在留邦人向け安全の手引き 在ホンジュラス日本国大使館

在外公館がまとめた安全の手引きです。海外の在留邦人が、事件や事故に巻き込まれないために留意すべき事項の他、(必要に応じて)戦争、暴動等の緊急事態への備えと緊急時の対処方法が記載されています。


注意:この資料は在留邦人の皆様の部内
参考用としてのみご利用願います。

安全の手引き


2011年4月
在ホンジュラス日本国大使館



目次


1.はじめに

ホンジュラスは、1990年頃までは中南米諸国の中でも比較的安全な国とされてきましたが、1998年に当地を襲ったハリケーン「ミッチ」の被害による影響で失業者、貧困層の人々が増加し、さらには麻薬取引等の組織犯罪の増加もあって治安情勢が悪化しています。最近では政治情勢や経済不況の影響もあり、誘拐事件の増加を含む治安の更なる悪化が見られ、邦人も強盗事件や窃盗事件などの被害に遭っています。
当大使館では、邦人の皆様の安全対策に役立てていただくため、この「安全の手引き」を改訂しました。本書をご一読され、より安全で快適な海外生活をお送り頂ければ幸いです。

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2.防犯の基本的な心構え

海外と日本とでは治安情勢が大きく異なります。日本のように安全な国は世界でもあまり例を見ません。この違いを認識することが防犯の第一歩です。これを踏まえ、以下の点を基本的な心構えとしてください。

  1. 「目立たないこと」
    派手な生活や、反感を買うような言動、他人が羨ましがるようなことは極力慎むように心掛けてください。また日本人は金持ちであるというイメージが定着していますので注意が必要です。
  2. 「行動のパターン化を避けること」
    通勤、買い物、外食、娯楽など行動がパターン化しないよう、時間や曜日、経路等を意識的に変える事が必要です。特に誘拐や車両強盗を予防する見地から、行動を予知されないようにしてください。
  3. 「犯罪を誘発する環境を作らないこと」
    買い物で支払いの際に財布の中身が見えたり、カメラや携帯電話、貴重品などを見えるように持ち歩いたりしないように注意してください。時計、ネックレス、イヤリング等も狙われやすいので、質素な服装で外出するようにしてください。
  4. 「常に用心を怠らないこと」
    常に用心を怠らず、「危険な場所には近寄らない」「夜間の外出は控える」「貴重品を持ち歩かない」など慎重な行動を心掛けてください。

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3.ホンジュラスにおける最近の犯罪発生状況

 ホンジュラスの治安は「大変危険」な域に達しています。2010年の凶悪犯罪の発生状況は以下のとおりです。未届け事件なども勘案すれば実態は統計よりもさらに悪いものと考えられます。
  • 殺人…………………6,236件(過去4年間で倍増)
  • 強盗・車両盗………2,022件(前年比677件増加)
  • 誘拐…………………69件(前年比42件減少するも見届け事案が多い)
  ホンジュラスではマラスなどの犯罪組織があり、AK-47などの強力な銃器も社会に蔓延しています。ほとんどの犯罪で銃器が使われていますので、犯罪者に目をつけられないようにすることが極めて大切です。
また、被害に遭って警察に通報しても警察官が現場へ到着するのは2~3時間経ってからというのが普通ですので日本とは事情が異なることを知っておいてください。
 

なお、最近邦人が被害に遭った例としては、次のようなものがあります。

  1. 偽りの訪問目的を言われて玄関を開けたところ拳銃強盗に早変わりした。
  2. 市街地でコンピュータを持ち歩いていたところ、拳銃で脅され奪われた。
  3. 駐車場に止めてあった車内に残してあった貴重品をガラスを割られて盗まれた。
  4. 職場付近を一人で歩いていたところ、拳銃で脅され金品を奪われた。
  5. 自宅を短時間留守にした間に、盗みに入られた。
  6. ショッピングセンター内の喫茶店で会話に気をとられていた隙にバッグを盗まれた。
  7. 近所の公園を散歩中、2人組の男に山刀で頭部等を切りつけられ、腕時計等を奪われた。
  8. 地方都市のATMにて現金を引き出そうとしたところカードが出てこなくなり、休日のため行員もいなかったことから後日同ATMにいったところ、機会が破壊されており、カードもなくなっていた。
  9. 車で外出中、目的地についたところ前方を見知らぬ車で塞がれ、降りてきた男らにライフル銃等を向けられた。

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4.防犯のための具体的留意事項

(1) 住居のセキュリティ

外見上の防護
  1. 車両の有無が外から判らないようにする。
  2. 短時間の外出には日中でもテレビやラジオの音量を高めにつけておく。
  3. 夜間の外出は外から目に付く部屋の電気をつけておく。
  4. 番犬を飼う。
  5. 高く頑丈な塀、塀の上の鉄条網、窓の鉄格子等物理的防護を固める。

扉の防犯
  1. 扉自体の強度を上げる。
  2. 扉は内開きにし、外側からの蝶番切断を防ぐ。
  3. 覗き穴かモニター付のインターフォンをつける。

窓の防犯
  1. 引き違い窓には、錠付クレセントや補助錠をつける。
  2. 面格子はストレートタイプよりも井桁型などのものが頑丈でよい。
  3. ガラス強化フィルムや飛散防止フィルムを貼る。
  4. 窓の下に足場となるようなものを置かない。
  5. 高層階でも施錠する。
  6. 緊急時(火災など)の脱出の為、1箇所程度は避難口として内側から鉄格子を取り外せる窓を設けておく。


駐車場の防犯
  1. リモコン等による車庫扉の自動開閉装置がついていること。もしくは警備員が24時間常駐し、扉の開閉をさせることができること。
  2. 部外者が容易に入れない構造であること。

警備員の雇用・その他について
  1. 一戸建ての場合は、警備員を雇う。
  2. 機械警備システムを導入する。機械警備は威嚇のみのローカルシステムではなく、24時間警備会社にオンライン接続されているものがよい。
  3. 信用できる警備会社を選ぶこと。警備員が泥棒の手引きをしたりすることが多々ある。

(2) 車両のセキュリティ

駐車について
  1. 盗難防止用の警報機を取りつける。
  2. 路上駐車は極力避ける。夜間、暗がりでの駐車は更に危険。
  3. バッグ、財布、コンピュータなどの金品を残さない。
  4. 暑い季節でも窓は全て閉める。

車両に常備するもの
  1. 懐中電灯
  2. スペアタイヤ(タイヤ交換に必要な工具、ジャッキ等)
  3. バッテリーチャージ用のケーブル

メンテナンスについて
  1. 常時、タンク半分以上のガソリンを維持する。
  2. オイル、ラジエター水、バッテリーなどの点検
  3. タイヤ(スペアを含む)の空気圧点検

駐車中の車に戻る場合

  1. 買い物や用事を終えて車に戻る際には周囲を見渡し、不審者などがいる場合には安易に近づかない。
  2. 車に近づく前に鍵を用意し、速やかにドアを開けて荷物を乗せる。すぐに自分も乗車しドアロックをかけ、速やかに車を出す。

その他の注意
  1. 走行中は必ずドアロックをする。
  2. 信号待ちや、その他一時停止の場合でも窓は閉めておく。
  3. 夜間や、人気のない場所で停車を求められても安易に応じない。

(3) 外出時の注意事項

(イ) スリ

バスの中や、メルカド(市場)など人の多い場所で発生することが多く、特にズボンの後ろポケットやリュックサックのポケットに入れたものなどが狙われます。

(ロ) 窃盗・ひったくり・置き引き

旅行者に対し「街を案内してやる」などと親しげに声をかけ、隙をついて持ち物を奪っていなくなる、という手口があります。また、足の速い少年によるひったくり、空港や混雑した場所での置き引き、宿泊先での従業員による窃盗も発生しています。

(ハ) 強盗

ホンジュラスの強盗は大抵の場合銃器を持っていますので、手を挙げて抵抗の意思がないことを相手にわからせることが重要です。
何も持っていないと腹いせの暴行を受けることがあるので、犯人が納得する程度の現金は必要。
犯人に金品を渡そうとして、カバンやポケットに急に手を入れるのは危険です。武器を取り出す行動と受け取られるおそれがあるからです。

(ニ) 車両強盗

当地では武装した複数犯による自動車盗が増えています。対象となり易いのは日本車で、特に4輪駆動車はよく狙われます。
  1. 車両強盗に遭遇した場合は、身の安全を第一に考え、むやみに抵抗しない。
  2. 不審な尾行車があるような場合には、警察署や大使館、もしくは武装警備員のいる建物に一時的に避難する。
  3. 行動をパターン化しない。
  4. 自宅の使用人や、警備員に自分のスケジュールを教えない。
(ホ) 殺人
  1. 酒を飲んで口論の末に殺人事件となることが多いので、酒を飲んでホンジュラス人と口論をしないこと。
  2. ホンジュラスの政策や政党等を批判することは聞いているホンジュラス人の反感を買う場合があるので注意すること。
  3. 殺人事件の原因には怨恨によるものも多く、ホンジュラス人から恨みを買わないように心掛ける。

(4) その他生活上での注意事項
  1. 近所の住人とは常日頃から良好な人間関係を築いておく。
  2. 自宅に訪問者があってもすぐには扉を開けず、覗き窓等から訪問者の身元を確認する。自分が呼んでいない人間であれば扉を閉めたまま応対した方が無難。警察、市役所など当局の人間を名乗っても偽りの場合があり、身分証も偽物であったりする。
  3. 使用人を雇うにあたっては、前任者から引き継ぐか、信用できる人間からの紹介が望ましい。
  4. 使用人には来訪者や電話への対応要領を教えておく。特に家人の情報やスケジュールは秘匿するように教え、使用人にも極力情報を教えない。
  5. 子供の通学路の安全をチェックする。誘拐事件が増えているため、両親が車で送迎するか、スクールバスの場合は家の前、または間近で乗降出来るように交渉し、バス乗り場までの送迎も極力両親が行う。

注意事項

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5.交通事情と事故対策

(1) 交通事情

ホンジュラスでは安全な公共交通手段が整っておらず、自家用車の必要性が高いです。しかし、道路事情は悪く、ドライバーのマナーや安全意識も低いことに留意する必要があります。
道路は至る所に穴があいており、マンホールの蓋がなかったり、大きな木片や、釘の出た廃材などが落ちていたりします。また路肩が崩れているところも多いので、慎重に運転することが大切です。特に夜間は視界が悪く、無灯火の車も走っています。

(2) 事故対策

ホンジュラスの道路交通法では、事故を起こした者はその場で車両を止めて負傷者を救護しなくてはならない、と規定されており、また事故の際には交通警察に届を出さないと自動車保険は適用されません。したがって現場から交通警察の臨場を要請し、負傷者がいる場合は救護の措置を取る必要があります。
現場では相手がどんなに悪くても絶対に口論しないようにすることが大切です。相手が挑発してきても淡々と警察官の到着を待ち、更に警察に届けを出しておけば後の処理は保険会社が行いますので、当事者同士が話をする必要はありません。なお、警察が到着するまでに数時間を要することがあります。
車両に関する保険は、盗難保険を含めてあらゆる事故に対応するものに加入することが望ましいです。

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6.テロ・誘拐対策

 最近のホンジュラスでは誘拐事件が激増しており、統計上は昨年比で減少となりましたが、誘拐は被害者家族等が犯人からの報復を恐れて警察への届け出をせずに金銭で解決するケースが多いとされており、またテロについては09年後半には政変にからんだ爆弾事件も散発的ながら発生しました。
 これまでのところ日本人がこれら事件の被害に遭った事例はありませんが、これらへの対策を知って警戒を怠らないようにしてください。

(1) ホンジュラスでの身代金目的誘拐事件の傾向
(イ) 武装した複数の誘拐犯により、自宅や通勤・通学路の周辺で拉致される。
(ロ) 対象となるのは資産家の家族が多い。
(ハ) 身代金はかなりの高額を要求してくるが、妥結額はそれよりも低い。
(ニ) 警察により人質が解放されるのは認知件数の4割程度といわれるほか、警察に届けずに解決を図る事例が多いとされる。

(2) 事前対策
(イ) 犯人グループは確実なターゲットが見つかるまで様々な事前調査を行います。
事前調査の対象となった場合においても、こちら側が相当な警戒をしていることを犯人側に悟らせることができれば、ターゲットのリストから除外されます。

(ロ) 犯人が事前調査・準備をしている兆候に気付くことが大切です。例えば、
  • 自宅周辺の不審者や不審車両
  • 尾行車などの監視活動
  • 自宅や勤務先への不審電話(無言電話、在・不在を確認する電話、名乗らない電話等)がかかってくる。
  • 使用人の不審な様子
  • 飼っている犬などが殺される。
  こうした兆候があった場合には、躊躇せず出勤時間やルートの変更、自宅の警備強化などの措置を取ることが重要です。また、家族及び使用人にも何か日常と違う点があれば、すぐに連絡するよう徹底しておくことも大切です。


(3) 誘拐されてしまった時の対策

(イ) 生き残ることに集中し、冷静さを保つ。
(ロ) 車両が向かっている方向や、周りの騒音、臭気等を記憶する。
(ハ) 拘束される場所の環境に早く慣れる。
(ニ) 日数や時間の経過を記憶に留める。
(ホ) 常に犯行グループに対して協力的な態度を維持する。
(ヘ) 行動が制限されている場合でも極力体を動かし、いつでも動けるようにしている。
(ト) ストックホルムシンドロームに注意する。これは犯行グループと行動を共にすることによって、人質が犯行グループに親近感を感じ、感情移入してしまうことを指す。
(チ) 長期拘束の後に解放される事例も多いことから忍耐力を持つ。

(4) 誘拐が発生してしまったときの関係者の対処

(イ) 邦人が誘拐された可能性がある場合は、まず最初に大使館へ連絡してください。その際、ホンジュラス人の現地スタッフではなく、領事担当官またはその上司に直接伝えてください。
(ロ) 自宅の使用人や警備員にも、秘匿すること。(使用人等と犯行グループが手を組んでいる場合もあるからです。)
(ハ) 警察等へ通報する場合には大使館経由で行った方が情報管理の点で通常よりも安全です。
(ニ) もしマスコミ等に伝わりニュースで流れてしまうと、犯行グループとの交渉がより困難になるうえ、偽の犯人からの金銭要求がくることもあるので、情報の秘匿が大切です。
(ホ) 脅迫電話がかかってきても、決して感情的にならず、落ちついて冷静に物事の判断をしてください。

(5) 短時間誘拐
近年は、中南米を中心に誘拐の新形態としていわゆる「短時間誘拐」が多発しています。
短時間誘拐は、都市部のショッピングモール等多数人の集まる場所などで、特にクレジットカード等を所持している者を狙って拘束し、被害者と共に銀行等へ行き、多額の現金を引き出させて被害者を解放するという手口です。クレジットカードをなるべく見られないようにするとともに、周囲への警戒を怠らないようにしましょう。

(6) 爆弾テロ
ホンジュラスでは爆弾テロは一般的ではありませんが、公共の場所で不審物などを見かけた場合は自分で確認しようとせず、すぐにその場を離れて警備の者などに通報するようにしてください。また、付近で爆発があったときはすぐに身を伏せ、その後、爆発の状況を見に行ったりせずに遠くへ離れることが大切です。

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7.被害遭遇時の対応

  1. 強盗などに襲われたら抵抗せず、強盗の顔を直視しない事が重要です。そしてある程度の現金を入れた「ダミー財布」を所持しておき、それを渡すことも役立つときがあります。
  2. 賊に自宅に侵入された場合、直接対峙を極力避け、警報装置や携帯電話等で外部に助けを求めるようにします。賊と対峙してしまった場合でも相手の顔を直視したり、反抗的な態度を取らず、相手が求める金品を与えて早く撤退させるように努めます。

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8.緊急連絡先

在ホンジュラス日本国大使館
(月~金08:30~17:30)
2236-5511(代表)
夜間・休日の日本語緊急対応 9970-0558(携帯)
 
JICA事務所 2232-6727(代表)
犯罪捜査局(DNIC) 2225-5505(24時間)
2237-4799
警察(盗難など) 199 / 2238-8838
交通警察(事故など) 2230-2412、2230-2413
2232-6412、2230-0705
救急車(AMBULANCIA) 195 / 2237-7575
   2237-7474
消防車(BOMBERO) 198 / 2232-1183
Rescate medico Movil(会員制) 2239-9999(緊急)
2221-4444(緊急)
2280-5454(事務所)

※内乱やクーデター等の異常事態発生時に、電話等の通信手段が使用不能の場合、テグシガルパ市内においてはFMラジオの周波数『89.7MHZ』にて緊急放送を行います。

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9.緊急時のスペイン語

<緊急事態>
Socorro![ソコロ]
助けて!
Cuidado![クイダード]
危ない! 気をつけて!
Ladrón! [ラドロン]
泥棒!
Policía![ポリシーア]
警察! 警官!
Incendio![インセンディオ]
火事だ!
Llame a la policía.[ジャメ・ア・ラ・ポリシーア]
警察を呼んでください。
Avise a la Embajada del Japón, por favor.
[アビセ・ア・ラ・エンバハダ・デル・ハポン・ポルファボール]
日本大使館に連絡してください。
Me han robado la cartera en la calle.
[メ・アン・ロバード・ラ・カルテラ・エン・ラ・カジェ]
通りで財布を盗まれました。
Quisiera ir a la comisaria más cercana.
[キシエラ・イル・ア・ラ・コミサリア・マス・セルカーナ]
最寄の警察署へ行きたいのですが。
He tenido un accidente. [エ・テニド・ウン・アクシデンテ]
事故に遭いました。
Soy japonés / japonesa. [ソイ・ハポネス/ハポネサ]
私は日本人です。
Me duele el vientre. [メ・ドゥエレ・エル・ビエントレ]
私はお腹が痛い。
Busque un doctor. [ブスケ・ウン・ドクトル]
医者をお願いします。
Me he perdido. [メ・エ・ペルディド]
道に迷いました。

<電話に関して>
Soy~[ソイ・~]
私は~です。
Quiero hablar con ※Sr.~ por favor
[キエロ・アブラール・コン・セニョール~・ポルファボール]
~さんとお話したいのですが。
※女性であれば「セニョーラ(既婚者)」か「セニョリータ(未婚者)」
Le llamo más tarde. [レ・ジャーモ・マス・タルデ]
また後でおかけします。
¿A qué hora vuelve?[ア・ケ・オラ・ブエルベ?]
何時にお戻りですか?
Otra vez, por favor. [オトラべス・ポルファボール]
もう一度お願いします。
No le oigo bien. [ノ・レ・オイゴ・ビエン]
よく聞こえません。
Hable más despacio, por favor. [アブレ・マス・デスパシオ・ポルファボール]
もっとゆっくり話してください。
Querría pedirle que me llame. [ケリア・ペディールレ・ケ・メ・ジャメ]
私に電話するようにお伝えください。
Es Usted ~?[エス・ウステ~]
~さんですか?
¿Dónde está el teléfono?[ドンデ・エスタ・エル・テレフォノ]
電話はどこですか?
¿Puedo usar su teléfono?[プエド・ウサール・ス・テレフォノ]
電話をお借りできますか?

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10.おわりに

 起こり得る犯罪や不測の事態に対処するためには個々人の安全に対する意識が大切です。『自分の身は自分で守る』ということを念頭に置き、この「安全の手引き」を参考にご自身の安全管理を考え、実行してください。
この「安全の手引き」が、皆様のホンジュラス滞在中における安全のお役に立てば幸いです。

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別添1

緊急事態対処マニュアル
(内乱・クーデター・暴動等に備えた日本人心得)

平成23年4月1日現在
在ホンジュラス日本大使館

中南米の最貧国の一つであるホンジュラスでは、近年、ハリケーンや地震などの自然災害に加え、2006年6月の政変の際に見られたような緊急事態も起こっており、日頃から心構えや準備を怠らないことが大切です。
緊急事態発生の際には、在留邦人の方々の保護を第一に大使館としても全力でその対応に当たりますが、邦人の皆様も各自が責任をもって自己の安全対策に万全を期すように努力していただきたいと思います。そこで大使館では、在留邦人の方々が迅速、的確に対応できるよう以下のとおり平素の心構えと必要な準備、緊急時の行動についてまとめました。在留邦人の皆様は本マニュアルを参考に、緊急時に落ち着いて行動ができるよう心掛けください。

1.平素の心構え・準備
(1) 連絡体制の整備
(ア) 在留邦人の方は在留届の提出を御願いします。
在留届けに記載されています、住居、連絡先等に緊急時には連絡をさせていただく場合があります。
(イ) 在ホンジュラス日本人会では、緊急連絡網(日本人会会員名簿に添付)を作成し運用しています。この連絡網に誤りがある場合、引っ越し、転勤や電話番号等に変更があった場合には、すみやかに日本人会までご連絡ください。
また、緊急連絡網に基づく緊急の連絡は誰から来て誰に繋ぐのか等、平素から確認しておいてください。
(ウ) 緊急事態における家族間、企業内での緊急連絡方法につき話し合っておいてください。また、常日頃からお互いに所在を明確にするようにしてください。
(エ) 緊急事態発生の際には、加入式電話はもとより携帯電話やインターネットも不通となることがあります。その際には当大使館より日本人会連絡網等を通じて情報を提供するとともに、テグシガルパ市内は、FMの「89.7MHZ」の周波数で当大使館からの連絡等を放送します。また、NHK国際ラジオ(短波)で情報が流される時もあります。

(2) 一時避難場所及び緊急避難先
(ア) 一時避難場所の検討
内乱等による戦闘、騒乱に巻き込まれる可能性があるので、常に周囲の状況に注意を払い、情報を収集し危険な場所に近付かないように心がけてください。通常は取りあえず自宅に待機して報道などで情報収集することが勧められます。
(イ) 緊急時避難先
場合により当館から下記の緊急時避難先への集結を指示することがありますので、そこに至るルートにつき検討しておいてください。

在ホンジュラス日本国大使館 電話 2236-5511
(スーパーマーケット「コロニア(モラサン通り沿い)」駐車場の隣)
なお、電話については緊急事態発生時には不通になる可能性が高いことをご承知おきください。

(3) 緊急事態における携行品等、非常用物資の準備
(ア) 旅券、現金など最低限必要な物は、直ちに持ち出せるよう、まとめて保管しておいてください。
(イ) 緊急時には一定期間自宅での待機をお願いすることもありますので、普段から非常用食糧、医薬品、燃料等を最低限10日分準備しておいてください。
準備しておくべきチェックリストは末尾のとおりです。

 

2.緊急時の行動
(1) 心構え
緊急事態が発生し、または発生する恐れがある場合に、当大使館は、所要の情報収集、情勢判断及び対策の策定を行い大使館ホームページ、領事メール、緊急連絡網などを通じ随時情報提供します。平静を保ち、流言飛語に惑わされたり、群衆心理に巻き込まれることのないよう注意してください。
(2) 情勢の把握
マスコミ報道、大使館からの情報等により、正確な情報の把握に努めてください。NHK国際放送「ラジオ日本」またはNHKテレビ国際衛星放送を通じて日本政府から在留邦人向けのメッセージが放送されることもあります。
(3) 当大使館への通報等
(ア) 現場の状況のうち通報する必要があると認めたものは、随時大使館に直接通報してください。他の在留邦人の方の貴重な情報となります。
(イ) 自分や家族又は他の邦人の生命、身体、財産に危害が及ぶ恐れがあるときは、迅速かつ具体的にその状況を大使館に連絡してください。
(ウ) 緊急事態の際には、お互い助け合って対応に当たることも必要になります。大使館より在留邦人の方々にも種々の助力をお願いすることもありますのでよろしくご協力ください。
(4) 国外への待避
(ア) 事態が悪化し、各自又は派遣先の団体等の判断により、あるいは当大使館の勧めにより自発的に帰国、第三国へ待避する場合、その旨を大使館へ通報してください(当大使館への連絡が困難である場合は、日本の外務省領事局海外邦人安全課へ通報するよう努めてください)。
(イ) 当大使館が「待避を勧告します」を発出した場合、一般商業便が運航している間は、それを使って可能な限り早急に国外へ待避してください。一般商業便の運航が無くなった場合、或いは満席で取れない場合等には臨時便の利用、或いはチャーター便の手配により(これらの利用に当たっては通常の片道エコノミー正規料金の支払いが必要となります。)、状況によっては陸路を利用して待避することが必要となることもあり得るので、当大使館の指示に従うようにしてください。
(ウ) 事態が切迫し待避又は待避のための集結を指示された場合には、当大使館に集結してください。その際、しばらくの間避難先で待機する必要がある場合も想定されますので、可能であれば非常用物資を持参ください。また、緊急時には生命、身体の安全を第一に考え、その他の携行荷物は必要最小限にしてください。
(エ) 国外待避ルート
当国からの国外待避のルートは以下のルートが考えられますので、予め頭に入れておいてください。
テグシガルパ_チョルテカ_グアサウレ(ニカラグア) 約150キロ
テグシガルパ_サン・マルコス・デ・コロン_エル・エスピーノ
(ニカラグア)
約200キロ
テグシガルパ_エル・パライソ_ラス・マノス(ニカラグア) 約150キロ
テグシガルパ_ナカオメ_エル・アマティジョ(エル・サルバドル) 約125キロ
テグシガルパ_サンペドロ・スーラ_オコテペケ_エル・ポイ
(エル・サルバドル)
約400キロ
テグシガルパ_サンペドロ・スーラ_オコテペケ_アグア・カリエンテ(グァテマラ) 約480キロ
(以上)

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別添2

緊急事態に備えてのチェックリスト
1.旅券等
 旅券については、常時6か月以上の残存有効期間があることを確認しておいてください (6か月以下の場合には大使館に再発給の申請をしてください)。旅券の最終ページの「所持人記載欄」は漏れなく記載しておいてください。また、下段に血液型(bloodtype)を記入しておいてください。
なお、当国における身分証明書等はいつでも持ち出せる状態にしておいてください。
2.現金、貴金属、クレジットカード
 現金は、家族全員が10日間くらい生活できる程度の米ドル及び当座の必要のための現地通貨を最低限予め用意しておくことをお勧めします。
3.自動車の整備
 自動車は常時整備しておくよう心がけてください。
燃料は常時十分に入れておくようにしてください。
車内には、懐中電灯・地図等を備えてください。
自動車を所有されていない方は、近くに住む自動車を持っている人と平素から連絡を取り、必要な場合に同乗できるよう相談しておいてください。
4.携行品
(1) 衣類・着替え
長袖、長ズボン等動きやすい服装が良い。
(2) 履物
行動に便利で靴底の厚い丈夫な物が良い。
(3) 非常用食糧等
しばらく自宅待機する場合も想定して、米・調味料・缶詰類・粉ミルク・インスタント食品等の保存食及びミネラルウォーターを家族全員で10日間程度生活できる量を準備しておいてください。自宅から他の場所へ避難する際には、この中からインスタント食品・缶詰類・粉ミルクを、またミネラルウォターを入れた水筒(大型が好ましい)を携行するようにしてください。
(4) 医薬品等
家庭用常備薬の他、常用薬・外傷薬・消毒用石鹸・衛生綿・包帯・絆創膏。
(5) ラジオ
NHK海外放送(ラジオジャパン)等の短波放送が受信できる電池仕様のもの。
(6) その他
懐中電灯、予備の電池、ライター、蝋燭、ナイフ、缶切り、栓抜き、紙製の食器、割り箸、固形燃料、簡単な炊事用具。

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