在留邦人向け安全の手引き 在グアテマラ日本国大使館

在外公館がまとめた安全の手引きです。海外の在留邦人が、事件や事故に巻き込まれないために留意すべき事項の他、(必要に応じて)戦争、暴動等の緊急事態への備えと緊急時の対処方法が記載されています。


安全の手引き

2010年4月1日
在グアテマラ日本国大使館

目次

別添資料

 

I.序言

当国には、一般犯罪のほか地震やハリケーン等の自然災害といった脅威が存在します。この「安全の手引き」は、当地に在住されている在留邦人の方々及び観光や出張などで当地を訪れる邦人の方々が安全に生活・滞在するための基礎的な情報を提供することを目的に作成したものです。ぜひご一読いただき、ご自身の安全対策及び万が一事件・事故・災害に巻き込まれた際の対処にお役立てください。
また、本手引きをさらに充実したものとするため、皆様の経験ご意見等、お気付きの点がありましたら、当大使館領事部(tel:2382-7300)までご連絡ください。

2009年4月1日
在グアテマラ日本国大使館

 

II.防犯の手引き

  1. 防犯の基本的な心構え
    (1) 自分の身は自分で守る
    日本は他の国と比べて治安事情が良いですが、国、地域によっては治安が悪く、更に頼るべき治安機関や司法制度も日本的感覚から言えばその信頼性に問題がある場合もあります。特に当地は一般犯罪が多発している状況にあり、自分と家族の安全は自分で守るとの強い心構えが極めて大切です。
    別紙1「日本とグアテマラの治安状況の比較」参照

    (2) 予防が最良の危機管理
    事件、事故、災害などに巻き込まれてしまってからでは遅いのです。予防こそが最高かつ最重要の危機管理であることを肝に銘じ、予防のために必要な努力と経費は惜しんではいけません。住居や職場、移動時の人的・物的警備対策、情報収集、連絡・通信手段の確保等の予防策を講じ、危険を回避することが重要です。海外においては「安全はお金を出して買うものである」ということを認識する必要があります。

    (3) 悲観的に準備し、楽観的に行動する
    犯罪被害者の口から「危険だとは知っていたが、まさか自分が被害にあうとは思っていなかった」ということをよく耳にします。「自分は大丈夫」、「一回だけだから・・・」、「被害にあった人は運が悪かった」というような楽観的な考え方は禁物です。自分のおかれた環境をよく分析し、常に最悪の事態を想定して物心両面の準備を行うべきです。万全の対策を講じていればこそ、安心して生活することができます。「備えあれば憂いなし」です。

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  2. 最近の犯罪発生状況
    (1) 概観
    (イ) 1996年12月に和平協定が署名され内戦は終結し大きな政治的混乱はないものの、治安情勢の改善を求めるデモ、生活必需物資の価格高騰に起因するデモや道路封鎖が全国で散発的に発生しています。また、一般犯罪が非常に多く、2008年の殺人事件発生件数は6,292件と、増加の一途をたどっており、一向に改善の兆しが見られません。2008年の誘拐事件発生件数(短時間誘拐除く)は213件で、2007年に比し約2倍に増加しています。
    この他、メキシコやコロンビアからの麻薬密売組織の流入もあり、急激に治安状況が悪化しており、特に銃器を使用した犯罪に注意が必要です(2008年の銃器による殺人事件の被害者数は5,237人、殺人被害者総数の83.3%)。
    (ロ) グアテマラでは、マラス(青少年凶悪犯罪集団)と呼ばれる犯罪集団による麻薬関連犯罪、一般人に対する強盗及びグループ間の抗争が多発しており、マラスが多い地区(「安全の手引き」別紙「グアテマラ市内危険地区」参照)への立ち入りはその必要性を十分検討してください。またマラスが主に行動する夜間の外出は控えてください。
    (ハ) グアテマラでは、憲法で市民の銃器所持が認められており、現在、約35万丁の銃器が正規に登録されています。一方、国連等の発表によると、グアテマラは中米の中で最も多い150万丁もの違法銃器が出回っていると推測されており、国内の銃の約77%が違法銃器であるということになります。闇市場で流通している銃器は、内戦時代に使用されていたもののほか、国外から密輸入されたものや個人、軍・警察などから盗み出されたものです。政府は、銃器に関する法整備を実行中ですが、未だ違法銃器の取締りが十分実施されておらず、今後更に銃器による犯罪が増加するおそれがあります。
    ※ 別紙2「グアテマラ犯罪統計(2000年~2008年)」参照

    (2) 地域別犯罪発生状況
    2008年、全県22県のうち犯罪が最も多く発生した県はグアテマラ県で、全犯罪発生件数の48%を占めます。次いで、エスクイントラ県(6.8%)、ケツァルテナンゴ県(4.3%)、スチテペケス県(3.3%)と続きます。
    殺人事件発生件数で比較した場合、最も多いのはグアテマラ県であり、全殺人発生件数の38.7%、次いでエスクイントラ県(7.8%)、ペテン県(6.9%)、イサバル県(5.3%)です。殺人事件発生率(各県殺人事件発生数/県人口)の高い県は上位からイサバル県、チキムラ県、グアテマラ県、ペテン県、サカパ県、エスクイントラ県、サンタロサ県、フチアパ県となっています。
    下記地域においては、殺人、強盗、スリ、ひったくり、女性への暴行等が頻発していますので、同地域内での行動には十分注意してください。

    (イ) グアテマラ県グアテマラ市
    ( i ) グアテマラ市第3区には麻薬犯罪組織やマラスが存在し、麻薬関連犯罪や銃器を使用した犯罪が多発しています。
    ( ii ) グアテマラ市第6、7、12、18、21区にはマラスが多数存在し、グループ間の抗争による殺人、傷害、暴行のほか住民や通行人に対する殺人、傷害、強盗、恐喝などの凶悪犯罪が多発しています。また、マラスの構成員は麻薬の密売を行ったり、自ら使用したりしており麻薬関連犯罪も多発しています。
    ( iii ) グアテマラ市第10区は、ソナ・ビバと呼ばれ、ホテル及びレストラン等が多数存在しますが、同区においては旅行者のやビジネスマンの持ち物を専門に狙う強盗団が確認されており、昼間であっても単独行動には注意が必要です。
    ( iv ) グアテマラ市第1、2、4、7、9区には、ディスコ、バー、風俗店等が存在し、若者が多く集まる地域です。同地域では一般客同士の喧嘩やマラスのグループ間抗争で銃器による殺人事件も頻発しています。また、路上駐車の車両を狙った窃盗も多発しています。グアテマラ市第1、4区は旧市街地であり、公共機関、商業施設、長距離バスの発着所などが所在し、多くの人が訪れる地域です。同地域は路上強盗や商業施設に対する強盗が多発しており危険です。2009年2月、日本人旅行者がホテルから出たところ、路上にて2人組の強盗にバッグを奪われました。その際、抵抗したためナイフで腕を切りつけられた上、殺害されそうになったものの、偶然近くにいた警官が威嚇射撃を行ったために一命を取り留めるという事件が発生しました。また同地域では昼間人通りの多いところであっても、スリ、ひったくり及び強盗が頻発しています。
    ( v ) グアテマラ市第5、8、11、17、19、24、25区全域、第6区南部、第7区南 東部、第12区南部、第13区南部、第14区南西部には、貧民街(谷や崖などの未開発地域や廃線となった鉄道の敷地を低所得者が不法占拠している)が存在し、殺人、強盗等の凶悪犯罪が多発しています。同地域はマラスの根城が存在し特に危険です。
    ( vi ) グアテマラ市第13区アウロラ国際空港周辺では、空港利用者を狙った強盗事件が多発しています。空港施設内に荷物をチェックし実行犯に伝達する連絡役がおり、パソコンなどの高額電子機器を持っている人に狙いをつけて襲撃し、車両と荷物を奪い取るという手口です。
    ( vii ) 上記以外の地区においても凶悪事件が発生しており、注意が必要です。2006年12月には第10区にある日本企業事務所が強盗に押し入られ、警備員1人が射殺されるという事件が発生しました。
    ( viii ) グアテマラ市内の特に危険な地域に関する詳しい情報は、安全対策基礎情報(グアテマラ)のページ下方に「安全の手引き」へのリンクがありますので、頁中の別紙「グアテマラ市内危険地区」を御参照ください。「安全の手引きは」在グアテマラ日本国大使館ホームページ( http://www.gt.emb-japon.go.jp/別ウインドウが開きます )からも見ることが出来ます。渡航・滞在を予定されている方は是非御参照ください。
    (ロ) グアテマラ県ミスコ市及びビジャ・ヌエバ市
    両市には、マラスが多数存在し、銃器を使用した殺人・強盗など凶悪犯罪が多発しています。
    (ハ) エスクイントラ県エスクイントラ市
    ( i ) エスクイントラ市には、麻薬犯罪組織やマラスが多数存在し、銃器を使用した殺人、強盗など凶悪犯罪が多発しています。
    ( ii ) 国家文民警察が発表した2008年の犯罪統計によると、エスクイントラ県の犯罪発生率はグアテマラ県に次いで2番目です。また、グアテマラ国内で発生する殺人事件発生件数の7.8%がエスクイントラ県で発生し、グアテマラ市に次いで2番目に高い割合となっています。なお、エスクイントラ県で発生する殺人事件のほとんどが、エスクイントラ市に集中しています。
    (ニ) ケツァルテナンゴ県コアテペケ市
    コアテペケ市は、グアテマラ・メキシコ間の陸上交通の要所であり、多くの外国人が滞在しており、麻薬や銃器が多く出回っています。また、地域住民は気性が激しく殺人事件が多発しています。
    (ホ) 国境地域
    国境地域は麻薬組織、強盗団、不法入国者等による犯罪が多く、治安当局による取締りが十分に行われておらず、全般的に治安が悪い状況が続いています。特にエルサルバドルとの国境は人や物の交流が多く、犯罪も多発しています。また、グアテマラと隣接するメキシコ南部チアパス州には、反政府組織サパティスタ民族解放軍(EZLN)が存在し、国境地域の密林地帯で活動しています。資金稼ぎのために旅行者等を対象として強盗、誘拐を行う可能性もあり危険です。ティカル遺跡等のあるペテン県においては観光化が進んでいるものの、観光ルートを少しでも外れた場所や、ベリーズ・メキシコ国境の密林地帯では最近麻薬組織や強盗団の活動が活発であり、治安が悪化しているため、不用意な行動は大変危険です。したがって、国境地域への渡航もしくは陸路での出国を検討されている方は、親族や知人に行動予定を知らせておくとともに、十分な安全対策を講じるようお勧めします。
    ※ 別紙4「県別犯罪発生状況」参照

    (3) 日本人の犯罪被害
    これまで日本人の犯罪被害としては、在留邦人が自宅で殺害される事件、旅行者が先住民の群衆による暴行・投石によって死亡する事件、在留邦人が拳銃で殺害される事件、マイクロバスで移動中の旅行者が拳銃を持った強盗団に襲われ金品を強奪される事件、自家用車で移動中の在留邦人が銃器を持った強盗団に襲われ金品を強奪される事件、安宿における貴重品の窃盗事件、路上駐車中の車両からのカーステレオ等の窃盗事件、路線バス乗車中のスリ・強盗被害、バスターミナルでの置き引き被害等が発生しています。最近は、比較的安全と考えられていた10区・14区においても、朝の通勤時間帯や昼間に拳銃強盗が頻繁に発生しており、邦人の被害も、最近だけで2件寄せられています。パソコンやデジタルカメラ等(が入っているようにみえるバッグ)は特に狙われやすい様です。
    ※ 別紙5「近年の主な邦人等の被害」参照

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  3. 防犯のための具体的な注意事項
    (1) 渡航前の情報収集
    グアテマラへ渡航する際は、その目的や滞在期間に応じ、事前の情報収集を行い心構えと対策を講じておくことが身の安全を確保する上で大変重要です。政治・経済情勢、治安情勢、宗教、文化、習慣、対日感情等に関して、外務省海外安全ホームページ( http://www.anzen.mofa.go.jp/ )に掲載されている渡航情報や出版物等を参照し自ら情報収集に努めるとともに、前任者、関係者等からブリーフィングを受けると良いでしょう。社会情勢は刻一刻と変化しますから、最新の情報を入手するよう心がけてください。
    自分と家族を守るために必要な情報は多岐にわたりますが、身の危険に直接関係する情報の主な例は下記のとおりです。
    (イ) 脅威の種類・形態
    種類 形態
    一般犯罪 殺人、傷害、脅迫、暴行、営利誘拐、強盗、窃盗、詐欺、恐喝、放火等
    テロ・ゲリラ 暗殺、誘拐、襲撃、爆発物による攻撃、放火等
    緊急事態 戦争、内乱、クーデター、騒乱、暴動等
    その他 自然災害(地震、風水害)、人災(火災、交通事故)、疾病
    (ロ) 最近の治安状況(犯罪発生状況、教訓)
    (ハ) 日本人や日本企業、外国人などに対する事件例、教訓
    (ニ) 治安機関や消防、医療機関などの能力、信頼性
    (ホ) 現地人(警備員、運転手、使用人など)を雇用する必要性、信頼度
    (ヘ) 公共交通機関を使用する時や車を運転するときの注意事項
    (ト) 法律、文化、習慣、宗教に照らし、禁止されている事項あるいは避けるべき事項

    (2) 査証、出入国審査等
    (イ) グアテマラへの入国に際しては、入国目的が3ヶ月以内の短期滞在(観光、知人訪問など)の場合は査証の取得は必要ありません。査証を取得せずに入国した場合は、通常90日間の滞在が許可されます。但し、中米4か国(グアテマラ、エルサルバドル、ニカラグア、ホンジュラス)での合計滞在日数ですので御注意ください。
    なお、滞在期間を延長する場合は、入国後、中央移民局で所定の手続きをするか、一度中米4カ国(グアテマラ、エルサルバドル、ニカラグア、ホンジュラス)域外に72時間以上滞在する必要があります。90日の滞在延長が可能です(延長は1回のみ)。許可された期間を経過して滞在した場合、不法滞在と見なされ、基本科料100(約1,100円)ケッツァルに加え、1日につき10ケッツァル(約110円)を徴収されます。
    パスポートを預かり、一旦出国したかのように出入国印を偽造する違法業者が存在しますが、違反が発覚すると、出入国法違反によりパスポートを没収され、裁判及び処分が終わるまで国外に出られないというケースが報告されています。
    (ロ) 現在、中米4か国(グアテマラ、エルサルバドル、ニカラグア、ホンジュラス)間を陸路で移動する場合、出入国スタンプの押印を省略する措置がとられていますが、メキシコやベリーズへ陸路で出国する際、入国スタンプがないことを理由に200ケッツアル(約3,000円)の罰金を請求されるケースがあります。この場合、罰金を支払う必要はありませんので、係官にエルサルバドル、ニカラグア又はホンジュラスから陸路で入国した旨を告げてください。
    (ハ) 出入国時、1万米ドル相当以上の現金または有価証券を携行する場合、申告が必要です。未申告で所持が発覚した場合、当該現金等を没収されたうえ、刑事犯として身柄を拘束されます。
    (ニ) 持ち込み禁止物品は、麻薬、武器、爆発物などです。
    (ホ) 持ち出し禁止物品は、考古学的遺物、歴史的芸術品、麻薬、武器、爆発物などです。なお、近年米国への出国に関しては、荷物の検査が厳しくなっています。
    (ヘ) 最近、日本への渡航者がグアテマラ国際空港において荷物の一時預かりや日本国内での配送などを依頼されるケースが発生しています。「麻薬の運び屋」として利用される可能性がありますので、内容物の分からない荷物を預かることは厳に控えてください。
    (ト) 最近、偽変造日本旅券を使ってグアテマラに入国しようとする東洋人が多く摘発されており、入国審査が厳しくなっています。入国審査官の西語または英語による質問(渡航目的、滞在予定、宿泊先等)に対して適切に回答できるように準備しておくとともに、団体の場合はなるべくまとまって行動するように心がけてください。
    (チ) 出発前に、緊急時に備えて、家族・知人等に自分の行動予定や連絡先を予め知らせておき、間隔を決めて定期的に連絡を取ることをお勧めします。

    (3) 宿泊地の選択
    施錠設備の整っていない宿泊施設において、従業員や宿泊客による窃盗事件が多発しています。部屋の鍵が南京錠のみの所や貴重品用セーフティ・ボックスの無い所はできるだけ利用しないでください。やむを得ず利用する場合、外出時は貴重品を携行してください。

    (4) 住居選択
    (イ) 選択方法
    ( i ) 住宅を選ぶ時には、安全確保を最重要点とし、人任せにせず、自分で立地条件、家屋の形態、防犯上の問題点を調査し、安易に妥協しないで選ぶことが大切です。前任者から引き継ぐ際も同様です。実際に自分の目で確かめてから決定するようにしてください。住居は一度決めてしまうと転居や警備対策の強化等の変更が困難となるからです。
    ( ii ) 適当な候補物件が見つかった場合は、契約前に現地事情に明るい人に見てもらった上でアドバイスを受けると良いでしょう。
    ( iii ) 警備対策の維持・強化のほか施設・設備の維持管理を適切に実施してもらうため、家主の人柄を把握し、よい関係を構築することが重要です。実施すべき住居の警備対策に関する工事の可否・経費負担などについては契約(入居)前に交渉・調整し、家主の負担が高額となる場合は、家賃に含めるよう調整すると良いでしょう。契約する前に修繕すべき所は家主に修繕させることをお勧めします。
    家具付きの物件の場合、大手保険会社が取り扱う家具保険へ加入するという選択肢もあります。
    (ロ) 立地条件
    居住地域を選択する上で、立地条件について考慮すべき事項は下記のとおりです。
    ( i ) 住環境
    • 在留邦人が多く住む安全な地域(首都においては第10区及び第14区)を選び、孤立しないようにする。
    • インフラ(電気、上下水道、電話、ケーブルテレビ等)が整備されている地域を選ぶ。また、停電が頻発するので自家発電機を備えている物件が良い。
    ( ii ) 一般犯罪対策上の要件
    • 青年ギャング団(マラス)や麻薬犯罪組織、貧困層の所在する地域及びその近傍は避ける。
    • 勤務先や学校、商店など自宅から毎日通う場所から近いところを選ぶ。移動距離が短いほど危険に遭遇する可能性は低くなります。
    • 通勤や通学、買い物に際し、危険地域を通過しなければならないような地域は避ける。そうした地域を迂回できる場合でも経路は最低2本以上確保すべきです。
    • 空き家や空き地など賊が隠れられる場所が近所にないところを選ぶ。
    • 庭や屋内を一望でき家の中の様子や住人の行動が窺えるような場所が近所にないところを選ぶ。
    • 街灯がなく暗い通りに面した住宅は避ける。
    • 袋小路や一方通行の通りに面し、移動経路が限定されるようなところは待ち伏せによる強盗・誘拐の可能性が高く、逃げ道がなくなるので避ける。
    ( iii ) 暴動・デモ対策上の要件
    暴動・デモの場となりやすい大通り、広場、公園、政府関係施設、外国公館等の周辺地域は避ける。
    ( iv ) 地震対策上の要件
    埋立地、崖の近傍、高層建造物の近傍など地震による被害が予測される地域は避ける。
    (ハ) 住宅の構造
    独立家屋・集合住宅の利点・欠点・選択上の留意点
    一般的には、独立家屋より、警備員等の配置された集合住宅やアパートが望ましいですが、それぞれの利点・欠点をよく考慮し、十分な安全対策が講じられている住宅を選ぶことが重要です。
    ※ 別紙6「独立家屋と集合住宅の比較」参照

    (5) 住居の安全対策
    住居は生活の基盤であり、その安全を確保することは安全対策の中で最優先事項です。住居の安全対策が確保されなければ、仕事に打ち込むこともできず、日常生活にも悪影響を与える結果となりかねません。したがって、住居の選択を慎重に行うとともに、住居決定後も安全対策の不備は適宜改善し、万全の態勢を維持することが肝要です。
    ※ 別紙7「住居の安全対策」参照

    (6) 日常生活における安全対策
    (イ) 行動の指針
    ( i ) 日常の行動は、派手な生活や反感を買うような行動は慎み、できるだけ周囲の住民に溶け込むようにします。また、近隣の住民とは仲良くし、良好な人間関係を保つように努力することが重要です。
    ( ii ) 海外における行動の基本は「目立たないこと」、「行動のパターン化を避けること」、「用心を怠らないこと」です。肌や髪の毛の色の違いから外国人であることは一目瞭然であるため、常に目立つ存在であることを自覚しなければなりません。服装、言語、態度に気をつけ、できるだけ現地に溶け込み、目立たぬよう最大限の努力をする必要があります。また、通勤、通学、買い物、外食等は、その行動がパターン化しやすいので、時間あるいは曜日、経路等を意識的に変えるようにします。一般犯罪や誘拐をはじめ、テロリストによる襲撃等はパターン化された通勤、通学等を狙うことが多いので、この点に特に注意が必要です。そして、不振な兆候がないか常に用心を怠らないようにしなければなりません。
    ( iii ) 身辺で少しでも不振な兆候や疑わしきことがあったならば、必ず家族や知人に話しておくとともに、警戒していることを目に見えぬ相手に知らせるために、要すればガードマンを臨時配置するなど可能な限りの警備対策を講じ、「目立たぬこと」から更に一歩進んだ「目立つ」警戒体制を敷く必要があります。
    ( iv ) 犯罪を誘発する環境を作らないことも重要です。例えば、支払いの際、財布の中身が見えてしまうような方法で現金を取り出したり、混雑した中でカメラや貴重品を持ち歩いたり、イヤリングやネックレスなどの装飾品を身につけて外出したりするのは犯罪を誘発させる原因になるので注意してください。ATMを利用する際には周囲に見知らぬ人がいないか確認してから操作するようにします。
    (ロ) 訪問者に対する注意
    ( i ) 訪問者の来訪に際しては、すぐに扉を開けず、覗き穴もしくはテレビ監視装置付インターホン等で訪問者の身元を確認します。さらに、不審な同伴者はいないか、付近に不審者はいないか、よく確認します。身元を確認した後、扉を開ける際にも、チェーン・キーをかけたまま開け、再度確認してから扉を開けるようにします。
    ( ii ) 親しい知人であっても、見知らぬ人が一緒の時や非常識な時刻の訪問の際には十分注意する必要があります。
    ( iii ) 予期せぬ品物を届ける配達に対しては、その品物を扉の外に置くように言い、送り状は扉の下から受け取り、サインをします。配達人が立ち去った後、周囲を良く確かめた上で扉を開け、品物を取ります。
    ( iv ) セールス、電気・水道・電話等の工事人等は、不用意に住居の敷地内に入れてはいけません。頼みもしない工事人が来た場合には、扉越しに用件と事務所の電話番号を聞き、事務所に用件を確認するくらいの用心が必要です。
    (ハ) 使用人に対する注意
    ( i ) 使用人の雇用にあたっては、必ず身元調査を行いましょう。また、一般公募によらず、信頼できる人に紹介を受けるのが良いでしょう。
    ( ii ) 貴重品や現金を不用意に放置していると、つい出来心で盗みを働いてしまうケースが多いようです。また、使用人が犯罪の手引きをする場合があるので常日頃から使用人の言動、態度に注意する必要があります。
    ( iii ) 使用人のプライドを傷つけたり、使用人の宗教を冒涜したりして恨みを買うような言動をしてはいけません。
    ( iv ) 使用人には、来訪者に対する警戒、電話対応時の注意、家人が不在の場合の応答要領等を徹底して教えておく必要があります。いくら家人が注意を怠らなくても、使用人が不用心では警備対策上全く意味がありません。
    (ニ) 家族に対する注意
    ( i ) 家族にも安全に関する教育を徹底する必要があります。最近起きた事件の概要や教訓事項についても、機会ある毎に教育し注意を喚起します。
    ( ii ) 子供に対しては、学校や習い事など親元を離れる際の行動について十分に教育するとともに、送迎は使用人などに任せず、両親自らが行うようにします。また、自宅においては、来訪者に対する警戒、電話対応時の注意、両親不在時の注意等を徹底しておく必要があります。スクール・バスに乗降する際に子供が誘拐されることがありますので、必ずスクール・バスの乗降の際には大人が立ち会うことが必要です。
    (ホ) 電話
    ( i ) 電話機は主寝室と居間等2箇所以上に設置することが望ましく、可能であれば別々の回線のほうが望ましい。電話機の側には、緊急連絡先リスト、メモ帳、筆記具を置いておきます。また、助けを呼ぶための最小限の言葉も現地の人に伝えられるよう日ごろから訓練しておくとともに、これを電話機のそばに書き留めておくことも必要です。
    ( ii ) 自宅の電話番号は、身元の確かな人のみに教え、電話帳には載せないようにします。
    ( iii ) 電話がかかってきたときは、こちらから名乗らず、まず相手に喋らせます。少しでも不審な感じがしたら、「番号違いだ」といって切ったほうが良いでしょう。また、よほど相手が確かでない限り、家族のスケジュール等は教えてはいけません。また、電話の内容が不明確な場合には、「今、手が放せないので主人が後で直接電話する」といって相手の電話番号を聞き、これを主人に伝えるといった電話対応時の注意事項を家族や使用人に教育しておく必要があります。
    ( iv ) 現地の公衆電話の使用方法にも家族全員が精通しておかなければなりません。ただし、屋外での公衆電話や携帯電話の使用は、無防備になりやすく、スリやひったくりの標的になってしまうので極力避けるとともに、やむを得ず使用する際は、十分周囲を警戒しながら通話するようにします。
    (ヘ) 鍵の保持・保管要領
    ( i ) 鍵は安全対策の基本であり、その取り扱い(保持・保管要領)には十分注意します。
    ( ii ) 外出の際、鍵は常時携帯することを基本原則とし、鎖や紐をつけるなどして脱落防止の処置を講じます。また、自宅においては、鍵を机の上などの誰もが見つけやすい場所に置かないようにします。
    ( iii ) 新たに入居する際には、住居の重要な箇所の鍵は新しいものに交換すべきです。
    ( iv ) 鍵は、本人とこれを必要とする家族のみが保管し、使用人には貸与すべきではありません。
    ( v ) 錠前の取り付けや予備鍵の作成は、信頼できる業者に委託します。
    (ト) 休暇等における措置
    長期間住居を不在にする場合、特に独立家屋はその間全く無防備になるので下記のような対策を講ずる必要があります。
    ( i ) システム警備(侵入警戒装置の作動等、異常発生時に警備員が派遣されるシステム)のサービスを利用する。
    ( ii ) 不在の間、信頼できる警備員を配置する(この場合、身元が確かで面識があるものが望ましく、不在の間に限り雇用するのは望ましくありません)。
    ( iii ) 親しい知人に鍵を預け、時々住居の状況を点検してもらう。その際、車両の駐車、照明の点灯、ゴミ出し、カーテンの開閉などを実施してもらうと家人が留守であることを悟られない効果があります。
    ( iv ) 長期間不在になることを家主に告げ、時々住居の状況を点検してもらう。
    ( v ) 不在の間、使用人を住まわせるのは、使用人が真に信用できる場合のみにすべきです。

    (7) 外出時の安全対策
    外出時が、最も危険に晒されるときです。次のような安全対策を常に心がけ、不要な外出は控えるようにしましょう。
    (イ) 安全確認
    外出する際は、必ず覗き穴等から周囲の状況及びその安全を確認してから扉を開ける。また、帰宅に際しては、自宅の周囲に不審者が潜んでいないかどうかよく確認し、安全を十分に確かめてから自宅に入る。
    (ロ) 施錠
    戸締りを確実に行い、施錠漏れがないことを確認してから外出する。
    (ハ) 夜間の外出や危険地域への立入
    夜間の外出や危険地域への立入は避け、やむを得ない場合においても、単独行動は避ける。また、家族や知人に行き先、帰宅予定時刻、緊急時の連絡先等を知らせておく。

    (8) 交通手段
    (イ) 屋外を徒歩で移動しない。
    たとえ近距離でも車両で移動してください。徒歩で移動する人は強盗犯の格好の餌食となります。特に、ホテル周辺などは観光客を狙った犯罪が多発しています。強盗は犯行の前にターゲットを観察する事が多い為、周りに自分を観察している者がいないか等、自分の置かれた状況を常に客観的に意識してください。
    やむを得ない場合は、下記の点に注意してください。
    • スーツ等の目立つ服装はしない。
    • 高価な時計や華美な装飾品を身につけない。
    • 携帯電話は目立たないように携行する。
    • 所持金は必要最小限にし、分散して携行する。
    • 単独行動をしない。
    • 夜間の外出は控える。
    • 手荷物は出来るだけ手に持たない(持つ場合、車道と反対側の手に持つ)。
    (ロ) 私有車又は親しい知人の車を利用し、バス及び流しのタクシーは利用しない。
    バス車内での犯罪が多発しています。特に、夜間及び早朝の便や頻繁に停車し乗降客が多い便での強盗、スリが多く、また、眠っている間にスリ被害に遭うケースが多発しています。最近はマラスによるバス運転手殺害事件が頻発しており、更に危険な状態に陥っています。マラスは、バス運転手からみかじめ料をゆすりとり、拒否した場合は容赦なく銃殺します。また、流しのタクシーを利用した乗客が強盗被害に遭うケースも増えています。その手口は、客を乗せた後、仲間が待機しているところまで連れていき、その仲間を乗車させ、銃器で脅して金品を奪うというもので、日本人旅行者も被害に遭っています。つきましては、以下の点を参考に、危険を避けるようにしてください。
    • 首都圏内でタクシーを利用する際は、大きなホテルに所属しているタクシー又は料金メーターを設置している無線タクシー(TAXI AMARILLO社:電話〔国内〕2470-1515等)を利用する。
    • 国内の長距離移動の際は、「カミオネタ」や「コリエンテ」と呼ばれる二等バスを避け、比較的安全な旅行会社等のシャトルバス又は「プルマン」と呼ばれる一等バスを利用する。夜間及び早朝の移動は避け、車内では居眠りをしないよう注意する(夜間及び早朝の便は交通量の少ない時間帯であるため強盗団に襲われる確率が高い)。頻繁に停車し乗降客が多い便では、スリが多く、眠っている間にスリ被害に遭うケースも多発しています。なお、グアテマラ・フローレス間は航空便が就航しているので、航空便の利用をお勧めします。
    • 現金やパスポートなどの貴重品は分散して携行し、肌身離さず所持するようにしてください。携帯電話も狙われるので目立たないように携行するとともに、電源を切るか着信音が鳴らないように設定しておきます。

    (9) 車の購入
    車の購入にあたっては、頑丈で馬力のあるものを選び、目立つ車種や色は避け、故障の際に、現地で修理や整備が容易にできるものにすべきです。特に、中古車を購入する場合は、車の登録証や整備記録、車体の状況をよく調査し、盗難車でないか、整備状況はよいか、部品は入手できるかなどを確認する必要があります。

    (10) 車の装備
    エアコン、リモコン式集中ロック、警報装置(振動センサー、警報、自動エンジン停止機能)、スモークガラス等の装備は、盗難防止や強盗などの襲撃防止に有効です。また、運転手以外の者が後方を確認できるバックミラーを設置すれば、同乗者も後方を見ることができ、追跡車があるか否かを確認するときに効果的です。

    (11) 車の積載品
    故障した際の修理道具、表示板、スペア・タイヤ、ジャッキ、牽引ロープ、バッテリー用ケーブル、消火器、応急医薬品、オイルなどを積載しておくとよいでしょう。

    (12) 車の整備
    車は定期的に点検し、異常があればすぐに整備して良好な状況にしておき、燃料は常時十分に入れておきます(1/2になったら満タンにする)。特に長距離の移動に際しては、運行前点検を入念に実施するとともに、行きつけのガソリンスタンドで給油しておきます。強盗団の手口として、ガソリン・スタンドで外国人や金持ちに目をつけ、尾行し、人気のないところで襲撃するとういうパターンが多く発生しています。

    (13) 車での移動
    道路事情について、国内の幹線道路において乾期・雨季に拘わらず崖崩れが散発しているほか、補修工事に伴う渋滞や交通事故が多発しています。車両で地方に移動する際は時間に余裕を持って行動するとともに、路面状況をよく確認して運転してください。特に雨季には工事区間に限らず舗装に穴が空いていることが散見されますので注意が必要です。また、一般的に運転マナーが悪く、速度超過、飲酒運転、方向指示器による合図なしに進路変更する車両、整備不良(ライトやミラーの故障)のまま走行する車両が多く、運転時は十分注意することが必要です。なお人身事故等重大な事故を起こした場合はその場で逮捕されます(保釈制度あり)。
    また車の乗降時、駐車場入口侵入時、駐車場と幹線道路の間は最も狙われやすいので、周囲に不審な人物がいないか注意し、少しでも異常を感じたら安全が確認されるまで乗り降りしないようにします。一般犯罪者やテロリストにとり、毎日同じ時間、同じルートを使用するものは、一番狙いやすい標的です。
    目的地での駐車は守衛などにより管理されているところを利用し、路上駐車は避けるべきです。その際、車内には貴重品等を放置せず、カーステレオのコントローラーが脱着可能な場合は、外しておき外部から見えないようにしておくべきです。
    目的地までの移動経路は、事前に調べておき、脇道や人通りの少ない道は利用せず、できるだけ交通量の多い通り、照明が十分な通りを通るようにします。万一、計画したルートに支障が生じた場合の代替ルートも計画しておきます。
    道路では、他の車線からの攻撃から逃げられ、信号待ちの際に歩道側から賊に襲われないためにもできるだけ中央よりを走るようにし、車線の多い道路では、中央レーンを走るように心がけます。また、停車時に近づいてくる物売り、物乞いなどにも注意を払います。
    走行中はすべてのドアをロックし、窓は閉めるか、わずかな隙間だけ空けるようにします。
    走行中の周囲の状況確認は運転者だけに任せるのではなく、同乗者全員が注意を払う必要があります。車2両で前後を挟みこみ強引に停車させる強盗やわざと車をぶつけ、事故処理のために車を降りたところを襲う強盗が散発しています。尾行や無理な追い抜きなどには注意しましょう。

    (14) 運転手を雇用する場合の注意
    専属の運転手を雇う場合には、日頃から十分な安全運転教育を行うとともに、運転手自身がガードマンであるとの自覚を持たせるようにしましょう。前述のように、乗降時が最も狙われやすいので、下車前、乗車前には必ず周囲の状況を確認させ、安全を確かめた後、外からドアを開けさせるようにします。買い物などで車から離れる際も、運転手には常に車のそばにいるように命じ、盗難、爆弾設置、ブレーキへの細工などの一般犯罪やテロの対象にならないようにします。車に戻る際は、まず、運転手が車のそばにいるか確認します。運転手が見当たらない場合は、非常事態発生と考え運転手と連絡が取れるまで、不用意に車に近づかないようにします。車付近にいる場合でも賊が近くに潜んでおり、銃などを突きつけられ通常どおり振舞うよう脅されている場合も考えられますので、非常時の合図を定めておくとよいでしょう。

    (15) 観光に関する注意
    外出時は所持金を分散し、高価なサングラスや時計、ハンドバッグ、アクセサリーなどを身に着けず、出来るだけ現地の人と同じような服装をし、目立たない事を心掛けてください。また、携帯電話の窃盗、強盗も多発していますので、携帯電話は目立たないように携行し、バス内では電源を切るか着信音が鳴らないように設定してください。その他、デジタルカメラ、ノートパソコンは大変狙われやすく、専用ケース等での持ち運びは、外から見て簡単に判別出来るので、外部から見て分からないような袋に入れる等の注意が必要です。
    (イ) 旅行制限は特にありませんが、先住民の人たちが多く住んでいる地域では排他的な面もあり、また、警察官の数も少ないので、行動には十分注意することが必要です。なお、先住民は写真撮影を嫌う者が多いので、人物の写真を撮る場合には承諾を求めるようにしてください。
    (ロ) 軍事施設及び国境付近においては写真の撮影が禁じられています。
    (ハ) 首都第1区周辺では、外国人に対する闇両替の誘いがありますが、闇両替は禁止されています。また、交換のために別の場所に案内され、強盗に遭った例もありますので、闇両替には絶対に関わらず、両替は、ホテルや銀行で行うようにしてください。
    (ニ) 麻薬類を所持、使用、売買した場合は、20年以下の禁固刑に処せられます。なお、グアテマラでは麻薬関係の犯罪には保釈制度はありません。
    最近では、外国人旅行者が観光地において、麻薬類の使用、売買等を行っているとの情報もありますが、興味本位でこれに手を出すような軽率な行動は絶対に避けてください。
    (ホ) 酒類の販売、飲酒等、には厳しい制限と罰則が設けられています。
    (a) 禁止事項
    • 午前1時から午前7時まで、飲食店等の商業施設(ホテル、レストラン、バー、ディスコ等)における酒類の販売及び飲酒。
    • 午後9時から翌朝午前7時まで、販売店等の商業施設(スーパー・マーケット、雑貨屋、コンビニエンス・ストア)等における酒類の販売。
    (b) 上記禁止事項に違反した場合の罰則
    • 商業施設の経営者:営業許可取消、10万ケッツアル(約110万円)の罰金
    • 個人(従業員、消費者):5千ケッツアル(約5万5千円)の罰金
    (c) その他、公共の場及びその近隣では常時飲酒が禁じられており、違反すると5千ケッツアル(約5万5千円)の罰金が科されます。
    (d) 屋内のレストラン等、閉鎖された空間での喫煙は禁止されています。

    (16) 強盗にあった場合の対処
    (イ) 強盗にあった場合は生命を第一に考え、絶対に抵抗しない。
    銃器を持った強盗が増加しており、安易に発砲する場合が多いので、要求には素直に応じるようにしてください。
    (ロ) 現金を用意しておく。
    金目のものを何も所持していない場合、逆上して腹いせに発砲するケースもありますので、100ケッツァル程度(約1,100円)の現金を常に持ち歩くようにしておいたほうが良いでしょう。その際、クレジット・カードや多額の現金等を入れた財布とは別の財布に入れ、財布ごと渡せるようにしておくと被害を最小限にとどめられると思われます。また、渡す際には自ら衣服のポケットやバックから取り出そうとすると、武器を取り出すと誤解され、発砲される恐れがありますので、財布の所在を伝え犯人に取らせるようにしたほうが良いでしょう。

    (17) 宿泊施設への注意
    施錠設備の整っていない宿泊施設での窃盗被害が多発しているので、なるべく利用を避け、部屋の鍵が南京錠のみの所や貴重品用セーフティ・ボックスの無い施設はできるだけ利用しないでください。やむを得ずこれらの宿泊施設を利用する場合、外出時は貴重品を携行してください。また、在留邦人が、銀行から預金を引き出した直後に強盗に遭うケースが多く、2008年5月には、在留邦人のグループが銀行から徒歩で出た後ろをつけられ、拳銃で脅され現金を奪われています。銀行内で手引きをしている者や出入口で観察している者がいる可能性が高く、大量に現金を引き出す時は注意が必要です。

    (18) 誘拐については、その被害の対象が富裕層のみならず中流層にも拡がっているほか、都市部を中心に短時間誘拐が多発しています。また、外国人も被害に遭っているところ、注意が必要です。同種の事件に遭わないためにも、普段から「目立たない服装」、「用心を怠らない」、「行動を予知されない」の三原則を念頭に置き、身の回りの変化等にも注意を払うよう心掛けてください。

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  4. 交通事情と事故対策
    (1) 交通事情
    自動車の交通量は年々増加しており、これに伴う交通渋滞、事故も増加の傾向にあります。首都近郊の幹線道路では、バスやトラックの乱暴な運転が散見され、死傷者を伴う事故に発展するケースも多く報告されています。一般的に運転マナーは悪く、速度超過、飲酒運転、方向指示器による合図なしに進路変更する車、整備不良(ライトやミラーの故障)のまま走行する車が多く、運転時は十分注意することが必要です。また、保険未加入者が多く、事故に巻き込まれた場合の補償は日本のように期待できません。

    (2) 対策
    (イ) 自分が注意していても、相手からぶつけられることもあるので車両保険に加入する。
    (ロ) 方向指示器を出さずに車線変更する車が多いので、周囲、特に前方車両に注意する。
    (ハ) 信号機、横断歩道が少ないので、歩行者は車の間隙を横断してくるので歩行者の行動にも注意する。

    (3) 交通事故対処
    (イ) 負傷者の救護
    人身事故の場合は、止血、心肺蘇生などの応急処置、救急車の要請を行う。
    (ロ) 相手の身元確認
    氏名、住所、電話番号、免許証番号、身分証明書番号、車種、車番等を確認する。
    (ハ) 警察への通報
    事故現場を保存したまま警察に通報する。事故原因の究明、過失責任の分析のため事故車両は移動してはならない。また、目撃証言も有力な証拠となるので自分が不利にならないよう、目撃者がいる場合は警察による実況見分・事情聴取への協力を求める。
    (ニ) 保険会社への連絡
    自分が加入している保険会社に連絡するとともに、相手の保険加入状況も確認し、加入している場合は連絡するよう促す。
    (ホ) 関係機関への連絡
    家族、勤務先、大使館等の関係者に連絡し、必要に応じ応援を求める。当大使館では、医療機関の紹介、警察・保険会社・家族への連絡など事故処理に関する助言及び支援を行います。

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  5. 衛生管理・健康管理
    (1) 飲食物に関する注意
    (イ) 首都の新市街の商店、ホテル等は上下水道が整っていますが、周辺部及び地方では水道施設を含めて、衛生状態は良いとは言えません。なお、首都においても生水は口にせず、ミネラル・ウォーターを利用し、また、生野菜(特に、レタスなど葉の形が複雑で洗浄しにくい野菜)も口にしない方がよいでしょう。
    (ロ) 見知らぬ人から勧められた飲食物を不用意に口にしない(旅行者などに親しげに話しかけ、睡眠薬を混入した飲食物を与え、意識を失った隙に金品を強奪する睡眠薬強盗が観光地やバス内で発生しています。このような犯罪に使用される薬は強力で、後遺症が残る、あるいは死に至る場合もありますので、十分注意が必要です。)。

    (2) 病気
    グアテマラの主な疾病は、地方を中心にコレラ、マラリア、デング熱、肝炎、狂犬病、結核があり、首都及び地方ではエイズも浸透してきていますので、予防策を心掛けることが必要です。
    旅行者がかかりやすい病気は、アメーバ原虫による発熱・下痢や虫刺されによる炎症です。また、地方のホテルや安宿のベッドなどには、ダニ・ノミがいますので虫よけスプレー、かゆみ止めは必需品と言えます。

    (3) 健康管理
    首都グアテマラ市内には、日本語を多少理解できる医師が診療所を開いており、また、医薬品は、米国製品が比較的豊富に販売されていますが、万一の場合に備え、十分な補償を得られる海外旅行傷害保険に加入することをお勧めします。また、長期滞在の方は、巡回医師団による検診や一時帰国、医療先進国への訪問などの機会を利用して、健康診断を受けるように心がけましょう。
    グアテマラの医療事情は、首都グアテマラ市の私立病院を除き医療レベルは低く、衛生状態も劣悪で、助かるような怪我や病気でも命を落としたり、後遺症が残る場合があります。特に怪我や病気が重篤な場合は患者を首都、米国または本邦へ緊急輸送する必要がありますが、この際に発生する緊急輸送費を含め、海外における治療費は一般的に大変高額ですので、必ず(イ)事故、(ロ)疾病、(ハ)緊急輸送の、十分な金額をカバーできる海外旅行保険に加入してください(なおクレジット・カード付帯の保険では保証限度額が不足し、十分な治療を受けられない場合があります)。
    (例)緊急輸送費の一例、グアテマラ~日本             約1,600万円
    グアテマラ~アメリカ(マイアミ)      約500万円
    一般的なクレジットカードの医療保証金額 100万円

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  6. 緊急時の連絡先等
    (1) 日本国及びグアテマラ共和国政府関係機関
    ※ 別紙8「緊急連絡先一覧表」参照

    (2) 国家文民警察
    ※ 別紙9「国家文民警察連絡先一覧表」参照

    (3) 医療機関
    ※ 別紙10:「国立病院連絡先一覧表」参照
    ※ 別紙11:「主要私立病院連絡先一覧表」参照

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III.緊急事態対処マニュアル

  1. 平素の準備と心構え
    (1) 連絡体制の準備
    (イ) 在留届の提出
    (a) 提出義務
    旅券法第16条により、外国に住所又は居所を定めて3ヵ月以上滞在する日本人は、住所又は居所を管轄する日本の大使館又は総領事館(在外公館)に「在留届」を提出するよう義務付けられています。住所等が決まりましたら、必要事項を記入の上、速やかに当館に提出してください。
    (b) 届出方法
    ・ 「在留届」用紙による届出




    各都道府県旅券窓口、在外公館より入手
    Webサイトからのダウンロード
    http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/image/zairyu.pdfPDFが開きます
    FAXによる受信
    FAX機能付き電話から外務省音声自動応答システム(東京03-5501-8490)におかけになり、音声ガイダンスに従って資料番号41100#を指定すれば、用紙をFAXにて受信することができます。


    大使館への出頭
    FAXによる提出
    当館領事班宛に送信してください。(502-2382-7310)
    郵送による提出当館領事班宛に送付してください。
    10 Piso, Edificio Torre Internacional, Avenida Reforma, 16-85, Zona 10,Ciudad de Guatemala, 01010 Guatemala, C.A.

    ・インターネットによる在留届電子届出システム
    インターネットでも在留届が提出できます。
    http://www.ezairyu.mofa.go.jp/別ウインドウが開きます
    (c) 在留届の活用
    • 海外在留邦人が事件や事故、災害に遭ったのではないかと思われるとき、「在留届」があれば安否の確認、緊急連絡、救援活動、留守宅への連絡等が迅速に行えます。
    • 「海外で事故にあったのでは」といった留守宅からの安否問い合わせに対しても「在留届」があると早く確認できます。
    • 在外公館で旅券の切替、戸籍・国籍関係事務、各種の証明事務等の窓口サービスを受ける場合にも、「在留届」は利用されています。
    • 海外にいる在留邦人のための長期的な教育・医療等の施策を政府が検討する際の基礎的資料ともなっています。
    (d) 変更届の提出
    「在留届」提出後、転居や家族の移動など「在留届」の記載事項に変更があったときや帰国するときには、必ず提出した在外公館にご連絡ください。変更届は、電話・FAX・電子メールでも受け付けています。
    例えば、住所等の変更届がありませんと、いざという時の連絡などが受けられないことになります。また、帰国の連絡がないままですと、緊急事態にあたり、在外公館は、既に帰国しているあなたの安否確認に時間をとられ、実際に滞在している他の皆さんの安否確認作業がそれだけ遅れることにもなりかねません。
    (ロ) 通信機器の準備
    固定電話、携帯電話、FAX、無線機、インターネット接続パソコン等の通信機器を備え、常に使用できる状態に保持してください。緊急時は断線・混線などにより電話を使用できなくなる場合がありますので、無線機や衛星電話を配備するとよいでしょう。
    (ハ) 緊急連絡網の確認
    (a) 電話連絡網
    JICA、日本人学校、日本人会、婦人会、企業等の組織に所属している方は、それぞれが作成している電話連絡網に加入し、常に最新のものを備えておくようにしてください。電話番号を変更した際は、すみやかに大使館及び所属先に連絡してください。
    各組織の電話連絡網の管理者は、入退会者、電話番号の変更等の把握に努め、変更の都度更新し、配布するとともに、定期的に運用試験を行ってください。
    当館から在留邦人の皆様に電話連絡を行う際は、日本人会の連絡網を基本として組織に連絡します。いずれにも所属しない方には在留届をもとに大使館から直接連絡いたします。その際、近隣の在留邦人や知人・親戚の方々への連絡をお願いする場合がありますのでご協力をお願いいたします。
    (b) 無線
    当館は、JICA、日本人学校、日本人会緊急連絡網のブロック長に対し、緊急時の連絡手段として無線機を貸与しています。電話が使用できない場合は、無線機により情報伝達や安否確認を行いますので、被貸与者は定期的に無線機の機能を点検し、故障の際はすみやかに大使館に連絡してください。また、緊急事態が発生した際は、電源を入れ傍受できる体制をとってください。
    (c) 緊急FM放送
    緊急時の情報伝達手段として、大使館よりFM放送を行う場合があります。FMラジオ放送を受信できる機器を備え、下記の周波数を表記しておいてください。なお、電波の状態により周波数を切り替えますので、3つの周波数のうちいずれか一つのみとなりますのでご了承ください。

    緊急FM放送周波数 87.9MHz、103.5MHz、103.9MHz

    (2) 情報の把握
    (イ) 報道
    我々の安全を脅かす脅威の形態には、交通事故や地震などの突発的なものと暴動、デモ、ハリケーンなど事前に何らかの兆候があり発生の予測が可能なものがあります。新聞・テレビ・ラジオなどの報道から政治情勢や気象に関する情報を収集して、暴動・デモ・災害などに発生日時・場所・規模などを予測し、回避策を講じられるようにしましょう。
    (ロ) 海外安全ホームページ
    外務省は「海外安全ホームページ(http://www.anzen.mofa.go.jp/index.html別ウインドウが開きます)」において次のような情報を発信しています。定期的に更新されますので、本ホームページもご覧頂き情報収集に努めてください。
    (a) 危険情報
    渡航・滞在にあたって特に注意が必要な場合に発出され、最新の現地治安情勢や安全対策の目安を4つのカテゴリーで表示しています(3ヶ月に一度更新)。
    「十分注意してください。」 その国・地域への渡航、滞在に当たって特別な注意が必要であることを示し、危険を避けていただくよう、おすすめするものです。
    「渡航の是非を検討してください。」 その国・地域への渡航に関し、渡航の是非を含めた検討を真剣に行っていただき、渡航される場合には、十分な安全措置を講じることをおすすめするものです。
    「渡航の延期をおすすめします。」 その国・地域への渡航は、どのような目的であれ延期されるようおすすめするものです。また、場合によっては、現地に滞在している日本人の方々に対して退避の可能性の検討や準備を促すメッセージを含むことがあります。
    「退避を勧告します。
    渡航は延期してください。」
    その国・地域に滞在している全ての日本人の方々に対して、滞在地から、安全な国・地域への退避(日本への帰国も含む)を勧告するものです。この状況では、当然のことながら新たな渡航は延期することが望まれます。
    (b) 安全対策基礎データ
    防犯・トラブル回避の観点から必要な基礎的な情報(犯罪発生状況、防犯対策、査証・出入国審査、風俗・習慣・健康、その他滞在時の留意事項等)が掲載されています。(1年に一度更新)。
    (c) スポット情報
    限定された期間、場所で発生した事件・事故などについての情報。
    (ハ) 大使館からのお知らせ
    当館に電子メールアドレスを届出済みの方に対し、治安・気象等に関する情報を配信しています(必要に応じ電話・FAXにより連絡)。デモ・災害等に巻き込まれないよう本情報を活用してください。なお、配信希望、アドレス変更、メール未着などついては当館にご連絡ください。

    (3) 避難場所
    (イ) 一時避難場所
    暴動や大規模自然災害等の緊急事態発生時に自分や家族の身の安全を確保するため、自宅、職場、学校など長期間滞在する場所はもちろん買い物や観光などの目的地及び移動経路上の要点の周辺で一時的な避難場所として適当な場所(知人宅、公共施設などで外部との連絡が可能な場所)を選定しておいてください。
    (ロ) 緊急避難場所
    緊急事態発生時、大使館より状況に応じて緊急避難場所への集結を勧告することがあります(国外退避の必要がある場合など)。大使館が指定する緊急避難場所の候補地は次のとおりです。同避難場所の位置やルートについて確認しておいてください。
    施設名 住所 電話番号 FAX
    大使公邸 10 Av. 21-45, Zona 14, La Canada 2337-2071 2337-1027
    日本人学校 20 Av. 11-97, Zona 15, Vista Hermosa III 2382-0410
    2369-2309
    2369-0410

    (4) 携行品及び非常用物資の準備
    緊急事態が発生した際、安全な場所への避難や自宅での篭城に備え、携行品及び非常用物資を準備しておいてください。
    ※ 別紙12「携行品・非常用物資リスト」参照

    (5) 自動車等の整備
    (イ) 自動車をお持ちの方は常時整備しておくよう心がけてください。
    (ロ) 燃料は十分に入れておくようにしてください。
    (ハ) 車内には、常時、懐中電灯、地図、ティッシュ等を備えおきください。
    (ニ) 自動車を持っていない方は、近くに住む自動車を持っている方と平素から連絡をとり、必要な場合に同乗できるよう相談しておいてください。

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  2. 緊急時の行動
    (1) 基本的心構え
    緊急事態が発生した場合又は発生する恐れがある場合、平静を保ち、流言飛語に惑わされたり、群集心理に巻き込まれたりすることのないよう心がけてください。

    (2) 情勢の把握
    新聞、テレビ、ラジオ、インターネット等の一般報道を視聴し、自ら情報収集に努めてください。また、大使館から電話、FAX、電子メール、FM放送により情報提供を行いますので、受信できる態勢を確保してください。

    (3) 関係機関への連絡
    緊急事態発生時にはご家族はもとより関係各機関が皆様の安否を心配します。現在地、被害の有無、今後の行動予定等を留守家族、会社、学校等に連絡してください。また、大使館も在留邦人の皆様の安否確認や国外退避オペレーションを実施致しますので、ご一報ください。ただし、緊急事態発生時には、大使館には各種の連絡が殺到し、電話が通じにくい状況になることが予想されます。お問い合わせに関しましては、可能な限り所属団体の窓口等を通じて実施するようお願い致します。

    (4) 退避
    (イ) 自主退避
    状況に応じ国内の安全な場所への一時避難あるいは国外退避を検討し、可能な限り定期商用便が利用可能なうちに空路で国外に退避してください。即時の退避が不可能な場合はオープン・チケットを購入し座席の仮予約を行っておくとよいでしょう。国外退避が決定した際は、その旨大使館へお知らせください。大使館への連絡が困難である場合には、所属企業・本邦留守宅から日本国外務省(海外邦人安全課、03-3580-3311)に通報するよう努めてください。
    (ロ) 国外退避オペレーション
    自力での避難が原則ですが、事態が緊迫し定期商用便での退避が困難な場合、大使館が国外退避オペレーションを発動し、チャーター便(通常、利用者ご自身にノーマル・エコノミー料金を負担していただきます)による退避、他国が用意した飛行機による退避、陸路(借上バス)による退避を検討します。緊急避難場所(集合場所)、出国手続等の避難要領について連絡しますので、可能な限り指示に従ってください。
    <退避にあたっての留意事項>
    • 避難場所へは、近隣の方々まとまって移動してください。
    • しばらくの間避難先で待機する場合も想定されますので、努めて食糧・飲料水等を持参してください。

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別紙 1

日本とグアテマラの治安状況の比較

2008年の犯罪発生状況 グアテマラ 日本
殺人 件数 6,292 1,309
犯罪発生率 47.17 1.03
傷害 件数 6,960 33,987
犯罪発生率 52.17 26.69
強盗 件数 14,802 5,108
犯罪発生率 110.96 4.01
誘拐 件数 213 199
犯罪発生率 1.60 0.16
※犯罪発生率=人口10万人あたりの犯罪発生件数
※グアテマラ国家文民警察(2008)、日本警察庁発表(2006)
治安機関の状況 グアテマラ 日本
人口(万人) 1,334 12,733
警察官(万人) 1.7 26
警察官の占める割合 0.13% 0.20%
※グアテマラ共和国の人口は、2007年の国立統計院推計値
※日本国の人口は、2007年の総務省統計局推計値

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別紙 2

グアテマラ犯罪統計(2000年~2008年)

  2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008
殺人 2,904 3,210 3,631 4,237 4,507 5,338 5,885 5,781 6,292
傷害 5,401 5,798 6,524 6,610 6,443 6,095 6,055 6,238 6,960
窃盗 18,619 17,553 18,096 18,173 18,766 17,299 14,857 14,457 14,802
性的暴行 366 416 365 379 363 314 289 318 385
誘拐 28 32 45 37 51 52 57 98 213

  2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008
殺人 総数 2,904 3,210 3,631 4,237 4,507 5,338 5,885 5,781 6,292
銃器使用 2,109 2,404 2,744 3,453 3,643 4,239 4,610 4,776 5,237
傷害 総数 5,401 5,798 6,524 6,610 6,443 6,095 6,055 6,238 6,960
銃器使用 3,056 3,211 3,926 4,390 4,245 4,292 4,923 4,480 5,212
窃盗 総数 18,619 17,553 18,096 18,173 18,766 17,299 14,857 14,457 14,802
車両 7,072 7,784 8,650 9,432 8,401 7,264 5,766 5,543 5,886
バイク 1,409 1,287 1,414 1,657 1,394 1,214 1,395 1,858 2,872
旅行者 185 147 173 99 90 114 101 101 82
路上強盗 3,856 3,372 3,042 2,420 3,145 2,782 1,890 2,236 1,883
バス 95 171 188 160 164 226 180 168 159
性的暴行 366 416 365 379 363 314 289 318 385
誘拐 28 32 45 37 51 52 57 98 213

※データは全て国家文民警察発表


グアテマラ犯罪統計グラフ


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別紙 3

グアテマラ市内危険地域

グアテマラ市内危険地域地図


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別紙 4

県別犯罪発生状況

県(発生率順) 全犯罪件数
(2008)
順位 犯罪発生率
(%)
順位 人口
(2007.7)
順位
GUATEMALA 14,645 1 0.50 1 2,937,307 1
ESCUINTLA 2,071 2 0.32 2 639,803 7
ZACAPA 588 15 0.28 3 211,117 21
CHIQUIMULA 931 8 0.27 4 341,041 15
SACATEPEQUEZ 782 11 0.27 4 290,357 17
IZABAL 846 10 0.23 6 374,151 14
SUCHITEPEQUEZ 1,010 4 0.21 7 469,985 10
EL PROGRESO 287 21 0.19 8 148,992 22
JALAPA 538 16 0.19 8 286,428 18
SANTA ROSA 601 14 0.19 8 324,516 16
PETEN 979 5 0.18 11 538,771 9
QUETZALTENANGO 1,296 3 0.18 11 721,177 6
JUTIAPA 724 13 0.18 11 410,485 12
CHIMALTENANGO 963 6 0.18 11 546,536 8
RETALHULEU 391 18 0.14 15 278,106 19
BAJA VERAPAZ 292 20 0.12 16 246,531 20
SAN MARCOS 873 9 0.09 17 929,103 4
HUEHUETENANGO 933 7 0.09 17 1,028,208 2
SOLOLA 308 19 0.08 19 386,077 13
ALTA VERAPAZ 734 12 0.07 20 983,479 3
QUICHE 478 17 0.06 21 832,387 5
TOTONICAPAN 222 22 0.05 22 420,212 11
合計 30,492   0.23   13,344,769  

県別犯罪発生状況 グラフ

※国家文民警察発表

県別殺人発生件数

県(発生率順) 全犯罪件数
(2008)
順位 犯罪発生率
(%)
順位 人口
(2007.7)
順位
IZABAL 332 4 0.09 1 374,151 14
CHIQUIMULA 287 5 0.08 2 341,041 15
GUATEMALA 2,433 1 0.08 2 2,937,307 1
PETEN 435 3 0.08 2 538,771 9
ZACAPA 169 10 0.08 2 211,117 21
ESCUINTLA 491 2 0.08 2 639,803 7
SANTA ROSA 247 7 0.08 2 324,516 16
JUTIAPA 269 6 0.07 8 410,485 12
JALAPA 157 13 0.05 9 286,428 18
EL PROGRESO 76 19 0.05 9 148,992 22
SACATEPEQUEZ 116 15 0.04 11 290,357 17
SUCHITEPEQUEZ 168 11 0.04 11 469,985 10
RETALHULEU 98 17 0.04 11 278,106 19
QUETZALTENANGO 199 8 0.03 14 721,177 6
SAN MARCOS 197 9 0.02 15 929,103 4
CHIMALTENANGO 103 16 0.02 15 546,536 8
BAJA VERAPAZ 45 20 0.02 15 246,531 20
HUEHUETENANGO 168 12 0.02 15 1,028,208 2
ALTA VERAPAZ 150 14 0.02 15 983,479 3
SOLOLA 44 21 0.01 20 386,077 13
QUICHE 85 18 0.01 20 832,387 5
TOTONICAPAN 23 22 0.01 20 420,212 11
合計 6,292   0.05   13,344,769  

県別犯罪発生状況 グラフ

※国家文民警察発表

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別紙 5

近年の主な邦人等の被害

年月日 被害者 事件・事故の概要 場所
2003.01.16 邦人男性(短期滞在) 強盗殺人事件 アマティトラン市 路上(車両)
本邦団体所属ドイツ人死亡
2003.03.12 邦人男性(長期滞在) 輸送貨物強盗事件 グアテマラ市 Zona18
2003.06.04 邦人男性 拳銃所持者による強盗事件 グアテマラ市 Zoza1
2003.06.27 邦人女性2名 現金窃盗被害 ケサルテナンゴ県 ケサルテナンゴ市
2003.09.08 邦人男性(長期滞在) 邦人強盗被害 イサバル県 プエルトバリオス市
2003.09.24 進出企業現地職員 拳銃所持者による強盗事件 グアテマラ市 レフォルマ通り
2003.10.01 日本人学校 侵入未遂事件 グアテマラ市 Zona15
2003.10.28 邦人女性(短期滞在) 高波にさらわれ行方不明 サンタロサ県 クイラパ市 海岸
2003.11.24 邦人男性(大使館職員) 拳銃所持者による強盗事件 グアテマラ市ラスアメリカス通り路上(徒歩)
2004.01.08 邦人女性(短期滞在) 宿泊中のホテルとのトラブル グアテマラ市 Hotel Los Proceres
2004.02.11 邦人男性(長期滞在) 輸送貨物強盗事件 グアテマラ市 Zona11
2004.03.07 邦人男性(短期滞在) 麻薬所持容疑で逮捕 アンティグア市 
2004.03.31 邦人男性(短期滞在) 白骨遺体発見(病死) ペテン県の密林内
2004.05.03 邦人男性(長期滞在) 殺人事件 グアテマラ市 Zona18 アトランティダ住宅地区
2004.06.22 邦人男性 強盗未遂 グアテマラ市 Zona14
2004.08.06 邦人男性(短期滞在) 宿泊先における窃盗被害 アンティグア市 ホテル内
2004.08.20 邦人男性(短期滞在) 銃器所持者による強盗被害 チキムラ県エルフロリド付近 路上(車両)
邦人女性(短期滞在)
邦人男性(長期滞在)
2004.11.06 邦人女性(協力隊員) 強盗事件 グアテマラ市 Zona9 バス内
2005.02.03 邦人女性(長期滞在) 殺人事件 グアテマラ県 ミスコ市
2005.02.07 邦人男性(長期滞在) 輸送貨物強盗事件 エルサルバドル国境付近 路上(車両)
2005.02.24 邦人男性(長期滞在) 輸送貨物強盗事件 イサバル県 プエルトバリオス市
2005.02.24 邦人男性(長期滞在) 輸送貨物強盗事件 グアテマラ市 Zona12
2005.03.21 邦人男性(長期滞在) 強盗未遂 グアテマラ市 路上(徒歩)
2005.03.22 邦人男性(短期滞在) 暴行事件 グアテマラ市 バスターミナル
2005.04.01 邦人男女4名 強盗事件 サカパ県 リオ・オンド付近 路上(車両)
2005.04.11 邦人女性(短期滞在) 強盗事件 サカペテケス県 アンティグア市付近
2005.05.06 邦人男性(短期滞在) バス停における窃盗被害 グアテマラ市 バス停
2005.05.20 邦人男性(短期滞在) バス停における窃盗被害 グアテマラ市 バス停
2005.06.05 邦人女性(協力隊員) バス乗車時窃盗被害 グアテマラ市 バス停
2005.07.21 邦人男性(短期滞在) 入国トラブル・詐欺 サンマルコス県 タリスマン
2005.08.15 邦人女性(短期滞在) 強盗事件 グアテマラ市 Zona4 路上
2005.09.12 邦人女性(長期滞在) 強盗事件 グアテマラ市 Zona9 バス内
2005.11.28 邦人女性(協力隊員) 強盗事件 グアテマラ市 Zona10
2006.02.14 邦人男性(永住) 会社事務所強盗傷害事件 グアテマラ市 Zona4 事務所
2006.02.15 邦人男性(長期滞在) 輸送貨物強盗事件 サカペテケス県 アンティグア市付近
2006.03.03 邦人女性(短期滞在) 強盗事件 アンティグア市 路上
2006.03.10 邦人男性(長期滞在) 業務上過失傷害事件(ひき逃げ) アルタベラパス県 コバン市
2006.03.17 邦人男性(長期滞在) 輸送貨物強盗事件 グアテマラ市 Zona2 路上
2006.04.25 邦人女性(協力隊員) 強盗事件 チマルテナンゴ県 バス内
2006.04.25 邦人女性(協力隊員) 強盗事件 チマルテナンゴ県 バス内
2006.04.25 邦人女性(協力隊員) 強盗事件 チマルテナンゴ県 バス内
2006.05.01 邦人男性(JICA職員) 強盗事件 グアテマラ市 Zona10
2006.06.20 邦人男性(JICA専門家) 窃盗事件(小切手) グアテマラ市及びアンティグア市
2006.07.03 邦人女性(短期滞在) 詐欺事件 グアテマラ市
2006.07.16 邦人女性(協力隊員) 強盗事件 グアテマラ市 Zona12 路上
2006.08.14 邦人男性(長期滞在) 窃盗事件(車上あらし) グアテマラ市 Zona9 レストラン駐車場
2006.12.05 進出企業 強盗事件 グアテマラ市 Zona10 事務所件住居
2006.12.18 邦人女性3名(短期滞在者) 窃盗事件(ホテル客室) イサバル県プエルトバリオス市 ホテル
2007.04.24 邦人男性(長期滞在者) 強盗事件(銀行で出金の後) グアテマラ市 Zona15 路上Uターンポイント
2007.04.25 邦人男性(長期滞在者) 強盗事件(銀行で出金の後) グアテマラ市 Zona4 銀行近くのバス停
2007.08.01 邦人男性(長期滞在者) 強盗事件 グアテマラ市 Zona14 住居前路上
2007.08.25 進出企業現地職員 強盗事件(車両) グアテマラ市 Zona7
2007.10.11 進出企業現地職員 強盗殺人事件 グアテマラ市 グアテマラ県 ビジャヌエバ市
2007.10.29 邦人女性(永住) 強盗事件 グアテマラ市 Zona1
2007.10.30 邦人男性(長期滞在者) 強盗事件 グアテマラ市 Zona10 路上
2007.11.08 邦人(長期滞在者) 強盗事件 グアテマラ市 アンティグア行きバス車中 トレボル
2008.04.20 邦人女性(短期滞在) 強盗事件 グアテマラ市 サンミゲルペタパ 赤信号で停車中
2008.05.19 協力隊員(3名) 路上強盗 グアテマラ市 Zona10
2008.5.31 邦人男性(長期滞在) 窃盗事件(車上荒らし) グアテマラ市 Zona15 展望台
2008.6.1 邦人男性(長期滞在) 窃盗事件(車上荒らし) エスキントラ県パリン市 食堂前に駐車中
2008.8.19 邦人企業(現地職員) 強盗事件 グアテマラ市 Zona13
2008.8.21 邦人女性(長期滞在) 路上強盗 グアテマラ市 Zona10 路上
2008.10.6 邦人男性(短期滞在) 路上強盗 グアテマラ市 Zona10 路上
2008.10.8 邦人男性(長期滞在) 近傍ビルにおける脅迫 グアテマラ市 Zona13
2009.2.19 邦人男性(短期滞在) 路上強盗・傷害(ナイフ使用) グアテマラ市 Zona1 AM5:30
2009.2.19 邦人女性(短期滞在) 強盗(シャトルバス) ウエウエテナンゴ県
(メキシコ発-ケツアルテナンゴ行バス)
2009.2.22 邦人男性(短期滞在) 強盗(バーへの侵入強盗) アンティグア市 PM10:00
2009.3.2 進出企業現地職員 強盗(店舗への侵入強盗) グアテマラ市 Zona15 洋品店 PM12:20
       
凡例 赤:殺人事件 橙:強盗事件 白:その他

※置き引き・スリ等の軽微犯罪は含まれていない。


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別紙 6

独立家屋と集合住宅の比較

  独立家屋 集合住宅
利点 ・ 居住スペースから屋外への避難が比較的容易。

・ 独自の警備対策を実施しやすい(犬、塀の嵩上げ等)

・ 地震による倒壊などの危険性が低い。
・ 高層階(3階以上)は賊の侵入の対象となりにくい。

・ 警備対策のコスト(警備員雇用費用等)が安価

・隣人の援助を得やすい。
欠点 ・ 侵入が比較的容易(無人になる可能性が高い)

・ 警備対策のコストが高い。
・ 居住スペースから屋外への避難経路が限定される。

・ 地震による倒壊などの危険性が高い。

・ 既存の警備対策の変更が困難
留意点 ・ 住居を取り巻く四方のうち三方が他の住宅に囲まれている物件を捜す(道路や公園、空き地に面した物件は避ける)。

・ 外周塀や門扉の高さ・強度・忍び返し・施錠設備などを調べ、容易に侵入できない構造になっているかどうか確認する。

・ 車庫は施錠でき中から外の様子を確認できる構造であるか確認する(車庫の門扉は、人員用と車両用が区別されているものがよい。 また、車両用の門扉はリモートコントローラーで開閉できるのが望ましい)。

・ 隣人の家族構成、職業等をできる限り把握する(空き家でないことを確認する)。
・住人が多いほど部外者の出入規制は困難になるので、世帯数の多い集合住宅は避ける。

・警備員の配置、勤務態勢などを確認し、十分な警備対策がとられているか確認する(複数の警備員が24時間常駐しているのが望ましい)。

・駐車場の入り口が堅牢な門扉であり、入居者以外が容易に立ち入ることができない構造になっているか確認する。(警備員によりコントロールされているのが望ましい)。

・ 敷地内に来客者用の駐車スペースが十分確保されているか確認する。

・ 入居戸数に対し十分な避難経路(非常階段、避難梯子等)が確保されているか確認する。

・ 防火・消防設備が整っているか確認する。
<共通>
・ 建物の堅牢性、地盤等について十分調査し、安全性を確認する。
・ 周辺の住居と比べて安全対策が不十分でないか確認する(賊が侵入しようとする場合、各住居の安全対策を比較し、最も進入容易な家を選ぶため)。

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別紙 7

住居の安全対策

防衛線の定義及びその目的
第1次防衛線
(敷地外周)
第1次防衛線とは、住居の外周に沿って設けた敷地の境界線を構成する防衛線をいう。住居への不法な侵入・攻撃等を監視し、更にはこれを抑止して第2次防衛線への直接的な侵入・攻撃を阻止することを目的とする。
第2次防衛線
(建物外周)
第2次防衛線とは、住宅建物の外周を構成する防衛線をいう。侵入者の直接的な攻撃あるいは住宅建物内部への侵入を阻止することを目的とする。集合住宅(アパート)の第2次防衛線は、集合住宅建物内の居住部分の外周を構成する防衛線をいう。
第3次防衛線
(避難室)
第3次防衛線とは、第2次防衛線内に設けた避難区域(通常主寝室を避難室エリアに設定する)の外周を構成する防衛線をいう。侵入者が第2次防衛線を突破した場合にも、直接的な攻撃から身を守るとともに、外部へ連絡し救援を求めるための時間的余裕を得ることを目的とする。



防衛線基本設備
の内容
安全対策






1



外壁 材質 コンクリート、ブロック、レンガなどの堅牢なものにする。鉄柵は外から中が見え、構造によってはよじ登ったり、ジャッキなどでこじ開けたりして侵入しやすい場合があるので好ましくない。
高さ 高ければ高いほど良いが、容易に侵入できない2.5m以上が望ましい。
障害物 外壁の高さが十分でない場合、あるいは賊の侵入をより困難にするために、塀の上に障害物(有刺鉄線、蛇腹鉄条網、忍び返し、金網フェンス、ガラスの破片、高圧電線等)を設けるとよい。
監視カメラ 住居内部より周囲の状況を確認するのに有効であり、設置するだけでも抑止力になる。ただし、容易に破壊されたり、目隠しされたりしないように配慮する必要がある。また、録画機能があれば事件発生日時・犯人の特定のための証拠となる。
侵入警戒装置 赤外線センサー等を利用した侵入警戒装置を設置し、賊の侵入を察知できるようにしておくと良い。さらに、緊急連絡用ボタンあるいは自動通報により、警備会社から警備員が派遣されるシステムを導入すると良い。
その他 外壁の周囲に侵入に利用できるもの(樹木、電柱等)がある場合は、撤去するか障害を設置するなどの対策を講ずる。
門扉 材質 金属製で、賊が容易に破壊または侵入できない堅牢なものが良い。また、外壁と同様、鉄柵は好ましくないので扉の交換が困難な場合には、鉄板を取り付けるなどの補強を施すと良い。
高さ・障害物 外壁と同様にする。門扉部分だけ進入し易い構造になっていては、いくら外壁を強化しても意味がない。
覗き穴 自ら外出する際や来訪者を確認する際、門扉を開けずに外部の様子を確認する手段として、覗き穴あるいはテレビ監視装置付インターホン等を設置すべきである。
脱出口 通常の出入り口のほかに脱出口があることが望ましい。
錠前 堅牢な錠前を複数設置することが望ましい。  
植生 植え込みや樹木等は、賊の隠れ蓑になるのでよく整備する。庭全体が室内から見渡せることが望ましい。  
その他 庭に梯子や2階へ上がるための足場になるようなものは放置しない。  
防犯灯 防犯灯は、賊の侵入を心理的に抑制するための手段として有効である。門柱、外壁の要所、邸内の要所、玄関等に設置する。
駐車場 出入口の構造 門扉と同様、容易に侵入できない高さ及び強度が必要である。また、施錠ができ中から外の様子を確認できる構造であるか確認する。人員用と車両用が区別されているものが良い。
開閉 車両用の門扉の開閉は、同居人もしくは使用人、警備員等が実施するかリモート・コントローラーで実施する。
警備員 警備員の配置は、第1次防衛線周辺の監視強化のために極めて有効な手段である。警備員が信頼に値する場合には、外壁や門扉等の高さ及び強度が十分でなくても、これをある程度カバーし、賊の侵入を抑止することが可能である。  
警備犬 訓練 警察犬のように特殊訓練を受けた犬を飼うか、自ら訓練を行う。訓練は現地の人がわからない日本語で行う。家人以外から与えられた餌は食べないように躾ける。複数飼うことが望ましい。  
予防接種・保険 犬には必ず狂犬病等の予防接種を行うとともに、万一、人に噛み付いた場合の加害保険にも加入しておく。  

2



出入口扉 材質 金属性が最もよく、木製の場合でも1枚板で厚さ5cm以上が望ましい。また、外開きのほうが望ましい。
錠前 既存の錠前のほか、チェーン・キーやカンヌキなど複数の鍵を設置する。
来訪者の確認手段 覗き穴あるいはテレビ監視装置付インターホン等を取り付け、扉を開けることなく来訪者を確認できるようにする。
鉄格子等 窓からの侵入を防ぐため、飛散防止フィルム、鉄格子、防犯シャッターなどを取り付けることが望ましい。鉄格子を設置する場合、頑丈な構造及び素材のもので、ジャッキ等により押し曲げられたり、切断されない強度のもの、取り付け部分が容易にはずされない強度であることが重要である。また、火災等の発生を考慮し、開閉できる部分(脱出口)を設置しておくことが望ましい。  
侵入警戒装置 磁気センサーや振動センサー等の侵入警戒装置を設置し、賊の侵入時に警報が鳴るようにしておくとよい。
カーテン等 外部から室内の様子が見えないように、薄手のカーテンやブラインドを設置し、昼間も遮蔽する。
建物の構造 鉄筋コンクリート製のものがよいが、木造などで強度が十分でないものは補強する。また、床下、屋根、屋上、隣家のテラス、非常階段などからの賊の侵入は盲点となりやすいので注意する。

3



出入口扉 材質 第2次防衛線の出入口よりも丈夫な扉を設置することが望ましい。
錠前 既存の錠前のほか、チェーン・キーやカンヌキなど複数の鍵を設置する。
覗き穴 覗き穴を設置し、部屋の外を確認できるようにする。
鉄格子等 窓からの侵入を防ぐため、飛散防止フィルム、鉄格子、防犯シャッターなどを取り付けることが望ましい。鉄格子を設置する場合、頑丈な構造及び素材のもので、ジャッキ等により押し曲げられたり、切断されない強度のもの、取り付け部分が容易にはずされない強度であることが重要である。また、開閉できる部分(脱出口)を設置しておく。  
侵入警戒装置 磁気センサーや振動センサー等の侵入警戒装置を設置し、賊の侵入時に警報が鳴るようにしておくと良い。
カーテン等 外部から室内の様子が見えないように、薄手のカーテンやブラインドを設置し、昼間も遮蔽する。
構造 壁、床、天井等の構造は、入り口扉の強度と同等あるいは均整のとれたものでなければならない。
連絡手段 電話、無線機、警備会社への緊急連絡用ボタン、サイレン付ハンドマイク、警笛、強力な懐中電灯、(高層アパートにあっては)異常事態の発生を通行人に知らせるビラなどを常備する。する。また、緊急連絡リストを常備する。
金庫等 旅券や金銭などの貴重品を保管する場所を設ける。また、最悪の状況を想定し、賊が押し入ってきた場合に備え、賊に渡す現金を用意しておく。
備蓄品 懐中電灯、ラジオ、食料、水、医薬品などの備蓄品を常備しておく。

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別紙 8

緊急連絡先一覧表



外務省 代表電話 0081-3-3580-3311
HPアドレス http://www.mofa.go.jp/mofaj/index.html別ウインドウが開きます
在グアテマラ日本国大使館 代表電話 2382-7300
FAX 2382-7310
領事班直通電話 2382-7321
領事担当官携帯電話 5978-0265
電子メール(代表) embjpn@intelnett.com
電子メール(領事班) embjpn1@intelnett.com
HPアドレス http://www.gt.emb-japan.go.jp/別ウインドウが開きます







国家災害対策本部 代表電話 1566
2385-4144
FAX 2362-8361
HPアドレス http://www.conred.org/principal.php別ウインドウが開きます
消防 Bonberos Voluntarios 122
Bonberos Municipales 123
赤十字 125
2332-4649
交通警察 代表電話 1551
アウロラ国際空港 代表電話 2331-2684、0311
フライト情報 2332-2585
代+内線270
警備局 2331-4842
代+内線215、339
出入国管理局 2360-8540

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別紙 9

国家文民警察連絡先一覧表

警察署
番号
県 名 管轄地区 電話番号
11 グアテマラ県 首都第1区 2区(一部) 3区 4区 8区 9区 2238-0794
12 グアテマラ県 首都第2区(一部) 6区 12区 17区 18区 24区 25区
サン・ペドロ・アヤンプク市 パレンシア市
サン・ホセ・デル・ゴルフォ市 チナウトラ市
7879-9655
2254-4239
13 グアテマラ県 首都第5区 9区 10区 13区 14区 15区
フライハーネス市 サン・ホセ・ピヌラ市
サンタ・カタリーナ・ピヌラ市
2362-1225
2362-7714
2362-7706
署長(Sub-Com. Rodas Cifuentes)「スブ・コミサリオ・ロダス」 5551-4694
副署長(Sub-Com. Benigno Fuentes)「スブ・コミサリオ・フエンテス」 5686-7767
第2分署(首都第10区所在、第10区・14区管轄)  
分署長(Of.2o.Madrid ) 「オフィシアル・マドリッド」 5726-2286
第4分署(首都第15区所在、第15区・16区(一部)管轄)  
分署長(Of.Otto Noerio Barahona) 「オフィシアル・バラオナ」 5551-5018
14 グアテマラ県 首都第7区(一部) 11区 12区 21区 2432-7067
2433-0235
15 グアテマラ県 ビジャ・ヌエバ市 サンミゲルペタパ市ビジャ・カナレス市 アマティトラン市 6631-3910
6636-9799
16 グアテマラ県 ミスコ市 サン・フアン・サカテぺケス市
サン・ペドロ・サカテぺケス市 チュアランチョ市 サンライムンド市
2431-3313
2431-3422
21 フティアパ県
エル・プログレソ県
フティアパ県全域
グアスタトーヤ市を除くエル・プログレソ県全域
7844-1120
7844-2001
22 ハラパ県 ハラパ県全域 7922-4261
23 チキムラ県 チキムラ県全域 7942-0256
24 サカパ県 サカパ県全域 7941-0504
31 エスキントラ県 エスキントラ県全域 7888-1120
32 サンタ・ロサ県 サンタ・ロサ県全域 7886-5479
33 スチテぺケス県 スチテぺケス県全域 7872-2460
34 レタルレウ県 レタルレウ県全域 7771-0120
41 ケツァルテナンゴ県 ケツァルテナンゴ県全域 7765-4995
42 サン・マルコス県 サン・マルコス県全域 7760-1296
43 ウエウエテナンゴ県 ウエウエテナンゴ県全域 7764-0987
44 トトニカパン県 トトニカパン県全域 7766-4375
51 アルタ・ベラパス県 アルタ・ベラパス県全域 7951-2222
52 バハ・ベラパス県 バハ・ベラパス県全域 7940-0168
53 エル・プログレソ県 エル・プログレソ県の内のグアスタトーヤ市のみ 7945-1026
61 イサバル県 イサバル県全域 7948-0120
62 ぺテン県 ぺテン県全域 7926-3310
71 キチェ県 キチェ県全域 7755-1572
72 ソロラ県 ソロラ県全域 7762-4000
73 チマルテナンゴ県 チマルテナンゴ県全域 7839-6005
74 サカテぺケス県 サカテぺケス県全域 7832-0251

緊急電話番号 110 または 120

※緊急時は、大使館にご連絡いただくか、直接最寄の警察署にご連絡ください。
首都第10・14・15・16地区においては、管轄の分署長(二重線の囲い)が、日本人担当として指名されています。
(110番、120番はかかりにくい場合があります。)


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別紙 10

国立病院連絡先一覧表

地域 名称 電話
グアテマラ県 グアテマラ市第1区 Hospital General San Juan de Dios 2253-0423 al 29
グアテマラ市第11区 Hospital Roosvelt 2471-1441、6380
24721381
サカテペケス県 アンティグア市 Hospital Nacional Pedro de Bethancourt 7831-1319
アルタ・ベラパス県 コバン市 Hospital Regional de Cobán 7952-1315、2050
サンタ・ロサ県 クイラパ市 Hospital Nacional 7886-5509、5309
チマルテナンゴ県 チマルテナンゴ市 Hospital Nacional de Chimaltenango 7839-1504、1876、2479、5777
チキムラ県 チキムラ市 Hospital Modular de Chiquimula 7942-0363、6263
エスクイントラ県 エスクイントラ市 Hospital Nacional de Escuintla 7888-0083、0783、1955
7889-5147、48、50、58
7889-3028
ペテン県 フローレス市 Hospital Nacional San Benito 7926-1333
エル・プログレソ県 グアスタトーヤ市 Hospital Nacional 7945-1290、1324
ウエウエテナンゴ県 ウエウエテナンゴ市 Hospital Nacional 7764-1414、1060
ハラパ県 ハラパ市 Hospital Nacional 7922-4293、4537
フティアパ県 フティアパ市 Hospital Nacional 7844-1560、4190、2323
スチテペケス県 マサテナンゴ市 Hospital Nacional 7872-0176、1365、4052
イサバル県 プエルト・バリオス市 Hospital Nacional 7948-3073、7
ケツアルテナンゴ県 ケツアルテナンゴ市 Hospital General de Occidente San Juan de Dios 7767-4283
レタウレウ県 レタウレウ市 Hospital Nacional 7771-0116/2、
7771-1567/8、
7771-3233
バハ・ベラパス県 サラマ市 Hospital Nacional 7940-0125、0401
サン・マルコス県 サン・マルコス市 Hospital Nacional 7760-1140
キチェ県 サンタ・クルス・デル・キチェ市 Hospital Nacional Santa Elena 7755-1782、4120
ソロラ県 ソロラ市 Hospital Nacional 7762-4108、21、22
トトニカパン県 トトニカパン市 Hospital Nacional 7766-1466、7
サカパ県 サカパ市 Hospital Regional 7941-0302、0418、2078

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別紙 11

主要私立病院連絡先一覧表

地域 名称 電話 FAX 備考
グアテマラ Z10 Hospital Centro Medico 2279-4949
2361-1649、50
2331-7533 24時間診療
scliente@hospitalcentromedico.net
Hospital Herrera Llerandi 2384-5959 2331-5192 24時間診療
Z14 Hospital Bella Aurora 2366-1140 2366-1029 24時間診療
Z15 Hospital Sanitario Nuestra Señora del Pilar 2279-5000
2420-0000
2279-5077
2369-3249
24時間診療
Dra. Sandra Chow (救急外来直通:2369-3387)
アンティグア Hospital Privado Hermano Pedro 7832-1190 7832-7852 24時間診療
Santa Lucía 7832-3122、5789   救急受付:07:00~19:00

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別紙 12

携行品・非常用物資リスト

携行品 いつでも持ち出せるように準備しておいたほうがよいもの
品目 備考
旅券 旅券及び査証・滞在許可の有効期間を確認し、早めに切替・更新の手続きを行っておく
査証申請中(受理されてから発給されるまでの間)である場合は出入国許可が必要
最終頁の「所持人記載欄」は漏れなく記載しておく
資金 当面の生活費等をまかなうための現金、有効なクレジットカード等
航空運賃、出国税($30又はQ240)、空港使用税($3又はQ20)等避難のための移動経費
身分証明書等 免許証、当国政府・地方自治体発行の身分証明書等
携帯電話 連絡手段としてのみならず、時計、メモ、照明としても活用できる
非常用物資 避難場所への移動を必要とする場合に備え、常備しておいたほうがよいもの
品目 備考
衣類 行動に便利で、殊更人目を引くような華美な物でないもの(長袖・長ズボンが賢明)
麻、綿等吸湿性、耐暑性に富む素材が望ましい
履物 行動に便利で靴底の厚い頑丈なもの
寝具 寝袋、毛布
衛生用品 タオル、歯磨きセット、石鹸、トイレットペーパー、紙おむつ等
食料 軽量、高カロリー、長期常温保存可能、調理容易なもの(10日分以上)
食器・調理器具 ナイフ、缶切り、栓抜き、紙製等の食器、割り箸、固形燃料等
飲料水 携行しやすい形態のもの(ペットボトル又は大型の水筒)、携帯濾過器があるとなお良い
医薬品 家族用常備薬、常用薬、外傷薬、衛生綿、包帯、絆創膏等
ラジオ 短波・FM受信機(電池式)、予備電池
地図 国内及び近隣国の道路地図
照明器具 懐中電灯、ライター、蝋燭、マッチ
防災具 ヘルメット、防災頭巾、軍手等

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