等で貴重品を置いたままうっかり席を立つ等の置き引きの被害には注意が必要です。
(3)生活上(近隣者・訪問者・使用人・家族・電話・郵便物・鍵・長期旅行等)
近隣者:普段から近くにどのような人が住んでいるのかを把握して置きましょう。
訪問者:扉を開ける前に、相手を確かめる習慣をつけましょう。なお、週末やハロウィーンの夜間に、子供達がお金やお菓子を無心する為にドアをノックする事があります。
使用人:貴重品(お金や貴金属等ポケットに入れられる物)は鍵のかかる場所に保管した方がよいでしょう。
家族:家族同伴の場合、居場所を分からせる為に外出等の際メモを残す等工夫すれば、いざと云うとき役に立ちます。
電話:子供や酔っぱらいの悪戯電話が時々あります。また、不審な電話はメモを残すようにしましょう。
郵便物:基本的に届くまで時間がかかります。また、経由地等での扱いが粗雑な為封筒や小包に補強を施す等工夫し、時間的に余裕をもって送付するようにしましょう。
鍵:当地で合い鍵を作ることが出来ます。
長期旅行:長期に住居を留守にする際は、信用のおける人にだけその事実を伝えるようにしましょう。不用心に多くの人に知らせると、泥棒に狙われやすくなります。

5.交通事情と事故対策

当地の道路は、幹線道路が1本と脇道が少しあるだけと簡単かつ単調な作りです。それゆえ、平日や週末の深夜、早朝は飲酒運転の車に十分注意しましょう。また、明るい内でも脇見運転をする車もあるので、歩行に際しても注意が必要です。
歩道がないため、歩行者が車道を歩く場合が多いので歩行者には注意が必要です。

6.テロ・誘拐対策(一般論)

当地でテロが発生した場合は、落ち着いて行動することが肝心です。大使館や当地警察の指示があるまで、自宅や職場で待機していましょう。また、いざという時の為に食料や飲料水を備蓄しておきましょう。
誘拐対策として、子供を1人にしない事や普段から派手な生活を送らない事を心がけましょう。

7.緊急連絡先(国外から連絡する場合:国番号692)

マジュロ

警察・消防
地方警察
救急・病院
625-8666
625-8999
625-4144

イバイ島

警察
地方警察
救急・病院
329-3222
329-3333
329-3513

日本国大使館
日本国大使館FAX
247-7463
247-7493

外務省(日本) 03-3580-3311

8.結語

安全は、普段からの心構えが大切です。普段から様々な情報収集に努め、細心の注意をもって生活をおくる事は、ご自身の快適な生活をあらゆる意味で支えてくれるでしょう。

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