=-=-=-=-=-=-=-=
=-=-=-=-=-=-=-=
● 風俗、習慣、健康等
1 風俗・習慣等
上記「滞在時の留意事項」にも記載のとおり、地方や離島に行く場合は、先住民族のメラネシアン(カナック)の風俗・習慣をよく理解し、尊重することが大切です。
2 飲料水
飲料水は、9月〜11月の渇水期や特に激しい雨が降った後に水質が悪化することがありますので、ミネラルウォーターを飲用することをおすすめします。
3 病気等
(1)蚊を媒体とするデング熱の発症例が見られます。デング熱の初期症状は、熱を伴った風邪とよく似ていますが、病弱な人や高齢者や幼児が罹患した場合などでは、初期段階で医師の治療を受けないと命に関わることがあります。特に2月〜5月に増加しますので、肌の露出を避けたり、虫除け剤を利用するなど、デング熱対策も必要です。
(2)レプトスピラ症という感染症が報告されています。ネズミの尿で汚染された水から経皮感染します。感冒様症状、結膜の充血、黄疸などが生じ、診断治療が遅れると命に関わることもあります。特に大雨や洪水の後には、ゴム長靴やゴム手袋を必ず着用し、直接水に触れないよう気をつけてください。
(3)必要な予防接種や注意すべき病気などについては、以下の厚生労働省検疫所ホームページをご参照ください。
https://www.forth.go.jp/destinations/country/melanesia.html
4 医療事情
一般的にフランス本国と同様の衛生管理がなされているので大きな問題はありませんが、複雑な手術を行う場合など、周辺国への移送が必要となる場合もあります。
5 海外旅行保険への加入
海での事故やサイクロンの被害などで怪我をした場合など、滞在費用の問題のみならず、治療を受けたり、緊急搬送が必要となる場合があります。
一般的に海外の医療施設で受診した場合、高額な医療費を請求されます。また、無保険でなおかつ支払い能力が無いと判断された場合には、治療を受けることができない可能性もあります。
海外旅行保険は、種別や加入タイプにより対象となる傷病や限度額、また、保険を適用できる病院(地方都市ではこのような病院はわずかです)が異なります。保険によっては提携病院でサービスなどが受けられる場合もありますので、加入時に必ず確認し(可能な限りキャッシュレスで治療を受けられる保険への加入をおすすめします。)、安心して渡航できる保険に加入するようにしてください。
海外旅行保険加入のおすすめ(https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html )もご確認ください。
6 医薬品の持込み、持出し
医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続きについては厚生労働省の次のホームページをご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html
- ○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
- ○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/
−−−−−−−−−−
トップページ
−−−−−−−−−−